オリエント急行(ブリティッシュプルマン)

ヨーロッパを走るオリエント急行は3つあります。ひとつは、パリからブカレストまでの、ユーレイルパスでも乗れる普通の電車。(トーマスクックの時刻表にもオリエント急行と書いてあります。)

もうひとつは、忘れるぐらい昔日本にも来た事があるノスタルジック-イスタンブール-オリエント急行(NIOE)です。なんと、途中台車を交換しながらシベリア鉄道を通って来たらしいのです。一部の百貨店で、NIOEのコーヒーカップなどの食器(日本製)や、コーヒー豆、紅茶の葉(関西では阪神百貨店ぐらいだと思います。日食さんが販売しています。)が手に入ります。

そして、ここで紹介するのは、ベニス-シンプロン-オリエント急行(VSOE)です。ここでは英国内に限って紹介する為、本当はブリテッシュプルマンの紹介になります。

感動的なプルマン車両の1日旅行の前にVSOEについてもう少し。

VSOEは、ロンドンのビクトリア駅を出ると、パリを通り、名前にもなっているシンプロントンネルを通過し、イタリアのベニスまで、一泊二日のすばらしい旅行を体験させてくれます。(ドーバー海峡はVSOE専用ラウンジのあるフェリーで渡ります。)

ブリティッシュプルマンは、VSOEの英国内用のプルマン車を利用した日帰りツアーです。リーズ城へのコース、バースへのコース、どこにも行かない昼食ツアー、パリやベニスに行くお客といっしょにフォークストンへ行くコースなど、いろいろあります。

さあ、おしゃれをしてビクトリア駅へ行きましょう。

ビクトリア駅には専用チェックインカウンターがあります。チェックインをすませたらチケットを見て下さい。プルマン車の名前が書いてありますか。それぞれのプルマン車に名前があり、それぞれの歴史があります。

車内の豪華さにも驚きます。マホガニーを使った寄木細工模様の壁、座り心地のいい大きな椅子、トイレの床のタイルのモザイク。車内のデザインは、車輌ごとにちがいます。

これから始まるわくわくの旅にこころをおどらせた人々をのせた列車が発車のアナウンスもなく走り始めます。

しばらくすると、今までで一番おいしいシャンパンが配られます。とってもいい香りがします。

あなたもレイディー、サーと呼ばれる至上最高の列車の旅をどうぞお楽しみください。

オリエント急行は日本で問い合わせ、予約ができます。
株式会社オリエント・エクスプレス・ホテルズ・ジャパン 
TEL 03-3265-1200

 


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