1999/01/01(金)[21世紀まであと731日] 晴

  1999年である。新年明けましておめでとうございます、である。そんなわけで新年といえばやっぱり映画である。(笑) で、『LOST IN SPACE』である。面白い。知っての通り、この映画は「宇宙家族ロビンソン」のリメイクなのだが、逆にそれを意識しないで観た方が楽しめるかも知れない。そう、この作品、まるっきりの新作だと思って観ても楽しめるのである。SFXを駆使した映像効果はスゴいの一言だし、ストーリーもSFものの定番を押さえていていい感じなのだ。勿論、旧作を知っているとより楽しめる点も多い。いかにも最新型というデザインのロボット「フレンディ」が、懐かしい60年代風のデザインに変わったりするあたりはなかなか凝っている。でも、やっぱり原作は関係ないものだと思って観た方がいいだろう。
 ハイパードライヴやハイパーゲートなんていう代物がさらりと登場するので、リアルな宇宙探検ものを望む向きには向かないかもしれないが、スペオペ好きなら押さえておいて損はない作品に違いない。観るべし

 で、映画を観たあとで熱田神宮にお参りにいく。いつになくお正月らしい行動である。予想通り境内は人また人で埋まっていたのだが、何とかお参りに成功する。一歩も進まないので諦めて帰ろうとかとも思ったのだが、何のことはない、将棋倒しを恐れる警官隊が一定間隔で入場制限していただけのことであった。(笑) ならそう言ってくれよお。(笑)
 そんなわけで無事参拝にも成功し、備前長船兼光をこの眼で見れたことに感謝しつつ帰ってきたのであった。……なんで備前長船兼光かと言うと、私がお参りするのを狙っていたかのように熱田神宮宝物館で新春特別展「日本の武器・武具」なんてのをやっていたのである。これは観ねばなるまい。拝観料八百円也。……なんか、謀られているような気もしないではないが毛利元就自筆書状(あの有名な「三子教訓状」である!)なんかもあったりして価値ある展示だったのでよしとしよう。さりげなく備前長船兼光っていうのは参った。

 そんなわけで普通なら充実した正月だったなぁで終わっていたのだが……せっかくの映画千円均一である。これで終わってしまうのはもったいないので(ぉぃぉぃぉぃ)そのあとオールナイトの『THE X FILES - FIGHT THE FUTURE -』を観に行くことにする。(爆沈) 意外なことに私は一日に映画を二本観たのはこれが初めてだったりするのだ。(……お主、まだ素人か) しかも、今回にしても『THE X FILES - FIGHT THE FUTURE - 』の上映開始は24時過ぎてるので正確には一日二本ではなかったりする。まだまだ修行が足りないようだ。(ぉぃぉぃぉぃっ)
 ……で、肝心の『THE X FILES - FIGHT THE FUTURE - 』なのだが……。怖かった。いや、『らせん』とかの恐怖に比べれば何てことはないのかも知れないがやっぱり怖いものは怖い。このX−FILES、私は元のTVシリーズをあんまり観てないので伏線が見えないところもあったのだが、映画はこれだけでも完全に完結してるので予備知識無しで観ても楽しめるはずである。始めはただの爆弾テロ事件が実は……というストーリー展開はなかなかである。もっとも、TVシリーズの謎が明かされるっていう売り文句は極端な気もするが。謎の一端が明かされるのは確かなんだけど……妹はどーなったんぢゃい! と、言いたいぞ、私わ。(爆) 謎ってあの組織名がわかっただけかいっ……ってあら。そういえば肝心の英語4文字の組織名忘れちまった……どうしよお。
 まあ、売り文句に過大な期待を抱かなければ素直に楽しめる作品である。X−FILES未体験の人は是非お薦めである。(ただし、『アビス』の最後のシーンで興奮が一気に冷めたという人は見ない方が無難かも知れないけど……)

 とりあえず、道には決して迷わないモルダー君を素直に尊敬する私なのであった。
「5年間つきあって私が一度でも間違えたことがあるか? 特に『道』に関して!」なんて台詞が吐ける君が羨ましいぞっ!(天性の方向音痴だもんな、お前は……)


1999/01/02(土)[21世紀まであと730日] 晴

  正月休みも残すところあと2日である。で、その残り少ない休みの一日は寝正月で過ぎていくのであった。眼が覚めたら午後になってるんだもんなぁ、むぅ。で、貴重な休みを寝て過ごすのも悔しいので近くのホビーショップに久しぶりに出かけてみることにする。……の前にまず、インターネットで休みじゃないか確かめてみることにする。そう、このホビーショップ、ホームページを持っているのだ。なんか、いかにもネットサーファーな感じだと悦に浸りつつ営業時間を調べてみる……載っていない。あらぁ?
 仕方がないので、直接出かけてみることにする……閉まっている。ぐはあ


1999/01/03(日)[21世紀まであと729日] 晴

  L氏とおもむろにオランウータンをやってボロクソに叩かれる。(泣) で、気が付いたら一日が終わっている……こんなんばっかである。

 悔しいので、『SIX DAYS SEVEN NIGHTS』を観に行くことにする。ハリソン・フォード最新作である。「この島は何かおかしい……」の宣伝のアレである。ハリソン・フォードでこれなら、もうX−FILES並に「この島は実はXXXでXXXなのだった!」ってな展開を期待するはずである。普通そうだろう。きっと間違いなくXXXでXXXな秘密が……と思うはずである。
 で……結果。いや、ネタばらしになってしまうかも知れないが敢えて言おう。あの、ハリソン・フォードさん。聞き逃したんですが、いつ、どこで「この島は何かおかしい……」って言ったんでしょうか。いや、真面目に。

 そういう展開を期待しない人にはお薦めかも知れないが、この映画を見に来る人の半分以上はあの宣伝のあの台詞で勝手に巨大な陰謀を期待して観に来るんでないかい。うぅぅぅぅ。思わず「これで終わりかいっ!」って叫びそうになってしまったではないか。っていうか、どちらかというと眼が点モードだったんですが。勝手にそういう誤解したのってひょっとして私だけか? 確かにそのまんまはそのまんまだけど……文字通りそのまんまというのは意味が違うと思うぞ。うーんうーんうーん。

 う゛ーん。


1999/01/04(月)[21世紀まであと728日] 晴

  正月休みの最終日である。月曜日から仕事始めでないことを神に感謝しつつ、大須に行ってみる。DOS/V初号機「火龍壱号」の修理状況を確認するためであるが、結局まだ修理中であった。まぁ、今日から営業では無理もあるまい。ぐっすし。

 仕方がないので正月休みの最終日は久しぶりの『Xenogears』で燃えていくのであった。(爆) うぅ、本来なら今頃『Star Craft』でうはうはな人生だったものを……なんか、あんまり変わらないような気がするのはきっと気のせいである。

 で、『Xenogears』である。(以下ネタバレ有、注意) やっとの思いで飛行戦艦を手に入れ、これで永かった苦難の日々も終わり、マップを飛び回ってうはうはモードと思いきや……どんでん返しを喰らって爆沈する。なんぢゃこらーっ! 代わりの艦は手に入ったのでよしとするが、それにしても……である。むぅ。おまけに、ギア戦で負傷して主人公眠っちゃうし。ぉぃぉぃぉぃ。困ったもんである。うぅむ。そのうち幽霊船での久しぶりの肉弾戦(ここのところギアに乗っての戦闘ばかりだったので、肉弾戦をしていなかったりする)を経て、久しぶりの大規模イベントに遭遇する。黒幕の巨大組織かと思った「教会」がいともあっけなく崩壊したのも意外だったが、教会本部が意外と小規模なのにも驚く。意外と貧乏だったのね、「教会」って。
 そんなこんなで最後のプレイヤーキャラ「ビリー」も仲間に加わり、いよいよ本編突入といった感じである。……なんか、本編突入までが妙に長かったような気もするが、やっと面子が揃ったのは嬉しい。しかし、おかげでメンバー構成に悩むハメになる。隠れんぼといい、主人公の爆睡といい、パーティ構成で悩む点といい、『ARC THE RAD』な展開である。主人公が爆睡中なのでメンバーはエリィ少尉、シタン先生、バルト艦長、「エトーン」ビリー、「キング」リコの5人から選べばいいのだが、このゲームのバーティは3人構成なので2人余ってしまうのである。主人公が目覚めた暁にはキャラの半分はお蔵入りになってしまうのだ。困ったものである。戦力的には武器も強力で回復能力の使える新入りのビリーが強力なのだが、こいつは武器が銃なので弾を買わねばならず今一つコストパフォーマンスに欠ける。次点は登場当初、圧倒的強さを誇ったリコだが、こいつは筋肉馬鹿で特殊能力がない。エリィは攻撃系の特殊能力では他を圧倒しているが、格闘戦は今一つだし、スクウェアおきまりの「パーティキャラ殺害」の犠牲者になりそうで経験値を稼がせてやるのが怖い。戦闘支援系特殊能力に秀でたシタン先生、バルト艦長の二人は今一つ決め手に欠ける。……そんなわけで3人の構成にかなり悩むのであった。でもなぁ、そのうちまた離ればなれになって悩む余地もなくなるんだろうなぁ。うう……。


1999/01/05(火)[21世紀まであと727日] 晴

  正月休みも終わり、いよいよ仕事始めである。公務員の方々は昨日から仕事始めなのでちょっと得した気分である。

 で、始業式のあと、毎年恒例の飲み会でどろどろになって帰ってくる。で、どろどろなら強いだろうと『Xenogears』に燃える。どろどろの方が強いことは、過去『RIDGE RACER』で証明済みである。神経が研ぎ澄まされている分、ゼロの領域に近いらしい。

 ……非アクションRPGでは関係ない? 大間違いである。そう、やっぱりあったのだ、飛んだり跳ねたりのアクションシーンが! 『ARMARD CORE』の時もそうだったが、私はこの手の『JUMPING FLASH!』的アクションシーンは苦手なのである。今回は非アクションRPGということで作者も考慮したのか、それほど極道な造りにはなっていなかったのだが、それでも何度も転落して泣きを見る。あと一歩というところまできて、作者の罠にはまり、見事転落したのは私だけではあるまい。だーっ! 機動歩行兵器「ギア」って空飛べるんじゃなかったんかいっ! 冒頭のイベントデモで同型機が空飛んでたぢゃないかっ!

 そんなわけで泣きながらバベルタワーをよじ登る主人公一行なのであった。うーんうーんうーん。

 う゛ーん。


1999/01/06(水)[21世紀まであと726日] 晴

  そんなわけで規則正しい遅寝早起きな生活に帰ってくる。かなり辛い、うぅ。まぁ、それでも今日は帰ってきてもまだ今日が1時間半ほど残っていたので『Xenogears』に燃えることにする。死ぬほど苦労してやっとバベルタワーのてっぺんまでのぼりきる。ふぅ。何度あと一歩と言うところからまっ逆さまに転落して涙を飲んだことか……それでも苦労の甲斐あって金はがんがん貯まったし、レベルもがんがん上がったので、喜び勇んで買い物に励んだ結果、あっと言う間に文無しになる。あ、あれだけ貯まっていたゴールドは一体……うぅ。

 なんだが現実でも似たようなことをしている気はしないでもない。そういえば冬の幸せをはたいて買ったDOS/Vも未だに直らないみたいだし。困ったもんである。むぅ。


1999/01/07(木)[21世紀まであと725日] 晴

  規則正しい遅寝早起きな生活である。とても辛い、うぅ。まぁ、それでも今日はAppleがiMacの新型を発表したのでよしとしよう。(笑) 何故かフルーツカラーで5色である。もし糸様が今まで買うのを我慢していたら必ずや色は赤だったに違いない。個人的には紫は今一つ好みに合わなかったので、今回の発売は嬉しい限りである……って、いや、買うと言ってるわけではない。例のDOS/Vも直ったみたい(今日連絡があった、はは)だし、まだまだ新型購入には早い。やっぱり色は蒼に限る。……って、だからそうじゃなくて。

 で、色と一緒に性能もバージョンアップになり、G3は233MHzから266MHzに、HDDも4Gから6Gになって価格は据え置き、従来機は5万円値下げになるらしい。って128,000円ってことですか? ……私のDOS/Vとほぼ一緒ぢゃん。(爆) えっと。えーっと。えーーーっと。

 せっかく七草粥の日なのに七色じゃないのが少し残念ではある……いや、そうぢゃないな。何故か七草粥は昨日食べたんだけど。いや、何の話をしているんだ、私わ。うむ。

 考え中……考え中……考え中……。(爆)


1999/01/08(金)[21世紀まであと724日] 雪のち晴

  雪である。今年の初雪らしい。冬である。寒い……まぁ、個人的には暑いより寒い方が好みではあるのだが。ううむ。

 で、今日は帰ってきたら今日が30分しか残っていなかったので(雪にはあまり関係ない)、久しぶりに少しDIABLOをやって寝ることにする。(雪には全然関係ない)……9Fで死にまくる。久しぶりにLEVEL 20のRogueでやったのだが、KNIGHT MAREの9Fはまだ荷が重かったようである。ちなみにWarriorもSorcererもLEVEL 30以上のキャラを育てているのだが、Rogueだけは後回しになっていたのだ。うーむ、もう少し鍛えてやらないとなぁ。ぐっすし。


1999/01/09(土)[21世紀まであと723日] 雪

  雪である。雪だ。この上なく雪である。だぁっ。しかし、雨ニモ負ケズ雪ニモ負ケズ、気合いでDOS/Vを回収しにいく私である。事故らなくて良かったドキドキドキ。

 で、とりあえず機動である。まず、側面パネルを開放して電源を入れる。基本である。(笑) ファンの静かな唸りとともにBIOSが色付きメーカーロゴと共に立ち上がる。とりあえず火は噴かない。感動である。続いて表示されるデバイスの接続状況、システムチェック……これである。古き良き時代を知る者としては、コンピュータの起動シーンというのはこうでなければならない。で……起動システムが存在しない旨を告げられる。さて、これからが本番である。

 まず、CD−ROMと起動ディスクをブチ込んで再起動する。延々と続くシステムインストールの後に……やっとWindows98が立ち上がる。最近のMacOSもそうだが、そう言うことは出来れば始めに一括で聞いてくれると助かるのだが……ディスクをチェックすると言ってはとまり、インストール方法はどうするかと言っては止まり……ああ、もう。

 で、なんとかセットアップは終わったものの……どうも画面が狭い。おまけに美しくない。まるで16色みたいな……画面のプロパティを見てみるとものの見事に640*480の16色、である。何故だBanshee!(笑) ……で、ドライバをインストールすることにする。「設定」の「コントロールパネル」の「システムの追加」、グラフィックだからビデオのコントローラかな。ディスク使用、と……。 D:\w853\Win98\Banshee.inf、おお、これこれ。

「指定された場所にはハードウェア情報がありません」

 は?

 色々やってみるがらちが明かないので、L氏に電話で聞いてみることにする。
 結果。「画面のプロパティ」の「設定」の「詳細」ボタンを押し、「アダプタ」の「変更」を選んでインストールするらしい。……さすがはプラグアンドプレイである。

 で、一応動くようにはなったのだが、Linuxも入れたいのでパーティスションを切るために再度フォーマットすることにする。とりあえず、起動用FDから再起動してインストールを途中で中止、DOSに戻ってFdiskを使ってパーティションを切る……Dirで確認すると、訳の分からないファイルがずらりと並んだCドライブと文字化けしたボリュームラベルの残り0バイトという謎なDドライブが出来ている。……うっきー。仕方ないからFdiskでいったんパーティションを削除しようとしてみる……どうもボリュームラベルを指定しないと削除できないらしい。もちろん文字化けした名称を打てるほど私は器用ではない。ぐはあ。ボリュームラベルを変更すれば一発で解決するとおもいきや……。

A>LABEL C:WIN98
コマンドまたはファイル名が違います.

 ぐはあ。

 ええい、いっそ全部消してやれい。

A>FORMAT C:
コマンドまたはファイル名が違います.

 ぐはあ。
 ふぉ、ふぉーまっともできんのかいっ! 我ながら情けないと思いつつL氏に聞いてみる……。
「えっ、フォーマットってFORMAT.exeでしょ? 」
 ぐはあ。
 結局セットアップを継続すれば勝手にフォーマットしてくれることが判明したのだが、しかし……ううん。

 で、、『MAHARAJA NIGHT』を聞きながらフォーマットする私なのであった。
 Shake shake baby shaking drive me crazy... (By 'SHAKE SHAKE')

 ……『STAR CRAFT』が出来るようになったのは日も落ちてからであった。しかも、音が出ないし。デバイスの組み込みを何度かいじってみるがらちが明かない……と、九州のココストアな友人から電話がかかってくる。

『おお、なんかDOS/V買ったんだって?』
「……グッドタイミングだな。ちょっと教えてくれ」
『なに?』
「音が出ないんだが」
『外部スピーカー付けた?』
「内蔵スピーカーあるぞ一応」
内蔵スピーカーからはビープ音しかでないってば!』
……は?

 DOS/Vの世界はこの上なく奥が深いらしい。で、やっとのことでYAMATO GUNの充填音を聞くことに成功する。苦節5時間……うぅ。なんだかなぁ。
 その後、話題は当然クロックアップとなる。ココストアの友人が脅迫するので、仕方なく私もクロックアップしてみることにする……電源を入れてもBIOSが立ち上がらなくなる。ぐはあ。で、泣きそうになりながら 374(83X4.5)MHz で妥協することにする。うちの子は450(100X4.5)MHzでは動作しないらしい。ぐっすし。

 そんなわけで勢いでネットワークの設定とメール設定まですませてしまう。なんというか、なんだかなぁな一日である。気がついたら深夜になってるし。うーーーん。いや、5時間も『STAR CRAFT』を音ナシでゃってたせいではないと思うが。いや、決して。


1999/01/10(日)[21世紀まであと722日] 晴

 L氏とDOS/Vの設定に励む。手動でIPアドレスを設定してやると、なぜかインターネットにアクセスできなくなるのだ。始めはIPアドレスが重なっているのかと思ったのだがどうも違うらしい。自動にすると 192.168.0.5 を取りたがるので、うちのPC-9821Xa9 (192.168.0.5)の後背につくのが気に食わないのかとも思ったのだが、そういうわけでもないようである。(当たり前だ) 散々悩んだ末に EtherNetボードのデバイスドライバがまずいのかと思い、私の EtherNetボード(EPCI−TP)のメーカー、(株)エーアイプレーンのサイトに行ってみる。Version 1.2 のドライバがあったのでさっそくダウンロードする。ちなみに、製品に付属していたのは Version 1.3 であった。やっぱり役に立つのはインターネットである……あり?なんでサイトにあるドライバの方が古いんぢゃいっ! で、試しに古い方のドライバを入れてみるがまともに動かないので散々苦労して元のドライバを入れ直す……うぅ。
 にっちもさっちもいかないので、もしかしてと思い、MN128-SOHOのマニュアルを読んでみる……手動でIPアドレスを設定するときはDNSの設定もしてやらないといけないらしい。うがぁ。で、試しに設定してみるとちゃんと動く。うぅ。ちゃんとマニュアル読めよ!(To 自分)

 呆れたL氏と一緒に、気分直しに大須にでかける。そう、CD−Rを購入するためである。こんなにスロットがあるのに使わない手はない。当然である。で、とりあえずハイブリッド版『DIABLO』とWindows版『昇剛』を買う。『DIABLO』は通算3つめなような気もするが気のせいである。それを言うなら当初の目的だったぶーどぅーなゲームも『昇剛』が初めてなような気もするが、気のせいである。……うーむ。

 で、L氏と大須を歩き回って、散々悩んだ結果ナナオのE67Tにする。(ぉぃ) 三菱の平面にもかなり心引かれるものがあったのだが、やはりナナオである。USB−HUB付きである。もう、なんというか眼から鱗が落ちる、という感じである。まぁ、某毛手家手に対抗して21インチに走るという手もあったのだが、そこまで私も子供ではない。(別に19インチが「今はこれが精一杯」だったわけではない) まぁ、15インチから17インチ、そして19インチ、いつかは21インチというのが順当なレベルアップという奴であろう。はっはっはっ……あれ?

 そんなわけで、帰ってからドライバをぶち込んで幸せな気分に浸る。ディスプレイドライバ、USBポートドライバをプラグアンドプレイで組み込む辺りになんか幸せを感じる。そのあと3つめに「不明なデバイス」を検出したのがちょっと気になるが、はは。

 で、幸せな気分で『昇剛』をプレイすることにする。いきなり日本語のテーマミュージックが流れてきてびびる。勿論このゲーム、完全にアチラ製のゲームである。さすがジャパニメーションの世界だ。で、ゲーム開始である。ゲーム内の会話はやっぱり英語である。ミッションがよく理解できないまま拳銃を両手に構えて自軍基地内をうろつく。そのうち基地司令官に面会できたものの、会話はやっぱり英語である。で、基地司令官をナイフで威嚇しつつ会話する。……基地内を拳銃を構えてうろつく様もかなりアレだが、基地司令官とナイフを構えたまま話す主人公の姿は、もうチンピラそのまんまである。で、主人公の神経を疑いつつさらに基地内をうろうろする。とりあえず、自軍基地内で電車にひかれて死に、MCA(Mobile Combat Armor:ゲームに登場する人型機動兵器の総称)格納庫に転落して肉片と化す。……うーむ。なんだかなぁ。


1999/01/11(月)[21世紀まであと721日] 晴

 『喪失』(J.マーサー著/講談社)を読み終える。少し前から読んでいたミステリーである。ちなみに記憶喪失ものである。最近の私は、記憶喪失ものがお気に入りなのであった。はは。

 で、この『喪失』であるが、記憶喪失ものとしてはかなりの異色作である。何が異色かって、主人公が女性なのに絶世の美女ではないのだ。それどころか、「太ったレディ」なのである。だいたいにおいて、記憶喪失ものの主人公は十中八九女性で、しかも美女と相場が決まっているのだ。(もっとも、これは記憶喪失ものに限ったことではないかもしれない) それでも、この主人公、色々な意味で魅力的女性であることは間違いない。これは読んでもらうしかない。
 記憶喪失もののセオリーにはずれる点は他にもあるのだが、それも読んでのおたのしみ、ということにしておこう。なんにしても、この手の作品が好きな人には是非お薦めである。

 しかし、この作品、一つだけ気になる点があるのであった。主人公の名前である。本編中にも名前に関する話が出てくるのだが、主人公の名前は、文中では「エアリアル」となっている。このスペルはたぶんARIELだと思うのだ。これって「エリアル」のことなのである……もっとも発音が間違っていると言いたいわけではない。「ライチ」はともかく、これはどっちも正しいと言われればそんな気もするのだ。しかし、実際の発音にはどっちの方が近いのか、ちょっと気になる今日この頃なのであった。(どっちも正しいと言われればそんな気もするし)

 で……辞典を引いてみる。

 Ariel n. 1.(Shakespeare作Tempestで)エアリエル:空気の精 2.[天]アリエル:天王星(Uranus)の衛星の一つ.

 ……発音記号からするとエアリアルの方がどうやら正解に近いらしい……というか、「エリアル」は間違いみたいである。うーん、思いこみとは恐ろしい……知らなかった。一つ勉強になった一日なのであった。(もっとも、あの「エリアル」は語呂を考えて敢えてこう読んでいる気はする)


1999/01/12(火)[21世紀まであと720日] 晴

 帰ってきたら今日が一時間半しか残っていないので、仕方なく『Age of Empire』に燃えることにする。(爆) 九州の友人ココストアとの再戦に備えるためである。話は二日前に遡る。そう、それはあの電話から始まった……。

「……おう、スタークラフトやるぞ」
『スタークラフト持ってないんですけど……AOEじゃだめ?』

「だーっ! スタークラフトだっ!」
『でも、AOE買ったんぢゃないの?』

「うむ、でも、まだインストールしただけだな(爆)」
『……やりなさい、教えてあげるから』

「……しょうがないな、起動してみるか……な、なんぢゃこらー!」
『?』

「ウォークラフトぢゃねーか、これ! やってくれるぜ、マイクロソフト!」
『……それを言うならシヴィライゼーションだと思うんですが……』

「……っていうか、貴様がスタークラフトやったら、AOEじゃねーかとか言うかもしれんな、うぅ」
『とりあえず、対戦してみようよ』

「う゛ーん」

 ……一時間後。

「ぉぃ、勝負はまだ終わってないぞ」
『……って、騎士で私の平和な町を炎上させておいて何を……』

「何をって、この手のゲームは先手必勝だろう。スタークラフトでコンピュータの猛攻撃を凌ぐには先手必勝しかないぞ」
『……あの、私の町は平和で静かな暮らしを望んでいたんですが……教えてくれって言うからゆっくり鉄の時代まで行こうと……』

「俺と貴様しかいないんだったら、戦うしかないだろーがっ!」
『じゃあ、聞くけど僕の方から攻めてくると思った?』

「えーっと」
『……君という人間がよくわかったよ』

 ……私の耳にはその台詞が今でも耳に残っている。次回はこうはいかない。いや、いくはずがない……だが、私も負けるわけにはいかないのだ。そんなわけで、修行に励む私なのであった。うがあ、コンピュータのくせに生意気に先制攻撃して来るんじゃねぇ、あぁ、お、俺の町がぁぁぁぁぁぁ!(爆)


1999/01/13(水)[21世紀まであと719日] 晴

 帰ってきたら今日が5分しか残っていない。まぁ世の中って言うのは往々にしてこんなものである。うぅ。

 仕方ないので『STAR CRAFT』に燃えることにする。(爆) キャンペーンモードには見向きもせず、ひたすらマルチプレイヤーモードでコンピュータ相手に激戦を繰り広げていたのだが、やっと3回に1回は勝てるようになる……な、なんか情けないが仕方ない。このゲーム、コンピュータの速攻(Rushという立派な戦術らしい)が異様に激しいのだ。こちらが海兵隊員(Marine)を8人くらい訓練して、技術工廠(Engineering Bay)で海兵隊員の武装強化の研究を開始、それが完成する直前辺りにこちらの3倍はあろうかという大軍で一気に攻めてくるのである。なんでぢゃ。これに対抗するには、序盤にひたすら海兵隊員(Marine)を訓練して掩蔽壕(Bunker)に篭もらせ、作業用ビークル(S.C.V)で掩蔽壕(Bunker)を修理しながら猛攻撃を凌ぎ、ひたすら耐えるしかないのだ。しかも、たいていの場合防衛網はあっけなく突破され、植民地は火の海と化し、辺りは海兵隊員の血で真っ赤に染まるのである。むうぅぅぅぅ。
 そりゃ、まぁ、確かにこのゲームは序盤は非常に忙しいので反射神経において人間に遥かに勝るコンピュータが強いのはわからんではない。しかし、あまりにも強すぎないか、これは?

 うーむ、なんというか、なんだかなぁ。


1999/01/14(木)[21世紀まであと718日] 晴

 午前様である。最近こんなのばっかりである。困ったものである。で、くやし紛れに『STAR CRAFT』に燃えてみる。昨日の続きで異生体ZERG相手に頑張って何とか都市を建造するところまでいったものの、飛び回る特攻生命体Scourgeの群れに飛行戦艦(Battlecruiser)を爆沈させられてあっという間に形勢逆転、敗北を喫する。むぅ。やっぱりこのゲーム、異様にコンピュータが手強い。

 気を取り直して別のマップでやってみる。今度は超高度文明種族Protossが相手である。超高度文明の割に戦士階級(Zealot)が剣で格闘戦を挑んでくるという謎な種族であるが、攻撃力は海兵隊員(Marine)の3倍もある(!!)のでなかなか手強い。1対1ではとても勝負にならないのである。それでも猛攻撃を凌いでいるうちに相手の攻撃が鈍くなってくる。あら? 何でだ……こっちも兵器が作れないぞ? げっ! 金がない!
 ……そう、気がつくと互いに惑星の資源を掘り尽くして金穴になってしまっていたのであった。しかし、この時点で我が軍には飛行戦艦(Battlecruiser)が生き残っていたので、これで敵の都市を焼き払い、辛くも勝利を収める。今日の勝率は5割である。昨日の3割3分よりは確実に成長している。うむ。

 ……いいのか、これで?


1999/01/15(金)[21世紀まであと717日] 晴

 めでたく三連休である。嬉しい限りである。

 で、ココストア氏が九州から帰省してきたので、『Age of Empire』で対戦してみることにする。うちのXa9でも動くんじゃないか、と思ってのことだったのだが、実際に入れてみるとHDDが全然足りない。まぁ、Xa9は Windows 95 が300MB、MS-DOSが200MBの2パーティションに切ってあるので無理もないのだが……。勿論、HDDの話である。最近は256MB位のメモリを積んでいるマシンも珍しくないので、どうも感覚が狂ってしまう。もっとも、私の「火龍壱号」も128MBのメモリを積んでいるのだが……。ちなみにXa9はメモリ16Mである。(一応増設した) ……イヤな世の中である。(何がだ)
 仕方がないので Microsoft Network で「火龍壱号」のDドライブにAOEをインストール、サーバー「火龍壱号」から実行してみることにする。内心動くかどうか半信半疑だったのだが、しっかり動いてくれる。嬉しい限りである。まぁ、Direct X Ver 5.0 だけはXa9に入れなければいけないので少し辛かったが……うぅ、25Mもあるぜ Direct X Ver 5.0! むぅ。

 ……時代の進化という奴を体感しつつ、なんとかインストールできたのでいよいよ対戦してみることにする。既にDOS/Vまで対戦環境が構築されているというのは、凄い。(ひと事のように言うなよ、おい)

 で……負けて負けて負け続ける。もう、ことごとく敗北である。あんまり負け続けるので第三勢力としてコンピュータを入れてみるが、ココストア氏、あっけなくコンピュータを叩きつぶして一気に勢力範囲を広げてくれる。

「それでこそ我がライバルだ……」(池田秀一の声で)

 しかし、私はコンピュータとほとんど戦っていないので戦力は温存されている。ガレー船が6隻! 内海マップだったので海軍が有効なのだ。敵も長く続いたコンピュータとの戦いで弱っているはずである。このチャンスを逃す手はない。都合のいいことに向こうからガレー船の艦隊が現れたので一気に攻撃を掛けることにする。自衛行動である、文句はあるまい……あら? なんか、我が艦隊の倍くらいいるんですけど……何でぢゃぁ!
 我が艦隊は壊滅、沿岸からの砲撃で町は次々に炎上していく……。

「……だが、まだおわらんよ!」(池田秀一の声で)

 そう、ココストア氏がコンピュータと戦っている間に我が部族は部族の象徴を建造していたのだ。税金の無駄使いといわれた田圃の中の巨大タワーである。(違う!) で、必至に攻撃を凌ぎつつ、遂に部族の象徴が完成!

「はっはっはっばーかーめーっ……って、あれ。何でゲームが終わらないんだ?
「部族の象徴が完成しました。2000年間守りきれば貴方の勝利です」

 ……おい。聞いてないぞ、そんな話わっ!

 で、町が猛攻撃を浴びている最中、守り抜けるわけもなく……我が部族は滅亡したのであった。

「認めたくないものだな……若さ故の過ちというものは……」(池田秀一の声で)

「……部族の象徴は対人プレイではあんまり使わないよ。使うんなら、完成直前の状態で留めておいて回りに防壁や監視塔を作って完全に防御態勢を整えてから完成させないと……」
 むぅぅぅ。やはり、税金の無駄遣いだったらしい。(爆)


1999/01/16(土)[21世紀まであと716日] 晴

 糸様の襲撃を受けて、ココストア氏と一緒に大須に行く。糸様のグラフィックアクセラレータの調子が悪い、というか動かないので新しいのを買うらしい。糸様にしては豪気である。糸様のDOS/Vも私の機体と構成はほぼ同じでCelleron 300AをBH6に積んでAGPにBanshee を積んでいるのだが、認識しないらしいのだ。聞くところによるとBH6とBanshee の相性は最悪らしい。ココストア氏も似たようなことを言っていたが、うちは全然問題なかったりするのであった。(最近たまにネットワークのコンパネの表示が乱れることはあるが……)

 で、糸様の買い物におつきあいする私である。糸様が大きな買い物をすることなど滅多にないので、これはおともするしかない。もちろん、私は買い物の予定は全然ない。

 ……ハズだったのだが、帰ってくると何故かTEACの外付け4倍速CD−R(CD-R551SB)を抱えている。謎である。( ぉぃ) 本当は内蔵を買おうと堅く心に誓っていたのだが、よく考えてみると確かに外付けの方が正解である。うちの場合焼き専用にしても良いような機体は山ほどあるのだ……なにも、唯一のまともなDOS/Vで焼く必要性はない。それに、外付けならHFSだろうが、ISO9660だろーが、なんでもこいである。

 そう、外付けにした最大の理由は、DOS/Vで Macintosh フォーマットのCDが焼けるかどうか今一つ自信が持てなかったことだったりする。Macintosh はISO9660 が問題なく読めるしマウントもできるのでDOS/VのCDでも焼けるのだが、DOS/VでMacintoshフォーマットのCDを焼けるという確証が得られなかったのだ。別に糸様の策略にのったわけではない……と信じたい。

 そんなわけでそんなわけなのであった。はっはっはっ。よし、音楽CD作らねば……うふふふふ。


1999/01/17(日)[21世紀まであと715日] 晴

 手家手家の襲撃を浴びて大須に出かける。平和な三連休である。(爆) で、勿論今日は私は何も買う予定はないのでおつき合いするだけである。

 ……で、優柔不断な手家手毛氏がDVDを買うか買うまいか悩んでいる隙に、私は『STAR CRAFT EXPANSION SET - BLOOD WAR -』 と、 『携帯速度』を買っている。ついでに、ナナオ様のために3Pソケットオス−メス電源ケーブルとTDKのCD−R10枚組を買って本日の買い物はおしまいである。……あれ?

 い、いや、これはどれも計画的購入である。『STAR CRAFT EXPANSION SET - BLOOD WAR -』の方は、買わなければ男にアラズであろう。まぁ、STAR CRAFT 三種族のうちテランしかまともにプレイしていない段階で追加シナリオを買うのは急ぎすぎかもしれないが、テランのシナリオは最終シナリオまできているので先のことを考えると買っておいても決して損はないはずである。それに、まだテランの最終シナリオまでしか進んでいないのは、ネットワークプレイでコンピュータ相手に練習を積んでいたせいなのでプレイ時間そのものが短いわけではない。(このゲームのネットワーク対戦モードのコンピュータの強さは何度も書いたとおりである)

 で、『携帯速度』の方については、もはや語るまでもあるまい。これは、HDDの中にCD−ROMの内容を丸ごと書いてHDDだけで起動可能にするツールである。これさえあれば、いちいち 『AGE OF EMPIRES』 と『 昇剛』と『STAR CRAFT』をやるたびにCD−ROMを入れ替える必要はない。……しかし、なんでこいつらCD−ROMが必要なんだ?
 昔、キーディスクとしてFDを使わないとゲームが出来ないと言うプロテクトが流行ったことがあったが、正直言ってメーカーのこういった発想は理解しかねるものがある。一体ユーザーをなんだと思っているのだろう。ったく。
 『大戦略V EX』を買ったときには、CD−ROMがいらなくなったことに何より感心したものである。どう考えても、あのゲーム、CD−ROMが必要なゲームではない。個人的には昔ながらの初代『Macintosh 版 大戦略』の方が旧『キャンペーン版大戦略II』風で好きなのだが、こちらはCD−ROMプロテクト有りなのだ。その都度入れ替えればいいじゃないかという意見もあろうが、大昔のFD時代じゃあるまいし、そんな面倒なことに耐えられるほど私は人間が出来ていない。
(おかげで、私のパソコンの周りには絶えずむき出しのCD−ROMがばらまかれることになるのだ)

 『Macintosh 版 大戦略』リメイクしてCD−ROM無しでプレイできるようにしてくれないかなぁ、ほんとに。あ、でも今はMacintosh版にこだわる必要はないか。最新版の『リアルタイム版大戦略』もプレイできる環境が出来てしまったんだよなぁ……感無量。考えてみれば、『大戦略VEX』以降大戦略シリーズを買っていないのは Macintosh版がでなかったことだけが理由なわけで……はっ。

 そ、そんなわけで快適に『STAR CRAFT』する私なのであった。ああ、幸せ。


1999/01/18(月)[21世紀まであと714日] 晴

 午前様である。午前様だ。午前様だってば。……はぁ。おかげで『STAR CRAFT』が進まないではないではないか。むぅ。

 もっとも、最終シナリオで詰まってしまったので、今日一生懸命頑張っても先に進んだかどうかは疑問ではあったのだが……そう。実は最終シナリオで戦線が膠着状態に陥ってしまったのである。テラン最強のユニットである Battlecruiser を生産可能になって以来、 Battlecruiser を量産して、一気に敵をせん滅、敵陣を焦土と化す戦いが癖になってしまった私は、今回も Battlecruiser を量産して一気に敵をせん滅せんとしたのだが……逆に叩き潰されてしまったのだ。(泣)
 Battlecruiser は確かに最強のユニットだが決して無敵ではない。Zarg の生体特攻兵器 Scourge の集団を相手にすればいともあっけなく撃墜されてしまうし、テラン特殊兵(Ghost)の Lockdown 攻撃を喰らえば、一撃で全機能が停止し、ただのでくの坊と化してしまう……そう。最終シナリオの敵は同じテランなのだ。異生命体の侵攻を受けつつも同族同士で殺し合うテランの宿命も哀しいものがあるが、同族であるが故にその技術は侮れない。
 我が大艦隊は待ちかまえていた特殊兵(Ghost)部隊に Lockdown ミサイル攻撃を喰らって無力化し、抵抗もできずに次々と爆沈していったのである。うーむ、特殊兵(Ghost)にはそういう使い方もあるのか……などと感心している場合ではない。
 調子に乗った敵軍は、一気に我が軍を叩き潰すべく大攻勢に出てきたのだ。主力艦隊を喪った我が軍は抵抗するのが手一杯でとても再攻撃に出る余裕はない。うーむ、やり直した方が早いかなぁ。ぐっすし。


1999/01/19(火)[21世紀まであと713日] 雨

 風邪をひいて、ごほ、げほげほの、ごほ、ごほごほになる。ごほごほっ。こまったものである、ごほっ。この脳天に突き上げる衝撃が、げほっ、うぅ、死むぅ。げほっ

 うぅ……ごほっ。だれかなんとかしてくれい、げほげほっ、う゛ーっ。

 まぁ、それでも咳は周囲が辛さが分かってくれるからまだマシかもしれない。周囲が笑い転げるしゃっくりよりは30倍もマシだ。(笑) ちなみに本当にしゃっくりが止まらなくなったら、医者にいくと麻酔スプレーを喉に打って止めてくれるらしい。糸様が言っていたから間違いあるまい。それなら、今すぐ麻酔スプレーくれ、といったら、ねーわ、んなもんっ! と、軽くあしらわれた。(泣) 必要なときに必要なものは決して手に入らない。世の中ってそんなものである。うぅ。

 咳も麻酔スプレーで直るのだろうか。……直るかも知れないな、ちゅっと怖いけど。(爆) うう゛、馬鹿言ってないでさっさと寝よう、げほっ。


1999/01/20(水)[21世紀まであと712日] 晴

 どうも今一つ調子が良くないので少しはやめに帰ってくることにする。おかげで帰ってきてもまだ今日が2時間半も残っている。幸せである。

 ここで調子に乗って『StarCraft』なんかやり始めるともとの黙阿弥なので、素直に寝ることにする。風邪おそるべしである。おかげで、本日は日記のネタがない。困った……そんな貴方に、『今日ってどんな日  〜365日話のネタ辞典』(中野昭夫/松方安雄 編著、JMAM刊)である。題名からしていかにも役に立ちそうなので買ってきたのだ。
 えーと。本日は西脇順三郎と高柳健次郎とフェデリコ・フェリーニと吉田正と三国連太郎と高橋貞二といずみたくと有吉佐和子と中村八丈と南果歩と若乃花勝の誕生日らしい……さて、貴方はこの中の何人を知っていますか?(爆)

 ……あんまり役に立たない。(泣) 雑学としては関所の廃止日(1869年)で、生類憐れみの令の廃止日(1709年)だそうである。うーん。昨日はジェームズ・ワットとポール・セザンヌとエドガー・アラン・ポーと森鴎外と松任谷由美の誕生日で、明日は上杉謙信の誕生日という豪華絢爛な顔ぶれだったのに……いや、こういう比較は失礼かも知れないな。むぅ。

 ちなみに、私の誕生日はリヒャルト・シュトラウスの誕生日(1864)と同じ日で、ソ連の金星・ハレー彗星探査機ベガ1号の降下船が金星に着陸した日である。さあ、いつだ?(笑)


1999/01/21(木)[21世紀まであと711日] 晴

 上杉謙信の誕生日である。うむ。うむ……げほげほっ。うぅ、風邪が治らない今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか、げほげほ。……うぅ、しむぅ。


1999/01/22(木)[21世紀まであと710日] 晴

 フランシス・ベーコンの誕生日である。うむ。うむ……げほげほっ。峠は越えたようだが、まだ今一つ調子は良くない。困ったものである、うぅ。


1999/01/23(土)[21世紀まであと709日] 晴

 何とか少し風邪がマシになってきたので『STAR CRAFT』を再開してみる。一気に進んでZARGキャンペーンの7シナリオ目である。

 テラン最終シナリオではテラン特殊兵(Ghost)を Battlecruiser の主砲 Yamato Gun(実名。凄いネーミングセンスだ……)で噴き飛ばすなんて豪気なことをしていたのだが、ZARGは残念ながらテランの Battlecruiser や高度文明種族プロトスの Carrier のような強力な大型空中ユニットがないので、テランの時のように耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで Battlecruiser を建造し、一気に逆転するという作戦は採れない。しかしながら、ZARGには量産生体兵器で押せ押せモードという幸せな作戦があるので結構楽しい。空を埋め尽くす Mutalisk (中型飛行生命体)の群による一斉攻撃は圧巻である。

 もっとも、ZARGをプレイして最初の頃はやっぱり辛い。何が辛いって……こいつらに対する生理的嫌悪感って奴である。(爆) いやもう、こいつらの気色悪さといったら……敵だった頃は叩き潰せばよかったのでそれほど気にならなかったのだが、自分で使うとやっぱり気色悪い。(笑) しかし、シナリオも後半になってくると慣れてきたりする自分が怖い。ゆけ、我がしもべ達よ……くっくっくっ……全てを喰い尽くせ! がっはっはっ……ってあら? て、敵もZARGですか?
 やっやっぱり気色悪いよお、うぅ。(泣)


1999/01/24(日)[21世紀まであと708日] 曇

 で、気持ち悪いのに耐えつつ一日かけてZARGをクリアする。テランのように戦艦数隻を作ってあとは叩き潰すだけ、という展開は出来ないので(何せ戦艦に相当する強力なユニットがない)、結局 Mutalisk (中型飛行生命体)と、Mutalisk の変異体で対地攻撃に特化したGuardian (中型攻撃飛行生命体)を耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで12体づつ揃え、一気に敵陣に突入してせん滅する作戦で全面クリアしたのであった。結局この二種類以外ほとんど使っていない……ううむ。

 まぁ、ZARGっていうのは結局数で押す種族なのでこんなものなのかも知れない。なに、テランの時も Battlecruiser 以外ほとんど使っていなかったじゃないかって? はは……はっ。こんな事で対人プレイの戦略が学べるのだろーか。うぅむ。

 まぁ、そんなこんなで次はプロトスである。今度はあの恐怖の Carrier 機動部隊が我がものになるのである。フッフッフッ……でも、プロトス母星の座標を知ってしまったZargがエンディングでプロトスの母星をぐしゃぐしゃに破壊していたんですが、プロトス大丈夫なのか?(爆) うーん、心配。


1999/01/25(月)[21世紀まであと707日] 雨

 てけてけがルーターを買ったらしいので電話してみる。……買ったのは事実であったが、ISDNは明後日開通らしい。で、設定方法を教えてくれというので親切に教えてあげることにする。

「うむ、TCP/IPの経由先をEtherNetにして、IPアドレスを192.168.0.2、これはユニークにしろ。で、サブネットマスクを255.255.255.0、ルータアドレスとネームサーバアドレスを192.168.0.1 にすればたいていOKだ。別にIP は自動アドレス設定でも構わないが、自動発信したとき犯人を特定しにくいからアドレスは割り振ってやった方がいいぞ。あ、でもDOS/Vはアドレス割り振ったらDNSの方も設定しろよ」

『……』

 わかんねーよ、という沈黙が帰ってくる。……うーむ。(笑)

 で、何故か、報復に『リング』を猛烈に勧めてくれる。(何故だ?) 某ニンテンドー64の名作ゲーム……ではないらしい。(爆) どうも彼、何かの間違いでTVで観てしまったらしいのだ。

「……なんか、あれって一週間以内に他の人に観せないと自分が死ぬとか言う内容じゃなかったか?」
『違うぞ。それは大きな誤解やね。うふふふふふふふふふふふふふふ

「だいたい俺はハッピーエンドじゃない映画は嫌いなんだ」
『安心しろ、この上なくはっぴーえんどな映画やね、うふふふふふふふふふふふ

「ええい、やめんかっ」

 ……罪作りな映画である。だいたいあの手の映画ときたら、観たあとは闇夜に浮かぶ鏡とカーテンの隙間から僅かに外が見える窓に恐怖を感じるようになるものと相場が決まっているのだ。冗談ではない。……うがあ、自分で書いてて怖くなってきたぞ、うぅ、寝るべし。


1999/01/26(火)[21世紀まであと706日] 雨

  で、『STAR CRAFT』である。超高度文明種族プロトスである。プロトスといえば精強無比なる空母機動部隊である。……なんでこんな強力な艦艇を保有している種族の兵士が格闘戦専用のサーベルしか持っていないのか謎なのだが、そこが頑迷なまで保守的種族と言われる所以なのかも知れない。しかし、保守派といったらやっぱり大艦巨砲主義じゃないのか?(笑)

 ちなみに、ヤマト砲なる大型艦砲搭載艦を保有している目一杯大艦巨砲主義のテランは「順応性に優れた種族」らしいからよくわからない。山口多聞が聞いたら泣き崩れるに違いないぞ。うーむ。

 まぁ、それはともかくプロトスである。割にマップが狭いのでさくさく進み、3シナリオ目までたどり着く。残り7シナリオである。もっとも、まだ追加シナリオが残っているので心配する必要は全然ないのだが。しかも、私の持っているBlood War の他にもRetribution なる追加シナリオがあるらしい。(ジェリー・パーネル氏のコラムに書いてあったから間違いあるまい)うーむ、先はまだ長そうである。とりあえず、さっさと空母が欲しいんだけどなぁ、うぅ。


1999/01/27(水)[21世紀まであと705日] 曇

 会社の人と焼き肉をやって午前様ギリギリになる。それでも普段より帰ってきたのは速かったので(謎)、火龍壱号のベンチマークを取ることにする。

 なぜに今頃ベンチマーク、という話もあるが、なんか仲間うちでベンチマーク大会をやろう、というお誘いが来たので一応参加してみることにしたのである。前年度の結果を見ると、私でも対抗出来そうな感じはするが、この業界で前年の結果が当てになるとはあんまり思えない。HDBENCH に添付されている記録と比較すると実のところ私のマシンはあんまり速くない(哭)ので本当に参加するだけになりそうである。374MHz でしか駆動しないハズレCeleron で何をしろというのだ、うぅ。おまけに同期がとれないのか、クロックアップするとディスクライトが猛烈に遅くなるし。(300MHz稼働時の実に35分の一!) なーぜーだー。

 ベンチが速くたってさぁ、別に……。

 やっぱり私にはこの手の怖い世界は向いていないらしい。ぐっすし。


1999/01/28(木)[21世紀まであと704日] 曇

 ディスクライトの件が解決しないので仕方なく『STAR CRAFT』に燃える。超高度文明種族プロトスである。プロトスといえばエナジーシールドである。プロトスのユニットは大は機動空母から小は兵士まで、無敵のエナジーシールドを持っているのだ。このエナジーシールドを破られない限りプロトスのユニットはダメージを負うことはないのである。おお、凄い! ……と、プロトスを使うまでは思っていた。
 のだが、実際使ってみると……。テランの大型兵器は修理することが出来るし、ザーグの生体兵器は勝手に回復していく。が、プロトスの兵器は一度シールドの許容範囲を越えたダメージを受けると決して回復しないのだ。で、プロトスの兵器は高性能で高価である。つまり、高性能で高価で使い捨ての兵器と言うことだ。流石は超高度文明種族である……なんでぢゃ。お前ら修理という言葉をしらんのかっ!
 ……まぁ、無理もないか。昔から超高度文明種族という奴は使い捨てが好きと相場が決まっている。これはゼントラーディの頃からかわっとらん。ったく、ぶつぶつぶつ。これだから、超高度文明種族って奴の考えることはよくわからんのぢゃ。(爆)


1999/01/29(金)[21世紀まであと703日] 曇

 ライトが猛烈におそくなるベンチマークにリトライする。ここまで遅いと遅さが体感できたりするので実用上問題である。どうもベースクロック83MHzという変則的なクロックに設定したのがまずいらしい。100とか66とか基本的クロックで動かさないとそうなる可能性があるらしいのだ。とはいえ、家の子は確かベースクロック100MHZの450MHzでは駆動しなかったような気が……。しかし、この際なのでダメもとで再度100MHz X 4.5 = 450MHz に挑戦してみることにする。BH6はベースクロックも起動時にBIOS画面で簡単に設定できるので、気楽にベースクロックを変えることが出来るのだ。もちろん、一歩間違えると一切起動しなくなり、自動復帰までの間お茶でも飲むしかないと言う状態になってしまう諸刃の剣ではあるが。電源すら切れなくなり、うんともすんとも言わなくなるのはかなり怖い。

 で、おそるおそるベースクロックを100MHZにしてみる。……あら、起動画面が出てきたぞ? おお、450MHzで動いた! じ、実は当たりか家のCeleron300A!

 そんなわけで、おそるおそるベンチマークしてみる。

HDBENCH Ver 2.61
Processor Pentium II 450.9MHz [GenuineIntel family 6 model 6 step 0]
解像度 1024x768 65536色(16Bit)
Display 3Dfx Voodoo Banshee AGP for Windows 98
Memory 130,016Kbyte
OS Windows 98 4.10 (Build: 1998)
Date 1999/ 1/29 22:58
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive
24551 36565 29011 65507 5716 42200 435 74 9333 7641 23605 C:10MB

Final Reality Ver 1.01
Benchmark results:
Radial blur, 5N, 44.07, rips, 6.096, Rmark
Chaos zoomer, 5N, 71.68, rips, 3.483, Rmark
25 Pixel, 5N, 226.46, kpps, 7.238, Rmark
Robots, 5N, 57.02, rips, 14.773, Rmark
Fillrate, 5N, 22.41, MPps, 4.850, Rmark
City scene, 5N, 73.31, rips, 18.191, Rmark
Video card bus transfer, 5N, 164.71, MBps, 5.244, Rmark
Direct3D bus transfer, 5N, 107.19, MBps, 9.161, Rmark
Overall 3D, 4.113, Rmark
Overall 2D, 4.789, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
Visual appearance, 100.00, percent
Overall bus rate, 6.419, Rmark
-----------------------------------------------------------------------------
OVERALL SCORE, 4.662, Rmark

そんなわけでそんなわけなのであった。おお、添付されてる Pentium II のデータより速い! 凄いぞ火龍壱号!


1999/01/30(土)[21世紀まであと702日] 曇

 昨日の天気予報で今日は平野部で数センチの積雪だろうと脅されていたのだが、実際にはただの寒い一日でちょっと安心である。なんでかって? 今日は出勤だったからバイク通勤なのだ。(爆) で、土曜日のバイク通勤といったら、映画しかない。(謎)

 そんなわけでジョン・カーペンター監督の『ヴァンパイア 〜最後の聖戦〜』を観る。「これが観たい」ので行ったわけではなく、おもむろに映画館に行って選んだ映画なのだが、「最強の悪鬼(ヴァンパイア)VS始末人(スレイヤーズ)の生き残りをかけた凄絶な戦い!」……なんて売り文句を見たら観るしかあるまい。私的に弱いのだ、こういうの。(その他、限定品とか、ハイブリッドとかも有効である……いや、そうじゃなくて)
 で、中身はというと、いい意味で期待通りのB級ホラーアクションであった。首が飛んだり人間を真っ二つに切り裂いたりとスプラッタも入っているが、基本はホラーアクション映画である。それでいてポップコーンを食べながら観れる程度の演出に押さえてあるのは私的に好みな感じだ。その点で言うなら『スターシップ・トゥルーパーズ』の方がよっぽどエグい。
 ……それはともかく。この手の映画の宿命として低予算な映画な感じはするが、押さえるべきところはしっかり押さえてあるのでその点で失望することはない。特に最後の爆発シーンで手首が飛んでるのは凄い。(爆) 妙なところで演出に凝ってるのだ、この映画。(『イペント・ホライズン』のように潤沢な予算を地味だがリアルさの追求に使った……のかと思ったがこの映画はほんとに低予算らしい) B級とはいえジョン・カーペンター監督なので随所に芸術的な演出があるのもよい。
 それに、悪鬼「マスター・ヴァレック」役のトーマス・イアン・グリフィスもかっこいい。夕日をバックに配下のヴァンパイアを引き連れて……さ、最高
 もちろん、対するスレイヤーのおっさん(ジェームズ・ウッズ)もなかなかシブい。その他のスレイヤーの面々も、銀の槍といった古風な武器からサーチライト付きワイヤーボウガンまで、様々な武器を駆使して戦ってくれ、なかなかいい感じなのだ。ヴァンパイアの「巣」を叩き潰す際の手法も統一化されている。中でも定番として、ワイヤーガンを打ち込んだヴァンパイアを車で直射日光の当たるところに引きずり出すというのはなかなか笑える。もちろん真面目でかっこいい演出もある。主人公のスレイヤーが「巣」に突入する際、常に「天井を確認する」のだ。確かに天井というのは人間にとって死角である。普通の特殊部隊ものでこういう演出をしていた記憶がないのだが、この映画オリジナルの演出だったら凄いこだわりである。(まぁ『レオン』で天井から襲いかかるという展開もあったので特殊部隊にヒントを得たのかも知れないが)

 これでヒロイン(?)に金髪美少女がいれば完璧なのだが……。(笑) まぁ、役どころ的に演技派女優(シェリル・リー:『ツイン・ピークス』のローラ・パーマー役で有名)の方がよかったのかも知れないが、その点だけが残念でならない。(ぉぃぉぃ)


1999/01/31(日)[21世紀まであと701日] 曇

 浜松の友人がやってきたので、大須に行くことにする。で、『DAVE』を買うことにするだべ。……『DAVE』というのはMacintoshに Microsoft Network を使えるようにするソフトウェアである。これを Macintosh にインストールするとセレクタにAppleshare の他に DAVEクライアント というのが現れ、ここから Microsoft Network の「ネットワーク全体」にアクセスできる。つまり、 Macintosh をWindowsに合わせるためのソフトウェアである。本来ならAppletalk主体のわが家のネットワークの場合、DOS/VにAppleTalkを認識させる『MacLAN』の方が向いているような気もするが、『DAVE』ならPowerBookを持って行ったときDOS/Vしか持っていない友人宅でもネットワークが使えるのでその方がいいのではないかと思ったのだ。
 Ethernet でつながっている隣のMacintoshにFDでテキストデータを持っていくようなばかげた生活ともこれでおさらばである。きちんと動作するのか若干不安ではあったが、火龍壱号をきちんと認識してくれたので万々歳である。

 で、ネットワーク生活を更に快適にするために『PostPet2001』を買う。(謎) 毛手家手のHPに「PostPet用」としてアドレスが書いてあるのが以前から気になっていたので遂に購入してしまったのだ。ピンクの熊と兎と猫と亀という謎のセンスだったのが今一つ気に入らなかったのだが、2001になって犬とハムスターとペンギンとひみつメカという割とまともなセンスになったのが嬉しい。やっぱりペットといったら犬であろう。「ひみつメカ」なんていうあたりがまだ謎のセンスだがそれは言うまい。

 そんなわけでうちについてからさっそく一匹育ててみることにする。とりあえず自分にメールをだしてみる。おお、メールを出しに行ったぞ……おお、帰ってきた。おお、ペットがメール持ってきたぞ、ウチの子の分身だけど。分身同士がじゃれあってる様は割と謎だな。おお帰っていった……おお、またなんかメールくわえてやってきたぞ。おお、帰っていった……おおまた来たぞ。(中略)……いつまでこいつメール持って来るんだ、うーん。そんなわけで謎の日記メールを延々とウチの子の分身は届け続けるのであった。誰か何とかしてくれ、うぅ。PostPetではペットで自分宛メールを届けさせない方がいいみたいです、はい。うぅ、ぐっすし。



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