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21.いい歳旅立ち 22.もしかして愛だった 23.阿川佐和子のワハハのハ−この人に会いたい4− 24.モテたい脳、モテない脳(澤口俊之・共著) 25.太ったんでないのッ!?(檀ふみ・共著) 26.トゲトゲの気持 27.オドオドの頃を過ぎても 28.けっこん・せんか 29.ピーコとサワコ 30.空耳アワワ |
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ウメ子、恋する音楽小説、屋上のあるアパート、マチルデの肖像、スープ・オペラ、婚約のあとで、ギョットちゃんの冒険、うからはらから、正義のセ、正義のセ2、正義のセ3 |
負けるもんか |
●「いい歳 旅立ち」● ★★ |
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2006年02月 |
佐和子さんの子供時代から現在にいたるまで、という内容のエッセイを収録。 なお、この5月、集英社Be文庫に「阿川佐和子の和食修行」が収録されました。内容はほとんど料理の作り方なので購入は見送りましたが、挿入されている佐和子の写真をめくるだけでも、過ぎし年月が感じられました。(佐和子さんん、失礼の段お許しを) 1.確認家族/2.主役時代/3.いい歳旅立ち |
●「もしかして愛だった」● ★ |
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2006年01月 2002/11/04 |
我ながら、佐和子さんのエッセイを飽きずによく読むものだなぁと思います。 本書の表題「もしかして愛だった」は、収録されたエッセイのひとつ、「購買愛」に出てくる一言。 |
●「阿川佐和子のワハハのハ」● ★★ |
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2005年04月 |
週刊文春連載中の対談「この人に会いたい」bS このシリーズも早や4冊目。すっかり定着化したという安定感があります。 宮沢りえ/双葉十三郎/堺正章/国谷裕子/渡部篤郎/日野原重明/伍代夏子/野村萬斎/おすぎとピーコ/村治佳織/立川談志/佐藤愛子・上坂冬子/原辰徳/美輪明宏/井川遥/野坂昭如/戸田和幸/岡江久美子/永六輔/森本毅郎/大竹しのぶ/山本夏彦 |
●「モテたい脳、モテない脳」(澤口俊之・共著)● ★ |
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2005年06月
2005/08/24 |
脳機能学の教授・澤口俊之氏と佐和子さんによる、対談風科学ガイド。 それにしても、脳について語っている筈なのに何故男と女の話に行き着くのか。 まえがき(阿川)/脳はいかにして進化したか/脳の基本的構造/脳と体の意外な関係/異性にモテる遺伝子学的理由/頭がいいってどういうこと?/男と女の知られざる戦略/遺伝子の本当の目的/「脳」を育てる/あとがき(澤口) 澤口俊之:1959年東京生、北海道大学理学部卒、京都大学大学院理学研究科修了。エール大学医学部を経て北大大学院医学研究科高次脳機能学分野教授。 |
●「太ったんでないのッ!?」(檀ふみ・共著)● ★☆ |
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2007年05月 |
阿川佐和子+檀ふみというコンビ、すっかり定着してしまいましたねぇ。本書も、このコンビあってこそのエッセイ、という印象です。 お2人に共通する点は数々あれど、まず第一に食欲、美食へのこだわりがある、と言って良いでしょう。それあってこそ、本書の美食譚があるというもの。 本書は、雑誌「デリシャス」に連載されていたエッセイとの由。 構成としては、集英社の往復エッセイと同じ。はじめにお互いへの簡単なコメントがあり、美食版往復エッセイの後には、再びお互いの近況に対するコメントがあります。 ただ、やたらとお2人の顔写真、それを飾るイラストが織り込まれているものですから、お2人の表情を思い浮かべながら楽しめる、という趣向。 それにしても、これだけ美食を楽しめる、食べることに情熱を燃やせるというのは、羨ましいこと。 銀座の高級仏料理店のこと、その美味しさ故に舐めまくりだった佐和子さんに対し、クレームブリュレの無料追加サービスがあったとか。本書を象徴する可笑しいエピソードです。 終わりの方で、仏コートダジュール行きのことが書かれていますが、これは先般TVで見たグルメ紀行のことか。 ちとマンネリ化の向きもありますが、食いしん坊には楽しい一冊です。 |
●「トゲトゲの気持」● ★★ |
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2006年10月
2003/09/27 |
佐和子さんのエッセイをこれだけ多く読んできて、それでもなお飽きもせず、面白いよなぁと思いつつ読んでいるのですから、やはり面白いんだよなぁと、改めて心強く感じた一冊。
未だ面白いという理由は、曝露ネタがまだまだあり、歳を重ねるごとに増えている面もあり、さらに曝露の虫の蠢きが少しも衰えることない、ということに尽きるでしょう。 ※なお、私の不在中、家人、息子も本書を読んで楽しんでいたらしい。 |
●「オドオドの頃を過ぎても」● ★☆ |
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2006年12月
2004/02/09 |
帯にある檀ふみさんの紹介文は次のとおり。 本書は、文庫本巻末の解説文や、あちこちの雑誌等に載せた短文を収録したエッセイ集。 もう一度会いたい/お会いしてみれば/あの頃から/本のまわりで/娘としては/私の死亡記事 |
●「けっこん・せんか」(檀ふみ・共著)● ★★ |
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2007年06月
2004/03/30
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阿川佐和子・壇ふみコンビによる共著の4冊目、そして初の対談集。 はじめに/あのとき、アンタは若かった/いま、結婚したい・・・/私たち恋上手です/日米お見合い摩擦/お楽しみはこれからよ/ダンさんは性欲強いほうですか/もう愛の話は聞かないで/それでもお皿は回る/結婚なんて、ばっかみたい/アガワは「火宅の人」の隠し子だった/いまどのくらい不幸?/言っていいこと、悪いこと/若けりゃいいてもんじゃない/タブーを破って「男」の話/親が小説家だからお嬢さま? |
●「ピーコとサワコ」(ピーコ・共著)● ★★ |
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2011年08月
2005/08/30
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とても愉快で楽しい、毒舌ピーコと佐和子さんの対談集。 冒頭第1〜4章はピーコさんの毒舌が遠慮なく発揮されて、仰天もしますけれど、とても愉快。 ダンフミさんとサワコさんの友達同士の愉快な対談集とはまた違った面白さを味わえる対談集。ピーコさんの経歴、視野の幅広さがあるからこその面白さでしょう。お薦め対談集のひとつです。 はじめに/テレビのウラ話をめぐるホンネで爆発!の巻/テレビタレントをめぐる寄らば斬るゾの巻/ファッション・チェックをめぐる卑しさと品格の巻/子どもとペットをめぐる腹の立つこと限りなしの巻/ピーコの家庭の躾をめぐる優しさと豊かさの巻/ピーコの愛と性をめぐる愛欲とガマンの巻/サワコの恋愛と結婚観をめぐるおどおどと豪胆さのあいだの巻/ピーコを育てた大物たちをめぐる泣きながら学んでの巻/ピーコのゴージャスな交友をめぐるゲイは身を助くの巻/おわりに |
●「空耳アワワ」● ★☆ |
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2008年03月
2005/07/01 |
1998年03月から2004年12月まで雑誌「婦人公論」に連載した巻頭エッセイ「ああだこうだ」を単行本化した一冊。 佐和子さんのエッセイ、これまでかなりの冊数を読んできて、もういい加減いいだろうと先般来パスすることにしたのですが、図書館の書棚で見つけると、ついつい手が伸びてしまう。 本書でとくに可笑しかったのは、70歳半ばの実母に「いくらなんでもあたなの歳に、私はそこまで惚けていなかった」と言われたこと。原稿が書けない苦しみに比べれば何のそのと、痛みに耐えながらも自らの胃カメラ手術の一部始終をモニターで見届けたこと。 |
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