2001/11/01(木) 曇

 なんだかんだで11月である。すっかり冬である。
 そろそろ年賀状対策を検討しなくてはなるまい。……いや、ほんとに、笑い事ではない。油断しているととんでもない目に遭うのである。うむ。

 うむ。……とりあえず、来週考えよう。(爆)

 そんなわけで、今日は早番だったのでバイク通勤だったのだが、それ故に油断して気がつくと会社を出たときに既に午前様だったりする。うーん。

 仕方ないので鉄拳は断念、素直に帰ってくる。うぅ。

 で、『デビルメイクライ』のDMDに挑戦してみるが、やはりファントムに勝てず、散る。

 うー。
 寝るか。


2001/11/02(金) 晴

 社外での勤務だったので素直に帰れば良かったものを、気の迷いで会社に戻ったおかげで、会社を出る頃には日付が更新されている。あぅぅ。
 で、腹が減ったので会社の食堂の自販機でミルクチョコレート&ダイジェスティブビスケット「アルフォート」なるブルボンのチョコビスケットを買う。……いつからビスケットはこんなにややこしいネーミングになったんだ? だいたい、この妙にかっこいいネーミングのチョコレートの売り文句が気に入らない。
午後の、楽しい時間に。
 確かに午後だ。しかし、このキャッチコピーを考えた人間は、こういう状況でこのチョコが食べられることは想定していなかったに違いない。いや、あやうく、午前になるところだったが……えーっと。

 えーっと。

 まあ、いいか。ちなみに、ホームページで検索してみると、この「アルフォート」はブルボンのHPでは凄く扱いが小さい(写真が載ってるだけだ)の割に、意外と話題のお菓子で、しかも評判はかなりいいのであった。まあ、量は多いしおいしいし、帆船の彫り込まれたデザインもかっこいいので人気なのもわからないではない。はは。

 で、帰りに24時間営業のゲーム屋で『アルカナ戦記ルド』なる謎のPSのゲームを買う。タロットカードを使ったボードゲームであるが……タロットに惹かれて買ったけど、やる前からハズレみたいな気がするなぁ、うーん。(自爆)


2001/11/03(土) 雨

 昨日の疲れがとれないし、外の雨なので、今日は一日まったりと『アルカナ戦記ルド』である。
 調べてみると、どうもセガサターンからの移植らしいが、メーカーのHP以外ほとんどまともな記事がない。……当然か、私も聞いたことないぞ、このゲーム。(自爆)

 で、いざ遊んでみると……意外なことにそれなりに面白い。まるでPCエンジンみたいなグラフィックはいま一つだが、ゲーム自体は結構楽しめる。このゲーム、タロットカードをモチーフにしたゲームなのだが、タロットというイメージで一般に知られている大アルカナの22枚とトランプによく似た小アルカナの各スート(数字の書かれていないワンド、ソード、カップ、ペンタクルス)の各14枚、合計56枚のカードをフルに使っているのが珍しい。
(普通、タロットというと大アルカナの22枚しか出てこないことが多いのだ)

 このゲームはボードゲームであるが、ダイスは一切用いない。最初に小アルカナのカードの中から6枚が手札として配られる。プレイヤーはこのカードを使って移動する。各プレイヤーにはスートと呼ばれる属性が定められていて、属性と同じスートのカードはその数字を倍にして使うことが出来る。
 ただし、各スートのコート(1〜10の数札を除くペイジ、ナイト、クイーン、キングの絵札)は移動には使えない。このカードは戦闘時のみ10の札と同じ効果を持つが、それ以外に魔物の召還に用いることが出来る。

 ボード上の「召還陣」の場所に止まると、コートを用いて魔物を(別の「召還陣」の場所に)呼び出すことが出来るのだ。手札に使用可能なコートがあるなら、たとえ移動途中でも強制的に「召還陣」の場所に止まることができる。
(故に「召還陣」の場所に止まるために小アルカナの数札を駆使する必要はない。勿論ワープできるわけではないので、「召還陣」の場所を通過できるだけの数の小アルカナのカードは必要だ)

 召還した魔物は自分と同じように(自分の代わりに)移動させることが出来る。勿論、他のプレイヤーを攻撃することも可能だ。(敵の居る場所を通過する際に、自分か敵のどちらかが戦闘を望むと戦闘になる。移動先の同じ場所に既にプレイヤーや魔物が居る場合は強制的に戦闘となる)
 プレイヤーや魔物には戦闘力が決められていて、例えば主人公の戦闘力はカード1枚+8である。魔物によって、カード2枚の合計+8の修正だったり戦闘力が決まっているわけだ……中にはカード10枚という化け物もいる。戦闘時にプレイヤーは決められた枚数の手札を出し(小アルカナの手札がなかったり出したくないときは、その場で新たにカードを引いてそれをそのまま充当する)、修正を加えた合計値の多い方が勝利する。
 なお、自分と同じ属性のカードを出すと、その数は本来の倍として計算される。
 負けた方のプレイヤーはスタート地点に戻り、手札を勝利者に1枚(ランダムに)奪われる。負けたのが魔物だと(再生能力がない限り)そのまま消滅する。

 更に、コートは大アルカナのカードを作成するために用いることもできる。プレイヤーは自分の手番に移動する前に、コート2枚、または、コート1枚と使用アルカナの数字札2枚を合成して、大アルカナのカードを作ることができる。
 このとき完成するカードは、自分の「契約」している22枚の大アルカナの中の特定のカード(例えば、プレイ開始当初の主人公なら「VIII : JUSTICE」)を作るか、自分を「守護」している大アルカナの中の特定の4枚のカードのうちのいずれかをランダムに作るか、選ぶことが出来る。
(ただし、大アルカナのカードは「逆位置」のカードで出現することもあるが、たとえ「契約」しているカードでも「正位置」か「逆位置」かを生成時に選択することはできない)
 大アルカナのカードは、プレイヤーは自分の手番に移動する前に、その能力を「解放」したり、ボード上の「祭壇」の場所に止まって、カードを設置する事で、その特殊能力を用いることができる。(手札に使用可能な大アルカナのカードがあるなら、たとえ移動途中でも強制的に「祭壇」の場所に止まることができる)
 大アルカナのカードは、それぞれ固有の特殊能力を持っており、その能力は強力である。例えばプレイヤー2人の場所を入れ替えたり、全プレイヤーの手札を全て捨てさせたりすることができる。各カードの「正位置」「逆位置」では効果も異なり、さらに「解放」時と「祭壇」に設置されたときでも効果は異なる。(つまり、大アルカナのカードはそれぞれ4種類の効果を持つことになる)
 移動前に「解放」された能力の発動は一時的なものだが、「祭壇」に置かれたときの効果は(その「祭壇」に他のプレイヤーや魔物が止まってカードを「除去」するまで)恒久的に有効である。

 作成した大アルカナカードは、他の小アルカナの数札と合わせて「変換」することで別の大アルカナカードに変更することも可能だ。このときの変更後のカードには法則性があり、大アルカナのカードの数字に小アルカナの数札の数を加えた数(「逆位置」の大アルカナの場合は数札の数を引いた数)の大アルカナになる。つまり、ランダムではない。
(例えば、「VIII : JUSTICE」と「5」の小アルカナカードを合わせて「変換」すると、「XIII : DEATH」になる)

 「召還陣」、「祭壇」の他に、ボード上には「分岐点」、「宝箱」と「ゴール」がある。

 「分岐点」には、小アルカナの数札でちょうどの数でないと止まることはできない。「分岐点」ではプレイヤーの進行方向を変えることができ、ゲーム進行上、非常に重要なポイントとなることが多い。
(プレイヤーや魔物は基本的に自分が向いている向きに直進し、分かれ道でも「分岐点」以外では進行方向を変えられない……通り過ぎた場合は、ぐるりと一周して戻ってこなくてはならないのだ)

 「宝箱」には強制的に停止することも可能で、「メジャー宝箱」なら大アルカナのカード2枚、「マイナー宝箱」なら小アルカナのカード3枚を手札に加えることができる。

 「ゴール」は最終目標であり、小アルカナの数札でちょうどの数でないと止まることはできない。プレイヤーがこの場所に止まると、直ちにそのプレイヤーの勝利となり、そのマップは終了する。……もっとも、大アルカナが「祭壇」に設置されている場合、「ゴール」しても勝ちにならなかったり、魔物が「ゴール」しても勝ちになったりすることはある……。

 大体のルールはこんな感じである。……まるでボードゲームの説明みたいになってしまったが(まあPSゲームといっても、中身はボードゲームか……)、ルールを簡単に理解できるビギナーモードも付いているので、ルールの理解にはそんなに苦労しない。

 そんなわけで、グラフィックがPCエンジン並でしかもアニメ調なこと、プレイ中に説明書が手放せないことを除けば、思っていたほど悪いゲームではない。なんだかんだ言ってもモノポリーの変形に過ぎない「カルドセプト」系のボードゲームとは、見た目はよく似ていても中身が全く違う点も興味深い。また、文字通りカードの展開によっては大逆転が可能(なにせゴールに着きさえすれば勝ちなのだ)という点も楽しい。
 少々取っつきにくいが手番の選択肢が豊富な分、戦略性も高い気がする。カードの合成時のランダム性が低いのも興味深い。
(大アルカナ1枚と、数札5枚があれば、同じ数の数札でない限り5種類の特定の大アルカナに「変換」できるのだ)

 このゲーム、コンポーネントの絵と画面のPCエンジン風なアニメ調グラフィックでずいぶん損しているが、結構遊べる気がする。大アルカナのカードにはとんでもない効果を持つカードもあるが、ゲームバランスは結構調整されている気もするし。
 売っていたらかなり安価であろうから買っても損はしないとは思うが、まあ、人を選ぶゲームではあるから万人には勧められない気もするな……。

 まあ、なんだかんだで遊んでいたりするわけである。聖山メイザースのガーディアンは詐欺臭い……うーん。


2001/11/04(日) 晴

 昨日とはうって変わって快晴の日曜日である。しかし、年をくったのか一昨日の疲れがとれず、午後まで爆睡する。いや、決して夜中まで『アルカナ戦記ルド』していたわけでは……。

 聖山メイザースのガーディアンは逆位置の「IV : EMPEROR」でゴールを封印して時間を稼いで何とかなったのだが……ってまだやってる私である。えーっと。
 このゲーム、タロットカードとコマとボードがあれば、本物のボードゲームでもできそうなんだけど、出してくれないかなあ。魔物のユニットなんかメタルフィギュアでいいし。あ、「合成」した時用にタロットカードセットが複数いるのは難点か……。

 そんなわけで、「アルカナ戦記 ルド」に燃えていた私なのだが、糸様の召還を受けて大須に赴くことになる。で、携帯電話用のUSBモデム(9600bps)、DVD「Robert De Niro RONIN」、PS『装甲機動隊 L.A.P.D』を買う。……もはや語るまい。
 で、戦力の損耗を最小限に押さえて帰投しようとした矢先、危険な代物を発見してしまう。

 『Enter The Fantasy World of Mage Knight Rebellion』。わかっている、わかっているのだ、トレーディング系ゲームの危険性は……。いや、ボード版で「アルカナ戦記 ルド」をやるため、とかくだらない言い訳はよそう。もはや語るまい。(爆)

 で、3セットも買ったのでフィギュアが30体も揃ってしまったのであった。これは壮観である。こうしてみるといかにもファンタジーな騎士や魔道士風のキャラもいるにはいるものの、むしろ魔物の方が多い気はする。中にはゴーレムという名のロボット(!)や、バズーカ持った兵士とかもいる。……うーむ。そういう世界観か。
 とりあえず、全160種類で30体買ってダブリが1つのみというのは、まあ当たりなのだろう。ああ、また危険なものに手を出してしまったなぁ、うぅ。


2001/11/05(月) 曇のち雨

 一応鉄拳可能時間帯だったので鉄拳する。最初はそれなりにいい調子だったのだが、乱入してきたキングにボコスカに潰される。仕方ないので隣の対戦台に乱入して首尾良く勝ったものの、すかさず別のキング使いに乱入されて負ける。悔しいので李で再乱入して蹴散らすが、今度はヨシミツに乱入され、地面をぴょんぴょん跳ねられて再三コケにされたあげくに負ける……な、情けない。

 修行あるのみである。ぁ、うぅ。


2001/11/06(火) 曇

 社外勤務である。平日であるし、この前の経験から今日は会社に戻らず素直に帰ることに……いや、帰る前に本屋さんに寄ることにする。で、とりあえず『Enter The Fantasy World of Mage Knight Rebellion』のブースターを6つ(フィギュア30体)を買う。もはや宿命である。

 これでユニット数は60体、重複などもあるのでどのみちコンプリートはまだまだほど遠い。全160種類なので、当然の如くまだコンプリートは出来ないのである。まぁ、 Mage Knight の世界にはあまりレアリティという概念はないのだが……。
 もちろん、「あまり」=「全く」ではない。Mage Knight にはユニークと呼ばれる軍団に一つしか使えないユニットがあり、これは特別なユニットで、16種あるらしい。全160種なので単純計算で 10% の確率でしか手に入らないことになる……ブースター2つに1つの割合と言うわけだ。

 しかし、確率論というのは往々にして無視されるためにあるわけで、最初に買ったスターター3つ(30体)からは Amazon Queen (152) 、ただ1体が出たのみであった。もっとも、スターター3つで重複していたユニットはただ1体 Nightblade (30 : Forte version)のみであったので、確率論を無視していたかどうかは疑問の余地がないではないが。

 ちなみに、ブースター6つからは、Hierophant (160)、Magus (145) の、2体が出た。 Hierophant は Rebellion の中でも最強の龍人族の戦士で、単体の戦力を示す「評価点」は145ポイント、ルールブックで練習試合として推奨されている評価点100点の軍団には入れることすら出来ない凶悪なユニットである。(爆) 評価点100オーバーのユニットはRebellion の中では他には Storm Golem (146) 評価点115しかなく、この点だけ見ても凶悪なユニットと言うことがわかる。ちなみに能力は 移動力10(飛行)/攻撃力14(火炎/雷撃)/防御力19(魔法耐性)/ダメージ5(指揮)である(ゲーム開始時)……化け物である。
 こいつを評価点100点の軍団で倒すというのも面白いシナリオにはなるかも知れない。

 Magus の方は 移動力8(魔法移送)/攻撃力12(魔法弾)/防御力15/ダメージ4(指揮)で、こちらはぱっとしない。所属は Atlantis Guildである。「魔法を動力源とした技術を操る人類」とあるこの陣営、一見凄そうだが、ロボット風の Steam Golem や 拳銃を持った兵士 Khamsin Freelancer 、バズーカ砲を持った兵士 Black Powder Boomer は、Black Powder Rebels、「火薬技術を使用する人類、ドワーフ、アマゾン」に所属するので超技術を駆る陣営というイメージは間違いみたいである。もちろん Atlantis Guildにもゴーレムはいるので、魔法対科学の戦いというのも面白いかも知れないが。
 しかし、最初に手に入れたユニーク Amazon Queen も Atlantis Guildなんだよなぁ。なんかイメージが……うーむ。

 で、それでやめときゃいいものを、更に本屋で『世界の戦闘機 No.3 ロッキード F−117』と『JWings 2001/12 NO.40』を買い、荷物を大量に持った状態でスーパーに赴く。……で、蜜柑に鰻にお茶の2リットルペットボトルを2つ、スナックにインスタント焼きそば、などの生活雑貨を買い込む……後先考えずに買い物するのは私の悪い癖である。精算を済ませた後、生活雑貨の山をポリ袋に詰めながら、私はぼんやりと考えたのだった。私はこの山を一体どうやって持って帰るつもりなんだ?
 一応自分の性格というのはわかっているので、私のバイクのタンクバッグにはナップサックを常備しているのだが、今回はそんなものでは焼け石に水であった。結果。私はバイクの搭載限界を試すが如くの重装備で帰宅するハメに陥ったのである……はぅぅ。
 教訓。もう少し後先考えて買い物しましょう。反省。


2001/11/07(水) 曇

 なんでか知らないが会社で渦の向きが話題になる。北半球と南半球では台風の渦の向きは逆である。これは地球の自転によりコリオリ力と呼ばれるものが働くからなのだが……。
 ここからが本題。このコリオリ力により、北半球では洗面台から流れ落ちる水は反時計回りに渦を巻き、南半球では時計回りに渦を巻く。これは事実か?
 謎である。激しく謎である。この話、実は結構有名な話らしく、インターネットで「渦の向き」をキーワードに調べてみると、意外なことに山のように関連ページが出てくるのである。しかし、関連ページは山のようにある割には確定情報がないのであった。
 ページによっては北半球は時計回りだというページもある。台風の渦の向きは確かに変わるが、洗面台から流れる渦の向きにかかるコリオリ力はごく僅かで、迷信に過ぎないと断じているページもあった。逆に実験で証明されているというページもある。
 赤道付近の町で、このコリオリ力により渦の向きが変わることを見せてくれる芸人が居るらしく、赤道から20m(この辺が妖しい)を挟んで渦の向きが変わるのを見せてくれるそうなのである。ちなみに、誰でも疑問に思うであろう、赤道直下では、渦は発生しないらしい。ほんとか?
 比較的信頼性の高い情報としては、天下のANAのホームページにこの記事が載っていて、ANAは渦の向きが変わる派らしい。なにせ飛行機で行き来してるのだから真実味はあるような気もするが……うーむ。

 誰か、南半球に行った人、教えてくれると嬉しいです、いや、ほんとに。


2001/11/08(木) 曇

 なんというか会社の飲み会である。で、素直に帰ればいいものを気の迷いが生じて会社に戻ったおかげで午前様になる。世に言う自業自得と言う奴である。ははははは。はっ。
 おかげで鉄拳も諦めである。
 はぁ。

 はぁ。
 寝るか。


2001/11/09(金) 曇

 珍しくさっさと帰れたので鉄拳する。……なんというか勝ちはするのだが、せいぜい2連勝が限界、それ以上連勝できないのは、やはり腕が未熟ということなのだろう、うぅ。で、ふと時計を見ると21時10分である。そういえば、大須の本屋って22時までやってなかったか?

 ……で、わざわざ地下鉄を別路線乗り継いでまで大須に赴く。この時間になると流石に例の本屋しか開いていない……それで充分である。そんなわけで、『Enter The Fantasy World of Mage Knight Rebellion』のブースターを4つ(フィギュア20体)を買う。宿命である。今回のユニークは「Dwarven Jarl (151)」。能力は 移動力6/攻撃力12(達人)/防御力17(魔法耐性)/ダメージ3(指揮)。(ゲーム開始時) 指揮能力と射程12がウリのユニットである。

 毎日こうなら私も日本の景気に貢献できるのに……で、まぁ、幸せになったはいいのだが、問題は帰りである。もちろん、この私に抜かりはない。もう少し北にバス停があったはずだ……荷物が多いので、たまにはがら空きのバスで帰ろう、という計算である。……で、あった。考えてみれば、私はバスターミナルからバスに乗ったとき以外は常に「偶然バスがバス停に来たので」乗ったことがほとんどなのである。バス停で時刻表を見たら1時間後に最終のバスが出る、とのことであった。……ぉぃ。
 しかし、ここまで来てから地下鉄の駅に戻るのは少々(かなり)辛い。仕方なく別路線のバスに乗り、途中で降りて距離を稼ぐが……うぅぅ。
 まぁ、この時間に歩くのも悪くはあるまい。で、歩く。歩く。ひたすら歩く……うぅ。
 うー。

 やはり公共交通機関なんか頼りにしてはならないといういい教訓を得て、やっとの思いで帰宅した私なのであった。はぁ。
 なんだかなぁ。 寝るか。


2001/11/10(土) 晴

 糸様と手毛手毛に召還されて、ココストア氏も連行して大須に向かう。私の方は特に買い物もないので、とりあえず『Enter The Fantasy World of Mage Knight Rebellion』のブースターを6つ(フィギュア30体)を買う。買い物は無かったんじゃないのか、と言う突っ込みは却下である。
 で、糸様の買い物につき合ってうろうろ大須をたむろっているうちに……DVD『冥王計画ゼオライマーコンプリート』なるものを発見する。なっ、なぬー!? で、買う。宿命である。

 もっとも、今日の被害はその程度で済んだので、家に帰ってからココストア氏と Mage Knight  に燃えてみる。当座、買ってきたブースターを3つずつ分け(スターター+ブースター相当)、100点限定シールド戦をやってみることにする。我が陣営の主戦力は……ユニークのNecromancer (149)!
 ココストア氏の方には Dwarven Jarl が入っていたようだが、評価点が高すぎて使わないことを選択したようである。で、いざ決戦……負ける。
 やはり100点の部隊にユニークは無理があったか……で、再戦を挑む。今度は標準型 Steam Golem を投入することにする。……って、標準型 Steam Golem の方が Necromancer より評価点が高いんですけど。(自爆)
 しかし、今回はココストア氏のサイの目の悪さと Steam Golem の暴風が如き暴れようで勝利する……うーん。

 つまらなくはないが、このゲームにはやはり致命的な欠点があるようだ。それは、広い場所が必要ということである。日本の家庭事情には少々合っていない気もするが……うーん。

 そんなわけで、やはりドイツのボードゲームが、ということで『カフナ』をやってみることにする。このゲームは、群島に魔法の杖と呼ばれる橋を架けることで各島の支配権を争うゲームである。初回、中間、最終決算の際に支配していた島の数で得点を計算し、最終決算で勝負が決まるのだが、初回、中間で勝利を収めても、最終決算で敗北してしまうと負けになってしまうのだ。
 ……そんなわけで負ける。再戦を挑むが、今度は初回、中間、最終決算、全てにおいて敗退する……あぅぅ。

 悔しいので『ロストシティ』をやる。……例によって完敗する。むぅぅぅぅぅぅぅぅ。
 次いで『ローゼンケーニッヒ』をやる。これも、完敗記録の続くゲームだが……今日は一勝一敗となった。一勝一敗で勝った気分になれるというのも何故か悔しいが、まあ、よかろう。

 で、最後に『ガイスター』でシめる。騙し合いのこのゲーム、性格的にこの私の方が有利なようで、勝利レーティングも今までは私が有利、最後は勝ちでシめていい気分を味わおうと思ったのだが……。
 三戦三敗、惨敗である。な、何故……。

 修行が……修行がたりん、うぅ。


2001/11/11(日) 晴

 会社の上司が入院したのでお見舞いに行くことにする。まず場所である。……こんな時こそ文明の利器である。とりあえず、インターネットでホームページを検索、場所は……おお、地図があるな。えっと……。

 ここが大阪です。ここが東京です。愛知県はここです。名古屋空港はここです。愛知県のこのあたりです。
 ……こんな地図でわかるかぁっ!?

 そりゃ、まあ、日本のどこか、と書かれるよりは分かりやすいかも知れないが……うーん。世界に向かって情報公開するからにはこういう配慮が必要なのだろう。しかし、せめて日本語版くらいはもう少し……ううう。
 これじゃあ、UMIN(University hospital Medical Information Network / 大学医療情報ネットワーク)の地図並である。うーん。

 ……待てよ。じゃあ世界の病院ってやっぱりこんな感じなのか?
 思い立ったが吉日。とりあえず調べてみる。
 ワシントン大学付属病院のロケーション。……分かりやすい。世界の中のどこに位置するかはわかんないけど。(爆)
 OSUMC(The Ohio University Medical Center/オハイオ大学付属病院)のロケーション。……ぉぃぉぃ、いきなりPDFかっ!? 世界のどこかはわかんないな……。 
 ロバートウッドジョンソン大学付属病院(Robert Wood Johnson University Hospital)のロケーション。ズームイン/アウト付き。世界のどこかはわかんないけど。(爆)
 いや、アメリカだから世界のどこなんて言わないのか?
 ラーマチャンドラ医科大学付属病院(Sri Ramachandra Medical College)のロケーション。……インドのここだって言うのもわかるし、場所も分かりやすい。うむ。

 ええい、アメリカ帝国め、自分が世界の中心だと思っていやがる!(ぉぃぉぃぉぃっ)
 ……つまるところ、バランスが大事と言うことだな、うむ。


2001/11/12(月) 晴

 バイク通勤だったので帰りに本屋さんによって鉄拳の本を買ってくる。……技の一覧を見てもよくわからない私である。うーん、まだまだ未熟。
 仕方ないので、家に帰ってから唐突に『AWARS.II Ver 2.0』に燃える。最初のうちは戦車や戦闘機を駆使して闘う至極まっとうなシミュレーションゲームなのだが、そのうち「アーマー兵器」と呼ばれる新型兵器が戦場を跳梁跋扈し始める、ある意味凄いゲームである。……って、かなり昔に同じことを言っていたような気も……はは。
 で、昔は勝手に突撃する叛乱新型アーマーを救出するミッションに難儀していたのだが、実はこのミッション、(戦力さえ整っていれば)意外に簡単にクリアできることが判明したのだった。叛乱新型アーマーは都市占領能力を持っているのだが、自陣近くの敵都市を占領せずに戦車部隊でも駐屯させておけば、叛乱新型アーマーはその付近をうろうろするだけで勝手に突撃しなくなるのである。無論、それが分かっても南方から海上戦闘用の敵新型アーマーが出現したりと、簡単にはクリアさせてくれないのだが、戦力があればクリアできることがわかっただけまだマシというものであろう。
 しばらくは遊べそうである。ははは。


2001/11/13(火) 晴

 例によって午前様である。一応鉄拳は出来たものの、誰もいないのでソロプレイ、一応クリアしたもののノーミスは達成できずである。うーん。
 ぐっすし。明日に期待しよう。


2001/11/14(水) 曇り時々雨

 例によって午前様である。今日も鉄拳は出来たものの、対COM戦で敗北してクリアできずである。悔しいので乱入してみるがあっさり勝利、連コインで入ってきた相手を3タテして蹴散らす……が、対COMでまたも負ける。
 はぁ。

 なんだかなぁ。


2001/11/15(木) 曇り時々雨

 そんなこんなで鉄拳である。今日は鉄拳可能時間帯なので、鉄拳屋に向かう道のりで李超狼の10レンコンボのイメージトレーニングをする。右下に入れつつLP,RP,RP,LP,LK,LK,LK,RK,LK,RK……おっし、完璧!
 で、鉄拳屋でいざ実戦投入である。幸か不幸か対戦相手もいないので対COM戦である。ゆくぞ!

 ……全然10連にならない。なぜに?
 しかも、練習してるうちに対COMに負ける……はうっ!?

 はぁ。なんだかなぁ。


2001/11/16(金) 曇

 完全午前様で余裕で終電に乗り遅れて歩いて帰ってくる……ぐはっ。
 で、帰り道の50円から100円に値上げになった代わりに24時間営業になったアミューズメントセンターで鉄拳である。キング使いがいたので乱入してとりあえず勝利、続いて乱入したジュリアも蹴散らすが、次のクリスティに蹴散らされて散る。

 ……修行不足である。うーん。

 で、帰って来たら親の車が夜間居眠り運転車両のテロ攻撃に遭って路上に放置されていた。

 えーっと

 とりあえず寝るか。(爆)


2001/11/17(土) 曇

 居眠り運転車両のテロ攻撃のおかげで徹夜になり、昼まで爆睡である。あとは保険屋任せである。うー。
 
 警察も物損だと事故報告書いて終わり、みたいな感じである。
 はぁ。

 あーあ。


2001/11/18(日) 晴

 会社の人から借りた『ACECOMBAT.04』をやってみる。前から気になっていたゲームだが、やるゲームが山のようにあったので買っていなかったのである。で、起動して……おののく。
 ぎ、技術の進歩おそるべしである。フラップの可動は当然のこと、ベクタードノズル(推力偏向ノズル)まで可変していやがる……凄すぎる。当然の如くベイパートレイル引きまくるし……。
 勿論、実戦の最中にそんなもの眺めることは出来ないのだが、リプレイ画面の華麗さはおそるべきものがある。うーむ、これをやってしまうとIIIはできなくなってしまうな……。
 しかも、音まで実機から録音していやがるし……まぁ、録音したのは空自に取材してやったそうだから、各機体の音は全部F−15の音って言うことになるのだろうが。(笑)
 演出は最高クラスであろう。まぁ、地面に近づきすぎると目一杯テキスチャー貼付が見えるのはご愛敬だ。
 むぅ。

 で、今回は世界は架空、ただし時代背景は限りなく「現代」に近い「近未来」で、登場機は実機という仕様(笑)らしい。前作は世界も架空、登場機も(F−15S/MTD<Short Takeoff & Landing/Maneuver Technology Demonstrator>みたいな一部の実験機を除き)架空の未来世界だったし、空中空母(流行の超大型全翼機ではなく、飛行船みたいな機体だった)なんかも登場したものだが、今回はそういう楽しみはなさそうである。まぁ、最近の最新鋭戦闘機や実験機はそのまんま一昔前の近未来戦闘機みたいなスタイリングしてるから、別に架空機にこだわる必要ないかも知れないし。
(今回はF−15S/MTD出てこないのかな?)
 私の好きな前進翼機なんて昔はGRUMMAN X−29の独壇場だったけど、最近はSukhoi S−37"Berkut"なんて代物まであるし。ちょっと前だとこの名も世間に知られてなかったけど、最近ではすっかりメジャーになったしなぁ。誰もが思ってることだろうが、最近のソ連、じゃない、ロシアはやっぱりヘンだよな。日本のアニメでも輸入したか?(ぉぃぉぃ)

 もっとも、マニュアルに書いてある機体はF−5E、F−4E、F−16C、F−14A、A−10A、Mir−2000、F−22A、Su−37Aなどと、ごく一部を除いて一昔前の主力戦闘機が主体みたいである。せめてF−14はD型にして欲しかった……。登場機がリアル志向の割にミサイルが数十発も搭載可能というリアルさ無視のシューティングゲームである点は相変わらずであるが。(笑)

 でも、やっぱりいいゲームなんだよなぁ。買うしかないのか……。(爆)


2001/11/19(月) 晴

 とりあえず鉄拳出来る時間に帰ってきたので鉄拳してみる。こんな時間でもプレイヤーは居たので乱入してみる……苦戦するが勝利する。再乱入してくれない。うーん。他の乱入者もいないので一人寂しくプレイしていたら6面で敗れる。はうっ?
 しかたなく、隣の台に再乱入する。あっさり勝つが、今度は最終面でヘイハチに撲殺される。うぅ……。

 悔しいので、再度横にスライドしてヨシミツ相手に乱入するが、手抜き勝負に翻弄されたあげく負ける。
 し……修行がたりん。せめてコンピュータには勝てるぐらいの腕には復帰しないと……うーん。
 情けない、うぅ。


2001/11/20(火) 晴

 今日も鉄拳出来る時間に帰ってきたので鉄拳してみる。しばらく10連コンボの練習をしてみる……とりあえず、6連までは続くようになる……が狙って出せるほどではなく(初動で右下に入れねばならないのが少し辛い)まだまだと言った感じである。必勝本を読むと「ルートも分岐しないので相手の腕を確かめるぐらいにしか使えない」とか書かれているが、それでも10連コンボは男の浪漫なのだ。

 で、クマに敗れてノーミスは達成できなかったが何とかクリア、次にガンダムで時間を潰しているうちに鉄拳する人が現れたので乱入して蹴散らし、10連コンボの練習を続ける……そのうち初めて10連コンボを出すことに成功する! 最後のサマーソルトがまぎれもない10連コンボの証である。

 ……でも、やはり確実に出るまでには至らない。今度はノーミスクリアを達成したのでネームを入力、再度ガンダムで時間を潰した後、なにやらキングを駆る人が花郎なプレイヤーを乱入して蹴散らしていたので、私も乱入してみる。

 投げコンボをきっちりキめられて、あっさり負ける。……修行がたりん。はぁ。
 ぐっすし。


2001/11/20(火) 晴

 今日はバイク通勤だったので、午前様でもOKな24時間営業の鉄拳屋に赴く。誰もいないのでソロプレイで10連コンボの練習をしてみる……今日は7連までは続くようになる……が、やっぱり狙っては出せない。難易度が低かったのか、練習しながらでも最終面までノーミスだったのだが笑えることに最終面で負けてしまう。
 はうっ。

 まだまだである。うー。
 ぐっすし。


2001/11/20(火) 晴

 今日は電車通勤だったので、完全午前様になり鉄拳は断念する。で、帰ってから、ぼんやりとネットサーフィンしていて……私的にとんでもない情報を入手する。あの『Xenogears』から遡ること1万5千年前。2001年の人類「ゾハル」発見から、宇宙への移民、星間戦争、デウスの開発、デウスの謎の暴走、デウス封印、そして『Xenogears』のオープニングまでの約5千年間を舞台とする新作、Xenosagaが発売となるらしい。
 ぉぃぉぃぉぃ。なんか、あらすじだけでもとんでもないことになってるぞ。大体前作だって、オープニングから一万年後の世界が舞台って言うのもとんでもないんだが……人類の歴史って何年間だよ。(爆)
 しかし、なんにしろこれはこの私に買えと言うことか? なんか、リンクをたどってみた画面は旧作の世界観とは一線を画している気はするが……名前だけ借りた別ゲームかしらん。あのGガンを彷彿とさせるエンディング付近の怒濤の展開が再現されているなら迷わず買いなんだけど……バベルタワーと最後の紙芝居だけは、今回はナシにして欲しいよなぁ。それでひたすら長いゲームになるのも考え物ではあるけれど。

 思えば前作は1998年12月23日に始めて、翌年の1月6日にバベルタワーを登り切って力尽き、5月24日に再開して6月12日にゲームクリアという足かけ半年かかったゲームなのである。休止期間があるので、実質プレイ期間は一ヶ月くらいなのだが、それにしたって長い。まぁ、他のゲームでもプレイ時間一ヶ月なら似たようなのはないではない。しかし、もし(あり得ないが)『Xenogears完全版』なるものが出たとしたら、プレイに三ヶ月かかってもおかしくない……長ければいいと言うものではないのだ。そういえば、『Xenogears』セカンドクリア計画って流れちゃったなぁ……。

 でも、過去の日記を読み返してると……な、なんかもう一回やりたくなってきた……。(自爆)


2001/11/21(水) 晴

 勤労感謝の日でお休みである。幸せである。勤労に感謝して勤労している人もいることを忘れてはならないが……。
 で、お休みなので『ACE COMBAT 4』に燃える。軟弱なことにEASYでやっていたのだが、あっけなくクリアしてしまう。ちなみに、私ことメビウス1の乗機はF−4からF−16Cを経てF/A−18C、F−14A、A−10A、そしてF−15 ACTIVE(F-15S/MTD)であった。一番長く使ったのは意外なことにA−10A、一番短かったのはF−16である。
 F−16CはF−4の後継機として最初に購入した新型機(F−5Eではあんまり有り難みがない)なのだがF/A−18Cが購入可能になってすぐに乗り換えてしまったのであんまり活躍しなかった。F−16Cの追加装備であるXAGM(多目標同時攻撃対地誘導弾)はそれなりに使えたのだが……。
 で、戦闘と攻撃の両方をこなせるF/A−18に乗り換えたのだが、実際は気分的なこともあって戦闘任務ではその後で買ったF−14A、攻撃任務ではA−10Aで出撃したことの方が多かった気はする。

 今回の『ACE COMBAT 4』でも当初の任務完了後に別の任務を要求されることは多いのだが、戦闘任務8ミッション(MISSION 01,02,04,08,11,13,14,18)は追加ミッション(MISSION 08,13)も全て戦闘任務なので、F−14Aで対地攻撃という恥ずかしい真似をする心配は全くないのである。(いくらボムキャット仕様でも、そいつぁあんまりだ……)

 ただし、攻撃任務から戦闘任務への変更はある。故にA−10Aで出撃して恥ずかしい真似をすることはあるが、攻撃任務から戦闘任務への変更は攻撃任務10ミッション(MISSION 03,05,06,07,09,10,12,15,16,17)中でたった4回(MISSION 09 "OPERATION BUNKER SHOT"、MISSION 12 "STONEHENGE OFFENSIVE"、MISSION 15 "EMANCIPATION"、MISSION 17 "SIEGE OF FARBANTI")、さらにそのうちの2回は戦闘任務と言っても攻撃機A−10A撃墜(MISSION 09)や、爆撃機撃墜(MISSION 15)なので、攻撃任務はほとんどA−10Aで出撃しても問題ないのだ……爆撃機撃墜はちょっと気が引けるものはあるが。
  これはA−10A THUNDERBOLT IIの大ファンである私にとっては嬉しい限りである。かつての『ACE COMBAT』では対戦車攻撃任務というので喜んでA−10で出撃したら、その後で戦闘機の撃墜を要求されてA−10で空中戦というとても恥ずかしい真似をするハメになったので、以降A−10の使用をためらったということもあるのだ。
 この機体、1984年に生産終了したので退役機と誤解している人もいるようだが、湾岸戦争で大活躍したおかげで未だ現役の機体なのである。

 もっとも、今回の攻撃任務の追加として戦闘任務を要求されるミッションのうち、MISSION 12 "STONEHENGE OFFENSIVE" と MISSION 17 "SIEGE OF FARBANTI"の追加ミッションはメビウス中隊のライバルとも言うべき敵イエロー中隊との闘いなので、流石にこのミッションだけはA−10で出撃するわけにはいかない……。クリア困難という意味ではなく、雰囲気の問題である。いくら凄腕が駆る機体とは言え、よもやA−10に撃墜されたらイエロー4やイエロー13も浮かばれないだろう。(爆) ということで、私的にはA−10大活躍な『ACE COMBAT 4』なのであった。戦闘任務は何も言わずにF−14 TOMCAT である。(笑)

 まぁ、流石に後半はF−15S/MTDに乗り換えたが……まぁ、この機体も好きな機体なので良しとしよう。時代の流れで旧式化しつつあるF−15にデジタルFBW制御のカナード翼と2次元推力変更ノズルを取り付けて最新鋭機にも対抗しうる機体に仕上がったF−15S/MTDはつぎはぎだらけの強引さを感じさせる姿ではあるが、かっこいい。イーグルドライバーの称号に憧れを持っている私としては、やはりF−22よりこちらを選んでしまうのだ。(ちなみに実機では2次元推力変更ノズルは初期型にしか装備されていないみたいである。まぁカナード翼だけでも充分かっこいいが……)

 で、今回の(隠し機はともかく通常の)最強機はなんとS−37(Su−37ではない)みたいである。かつて前進翼機と言えば文句ナシにGrumman X−29だった時代が懐かしい。しかし、東側の最新鋭機が最強機として『ACE COMBAT』に登場するなど、初代発売の頃に誰が予想しただろうか……。時代の流れとは恐ろしいものである。結局、資金が無くてS−37は買えず、私は最後までF−15S/MTD乗りだったが。(F−15S/MTDを売却するのが忍びなかったと言うこともある……ちなみにF−14は売却してしまったが、A−10は売らなかった私なのだった)

 どうせならF−16XLも出して欲しかったというのは贅沢だろうか。あの機体もゲームに登場することなくF−20みたいに消え去る運命なのだろうか……あんなにかっこいい機体なのになぁ。残念である。

 さて次は弐周目である。今度はHARDでやることにしよう……大丈夫かしらん。


2001/11/24(土) 晴

 世間は三連休みたいだが、今回は土曜日出勤である。ま、最近は連休も多かったし、まあいっか、って感じなのだが……ニュースキャスターさん、貴方も休みじゃないんだから、三連休、三連休って連呼するんじゃないっ! ぜーはーぜーはー。
 はぁ。

 そんなわけで、今日は割と早く帰ってきた……と言っても、パルコの閉店には間に合わなかったので、ゲームセンターで10連コンボの練習である。割にキまるようにはなったのだが、まだまだである。大体3回もプレイして一回しかクリアできない(それもノーミスではない)というあたり、なんだかなぁである。はぁ。
 で、本屋で火浦功の新作「俺に撃たせろ」を買った後、帰宅して『ACE COMBAT 4』に燃えるが、流石にHARD、MISSION 10のイスタス山岳要塞攻略で行き詰まってしまう。むぅ。
 実のところ敵の攻撃が死ぬほど激しいわけではない(むしろヌるいくらい)のだが、時間制限が厳しくてなかなか時間内にスコアが稼げないのである。
 むぅ。私の腕も落ちたものである。あーあ。


2001/11/25(日) 晴

 今日は流石にお休みである。で、ココストア氏を召還してボードゲームに興じる……予定だったのだが、大須で待ち合わせたのが運の尽き、大須巡りをしているうちに午後も遅い時間になってしまう。別に私が彼を引き吊り回したわけでは……えーっと。

 本日の戦果。特価品(1,500円だった)の、『mythII - SOULBLIGHTER - 完全日本語版』と、microsoftの軍門に下った『MECH WARRIOR 4 - 完全日本語版 -』、加えて『戦闘機年鑑 COMBAT AIRCRAFT ALMANAC 2001-2002』(イカロスmook)、『トムキャット・ハンドブック』(松崎豊一編著/橋本隆写真/原書房)である。後半の買い物は、モロに『ACE COMBAT 4』の影響(ゲームのシミュレート性が低いなんてのは百も承知の上だ)だが、前半は前から買おうと思っていたものを遂に買ってしまったという感が強い。もっとも、『mythII - SOULBLIGHTER - 完全日本語版』は衝動買いの香りもするが……はは。

 で、帰宅してからボードゲームに興じる。『SAMURAI』や『BATTLE LINE』もやってみたかったのだが、インスト不足ということもあり、久しぶりにカードゲーム版 カタンの開拓者に燃える。これまで、ことごとく文字通り一勝も挙げていなかった私だが……何と今回勝利を掴んでしまう。どうも、序盤でココストア氏が無理して作った建造物「大学」を「放火魔」を放って炎上させてしまったのが予想外に大きな効果を上げたらしく、そのあとぱっとしないココストア氏を後目にこちらは早々に「カタンの巨像」を建造、途中で追いつかれたもののそのまま逃げ切って勝利してしまったのだった。自分でも信じられない……相手の運が悪かったのと、こちらの運が良かったのだろう。まぁ、この手のカードゲームで全てが運で決まるわけではないのは百も承知だが……そう、勝ちは勝ちなのだ。
 しかし、二戦目ではあっけなく敗退、実力差というものをまざまざと見せつけられたのであった。うーん。一戦目では「騎士」(軍事力優位の象徴)、「風車」(経済力優位の象徴)を両方奪われながらも押し切るという強引な勝利だったが、流石にそうそう続くものではなかったようだ。
 うーん。

 う゛ーん。
 まぁ、「全く勝てない」と「ほとんど勝てない」では全然違う。……違う。違うはずだ。

 違うかなぁ。(苦笑)


2001/11/26(月) 晴

 今日は社外講習会だったので、寒空の下バイクである。……で、気の迷いで会社に戻ったので寒さに凍えそうになりながら午前様ギリギリで撤収である。あんまり寒いので24時間ゲームセンターに寄ったらコンボットな人がプレイしているので腕試しに挑んでみる。
 ……死ぬほど手強かったが、何故か勝利してしまう。しかし、直後にキングで再乱入されて負け、ニーナで乱入してみるがロウにキャラチェンジした相手にノされる。
 あうー。

 はぁ。まだまだダメである。


2001/11/27(火) 晴

 今日も社外講習会だったので、寒空の下バイクである。……あんまり寒いので、今日は素直に撤退、リサイクルショップで質流れ品の電波時計を買った後大須に向かう。何故に電波時計なのか聞いてはいけない。いや、一応理由はある。実は今まで、うちには電波時計がなかったのである。昔から電波時計というアイテムには結構興味があって(なんとなくハイテクを感じさせるアイテムではないか)買おう買おうと思っていたのだが、実際店頭で見ると、これが結構高価なので諦めていたのである。おかげで、各時計は時計屋もかくやと言うぐらい微妙にずれていたのだ。
 そんな日々とも今日でおさらば、これで我が家も一万年に一秒しかずれない時計をゲットである。1,100円なら安いものである。もう一個買っても良かったかも知れずと思ったりする。ははは。
 ちなみに、ホームページで正確な時間を知るのは意外と大変だったりする。一応日本標準時グループというホームページがあり、JavaScriptで時刻を提供してくれるのだが、私のブラウザでは読めないのだ。そして、ここ以外で時間を提供しているページが見つからなかったのである。ありそうでないのだ、これが。うーん。
 まぁ、いいや。

 で、大須である。目的はHDDである。で、7,200回転のIDE−HDD40Gをゲット、返す刀で『turbolinux7 workstation』を買う。そう、私も遂にDOS/V版Linuxに手を出すことにしたのである。別に「MkLinuxDR3」を見切ったわけではないのだが、PowerMacintosh 7100/66AV の電源ユニットのファンが遂にオシャカになり、熱暴走が怖いので常時可動を断念、代替機として対戦専用機の「地龍」を充てることにしたのである。だからといって何もパッケージ版を買う必要はないのだが、どうせならついでにATOK XとX-Window用のフォントが欲しいと思ってのことである。最近はLinuxのパッケージもたくさん出ていて、どれにするか正直ずいぶん悩んだのだが、結局『turbolinux7』に落ち着いたのであった。
 正直言って、『RedHatLinux』にはずいぶんかっこいいゲームのデモが付いていて気を惹かれた。
 98でも使える『FreeBSD』(うちには現役の9821Xa9がある。CPUも換装、メモリもHDDも増設して貧者の核爆弾仕様である)にも心惹かれたのだが……。
 何もパッケージを買わなくても……と言われそうなので弁解しておこう。結局、スタンダードな『turbolinux7』になったのはATOK Xが付いていたからである。kannaでもいいのだが、FEPはよく使うだけにワークステーションとしても使うなら慣れているものがいいのは言うまでもない。無料にこだわるつもりもあまりなかったので、『turbolinux7』パッケージ版になった次第であった。私がやりたい程度のことならFEP版で充分だし結局CUI操作がメインになるので、本の付録のCD−ROMでも実は不具合はないのだが……まあ、いいではないか。(笑)

 で、帰って早速HDDを増設、インストールを始める。当初は最初から付いているWindows98インストール済HDDを外しておこうかとも思っていたのだが、インストールマニュアルによるとブートセレクトできると書いてあるので、併用することにしたのである。この時点で23時。少し不安だったがCDからブートしてインストールを開始する。
 最初の画面はCUIライクな感じである。そのまま[Enter]、続けて言語でJapaneseを選択……いきなりX-Windowが起動、グラフィカルな画面になってびっくりする。それからはマニュアル無しでもサクサク進んだのだが、インストール先設定で少しとまどう。自動は怖いのでTfdiskというグラフィカルなツールを使ったパーティション設定を選ぶ。2番目のHDDなので /dev/hdb の中にパーティションを作るのだが……[Fdisk]というボタンを押してハマる。おもいっきりCUIぢゃん。(爆) 慌ててマニュアルを読み、"DOS Free"という領域を示すバーをクリック、ようやくGUIベースな設定になったが、"/boot"、"/"、"/home"を設定すると、残りの領域に他のパーティションを造れないのだった……なぜ?
 仕方ないので10Gを"/"に割り当て、他は全部"/home"にする。少々もったいないが、まあ良かろう。なんなら、また再フォーマットして構成し直せばよい。
 ……で、フォーマット開始。

 終わらない。しばらくすると"/ フォーマット中"から"/home フォーマット中"になっていたので進んではいるのだが……うーん。
 明日の朝までに終わらないかも。果報は寝て待て。(爆)


2001/11/28(水) 晴

 会社の飲み会で速攻で会社を出たものの、会社が終わってから戻ってきたおかげで帰る頃には今日が1時間も残っていない……故に午前様である。
 はぁ。

 で、帰ってから昨日インストール途中で放っておいた『TurboLinux7』のインストールを再開する。40GクラスのHDDをフォーマットしてインストールする場合、やはりそれなりに時間はかかるみたいである。うーん。
 そもそも、インストールしても /boot と、/swap 、/ 、まではともかく、残り全部を/home っていうのはかなり問題ある構成なので、再インストールは必須なんだよなぁ。
 うーん。

 で、一応インストールは完了したけど LILOをインストールしてないから、ブートローダが起動しなかったりするし。
 FD起動のつもりだったから、これでよいと言えば言えないことはないが、今からブートFD作る気力もないしなぁ。

 日曜日にやり直すか……はぁ。


2001/11/29(木) 晴

 『METALGEAR2』の発売日である。……あんまり期待せず、閉店間際の24時まで営業なゲーム屋に寄ってみるが、やはり限定版は売り切れらしい。(<-予約しとけよ……)
 仕方ないので、他のゲームを眺めていて面白いものを見つける。『THE ダブルシューティング 衝撃の1500円!? 〜 レイストームXレイクライシス〜』……な……なにぃ!? 高難易度(人によっては簡単という人もいる(爆) )だが、当時その世界観と美しい3Dポリゴングラフィックで多くのプレイヤーを魅了した名作『RAYSTORM』と、RAYシリーズ最終章(時代的には初代『RAYFORCE』以前が舞台)たる『RAYCRISIS』がセットで1,500円とは……時代は変わったものである。パッケージが廉価版だけにマニュアルも廉価版で背景世界の説明などは一切ないのは残念だが、ゲーム内容自体は良くも悪くも当時そのままである。

 『RAYFORCE』では、暴走したシステム管理用ニューロネットワーク「Con-Human」の支配から唯一逃れた外惑星連合宇宙軍が僅かな残存兵力を集結、全艦隊を囮作戦に投入し、その隙に少数の小型機動兵器によって敵本星に降下するという人類の未来を賭けた作戦、第二次敵本星攻略戦"OPERATION RAYFORCE"を行うというストーリー(即ち作戦の最終目標は母なる"地球"の破壊)だった。そして、M.C (Machinery Century - 機械世紀 - ) 185年、地球は破壊され、作戦は成功する。
 『RAYCRISIS』はこの作戦以前が舞台で、「Con-Human」にネットダイブしてこれを破壊することが作戦目標となっており、ゲーム中に人類側のシステムが100%浸食されるとステージが強制的に終了し敵ボスが出現するというシステムが当時話題となった。こういったゲーム設定故にゲームのステージは全てサイバーなイメージ(一応、都市、砂漠、高空、水中というイメージはあるが)で構成されている。

 『RAYSTORM』は外伝的な作りで『RAYFORCE』が母星を破壊するというストーリーだったのに対し、こちらは母星を守ることが目的となっていてその意味ではオーソドックスなストーリーである。ただし、敵は人工知性体ではない。
 2199年、セシリア殖民地議会はセシリア星系にて発見されたオーバーテクノロジー「LAY」の研究を目的とする研究機関「バルカ機関」を極秘裏に設立する。しかし、基礎研究が完成した段階で「バルカ機関」の技術者、研究者全員が地球へ亡命、亡命者の誰一人として、亡命理由について語らず、事件の真相は闇に葬られる。
 西暦2219年、急進的殖民惑星群が地球政府に対して叛乱を起こし、地球−太陽系連合駐留艦隊の戦力を強奪、植民衛星「セシリア」を盟主とする「セシリア連合」を結成して武装蜂起した。セシリア連合艦隊は地球軌道到達後、欧州地区の首都ゴウル市を軌道爆撃してこれを水没せしめ、地球政府に降伏を迫った。これにより地球政府は反乱軍に対して圧倒的な戦力を保有しながらも24時間で無条件降伏してしまう。
 地球政府降伏後、セシリア連合は地球上の全人類に対して6日以内の退去を命令、地球の破壊を宣言する。これに対し、この事態を予期していたが如く「バルカ機関」はアルビオン連合特別区にて開発していた「R-GRAY」13機によるセシリア制圧作戦、"OPERATION RAYSTORM"を発動する。
 「R-GRAY」部隊はセシリアの中枢、ジュダ・セントラルシステムを破壊、作戦は成功し衛星セシリアは崩壊するが、セシリアの残存艦隊は地球を破壊、この戦いで人類はかけがえのない母星を失ってしまう……。

 つまり、プレイヤー駆る「RAY」シリーズの機体の目的は2作で全く逆の立場になっていて、この点も興味深かったりする。
(ちなみに、Tecno Softの『THUNDER FORCE V -Perfect System-』なんかも似たような感じのストーリーで結構奥が深い)

 で、ゲーム自体はポリゴングラフィックのタテスクロールシューティングで、今日の肥えた目から見れば華麗とは言えないが、それでも充分美しい……難易度は高めだが、私的には結構お気に入りのゲームなのである。これがセットで1,500円とはいやはや……。
 いい時代になってものである。うーん。


2001/11/30(金) 晴

 日付変更線に1時間ほど遅れて会社を出る……歩きである。これだから、公共交通機関ってやつぁ……はぁ。
 そんなわけで妙に明るい満月の空の下、星も見えない空を眺めながら歩いて帰ってくる……はぁ。

 はぁ。
 寝るか。




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