三方分山( 三方分山:1,422m ) 2006.04.09 登山



【PHOTO & 記録 三方分山 3】


釈迦ヶ岳へと向かう途中、 左手には樹林越しに南アルプスの山々が見えた。 しかし、 樹林が邪魔をしてなかなかその全体の姿を見ることができない。
イライラしながら先に進んでいくと、 ようやく樹林が切れ、 南アルプスの白き峰々を見ることができた。 恐らく、 悪沢岳(右)赤石岳 と思われる。

8時52分、 釈迦ヶ岳頂上着。
何の特徴もない寂しい頂上である。 この山域にはもう 1つ同名の 釈迦ヶ岳 があり、 そちらの方はピラミダルな形も美しく、 また頂上には地蔵尊が置かれているなど、 こちらとはエライ違いである。
とはいえ、 この釈迦ヶ岳頂上からの展望も捨てたものではない。 樹林の隙間からだから それほど広い展望は得られないのだが、 雪で真っ白な 北岳間ノ岳、農鳥岳など、 南アルプスの山々が美しい。

また、 後ろを振り返れば、 やや木々の間に隠れ気味とはいえ 富士山 を見ることができる。
しかし、何となく居心地が悪いのは、 やはり雑然とした周囲のせいであろうか。 すぐに釈迦屋敷跡なるものを訪ねて 先へと進むことにする。

少々道は分かりにくいが、 とにかく林の中をまっすぐ進み続けると、 5分ほどで 右手の窪地に石像が見えてきた。 恐らくここが釈迦屋敷跡なのであろうが、 由来や歴史などを書いたものは何もないので、 この場所の位置づけは不明である。
ここにかつて宗教的な建物があったというのであろうか

再び釈迦ヶ岳山頂へと戻る。
写真の通り寂しい頂上であるが、 周辺の木や草がキチンと刈られているだけマシ ということであろう。


三方分山 1、  三方分山 2、  三方分山 4、  三方分山 5 もご覧下さい。

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