■BANGAI-2002D■
明石海峡大橋を通過する<おれんじ8>を見に行ったのだが・・・


写真 左:明石海峡大橋を行く<おれんじ8> 中:明石海峡からの黄昏 右:タコフェリー<あさなぎ丸>

●航海 明石海峡往復
@★★★★★ 往路 明石→岩屋 明石淡路フェリー<あさなぎ丸>

A★★★★★ 復路 岩屋→明石 明石淡路フェリー
<あさなぎ丸>
 総トン数:1,381.00 全長:65.02m 巾14.00m 喫水:2.95m 主機関:1471KWx2 航海速力:15.0ノット 旅客定 員:467名(1.5時間未満) 積載可能車両数:乗用車2台・8Tトラック18台 就航年月日:H03.11

●旅程 日帰り
第一日目 
大阪→明石→朝霧 明石海峡大橋に<おれんじ8>通過見学 朝霧→明石→岩屋→明石→大阪

 

 相変わらず、ふと思い立ち昼過大阪13:00発のJR快速で明石に向かった。折り返しの普通列車で朝霧まで一駅戻れば充分に午後二時前に大蔵海岸へたどり着けるので明石海峡大橋14:15通過予定の<おれんじ8>を見られると出かけることになった。
 数日前までの天気予報では午後か雨模様とのことであったが前日当日の予報では曇りのち晴れに変わっていた。朝方のTVニュースの映像に映っていた明石海峡大橋の状況は殆ど快晴の感じであったら快くして出発。予定通り午後二時前に大蔵海岸に降り立った。青空の広がる好天であった。
 朝霧駅は大蔵海岸へ通じる陸橋のある駅で昨年の花火大会で、この陸橋上で幼い命をはじめ十一名の尊い命が奪われた悲惨な事故があった場所である。人影もまばらな陸橋を渡ると海側の出口の右手に「想い」の石像と犠牲者の名を記した石碑が鎮座していた。ふと手を合わせ合掌。

●期せずして<マーメイドU世号>との出会い

写真 大蔵海岸公園に設置されていた堀江謙一氏の太平洋単独横断ヨット<マーメードU世>
 エレベーターで地上へ降りると目の前に何やらオブジェ風の構築物がある。何かと思いきや、それは堀江謙一氏のビール樽で作られた船体やペットボトルの再生品の帆などのリサイクルヨット<マーメイドU世号>の展示場であった。

写真 リサイクルヨット<マーメードU世>その背景を解説するパネル
 ビール樽を繋ぎ合わせた双胴式の船体の上に平板な甲板が作られ、その上に船室が設けられマストが左右にそれぞれ一本ずつ計二本が天を突いてそそり立っている。それにしても小さなヨットである。よくもまぁ、このヨットであの太平洋を横断したものだと改めて感心させられる。

●明石海峡大橋を行く<おれんじ8>

写真 明石海峡大橋を行く<おれんじ8>
 晴れ上がった空、澄み切った空気、青い海。行き交う船舶も多い瀬戸の海の要衝の景色は美しい。明石海峡大橋を眺望するには絶好のスポットであるが・・・。昨年、この大蔵海岸でもアリ地獄のような砂浜での陥没でひとりの幼い命が奪われていた。そのための安全点検と危険箇所の改修工事が今もなお行われているのであろう、海辺にはフェンスが巡らされ立ち入り禁止の措置が取られていた。
 それでも東端側の岸壁は半ばまでは海側に出られるので明石海峡大橋を眺望するにはやはり好都合である。
 心地よい爽やかな潮風に吹かれながら待つこと暫し。明石海峡大橋北端の橋脚の傍らに米粒大の白い未確認物体を肉眼で認める。双眼鏡を手に確かめること暫し、どうやら<おれんじ8>の船影らしい。近づくにつれあのオレンジ色の左右のファンネル、船腹に描かれた虹のような図形に<おれんじ8>であることを確認する。
 秋晴れの青い空に瀬戸の青い海、明石海峡大橋を巡る白い<おれんじ8>の姿は美しい。美しい船は「海の女王」と称されることが多い。確かに美しい景色の中に優美な姿を誇らしげに航行する船にはそんな趣が漂っている。
 近づく船影を追いながらハイクオリティーにデジカメの精度の設定を変えて幾度もシャッターを切る。明石海峡大橋に接近する<おれんじ8>通過する<おれんじ8>端を背に遠ざかって行く<おれんじ8>の光景は刻々とカメラに収められていったはずであった。少なくともそのつもりでシャッターを押していた・・・・。
 が、結果は無惨にも未だ原因不明なのでが殆どがどうしたことか何も映っていなかった。わざわざ<明石海峡大橋を行く<おれんじ8>にご対面をと出かけてきたのにである。正にドジを地で行くとはこのようなことなのであろうか。公園のベンチに腰を下ろし遠ざかる<おれんじ8>を見送りながら暫くは行き交う船を眺めていた。

 悔いても写っていないものは仕方がない。そう思えば昼食抜きの身には空腹が訪れてくる。朝霧駅に戻り明石まで引き返す。駅から徒歩で「魚の棚」へ向かい西側入り口から数軒入ったところの北側にある「よし川」と言う卵焼きの店へ向かう。明石では卵焼きというのだが、卵をふんだんに使い柔らかく焼き上げたたこ焼きで出汁に浸して食う美味い食い物である。下駄の歯が片方欠けたようなまな板のような台に一人前十五個が並び600円也。
 焼き上がるのを待つ間にもデジカメの再生を再度確認するが、やはり数十度もシャッターを押したはずなのにほんの数枚しか映っていなかった。

 とにかく卵焼きで腹を落ち着かせ魚の棚を散策。夕食にはまだ早いので腹ごなしの散歩をかねてコーヒーブレイクと決め込み、しからば港へとタコフェリーの港に向かう。明石港待合所には隣接する喫茶・お食事処「あさぼらけ」がある。石海峡や淡路島を望む最高のロケーションと言うことに宣伝文句ではなっているがこれはちょっと大げさだが奥まった一角では確かに港の出入り口越しにタコフェリーの入出港の光景を見るには絶好のスポットである確かに淡路島もその向こうには見える。価格はリーズナブルで朝定食(400円)に、昼はボリュームたっぷりのうどんや人気の鰻丼、喫茶メニューもありコーヒー1杯300円からお気軽にご利用できる、と言うことなのでここでコーヒーブレイク。

写真 明石港のタコフェリー<あさかぜ丸>
 奥のテーブル席に陣取ると直ぐに大きな見晴らしの良い窓の向こうに接岸していた<あさかぜ丸>が出港していった。やっぱり港はいい。出船を見送りながらのコーヒーブレイク。

写真 明石港のタコフェリー<あさなぎ丸>
 暫くすると今度は<あさなぎ丸>が入港してきた。乗りたくなった。船を見れば乗りたくなる。では乗ろうと言うことになりコーヒーを飲み干すと待合室へ移動した。乗船券は自動販売機で発券している。大人ひとり片道320円。時計の針は16:55をさしていた。今、出迎えた<あさなぎ丸>の出港は時刻表を見ると17:05でちょうどいい時刻だ。直ぐに待合所を出て乗り場に向かう。地上係員に乗船券を手渡し車載ブリッジから船内へ乗り込む。
 明石海峡大橋架橋以来存続が一時期は危ぶまれていて居たようだが結構乗り込む車両は多い。船室へはいると程なく<あさなぎ丸>は出港した。左舷明石海峡大橋側の窓際の席に座して暫し海を眺める。船内放送で船内案内や救命胴衣や船舶の説明などが流れると同時、十五分の航海をお楽しみ下さい告げる。十五分の航海とは言っているが実際には何時もこの航路は二十分程度を要しているのではないかと思われる。
 船室内は禁煙となっているので後部デッキへ出る。潮風が心地よい。行く手前方に明石海峡大橋が近づいてくる。橋の向こう遠くに大型船の船影が認められるので双眼鏡で覗く。白い大きな船体でどうやらフェリーのような感じであるがこの時間帯に航行するフェリーとなれば一体どの船なのだろうと思いながら船影を追う。

●タコフェリー<あさなぎ丸>で明石海峡大橋を潜り淡路島往復

写真 明石港から岩屋港へ向かう<あさなぎ丸>船上から
 ふと気が付くと行く手前方に我が<あさなぎ丸>航路前方を右から左へ横切っていったのであろうか白い客船が見えた。神戸港のレストラン船<ルミナス>であった。橋を通過する大型フェリーを双眼鏡で覗き続けるうちに船腹には何と<パンスタードリーム>の船名が読みとれる。これは運がいい。週に二度しかないチャンスに巡り会えたことになる。

写真 <あさなぎ丸>船上から明石海峡大橋を通過して明石の町並みを背に航行する<パンスタードリーム>
 明石の街並を背に<パンスタードリーム>は一路韓国釜山に向かって行った。我が<あさなぎ丸>は<パンスタードリーム>を遠目に反航するとやがて明石海峡大橋を潜り岩屋港を目前にしていた。17:25岩屋港に入港。乗船客がみな階下への降り口に消えて行く。甲板員が接岸のために後部デッキへ作業に向かって行く。
 降りることもなくこのまま引き返したい我々は後部デッキの椅子に腰を下ろし煙草を燻らせていた。
「入港してますよ降りて下さい。」
「このまま戻りたいのですが・・・。」
「そうですか、じゃ、どうぞ乗っていて下さい。」
 最後尾で接岸作業を終えた甲板員が通りすがりに声を来た。

●タコフェリーの「たこ」こと<あさしお丸>は岩屋港に停泊していた。

写真 岩屋港に停泊中のタコフェリー<あさしお丸>
 写真左は岩屋港停泊中の<あさなぎ丸>船上から、右は出港間もなくの同船上から<あさしお丸>を撮影した。この船腹に描かれた大タコがタコフェリーと称され親しまれる所以であるが、この日は岩屋港の予備岸壁に接岸されていてピストン輸送の運行は<あさなぎ丸>と<あさかぜ丸>の二隻で行われていた。

写真 <あさなぎ丸>船上からの明石海峡大橋 左:岩屋港停泊中のデッキから 右:岩屋港出港直後のデッキから
 岩屋港を折り返し17:40に出港した<あさなぎ丸>は間もなく明石海峡大橋を潜る。淡路島よりの橋脚近くを通過する航路からは雄大な明石海峡大橋が明石の街並を背景に眺望できる絶好の景観が展開する。

写真 岩屋港から明石港に向かう<あさなぎ丸>船上から後方に阪九フェリーを望む
 橋を見送りながら後方を遠望していると大型フェリーが追い上げてくる。船名は認めることが出来なかったが船姿と時刻的状況から推察するに阪九フェリーの泉大津から門司へ向かう一便<ニューながと>または<ニューあかし>ではないかと思われた。

写真 左:明石海峡からの黄昏
 17:40に岩屋港を出港した<あさなぎ丸>船上からは黄昏を迎えていた。明石海峡から西方に向かっては瀬戸の海は大きく広がっている。その水平線の方に真っ赤な夕日が沈んで行く。空をあかね色に染め海面をきらきらとオレンジ色に輝かせながら美しい光景が広がる。明石港に近づくにつれ水平線に夕日が沈み行く。
 明石港入り口の灯台を横にする頃夕日はぴたりと水平線に接していた。

写真 18:00丁度に<あさなぎ丸>は明石港に入港接岸した。
 18:00丁度、夕日が沈む明石港に<あさなぎ丸>は入港接岸した。港の入り口から向こうには淡路島を背にして西に向かい航行する阪九フェリーであろう船舶が遠ざかっていた。岩屋港にて淡路島に上陸することなく船上に乗りっぱなしでの小一時間の船旅は終わった。片道二十分弱、短い航路ではあるが盛りだくさんの情景に恵まれて期せずして恵まれた船旅であったと不思議に満足する思いであった。
 帰路、岩屋からは車両甲板には車が満杯で溢れていた。乗船客もかなり多かったようで徒歩で最後に降り立った我々の前方には人の列が続いていた。岸壁から駐車場を横切り港の前の道路を渡り歩道に出る。左折すると明石銀座のある大通りに出て来がけに狙いを定めておいた「岩ちゃん」へ向かう。
 だが・・・。ふと思い返せば帰路の乗船料を払った覚えがない。この航路は乗船時に乗船券を手渡すから下船時には乗船券を渡す機会がない。つまり期せずして無賃乗船をしてしまったようだ。いつかの桜島航路でのことを思いだした。鹿児島から乗船して桜島で下船せずに戻って来て、どうやら乗船料の受け渡しは桜島側にしか無かったようで、あのときは期せずして往復無賃乗船してしまったのだが今回は帰路片道であった。
 しかし、いずれにしてもどちらにも次の機会には払いそびれた船賃を支払わねば・・・。(^^)

 

●余談 明石の味、これぞ絶品! 明石の地元漁師さんが獲った新鮮な海の幸を満喫させてくれる、居酒屋「岩ちゃん」 明石市本町一丁目6-5 電話078-913-1980
 腹ごなしにタコフェリーの明石港へ向かう道すがら後で食欲が出てくれば立ち寄ろうと狙いを定めていた居酒屋「岩ちゃん」大通り明石銀座の西側歩道に面した港寄りにあった。見るからに地元の気楽なお店と言った店構えで素人丸出しのなぐり書きのようなPOPが間口三間あまりの店の前面に色々かかれていて賑やかだが中を覗き込むことは出来ずどんな店内かは知るよしもなかった。アルミサッシの入り口からして決して高級店には見えなかったが何となく美味そうな気配を感じていたわけである。
 港まで腹ごなしに歩きコーヒーブレイクをしている間に、やっぱりタコフェリーに乗ろうと言うことになり岩屋へ往復して戻ってくるとちょうど程よく食い気が甦っていた。
 港からあるくことほんの数分「岩ちゃん」の店に前に辿り着いたが、やっぱり一瞬ちょっとためらう。だが、まぁいいやとばかりにアルミサッシの戸を開くと黒ふぐかと思えるようなにこやかな主人がカウンターに向かって客席に座っていた。
 珍入した客を笑顔で迎えてくれる。
「いらっしゃい。どうぞ・・・。」
 主人はカウンター席へ誘ってくれながらカウンターの中へ回り込んでいた。紙おしぼりを差し出すと
「今日はあかんねん、暇や。巨人阪神戦があると誰も来んわ・・・。」
 いとも気さくに言う。カウンターの前にはネタケースがあって、タコ、イカ、小振りの鯛、穴子、生くらげ、さざえ、何とか貝とか言う見たこともない貝などが並んでいた。カウンター越しに見える水槽には小さな縞鯛が数十匹、そこに鱧が数匹一緒に泳いでいた。
 明石タコ料理は刺身、たこぶつ、塩焼き、天ぷらなど何でも表のPOPにも書いてあったように紙に書かれたマジックでのなぐり書きのお品書きには700円均一と書いてある。造り盛り合わせ1000円、煮魚700円、焼き魚800円などなどどう見てもやはりリーズナブルな価格と見た。まずはお勧めの造り盛り合わせと連れが酒を良く浴びるのでまずはお勧めの白鹿山田錦の冷酒を、小生は酒をたしなまないのでウーロン茶を注文する。気さくな主人は何かと気楽に色々話してくれる。
 何でも義兄が漁師だそうで、その日の漁で上がったものをネタにしているとのことで
「どれもこれも前で獲れたもんや。生くらげはここにはおらんから宮城から取り寄せてる養殖もんやけどな美味いぜ。」
 と屈託がない。盛り合わせの造りはタコ、イカ、生クラゲであった。量が半端ではない、それぞれに五切れづつくらいが四角い皿に盛られている。お勧めの穴子の刺身も注文する。
 この日、小生は運悪く歯が腫れていて固いものを食えないので怖ず怖ずとイカと穴子を一切れずつ食う。美味いの一言に尽きる。生クラゲにも箸を進めて口にしたが何とも美味そうなのだが固くて食えない後ろ髪を引かれる思いを抱きながら口から出した。
 固いものが食えないならと、主人は気遣ってくれながら煮魚、焼き魚食えるだろうと言うとお任せとばかりに引き受けてくれた。暫くして出てきた煮魚、ぷ〜んと香ばしい醤油の香り、紛れもなく生醤油だけで煮込んだ魚だ。小振りの舌ヒラメがなんと頭としっぽを切り落とし三匹皿に盛られて出てきた。焼き魚はれんこ鯛であった。いずれもとにかく新鮮そのもので美味いといった程度のものではない。絶賛の超逸品絶品に値する。
 期せずしてであった旬の地の味、海の幸。もう驚きびっくりおったまげた。始めに突き出しに出されたイワシの煮物と手作りの卵焼き、これももちろん言うにおよばず美味かった。
 余りにもどれもこれもうまいので他にも何か美味いものをと言うと、あの鱧を湯引きで梅肉で食えと言う。もちろん一も二もなくお任せ。泳いでいた一番大振りの鱧を手際よく湯引きにしてくれた。大きな皿に大葉が緑に一枚添えられているだけで湯引きされた縮れた鱧のみが山盛り盛り上げられていた。
 小生は京都人である。ふと脳裏を過ぎる想いは活け鱧一匹の落とし(湯引きの意の京言葉)なんて超贅沢、凄いものに出会ったものだ・・・。と、もうびっくり。怖ず怖ず箸を進める、悔い慣れたぐじゅぐじゅ柔らかい鱧とは大違いでしゃっきとした食感は新鮮さを物語っていた。あまりにも美味い・・・絶句。
 さらに主人は止めとばかりにか、これをどうぞと小鉢を差し出してきた。何とそれはタコの子の煮付けであった。タコの子などというものは都会の一般人の口には滅多に入るものではない。高級料理店でにぎにぎしくちょこっと突き出しなどには出すところもあるようだが超高級珍味で庶民の口には滅多に入るものではない。それがさりげなく小鉢といえども頃合いの大きさに切った切れ目が幾つも入っていた。
 あまりに美味い美味いを連発したからだろうか、主人はタコの子まだあるから食えとまた一盛り出してくれた。もう感激そのものであった。余りにも美味くて感激しきり必至に悔いまくったので残念ながら写真を撮ることもすっかり忘れていた。

 

明石淡路フェリー<タコフェリー> 

 

2001 H13
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2002 H14
■FR−022■  
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思い立っての船旅 今世紀・2001-200X