B777−200の外観は、B767をそのまま一回り大きくしたような感じです。400〜300席クラスの機体ですが、性能の向上と燃料タンクの大型化をねらい、翼幅がB747−400よりは4m程度短く、B747SRに比べて約1mほど長くなっています。胴体径は6.2mで退役したL1011より若干太くなっています。
最大の特徴は大型機でありながら双発エンジンを搭載という形態を採用していることです。
主要概要比較
B777-200 | B747-SR | B767-300 | |
全幅 | 60.9m | 59.6m | 47.6m |
全長 | 63.7m | 70.5m | 54.9m |
全高 | 18.4m | 19.3m | 15.9m |
翼面積 | 427.8m2 | 510.9m2 | 283.3m2 |
胴体径 | 6.2m | 6.5m | 5.0m |
座席数 | 376 C:18/Y358 | 528 C:20/Y508 | 288 |
最大離陸重量 | 447400LBS | 581900LBS | 288700LBS |
最大着陸重量 | 445000LBS | 564000LBS | 280000LBS |
最大零燃料重量 | 420000LBS | 526500LBS | 278000LBS |
最大搭載可能PAYLOAD | 126000LBS | 164000LBS | 94000LBS |
装備エンジン | PW4074*2 | CF6-45A2*4 | CF6-80C2B2*2 |
燃料容量 | 31000USgal | 47950USgal | 12140USgal |
備考 | 国内線仕様 | 国内線仕様 | 国内線仕様 |
操縦性、安全性の向上
フライトコントロールにはフライ・バイ・ワイヤが採用されており、コンピュータ制御による精密なコントロール及びプロテクション機能の追加等、操縦性、安全性が一層向上しています。
信頼性の向上
デジタル技術と最新の電子機器を大幅に採用し、B747-400よりもさらに自動化が進められているとともに リダンダンシー(多重化)及び信頼性の向上が図られています。
新型の大型エンジンの装備
エンジンは世界的に幅広く使用されているプラット・アンド・ホイットニー社製のPW4000シリーズ の派生であるPW4074型を採用しています。
機体重量の軽減
機体材料におけるアルミニウム合金の割合を減らし、カーボン繊維等の複合材料を構造重量の約9%に使用しています。(B767では約3%)
低騒音
新型エンジンとシンプルなフラップの組み合わせにより、機体の大きさはB747-400とほぼ同じながら、騒音値はB767-300ER程度に抑えられています。
居住性、快適性の向上
胴体径が同クラスの機体に比べて大きい上にねオーバーヘッド・ストウェージが改良されたことによって 居住性、快適性に優れています。
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by つっくん