ヴァチカン博物館

2002 9.21

ローマ
 【ヴァチカン博物館】
 10ユーロ(CDガイドは5.5ユーロ)
 とても広い博物館ですが人の群れに従って歩けば主要なところはほとんど網羅出来る。

古代ローマ

教会
ヴァチカン  
ヴァチカン博物館の私たちがたどったルート:エジプト美術館(ほとんどつっきる)→キアラモンティ美術館→ピオクレメンティーノ美術館→ 燭台のギャラリー→タペストリーのギャラリー→地図のギャラリー→ラファエロの間→現代美術館(ボルジアの間)→システィーナ礼拝堂→ ヴァチカン図書館→カフェ
 
サンピエトロ大聖堂
広場

 妹が楽しみにしていたのはアウグストゥスの像である。(鎧をきて片手を挙げている立像)その像は新回廊にあった。
新回廊はナポレオンに持ち去られてしまった彫刻が戻ってきた時に保管するために造られた回廊でキアラモンティ美術館から始まっている。
しかし、その扉は硬く閉じられていた。
閉館している・・・・。
 アウグストゥスの像は入口近くだ。なんとか見ることは出来ないのか??と私たちは閉じた扉にへばりつき、隙間から中を覗いた。
・・・・。
手前の像が邪魔で見ることは出来なかった。場所まで調べていたのに〜。
まあ、よくある話である。
ピーニャの中庭(左)とラオコーン(右)
 ピオクレメンティーノ美術館にある、ラオコーンは必見だろう。ネロの黄金宮殿跡から出土した傑作だがすばらしい。
 ヴァチカン博物館は傑作、名品ぞろいで豪華すぎて感覚がおかしくなるとよく言われるがすごくわかった。最初、美しい天井に見とれんばかりだがだんだん慣れてきてしまうのだ。後は惰性のようにみてしまう。
 さて、普通は次はシスティーナ礼拝堂なのだが、今回の私の目的はもうひとつある。
「ボルジアの間」だ!!
小さい頃からボルジアの毒薬やらアレッサンドロ6世やチェーザレの野望やら本で親しんでいた私はせっかくここまで来て見逃す手はない。 現在は現代美術館になっていて、お客さんもほぼ、だれもいません。私の目的は壁画です。自分たちをモデルにした絵があると聞いていたので目をさらにして探しました。
ルクレチアと言われている絵(左)とアレッサンドロ6世とチェーザレと言われている絵(右)
【ラファエロの間】と【ヴァチカン図書館】
ラファエロの間:アテネの学堂の中にある自画像(左)とヴァチカン図書館の天井(右)
 【システィーナ礼拝堂】
 中に入るとまるで胎内にいるような感覚になる。ミケランジェロの絵は近くでみると迫力がありすぎる。天井画をじっくりみるために双眼鏡を持参していった。
 ・・・発想はよかったが倍率が良すぎた。ほとんどドアップだった。オペラグラスで十分だと思う。  
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