一筆書き再び...

 中国地方「道の駅」でも同じようなことが出来ないか、まあ検討してみるだけでも良い暇つぶしになりそうである。ごそごそと中国地方の地図を引っ張り出し、前回の反省を踏まえて厳密にルートを探ってみる。
  まず右図の様な行き止まり道に「道の駅」がある場合はどうしても同じ道の往復を余儀なくされる。これを回避するためにはその「道の駅」をスタートかゴール地点とすれば良い。今回ざっと見た感じではその様な場所は無さそうだが、島にある駅が気になる。島に渡る橋があるので車で行くには問題無いが、他に渡るルートが無いのでどうしてもその橋の往復が生じてしまう。とりあえず自宅から遠い場所なのでゴールとしてみる。となると、スタートは逆に自宅から近い場所を設定してみた。
  次に、非常識な遠回りとなるような場所にある「道の駅」は無いか。関東の場合、例えば「風穴の里」は国道158沿線にあるがこの道は両側とも行き止まりではない。しかし松本側から行くと行き着く先は上高地。あえて戻る道を探そうとするとそのまま高山市を抜けて東海北陸道~中央道~長野道を経由して松本へ戻るか、高山から富山へ行って北陸道~上信越道~長野道を経由して戻るかと言う壮大なルートになろう。まあ行って行けないこともなかろうが膨大な時間とお金の無駄である。幸い中国地方ではその様な場所も無さそうである。常識の範囲内での遠回りであればそれは旅の醍醐味となろう。
  そんな感じで道路図と照らし合わせながらルートを結んでいく。道路はなるべく国道、県道、最低でも主要地方道を選択し、住宅街や林道のような道及び有料高速道は通らないようにする。「道の駅」への進入道の往復は良しとするが、それ以外は同じ道の往復が無いようたとえ遠回りになってもそちらを選ぶ。ルートを書いては消し、書いては消しながら何とか一筆書きルートが出来た。
  検討だけと言いながら出来てしまうと行ってみたくなる。「スタンプラリー」の催しは終わっているがそれはもうどうでも良くとにかくこの自主ルールで全駅巡りをやってみようと思う。自主ルールなので期間の制限は無い。思い立ったとき行って、適当に引き返す。前ほど気楽に出かけるほど余裕もないのでいつ終わるかも分からない。気長に行ってみたいと思う。

行き止まりはダメ

行き止まり道の往復で同じ道を通ってしまう。

スタート・ゴール

島へ渡る橋は必然的に往復となってしまう。

スタート・ゴール

試行錯誤の上決めたルートの概略図。果たしてこの通り行けるのか。