98年3月のMac日記です。

3月1日3月3日3月8日3月12日3月13日3月15日3月19日3月23日3月31日

3月1日

さすがにUltraSCSIカードの威力だろうか、CD-Rの焼き込みで失敗することはなくなった。
もっとも同時にメモリの増設もしたし、メディアも一番人気の太陽誘電製に変えたから、そのあたりの影響もあるとは思う。まあこれで一枚200数十円とはいえ、無駄なフリスビーを作らずにすみそうだ。
今「二百数十円」と書いて思い出したが、MacEXPOにいったときには一枚150円でCD−Rが販売されていて、そのせいか、先日秋葉原にいったときには何だかメディアの値段が一気に上がったような錯覚を覚えた。あ、でも先月の日記を読み返してみると、別に錯覚じゃないみたいだなあ。
まあ、たとえ250円だったとしても、まだまだ他のメディアに比べれば、かなり安いし、そもそもあんまり安すぎるのも、ろくなことがないらしい。
ウェブには、やはり150円で秋葉原で買ったメディアを使ったところ、どうしても自分のハードと相性が悪いため、交換してもらおうと未開封のメディアを店に持っていったら交換はいっさいしない、と断られたとかいう話が載っていた。
単価が安いからいちいち対応していてはコストがかかりすぎるということなのかもしれないけれど、こんなんでは安心できないので、多少高くても評判のメディアを買うほうがいいと思っている。 私の場合、失敗したのはMaxellとTDK。
本体に付属していた無名メーカーのものとKodak、それに太陽誘電のメディアは、今のところすべて成功している。さっきのウェブの話じゃないけれど、確かにハードとの相性もあるみたいだから、このことだけでメディアの信頼性を決め付けることはできないのかも知れないけど、ハードだって、今一番信頼性がある、とされているYAMAHA製だからなあ。うーむ。
もっともそういう話になるときりがない。焼き込みソフトもできればToastにしたいところだし、いろいろ試してみて、ベストだとおもえる組み合わせを探し出していけばいいだろう。
そのための投資だと思えばフリスビーが少々増えたって、安いものだと思う。

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3月3日

今日SUPERその日暮らしのアップグレードとMacOS8.1JのCD-ROMの申し込みをしてきた。 前者は4000円で、8.1Jは4800円。マイナーアップグレードでこの値段は「高い」という向きもあるみたいだけど、8.0と比べると、かなり改善されている部分も多いし、大半の機能は雑誌の付録やアップルftpから無料に近いコストで入手できる。必要な人だけ買えばいいわけだし、個人的には妥当な価格だと思っている。 HFS+のフォーマットを使う以上、8.1Jの起動ディスクは持っていたいからね。

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3月8日

3/6にMacOS8.1JのCD-ROMが届いた(早かったので、ちょっとびっくり)。で、この際だからハードディスクを全部きれいにして、HFS+を使おうと思い、ファイルを全部CD-Rにパックアップし、新規インストールで8.1Jをインストールした。
その直後からトラブルが発生した。退避したファイルを、HFS+で初期化したハードディスクに移そうとすると、フリーズしてしまうのだ。小さいファイルなら大丈夫なのだが、容量が1MB以上のファイルは全滅。
これではどうしようもないので、暫定的に外付けハードディスクにコピーして、対策を考えることにした。
それからいろいろと試行錯誤が始まった。内蔵ハードディスクはパーティションを切ってHFS+と通常のHFSとにわけてあるので、その通常の方ならコピーできるかも、と思ってためしたところ、やはりだめ。
では、内蔵HDが起動ディスクになっているからだろうかと考え、8.1JのCD-ROMから起動してコピーを試みたものの、これもやっぱりだめ。

そこでCD-ROMと一緒に届いた紙片を見ると、「ある特定の条件下で」ファイルが正しくコピーされない場合がある、とかいてある。
この「ある特定の条件下」というのがはっきり書いてないのは非常に不親切だなあ、と思ったものの、もうどうしようもない。

やはり再フォーマットでHFS+はあきらめるかなあ、と思いはじめていた3月7日、ウェブの情報でB's Crewのアップデータの話を見つけた。
内蔵ハードディスクはB's Crewで初期化していないはずなのだから、この現象とは関係ないだろうなあ、とは思いつつも、いちるの望みを託して、アップデータを落とすことにした。
例のごとく、SE4.5の問題のせいで、BinHex4.0解凍に失敗したが、妻の6410を借りて解凍し、コピーして7500のハードディスクにパッチを当ててみた。

現象が消えた(^^;

これで解決して、やれやれ、と安心はしたんだけど、こういう場合、直接的にはB's Crewと関係していない現象のように思えてしまうから、普通だとなかなかそれを疑うことには思い当たらないんじゃないのかなあ。
ともあれ、HFS+を使う場合、B's Crew2.1が必須になるようだ。サイトはここにあるので、該当する方は、必ず当てておいた方がいい。

それから、このトラブルの間実際に体験してわかったことだけど、CD-Rは太陽誘電よりKODAKの製品の方が安定しているかもしれない。
太陽誘電のディスクは、読み込んでいる時、なんか心もとない音や動きをするみたい。世間の評判とは違うんで、これも勉強になった。

FreePPPも2.6にアップデートしたら、接続終了後、再起動しなくてもつながるようになったし、これで当分は安定して使えるんじゃないかなあ(^^)v
それから最後にちょっと気づいたこと。
8.1Jを新規インストールすると、EGBRIDEの機能拡張ファイルとフォルダが「機能拡張」フォルダの中の「Apple日本語辞書」というフォルダの中に入れられてしまうみたい。
このままだと辞書ツールの起動などができないので、「Apple日本語辞書」の外に出す必要がある。
この「Apple日本語辞書」フォルダには、ほかにも関係ない会社の機能拡張がいくつか入っている。ちょっと気になるなあ。どういう作りになってるんだろう。
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3月12日

Evangelist経由の情報だが、 PC Worldの記事 によると、ラルフ・ネルダーのthe Consumer Project on Technologyが DellやGateway、Micron、Compaq、Hewlett-PackardそれにPackard Bell-NECの社長 宛てにMS以外のOSが載ったPCを買えるようにしてくれないか、と頼む手紙を出した。
例として上がっていたのがLinux, Caldera's Open DOS/Spider, それに、今後登場 が予想されるOSとして Apple's RhapsodyやBeOS が書かれていたらしい。

EvengelistのThe Digital Guyがこの紹介に続けてコメントを寄せているが、その 内容も面白かった。

「彼らはこうした要望を受けて、従来ならMSから出荷ベースの圧力があるから、他の OSまで手が回らない、とかいいわけしてたんだけど、例の訴訟があってから、この言い訳は使えなくなった。今度はどうもdriverの互換性チェックにかかるコストを言い訳にしようと しているみたいだ」と。

Download.comの情報で落としたMORE FILE INFO CMM PLUG-INが面白そう。コンテクストメニューでファイルの詳細情報を確認できるようにする、というものらしい。まだ試してないけれど、近いうちに使ってみようと思う。

盲人向けにマックを使えるようにするソフトoutSPOKENに関する情報がここにあるみたいだね。これもちょっと興味がある。

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3月13日

今日もEvangelist経由の情報3/5付け社員向け公報で、IntelがPowerPC G3を話題にしている。
「Appleは、G3チップがPentiumIIの二倍の速さで動くといっている が、これは本当か?」という質問にこたえる形の文書。
この内容に関して やはりDigital Guyがコメントをつけているが「この文書は巧みに言葉を 選んで書かれているので注意」云々とあるので、気になった部分を少々。
なお、()内は私のコメント。

We
believe(<-しょっぱなからこれ(^^;)
the Pentium(R) II processor delivers the best performance on
applications that matter
most(<-これも気になる)
to typical end users.

で、この後ベンチマークをとるのは難しい、適切なものを使わないと間違った結果になることもある、アップルの使っているBYTEmarkは1990年から使われている、古くて単純なプログラムである、というような内容が続く。
何でもベンチマークはソースコードで提供され、コンパイラの質によって大きく結果が左右されるそうな。その例として
Apple'sWeb site shows BYTEmark scores
varying from 4 to 10 with different
compilers, all on the same Power Mac*
using the PowerPC* 604e-180
processor.
というんだけど、???何がいいたいのかさっぱりわからない。
PowerMac(それもG3じゃなく、604e-180)で違ったスコアが出た。
あ、そう。
それで?
だとすると PentiumIIはG3より速いの??とか言いたくなってくる。
まあ速度の面では、明確に「我が社の方が高速だ」と言い切れないから、苦し紛れに言い訳している、といった感が否めない。
もっともチップの速さだけがすべてじゃないのは確かで、Intelもどうせなら、これこれのソフトなら、G3よりPentiumIIの方が速い、とか限定してアドバンテージを主張すればいいのに、と思う。いくら何でも、ひとつぐらいは有利なソフトがあるんじゃないのかな、PIIに。


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3月15日

DiskCopy6.2をダウンロード。HFS+対応版らしい。
あとMacsBug6.5.4a4をダウンロード。

InfoMACでみつけたThinkSnailは、ジョークソフト。
でもなんかよくわからない。例のカタツムリと顔真っ白のピルの映像が出てくるので、笑えることは笑えるんだけども(^^;

3/12に落としたMORE FILE INFO CMM PLUG-INはなかなか面白い。ファイルの詳細な情報が簡単に手に入るし、ロックのオンオフも簡単。これは便利かもしれない。
MacintoshTroubleNewsによると、8.1J付属のDiskFirstAid8.1も、当然HFS+対応で、これはこれで有用らしい。

最近妻と自分のパソコン、それにプリンタなどをイーサネットでつないで、ついでにISDNを入れてどっちからでも快適にインターネット接続ができるような方法を探している。
雑誌を読んでもサーバをおく方法ばかり載っていて、私が構築したいLANの方法については詳細情報があんまりない。
まあ家庭でできるLAN構築などを参考にしていると、うーんと古いマックでもデータ共有用のサーバにするのは十分なようだし、一万円ぐらいで買えるらしいから、コスト的にも問題ないんだけど、置き場所がないしなあ。
それから、ISDNの話に絡めて、セカンドプロバイダを模索しているんだが、こいつもなかなか悩みどころで、どこも一長一短。何も慌てて新しいプロバイダを探さなくてもいいんだけども、朝日ネットひとつだけというのは、いかにも心もとない。
まあ不満があるわけじゃないんだけどね・・・
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3月19日

B'sRecorderのアップデータがBHAのサイトにあったので、ダウンロードしたのだが、また例によってStuffitDeluxe4.5に対応していないばかりか、アップデータとして当てることができない。
「BHAL128のリソースが異なっています」というメッセージがでて、パッチ当てに失敗してしまう。
その件でBHAにFAXで質問を流してみると、その日のうちに回答があった。
回答文書をウェブなどで公開する場合、事前に許可をとれ、とのことなので詳しくはかけないけれど、この文書通りにすると、確かにアップデートできた。方法に関しては、各自で問い合わせてもらうしかないけど、そんな手間をかけさせるよりは、早急にBHAのサイトでも、この情報を掲示するべきだと思うなあ。
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3月23日

REUDOのトランスハブ5(10799円)とイーサネット・トランシーバ(4900円)、それにアクロスのカテゴリー5 10BASE-T LANケーブル3mもの(560円)を買ってきた。マシン接続の手始めとして、PowerBook520とPowerMac7500をピアトウピアでイーサネット接続してみようと考えたのだった。
1時間ほどで、接続にほぼ成功。「ほぼ」というのは、520のハードディスクに問題があって、フリーズが数回あったからだ。でも原因はわかっているので、このトラブルはシステムのクリーンインストールで解消できると思う。
トランシーバにケーブルが付属していたため、結局LANケーブルは使用しなかったが、今後Performa6410と接続する際に使用するので、無駄にはなってない。まあ、手始めとしてはうまくいったと思っている。
この先は、6410用のイーサネットカードを買ってきて、6410につけているPersoanl Lasar Writerを共有プリンタにする、といったところかな。さらにその先には、プリンタサーバ兼共有ファイル置き場の中古マックを買ってきて、つなぎ、最終的にはISDN接続で、どこからでも快適な通信ができるようにしたい。
ただそうなってくるとTCP/IPの環境設定が必要になってくるから、順調にいくだろうか、ちょっと不安がある。
まあ今回の接続も、結局はOS8のヘルプだけでうまくいったんだから、何とかなるとは思うんだけども
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3月31日

仕事が忙しい(^^;
これを書いているのは、実はもう四月なんだけど、三月中におこった出来事をかかなくちゃならないので。
その忙しい仕事のさなかをぬって、秋葉原にでかけ、エプソンのカラープリンタPM-700Cを買った。
いまさら700、という気持ちもあったけど、会社で使うためのものだし、何しろ750Cが出てからというもの、700Cは大安売り状態。ちょっと高めの店のはずだったけど、それでも三万をはるかに切っていたため、これならいいかな、と決めてきた次第。
デスクパワーにつなぐためのものだから、昨年買ったアルプスのプリンタと単純に比較することはできないけれど、それでもあんなに迷った年末のカラープリンタ購入が、果たして正しかったのか、間違っていたのか、判断の目安にはなりそうだ、とこう思ったわけだ。
あ、でも、もちろん仕事で必要だからかったんだけどね(^^;

で、数日使ってみた感じでは、確かに専用紙を使っている限りにおいては、かなりきれいに印刷されている。アルプスが、やはり専用紙を使った時、おなじくらいきれいだったから、この点ではどちらがいいとは決められない。
その専用紙だけれど、エプソン専用のものでなくてもきれいに印字できるのはいいと思う。エプソン純正の用紙なんて、どこにでも出回っているものじゃないし、サードパーティーの、それも「インクジェット専用」であって、決して「エプソン専用」ではない紙でもきれいなのは、結果としてランニングコストに大きく影響してくると思う。
そうそう、プリンタの速度は、確かにエプソンの方がずっと快適な速度で、これは大きなアドバンテージになっている。また、専用光沢紙をつかったときの印字レベルは、確かに写真なみといっても過言ではない程度のできで、舌をまいた。もっともアルプスでは、この光沢紙を使って印刷したことがまだないので、この点は比較材料にはならない。だって高いんだもんね、専用光沢紙は。エプソンでさえ一枚50円。アルプスの場合だと、インクまで専用のものを用意しないとならないから、おいそれとは使えないもの。

さて、ここからはエプソンの欠点になってしまうが・・・普通紙の印刷のできが、あまりにひどいのは残念。一枚七円の安い紙でさえ、「インクジェットプリンタ用」と銘打たれているだけで、普通紙とはくらべものにならないほどで、逆をいうと、普通紙の印刷には向いてない、ということだね。
あと、これはもしかしたらエプソンのせいじゃなく、WindowsPCの、WindowsPCの、WindowsPCの、WindowsPCの、せいかもしれないけど、カラーマッチングが難しい感じがする。画面でみた感じと、実際に印字されて出てきた絵とでは、どこか色の感じが違うようだ。
これは専用紙を使っても同じみたい。
専用光沢紙を使って、ようやく気にならないレベルになるけれど、この点だけいうと、アルプスの方が忠実に再現されていると思う。
それから、インクのヘリ具合に関しては、やはりこれから大量にチラシなどを作成することになりそうなので、おいおいデータを交えてここにもかくことができると思う。エプソンとアルプス、どっちのプリンタを買おうか迷っている方は、期待してください(^^)v いや、いまさらそんなひとはいないかもしれないが・・・
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随時続く・・・
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