NHK新人歌謡コンテスト(平成3~9年)


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 テープ審査、スタジオでの歌唱審査を経て残った十数名の歌手がNHKホールからの生中継の中、「歌」でグランプリを競う番組。

第1回から3回のグランプリ受賞者

受賞者
第1回 諸岡菜穂子 
第2回 山本実枝 (後にMinkと改名) 
第3回 井上りつ子 

 第1回(平成3年)から3回(平成5年)までは「その年デビュー予定からデビュー1年まで」の歌手が対象。 まず1曲歌い、各審査員は出場歌手の中から3人を選ぶ。 上位3人が決勝として別の曲を歌い、審査員の挙手によりグランプリが決定されるという方式。

第4回から7回のグランプリ受賞者

受賞者歌合戦初出場出場回数備考
第4回  田川寿美 第45回(平成6年) 4決勝で逆転したのは彼女だけ
第5回  石嶺聡子 第46回(平成7年) 1トップバッターで最高得点
第6回  門倉有希 第47回(平成8年) 1ぶっちぎりの高得点
第7回  岩本公水 第48回(平成9年) 1林あさ美を振り切る 

 第4回(平成6年)から「グランプリ受賞者は歌合戦に出場」という超特大特典がつき、対象歌手も「新人からデビュー3年まで」と変更された。 同時に、歌を歌うとその場で得点が表示され、上位3組に残るとステージ上に用意された席に座ることができるという方式へ移行。 全員が歌い終わった時点で得点が上位の3組が決勝へ進み、別の曲を歌唱。 決勝では3組が歌い終わったあとでそれぞれの得点が表示され、グランプリが決定された。

 NHKとしても、歌合戦に出場させる以上は大晦日までに顔を覚えてもらわないといけないので、「歌謡コンサート」に毎月出演させるなどバックアップを行っていた。

 受賞者を見ればわかるようにグランプリ受賞者はすべて女性。 男性歌手の参加者がいなかったわけではないが、人数も少なく、辛口な点数がつけられることが多かった。 当時の演歌界は、一刻も早い人気のある若手男性演歌歌手の登場が望まれていたが、ついにこの番組からは現れなかった。