2001/08/01(水) 晴

  8月である。いよいよ夏本番である。暑い……8月にもなれば残暑と言ってもいいはずなのに……ぅぅぅ。

 そんなわけで、今日もギリギリで鉄拳である。今日はブライアン&レイである。気分転換である。慣れぬキャラ故に少し苦戦もするが、乱入者もなく……と、ふと隣を見ると。

 鉄拳4

 ……と、書いてある。なっなっぬわにいっっっ!? で、一気にやる気の萎えたTTTだが、それでもラスボスを蹴散らし、早速やってみる。当然キャラは李超狼……っていないぢゃんかよぉっっっ!(当たり前だ) 仕方ないのでロウとかポールを使ってみるが、どうもしっくりこない。そういえばニーナもいないしなぁ、むぅ。
 で、何度か乱入され、1勝しただけで後は連敗、全然駄目である。しかし、壁といいCGといい、ほんとにこれVFかDOA2と言われても信じてしまうのだが……むぅぅ。1キャラだから勝負も速攻で決まるし。TTTとは似てもにつかぬゲームである。鉄拳1〜3に連なる先祖に返ったという意味ではゲーム感覚は似ているかも知れないが……慣れというのは恐ろしい、はぁ。

 しかし、謎の?タイムリリースキャラに李は……いないよなぁ、やっぱり。ぐっすし。



2001/08/02(木) 晴

  相変わらず暑い……ぅぅぅ。暑いが速攻では帰れなかったので、鉄拳屋さんに辿り着いたときには閉店間近である。いつの間にやら4が3台に増えている。おひおひおひ。
 1台の時はとても見られなかったデモも、流石に3台設置でこの時間となると見ることが出来たので少し幸せである。しかしなぁ、ヘイハチの特殊部隊、なんでカズヤ相手には銃を使わないのか謎である。カズヤの方が銃を持っているのには少し驚いたが。しかもその手に握られているのは紛れもなくDESERT EAGLE50AEときたもんだ。何者だ、この男。(爆)
 ちなみに、今回のデモではTTTと違ってデモに登場するのは(ヘイハチの私設軍隊の兵士以外は)ヘイハチとカズヤだけしか登場しないのだった。ポールやロウ、リンも登場しない。TTTとは全然違う。勿論、李も登場しない……ぐぅぅ。
 
 で、今日もやってみるが、やはりどうも勝手が違う。ポールで4面まで行くのがやっとという状態では、対戦なんぞなにをかいわんやである。しかし、本当に別のゲームみたいだよな、これ。(別のゲームなんだってば) 李もいないし……。(カズヤとロウとポールという代表格がおるだろう!)

 あんまり悔しいので、TTTに乱入してみる。珍しくやっている人が居たのだ……しかし、あっけなく勝ってしまう。むぅ。で、しばらくやっていると……また乱入される。相手は……カズヤ&ポール?

 ……強い。無茶苦茶強い。手も足も出ないと言った感じである。で、何度か挑んでみるが閉店時間の都合で6回挑戦してことごとく負けたところで切り上げる。むぅぅぅぅ。
 むぅ。修行しなくては。(何をだ?)



2001/08/03(金) 曇

  相変わらず暑い……暑いので気が付いたら2時半を過ぎている。無論午前で、気が付いたのはとりあえず今日蹴散らさないといけない仕事が片づいた時である。(馬鹿) ぐはっ。

 これでバイク通勤なら救いもあろうというモノだが、当然の如く今日は公共交通機関である。無論、この時間ならタクシーがイヤと言うほど走っている(と言うより、道を走っている車の8割はタクシーだ)ので、拾って快適に帰ることも出来ないではなかったが、銭がもったいないのと、最近太ってきた私としてはたまには運動しないとと言う思惑で、歩いて帰ることにする。
 歩いて帰るのも久しぶりである。しかし……流石に辛い。家に帰るまでには牛丼屋やゲームセンターなどの誘惑があるのだが、時間も時間なので流石に今日は無視、ひたすら歩いて歩いて帰る……うぅぅぅ。

 で、家に辿り着いた頃には4時過ぎであった。はぅぅ。
 ば、バイクで通勤さえしていればこんなことには……所詮24時間営業でない交通機関など役には立たぬか、ぐふっ。
 むぅぅぅ。ね、寝よ。



2001/08/04(土) 曇

  爆睡である。麦水ではない。ばくすい、とふりがなをふってある缶飲料ではない……いや、そうじゃなくて。
 昨日の朝帰りのおかげで、目が覚めたら午後である。っていうか、寝たとき既に日が昇っていたという説は濃厚である。朝7時くらいに目が覚めたのだが、いくらなんでももう少し寝るべ、と思ったら、14時になっていた案配である。……自業自得とも言う。

 ……爆睡していても仕方ないので、入院してしまった会社の同僚のお見舞いに行く。最近の病院は凄いことになっている。モジュラージャックがあるから、インターネットもつなげるという。……って、病院が凄いわけじゃないか。いや、それ以前に、病院って精密機器使用禁止なんぢゃ……飛行機と違って携帯電話以外はOKなのか? 確かに離着陸時以外なら旅客機だって精密機器使用可能だが、病院なんていつでもミッションクリティカルなんぢゃ……手術室とかは完全防磁シールド付きなのか? まぁ、放射能の遮蔽よりは簡単かもしれんが……いや、深く突っ込むのはやめよう、うむ。

 で、病院のサーロインステーキなどと言う凄いモノを食いに出かけたのだが食堂が閉まっていた(ぉぃ)ので、売店に出かける。同僚、カップラーメンを買う。食事制限はないらしい。……って、誰かさんの夜食(私だ)じゃないんだから、そんな不健康なものを……。
 真顔で、じゃあ何で売ってるんだと応える同僚である。そりゃ、見舞いに来た人とか、付き添いの家族の人のためだろうと応えたら、考え込んで、そういう考えをしたことはなかったな、と応える同僚である。……違うのか?(爆)

 むぅ。病院恐るべしである。(何がだ?)



2001/08/05(日) 晴

 今日はココストア氏とカタンカードゲームにでも燃えようかと思っていたのだが、ココストア氏が暑さでぶっ倒れてしまい、 仕方なくインターネツトでボードゲームの通販ページを見て回る私なのであった。最近はゲームというとコンシュマー系ゲーム機かアーケードを意味することが大半なのだが、個人的には昔からボードゲームファンなのでこっちの方が興味があったりする。いわゆる「非電源系」ゲームと言う奴である。もっとも、私自身はそれこそ「電源系」を本流とするようなこういう言い方は好みではないのだが……。

 で、通販なんて滅多にしない、と言うより、P99のレーザーサイトが生まれて最初の通販の買い物で、それ以降、通販なんかしたことがない私なのだが、最近人生二度目の通販生活という奴をやってしまったのだ。元々通販というのは実物をじっくり見られるわけではないし、すぐにその場で手に入るわけではないので実は衝動買い系の人間向きではないと思っている私なのであった。それに、店頭で色々品物を見て回るのもあんまり嫌いな方ではないので、家で気軽に買い物できるというのはあんまりメリットとしては関係なかったりする。
 根底には通販特有の商品が届くがどうかわからないと言う不安感があるのだが……。

 ちなみに、買ったのは、カタンの開拓者たちのクラブパックという奴である。カタンは六角形のタイルを組み合わせて全体のマップを作るゲームなのだが、その境界線に街道コマを置いたりする際に、タイルの間に隙間があったりするとコマが隙間に落ちてしまったりして結構厄介なのである。制作側もそれをわかっていたのか、カード置き場とタイルの枠をセットにして販売しているのだ。それがクラブパックでなのである。別に冷凍蟹の詰め合わせではない。(爆)
 オークションでも出物はあったのだが、通販で買った方が安いのであった。(笑) これだからインターネットというのは怖いのだ……。(もっとも、送料を合わせると値段自体はそんなに変わらなかったりする)
 ちなみに届いたモノは、組み立て式の枠が付いた3枚の段ボールの板(笑)で、本当にカタンをやらない人間には何の役に立つのかさっぱり不明な代物なのだった。(笑) ははは。
 うーん、でも、次にやるのはカード版の方なんだろうなぁ。はぁ。



2001/08/06(月) 晴

 今日はバイク通勤だったのだが、バイク通勤途中のゲームセンターには鉄拳4はないので素直に撤退、しばしネットサーフィンに勤しむ……で、凄いページを見つける。カタン・テーマ曲集。ぉぃぉぃぉぃ。何か勘違いして居るんじゃないか……と思ったが、よく見るとPlaystationとかPCとかいう文字があり、どうもPC版に移植された際のテーマ曲らしい。ほとんどが、のほほんとした明るい曲なのだが、Catan05.mp3なんかは私好みのブルーな仕上がりの曲で意外と気に入ってしまったりしたのであった。
 今度、カタンやるときにテーマ曲として流してやろうかしらん。しかし、何の曲か聞かれてカタンの曲と聞いても誰も信用しないこと間違い無しだよなあ、ううむ。



2001/08/07(火) 晴

 今日もバイク通勤である。むぅ。
 流石に連続で早朝出勤だと少々眠い……うぅ。

 うぅ。
 寝るべぇ。



2001/08/08(水) 晴

 暑い……それで、と言うわけではないが、今日は鉄拳4可能時間帯に会社を出たので鉄拳4である。
 対戦相手には事欠かなかったのだが、なにぶん腕が未熟すぎたので1人プレイである。幸か不幸か乱入者も居なかったのだが、5面でリタイヤする。……ぐぅぅ。

 当分は修行の日々である。はぁ。 寝るべぇ。



2001/08/09(木) 晴

 世は平和にしてこともなく、今日も午前様で鉄拳はできずである。

 ……はぁ。
 あーあ。

 寝るべし。



2001/08/10(金) 晴

 なんとか今日は鉄拳可能時間に脱出したので、鉄拳4の一人プレイに燃える……5人目の壁が越えられない。

 むぅ。

 で、腕試しに一度対戦を挑んでみることにする。もう少しすれば状況は変わるかもしれないが、今のところは鉄拳4は一人プレイヤーが多い……台が3台もあることも理由の一つかも知れないが。

 結果。5連勝する。……私のポールも結構捨てたモノではない。李とは空中三段蹴りくらいしか似た技はないのだが……。
 しかし、6戦で敗れる辺り、私もまだまだである。うーん。



2001/08/10(土) 曇のち雨

 どうも最近ハードな生活が続いたため、一日中まったりと過ごしてみる。ははは。
 せっかくだから、貯まったDVDを観るとか、有意義に過ごせばいいのだが、例によってボードゲーマーなHPを巡っていたら一日終わってしまう。

 はっはっはっ。(はっはっはっぢゃねーよ)



2001/08/10(日) 雨のち曇

カタンカードゲーム之図 盆休み二日目は土砂降りの雨である。ちなみに、家の盆休みは豪華4連休なので、夏休みも半分終わった計算である。……はぁ。まぁ、うちの会社で3連休以上というのは滅多にないので、これでもそれなりに嬉しいのだ……ははは。(乾笑)
 はぁ。

 そんなわけでココストア氏を召還して『カードゲーム版 カタンの開拓者』に燃える。本人は前回のインペリウムの続き、第二次ソロマニ・リム宙域戦争をやりたかったみたいだが、あっさり却下してカードゲーム版を推す。私としては、二人用ルールを採用してのボードゲーム版も捨てがたかったのだが、やはり『カタンの開拓者』は3人はいないと、という今度はココストア氏の反対に遭い、折衷案(?)としてカードゲーム版になった次第である。

 『カードゲーム版カタンの開拓者』は、『カタンの開拓者』のエキスパンション『騎士と古城』をベースとしたカードゲームである。それだけに、展開としては騎士の雇用による軍事力の確保と、様々な建造物による都市の発展がメインとなっている。
 『カードゲーム版カタンの開拓者』自体、エキスパンションの『トーナメントセット』が発売されており、特徴的なのは『カードゲーム版カタンの開拓者』と『カードゲーム版カタンの開拓者 トーナメントセット』を対戦する両者がそれぞれ持っていれば、あたかも某MTGの如く、それぞれが独自のデッキを組んで闘えるという点にある。勿論、『カードゲーム版カタンの開拓者』と『カードゲーム版カタンの開拓者 トーナメントセット』のみだけでも対戦できるのだが、両方が購入して独自のデッキを組んで戦った方がゲームの幅が大幅に広がって楽しいことは言うまでもない。デッキを組んで対戦できるにも関わらずTCGの如く無制限の出費を要しない点は高く評価できるのではないかと思う。(思うにMTGから手を引いた人の多くはやめた要因の一つが資金的問題にあったのではあるまいか?)

 ボードゲーム版『カタンの開拓者』を元にしているだけに『カードゲーム版カタンの開拓者』のゲーム展開は、ボードゲーム版とよく似ている。逆に言えば召還した魔物で相手の魔術師を倒すことを目的とするMTGとは全く異なる。(当然か)
 街道を伸ばし、新たな開拓地を建設し、周囲の土地から粘土、木材、穀物、羊毛、鉱石を入手して開拓地を都市に発展させ、一定の勝利点を獲得したプレイヤーが勝利する。『騎士と古城』をベースとしているので、都市に各種建造物を造り、相手に対して経済的な優位を得たり、騎士を雇うことで時々行われる騎士の競技会(馬上槍試合)や決闘に備える必要もある。新たな街道と開拓地の建設を優先するか、既にある開拓地や都市に新たな建造物を建設するのか、騎士を雇って軍事力を強化するか、はたまた資源を払って必要なカードを探し出すか……プレイヤーは常に資源不足のジレンマに追い込まれることになる。
 見た目はかなり違うが、本質的にはこのゲームは『カタンの開拓者』である。故に放火魔を雇って相手の建設物を破壊したり(たまに裏切られる)、黒騎士を雇って相手の騎士を追い払ったり(たまに負ける)、盗賊を雇って相手の資源を略奪したり(たまに雇い主を襲う)、スパイを雇って相手のカードを奪ったり(こいつは裏切らない……が、監視塔や大防壁で阻止されることもある)、はたまたプロの商人を雇って理不尽な取引を強要したり(こいつは裏切らない……ただし、こちらも何かを相手に支払う必要がある)することはあっても、直接的に相手の開拓地を破壊したりする手段はない。なんだかんだ言っても平和なゲームではある。

 このゲームの欠点はなによりカードゲームにしては時間がかかることであろう。インストにこそ10分程度しか要しなかった(流石に今度ばかりは私が事前にルールを読んで勉強しておいた)モノの、一戦に1時間近くを要したのだ。慣れもあるのかも知れないが……。(最終戦だけはあっさり負けたが) 勝利に要する勝利点をもう少し少なくすればスピーディになるかも知れないが、これはこれであっさり終わってつまらないかも知れない。難しいところである。
 それと、広い場所がいるのも欠点かも知れない。基本的には新たな開拓地の建設がゲームの目的なので、やたらとカードがプレイヤーの前に増えていき、本編のボードゲーム版もかくや、という机の上のスペースを必要とするのである。MTG用プレイシートなんかでは全然狭くてお話にもならない。まぁ、新たな開拓地の建設がゲームの目的なのだから、開拓地や土地がカードで表現されている以上仕方がないとも言えるのだが……。
 ……そう、このゲーム、やっぱり経済戦争なのだ。

 で、経済戦争となると言うまでもなくココストア氏に私が勝てるはずもない。
黒騎士で『鉄拳ゲッツ』を攻撃しまーす
「ふん、貴様の考えなど既に見切っておるわっ! 『薬草魔女』! ぬははは、3〜6で貴様の負けだっ!」
振りまーす。……
「ぬ、ぬわにいぃぃっっっ!」

……えっと、砂金2つと羊毛を支払って鉱石を買います、粘土、穀物、鉱石を3つづつ払ってカタンの巨像を建設しまーす
「ふん、またそんな無駄なものを造りおって……」
9、10、12点です、勝ち
「なっ、ぬわにいっっっっ!?

 ……一度や二度なら、運とか偶然と言うこともあろう。しかし、四度挑んで四度とも負ける(それも最後は4対12と言う惨敗)となると、何かが根本的に間違っていたとしか思えない。大体この私が全てのゲームで軍事的優位をもココストア氏に奪われていたとなると、なにをかいわんやである。経済的な裏打ちあっての軍事力などという戯言なんぞ私は認めん! 断固として認めるモノかぁっ!(ぉぃぉぃ)
 うぅ。今回は『トーナメントセット』エキスパンションを使わなかったが、次回はデッキを組んでこてんぱんに伸してやるわ……うううううぅ。
 うぅ。

 ……い、いや、勿論本当はココストア氏をこのゲームにハメるための策謀である。あの身持ちの堅いココストア氏をして『カードゲーム版カタンの開拓者』と『カードゲーム版カタンの開拓者 トーナメントセット』の購入に至らしめたのだから作戦は成功したのだ。これで彼を完膚無きまでに叩きのめしていたら、彼は二度とこのゲームをやらなかったに違いない。全ては計算されていたのだ。
 ふっふっふっ、ふははははははっ。

 ははは……なんだよ、その目は。



2001/08/13(月) 晴

 お盆なので墓参りである。しかし、お盆って本来は家でご先祖様をお迎えするものなのだが……。(だから「迎え火」というのだ)
 まぁ、それはよしとしよう。

 そんなわけで、峠を時速130Km/hで駆け抜ける……ハズが、大渋滞に泣く。まぁ、盆はこんなものである。
 それでも、日本古来の伝統のボードゲーム、将棋で1勝1敗だったので、今日の成績は上々である。(何がだ?)
 しかし、将棋って本当は「日本古来」じゃないかも……ははは。伝統とはかくも適当なモノなのである。(ぉぃぉぃ)

 はぁ。疲れた。寝るべし。



2001/08/14(火) 晴

 盆休みも今日で終わりである……はぁ。なんだかなあ。

 そんなわけで昨日の疲れを癒すため昼まで爆睡、夕方、友人と飲みに出かける……帰ってきたら連休も終わり状態になっている。
 ……はぁ。

 有意義な連休であった。寝るか。(ぉぃ)



2001/08/15(水) 晴

 豪華四連休な盆休みも終わり、出勤である……帰ってきたら日付が代わっている……はぁ。

 それでも鉄拳4はできた……のだが、一度は勝てたモノの、そのあと惨敗して早々に撤退する。

 なんだかなあ。
 寝るか。(ぉぃ)



2001/08/16(木) 晴

 会社からお休みを頂いてお休みである。……と言うか、本来は今日まで休みなので、うちの会社、そんなに休みが短い会社ではないのだ……本当に休めるならば、だが。

 そんなわけで、一人でボードゲーマーな買い物に出かける。パルコとロフトという、健康この上ない巡り方なのだが、買い物の内容は健康的から微妙にずれている。
 AH社『TYRANNO EX』、『COMMAND』誌 Vol.40 (3,600円)、『ライダー版タロット』(2,000円)、『ARCUS ARCANUM TAROT』(2,500円)、『THE BLACK TAROT』(2,000円)、『The Lord of the Rings Tarot Deck & Card Game』(2,800円) 、トランプ『No.92 CLUB SPECIAL PLAYING CARDS STANDARD』(600円)、バカラ&ブラックジャック用プレイシート(1,500円)、ポーカーチップセット(600円)。
 ……ある意味健康的とも言えないことはない。微妙にずれているのは否定できないが。

 『TYRANNO EX』(AH社版)はティラノEXである。『蜂の一刺し』のゲームデザイナーがデザインしたと言えば……通用しないか。(笑) ティラノというのはティラノサウルスのティラノである。といっても、ゲーム自体は恐竜が主体なわけではなく、生物進化をモチーフにしたゲームである。カバー写真は岩場が描かれていて一見ドイツゲーム風の木製パーツの組み合わせゲームかと思いきや、内容は動物の描かれたカードを主体にした美しいコンポーネントのゲームであった。難易度も低いようなので子供向けかも知れない。(笑)
 日本語訳が付いていたので勢いで買ってしまった(ずいぶん前から棚にあったんだよな、コレ……)のだが、プレイする機会があるかどうか……。(泣)

 『COMMAND』誌 Vol.40 は、日露戦争特集だったのだが、興味は日露戦争ではなくインペリウムのリプレイ記事であった。紙面の半分近くを費やし、気合いの入った日露戦争特集をさらりとすっ飛ばしてインペリウムリプレイを読む……いきなり最終回である。(自爆) いや、帝國軍の戦況はかなり不利だったので、危惧はしていたのだが……。うーむ。
 私も知らなかったインペリウムなHP(当時さんざんインペリウムのHPを検索したのだが、このHPは知らなかった)「帝国辺境星域」(聖域ぢゃないです、ナイスな誤植ですな)が掲載されていたのが慰めか……。
 リプレイ終わったし、来月号はパスかなぁ。来月号の特集は……なにい、英国海軍!? か、買うしかないぢゃないか。国際通信社、侮りがたし……。

 『ライダー版タロット』、『ARCUS ARCANUM TAROT』、『THE BLACK TAROT』、『The Lord of the Rings Tarot Deck & Card Game』は、全てタロットカードである。私は結構タロット好きな人なのであるが、最もメジャーなライダー(ウェイト)版の本来の絵柄のタロットは持っていなかったりするのだ。(爆) 買ったのはUSゲームズ社のイエロー・ボックス版なので、ライダー社発行のブルー・ボックス版ではないのだが……。
 ちなみに私が愛用しているのは Harris, Lady Frieda が描いた Aleister Crowley のトート・タロット(USゲームズ社版)だったりする。(難解なタロットなので、本来は素人向きではないのだが)。

 『ARCUS ARCANUM TAROT』はウェイト版のタロットで小アルカナも含めて表情豊かな人物の絵が描かれているタロットである。

 『THE BLACK TAROT』はウェイト版のタロットで、Luis Royo氏の手になるダークな絵柄の現代風タロットである。ビジュアルが非常に美しい。

 『The Lord of the Rings Tarot Deck & Card Game』はタロットというよりタロットをモチーフにゲームを造った物である。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚から構成されているので、タロットとしても使えるのだが……。
(タロットがトランプの原型になっていることからも知られるように、タロットをゲームに用いるのは不思議ではない……もっとも、魔術的要素の方が広く知られているのは事実だが)
 ベースとなっているのは指輪物語で、多人数ゲームなのでこれもプレイする機会は無いかも知れない……。

 で、『No.92 CLUB SPECIAL PLAYING CARDS STANDARD』だが、これは文字通りスタンダードなトランプである。本当はカードゲーム用シートとしてバカラ&ブラックジャック用プレイシートを買った際に思わず欲しくなってしまったのである。何故ポーカーチップセットまで買ってしまったのかについては聞いてはならない。(笑)

 そんなわけで、今日も日本の景気に貢献する私である。はははは……はっ。



2001/08/17(金) 晴

 花の金曜日である。そんなわけで、午前様ギリギリで鉄拳する……勝ったり負けたりで今ひとつである。
 うーん、まだまだ修行の日々か……。



2001/08/18(土) 晴

 土曜日でお休みなので、ココストア氏と『カードゲーム版 カタンの開拓者』の雪辱戦に燃える。
 とりあえず、最初は拡張キットの『トーナメントセット』を導入しての基本ルールでのプレイである。今までは『トーナメントセット』を使っていなかったのだが、『トーナメントセット』を使うと騎士を無差別に誘惑する「プリンセス・イメルダ」や「大学」の技術力で開発された強大な軍事力を誇る「大砲」、スパイを阻止する「監視塔」などが使えるようになるのだ……。
 で、当然の如くコレを使いこなすココストア氏にけちょんけちょんに伸されて敗退する。

 壱回目は当然接待である。

 で、次はいよいよ期待のデッキを構築しての対戦である。そう、このゲームの神髄はデッキ構築しての対戦にある。所詮、基本ゲームでの対戦なんぞ運に頼った戦いに過ぎない。……で、こちらは軍事謀略主体のデッキを構築、3つ目の開拓地が完成したと同時に略奪に悪徳商人、スパイといった極悪非道なカード攻めで一気に資源を獲得、圧倒的優位に立つ。
 ……いや、立っていたのだが……。
ふっ、デッキを組めれば私の勝ちだ……所詮デッキを組まぬ戦いなど子供のお遊びに過ぎぬわ、ぬはははっ!
 などと勝ち誇っていたら、気が付くと負けている。な、なぜ?

 弐回目は当然様子見である。

 で、次は高度なプレイヤーのための選択ルールを採用してみる。軍人、蛮族、商人、哲学者、資産家、賢者のうちランダムに(プレイヤー自ら選ぶルールもある)どれかを選び、そのキャラクターをモチーフにした10枚+初期配置2枚の予め決められたカードに21枚の独自に選んだカードを加えてデッキを構築、対戦するというものである。

 今回はキャラクターをランダムに選ぶルールを採用する。結果、私は哲学者、ココストア氏は商人となる。て……哲学者あ? 個人的には軍人とか蛮族を期待していたのだが……。(ぉぃぉぃぉぃ) ちなみに、商人は「商船隊」を主体とするデッキである。哲学者は「土地改革」(土地の場所を自由に入れ替えできる)や「大学」(手札の上限が増える)、「図書館」(手札の上限が増える)、水道(「疫病」の効果を無効化する)を主体とするデッキである……私の好みではない。(自爆)
 仕方ないので、残りの21枚に「大砲」や「私掠船団」(場に出たときに「商船隊」を撃沈でき、好況の都市に「砂金」を生む)を加えて独自の色を出してみる……途中までは作戦通り上手くいったのだが、接戦の末に敗れる。

 参回目は当然小手調べである。

 ……で、買った方も負けた方もデッキの1/3を指定されるのはどうも気に入らないしストレスが貯まる(笑)という至極もっともな理由でキャラクタープレイは中止、再度デッキを組み直して対戦してみる。

 やはり負ける。はぁっ。
 四回目は当然お遊びである。えっと……。

 むぅ。ここまで連戦連敗するとなると、やはり何かが根本的に間違っているとしか思えない……。
 私が弱すぎるのか、ココストア氏が強すぎるのか……。

 何はなくとも、まず開拓地を相手より多く確保する。この戦略はおそらく正しいはずである。
 カードゲーム版でもカタン島の土地は有限であり、追加の開拓地は敵味方合わせて5つまでしか造れないので、たいていの場合、どちらかの開拓地は相手より1つ少なくなってしまうのである。これは痛い。

 しかし、そこから先、都市化の過程はどうも私は下手なようである。前述の理由で開拓地から得られる勝利点には制限があるので、ゲームに勝つためにはどうしても莫大な資源を投資して開拓地を都市化し、勝利点を得られる建造物を造っていかなければいけないのだ。
 デッキには限りがあるので「騎士」や「スパイ」、「放火魔」、「掠奪」、悪徳「商人」といったカードを入れていくと、そういった建造物を入れることが出来る数は限られてくる。従って、前半はこういった破壊的カードで圧倒的優位に立っても、後半は経済力で押されることになる……というわけなのだ。
 この、「どこで開拓地から都市の発展主体に方針を変えるか」については、かなりのマネージメント能力が要求されるのである。このゲーム、やはり経済戦争なのだ。

 むぅぅぅ。
 まぁ、今回は小手調べである……次こそは……。(ぉぃぉぃぉぃ)



2001/08/19(日) 晴

 相変わらず暑い……あんまり暑いので家でほけーっとしていようかと思ったのだが、それもつまらないので大須のホビーショップにでかける。ひょんなことから『SDガンダムジェネレーション・デジボードミッション』とブースターA・B・Cをセットでゲットしてしまったので、追加のブースターD・E・Fを買いに出かけたのである。しかし、行ってみると……ブースターA・B・Cしか置いていない。(爆泣)
 仕方ないので、ツクダホビーの『ADMIRAL GRAF SPEE』をゲットして帰宅する。欧州での艦隊砲撃戦を扱ったウォーゲームである。
 仲間うちではドイツ製ファミリーゲームであるボードゲームの方が熱いので、プレイする機会はないかも知れないが……。
(もっともドイツ製ファミリーゲームの火付け役は他ならぬ私である)

 で、MacOSXな友人(ルーター機能付TAという謎のアイテムAtermのオーナーである)宅でデジボードミッションの初プレイに挑戦してみる。と言っても、対戦ではなく1人プレイで、友人は観戦だけであったが……。そう、このゲーム、ボードゲームでありながらソロプレイが出来るのである。
 昔、シミュレーションウォーゲームの箱の裏に「ソロプレイの適性」なるものが書いてあるのをよくみかけたものだが、その多くは自分で敵軍の移動を考えて動かすだけで、ソロプレイ専用ボードゲームでもない限りとても一人で遊んで面白いと言える物ではなく、ウォーゲームのソロプレイは、ほとんど一人将棋みたいなものであることが多かった。
 しかし、デジボードミッションは違う。ボードに内蔵されたコンピュータがちゃんと考え、コマの移動の指示をしてくれるのである! ……とはいえ、一人で遊んで面白いかどうかは別問題かも知れないが。それでも、このゲームの一人プレイは、自分で組んだ軍団の実力を試すことが出来るという点で有効である。
 そう、このゲームの神髄は様々なユニットを組み合わせて4体のユニットと基地からなるオリジナルのチームを編成し、戦うことにあるのである。無論、何の制約もなく強いユニットばかり集めてチームを編成できるわけではない。

・チームは4体のフィギュアユニットと1体の基地ユニットから構成される。
・チームを構成する各ユニットの移動タイプは重複していてはならない。
・チームを構成する4体のフィギュアユニットの合計HPは500以下でなくてはならない。

 こういう制約の元でチームを編成するには頭を使う。平均的な能力のユニットで構成するか、主力となる強力なユニットを1体、または2体用意してあとは雑魚ユニットで編成するか……。また、チームには必ずリーダーとなるユニットが必要なので、リーダーを強力なユニットにするか雑魚ユニットにしてしまうかの判断も要求されるのである……。意外に悩むべきポイントは多いのだ。

 もっとも、このゲームの特徴として有名なのは、ソロプレイが出来ることやチーム編成のことではなくボードに内蔵されたセンサーとエフェクトの方だろう。ボードに内蔵されたセンサーが置かれたユニットの種類を判定し、移動の際にはそこへの移動が可能かどうかをボードが判定してメッセージをしゃべってくれるのである。それ以外にも移動時や戦闘時には派手な効果音で戦闘を演出してくれるので、ほとんどボードゲームと言うよりポケットLEDゲームをやっている感覚である。
(誉めているのかけなしているのかよくわからない表現かも知れない)
 で、ユニットの移動もボードに内蔵されたセンサーで判定する。ユニットを盤に少し強く押しつけるとそのユニットの移動可能範囲がLEDに表示され、移動先にユニットを動かして盤に少し強く押しつける……と言った具合にゲームが進行するのだ。攻撃目標の選択もユニットそのものを盤に押しつけることで行う……言葉では今ひとつイメージが伝わらないが、実際にやってみると技術の進歩はここまで来たか……と驚かされる物がある。

 で、肝心のゲーム内容だが、実はこのゲーム、ガンダムをモチーフにしていながら、あまりガンダムとは関係なかったりする。無論、ボスキャラ級のガンダムやジオング、ビグザムと言ったユニットに比べてジムやザクは弱いのだが、Zより百式の方が強かったりと性能評価に一部よくわからない点があるのである。なぜかドムの属性が海になっていたりするし……ホバーが付いているからか? ついでに言えば、このゲーム、シミュレーションゲームというよりあくまでボードゲームで、一言で言うなら「将棋やチェスのコマに攻撃力、防御力、耐久力というパラメータを与えたゲーム」なのである。ちゃんと「成り」の要素もあって、敵陣に侵入したユニットは攻撃力の上がった「エース」になったりする。(笑)
 ユニットの移動種類は8種類もあるが、基本的には1ターンに1ユニットづつ、それも1ヘクスしか移動することは出来ないのだ。(「ジャンプ」アイテムという3ターンに一度しか使えない「桂馬飛び」可能な特殊アイテムもあるが)

 そんなわけで、この『SDガンダムジェネレーション・デジボードミッション』、ガンダムのシミュレーションゲームとして遊ぶと少し失望するかも知れない。むしろガンダム将棋、くらいの気持ちで楽しむことをお勧めする。しかし、ルールは比較的簡単だが子供向けではないのは確か(というより今ではガンダムと言う商品自体、大人を対象にしているとも言える)で、どういうユーザー層をターゲットにしていたのか少し判断に苦しむゲームではある。大人向けならもう少しシミュレーション色を出しても良かったような……。
(ビグザムの長距離射撃もルール化するとか……) ゲームのルール判定はコンピュータ任せなので、追加ダメージとかのルールを自作するのは困難なのである。(逆に言えばインチキは出来ないし、HPの残りを間違えるようなポカミスはあり得ないのだが)

 そんなわけで、将棋やチェスの発展系としてみれば結構奥の深いゲームではある。そういう意味で遊ぶのならば、楽しめるのではないだろうか……。(相手を見つけるのは大変かも知れないが)
 とりあえず、どこかにブースターのD・E・Fセット、売ってないかなあ……Zやνガンダムが使えないんだけど……。
 
ユニット名 HP AT DF 属性 移動
タイプ
セット名
ベース
200
0
0
 なし
 なし スターター
ガンダム
160
48
28
全方向 スターター
ガンキャノン
120
40
22
宇宙
斜め後ろ以外 スターター
ガンタンク
80
32
20
斜めのみ スターター
ジム
60
24
16
宇宙
斜め前+後ろ スターター
ジオング
160
48
28
宇宙
全方向 スターター
ゲルググ
120
40
22
斜め後ろ以外 スターター
ドム
80
32
20
斜めのみ スターター
グフ
60
24
16
斜め前+後ろ スターター
ジムキャノン
58
22
16
宇宙
斜め後ろ以外 ブースターA
フルアーマーガンダム
158
48
28
後ろ以外 ブースターA
EZ8
156
42
22
後ろ以外 ブースターA
プロトタイプガンダム
126
34
22
斜め前+後ろ ブースターA
ボール
56
30
14
宇宙
前後のみ ブースターA
ザクII
58
24
16
前+斜め後ろ ブースターB
ギャン
162
46
22
前後+斜め後ろ ブースターB
シャア専用ザクII
140
38
22
斜めのみ ブースターB
マゼラ・アタック
54
20
16
前後のみ ブースターB
ビグ・ザム
160
48
26
宇宙
斜め前+後ろ ブースターB
GP02A
166
52
24
斜めのみ ブースターC
ザメル
146
40
22
斜めのみ ブースターC
GP01
166
46
26
前+斜め後ろ ブースターC
ドム・トローペン
150
42
20
斜めのみ ブースターC
パワード・ジム
106
34
22
斜めのみ ブースターC



2001/08/20(月) 晴

 なんだか気が付くと8月も半ばを過ぎている。……相変わらず暑いのは変わらないが。うーん。
 そんなわけで午前様で鉄拳も出来ずに帰還する。……はぁ。
 はぁ。寝るか。



2001/08/21(火) 雨

 台風である。台風だ。台風なんだってば。11号らしい。英語名不明である。きっとサリーだか、エリナだか名前が付いているに違いない。(ほんとか?)

 そんなわけで、うちの会社も早めに終わりである。珍しいこともあるものである。もっとも、私は定時まで居たけど……。
 それでも定時に帰れるなんて年に何回あるかわからない(って言うより、年に一度もないこともある)ので激しく嬉しい。で、同じぐらい激しい風雨の中を、前から気になっていたボードゲーム屋を探し求めて赴く……かなり馬鹿である。本当はバトルラインが欲しかったのだが、残念ながら品切れとのことで、泣く泣く『ガイスター』を買ってくる。駆け引きが重要になる(鉄面皮が重要とも言う)、これはこれで2人対戦の傑作ゲームなのだが……少し残念ではある。

 そんなわけで、定時に帰れたことを目一杯活用した後、帰宅する……TVを見たら凄いことになっている。
 大雨警報、洪水警報、暴風警報、波浪警報に、雷注意報と高潮注意報のおまけ付き……。なんとも豪勢なことである。あと出てない警報ってあったっけ……噴火警報とか地震警報ってあったっけな。
(調べてみると、他に、気象台の発表する警報としては暴風雪警報、大雪警報、高潮警報、浸水警報、地面現象警報、注意報としては風雪注意報、強風注意報、大雨注意報、大雪注意報、乾燥注意報、濃霧注意報、霜注意報、なだれ注意報、低温注意報、着雪注意報、着氷注意報、融雪注意報、地面現象注意報、波浪注意報、浸水注意報、洪水注意報、その他特殊なものに水防活動用予報・警報、海上警報などがある、そうな。噴火警報とか地震警報というのはないらしい。ただし、比較的地震発生が予測しやすい東海地方は100億円の予算をつぎ込んでオンラインで結ばれた監視システムがあるらしいが……)
 大丈夫か、ニッポン。(謎)



2001/08/22(水) 雨のち曇

 台風一過である。そんなわけで同期会のあと会社に戻るという馬鹿なことをしたおかげで、午前様になる。
 ……はぁ。

 あーあ。



2001/08/22(木) 曇

 何の因果か明日から出張になってしまったので明日は日記はお休みである。
 おまけに今日も午前様だし……はぁ。

 はぁ。
 寝るか。



2001/08/26(日) 曇時々雨

 そんなわけで、二泊三日の出張から朝一番の飛行機で帰ってくる。ちなみに、行きはエアバスA320である。

A320−200
全長
37.6m
最大離陸重量
67,000t
最大運用高度
11,900m
全幅
34.1m
巡航速度
マッハ0.77(285km/h)
離陸滑走距離
1,650m
全高
11.8m
航続距離
2,380Km
着陸滑走距離
1,550m
  標準座席数
166席
エンジン形式名
CFM56−6−A1
    静止離陸推力
11,340kg×2基
  燃料搭載量
24キロリットル
 エアバス社の超ハイテク旅客機で、同時期の他社のライバル機が既存のB737やDC-9の派生型機であるのに対しエアバス社の同機は全く新しいコンセプトで開発された。操縦系には旅客機としては初めてフライバイワイヤー(FBW、物理的なロッドやワイヤーなどではなく、電気信号によって舵面制御コンピュータを介して舵面を操作制御する)方式を採用したことで有名。空力特性、機体材料、アビオニクス、エンジンの各分野においても最新の技術が取り入れられており、操縦輪でなく、サイドスティックで操縦する。
 ANAでは平成3年より導入されており、2001年3月31日現在25機を保有している。
 日本航空では現在同機種は保有していない。

※掲載スペックはANAホームページ 「ANA総合情報」−「ANA Flight Data」−「使用機材データ」による。
 なお、機内誌「翼の王国(August 2001,No.386)」掲載スペックでは航続距離3,040kmと、若干異なる。 


 ……例によって、今回も資料によってスペックに差異がある。同じANAのページ内でも、A321導入時の記述とは、最大離陸重量(67,100kg)、装備エンジン(CFM56−5A1)、静止離陸推力(11,400kg)、燃料容量(23,900kg)などに微妙な差異があるのだ。また、こちらは定番だが、機内誌「翼の王国(August 2001,No.386)」と比較しても航続距離(3,040km)などの差異がある。
 航続距離は条件により異なるのもわかるのだが、25機もあるとエンジンの種類も違う機体があると言うことなのだろうか……。
※ 最大運用限界速度(350km/h,Mach 0.82)、最大着陸重量(64,500kg)、胴体半径(2.0m)、ホイールベース(12.6m)はA321導入時にしか記述がないため省略した。

 ……座席は3列×2なので機体としてはB767より小型(B767は3列、2列、3列)なのだが、旅客機でFBW、サイドスティックで操縦というのは凄い機体である。

 ちなみに、帰りは機番JA8241のボーイング767−200であった。この機番で検索エンジンで探してみると、写真が山のように出てくる。結構、年季の入った機体らしい。(笑)
 隣に駐機していたポケモン仕様のB747−481D(JA8964)や、JAL50周年記念仕様のB747−446D(JA8904)なんかも見れて、なかなか豪勢な出張ではあった。(何) 

 で、ふらふらで戻ってきて駅から会社まで歩きで往復した上(馬鹿)、東急ハンズで『エル・グランデ』を買う……かなり馬鹿ではある。ううぅ。ついでに本屋でタロットの本を買う……ああ゛、また後先考えない買い物をしてしまったぁ……。

 で、普段は滅多に利用しない駅発の市バスで帰ってくる。地下鉄に比べて時間は(とても)かかる上に、最終がとても早いという致命的な欠点があるが、市バスには運賃が若干安く、そして、今回はこれが重要なのだが、家のすぐ近くに停留所があるというメリットがあるのだ。
 普段ならそれでも利用しない(デメリットの方が大きすぎる)のだが、日曜の昼過ぎともなればがら空きであり、長椅子を一人で占有することすら出来るのだ。時間はかかるモノのこれなら荷物があっても大丈夫である。全ては計算済みだったのだ……。(嘘)
 で、時々意識が遠くなって夢うつつの中(普通は出張と言えば普段よりホテルに帰る時間は早いのだが、今回は例外で初日が午前3時、翌日が午前2時という有様だったのだ)、なんとか乗り越しせずに帰ってくる……終電で終点まで行ってしまった経験を持つ私としては、乗り越しだけは避けなければならなかったのだ……なにせ、もう気力が……うぅ。
 うぅ。
 寝よう。



2001/08/27(月) 晴

 そんなわけで乗り越す。

 乗ったのは終電じゃなかったのだが、FinePix 40iでユーロビートを聞きながら帰ってきたらいつの間にか意識がなくなり、気づいたら4駅ほど乗り越していたのである。終点まで行かなかったのはまだマシだが……反対方向の電車はすでにない。はうっ。

 世間には、省エネのため公共交通機関を利用しましょうとか言うふざけた馬鹿どもが居るが、はっきり言おう。
 ザケんなよ、てめーら、そういう戯れ言は電車を24時間営業にしてからほざきやがれ、ゴラぁっ!
 ぜーはーぜーはー。大体、排気ガスまき散らすバスよりバイクの方がよほど環境には優しいと思うのだが……そもそも、省エネのため云々なんて言うのは宣伝しないと客が乗らないからであって、要は公共交通機関なんざ利用するのは私も含めて貧乏人だけなのである。一億総中流家庭な我が国では、貧乏人はそんなに多くはない……断っておくが、私の言う公共交通機関とは指定席のない乗り物のことである。
(距離が伸びるほど公共交通機関の価値は相対的に高くなる……即ち貧乏人でなく金持ちの乗り物になり、遠くなるほど貧乏人が自動車を利用するようになるというのが私の持論だ……自動車より強力な高速バスという窮極兵器もあるにはある)
 はぁ。誰か、ああいう戯れ言を自慢げに言う連中をなんとかしてくれんかな、ほんとに。
(そもそも、そういうことを言っている連中が公共交通機関を利用しているか凄く疑問なのだが……)



2001/08/28(火) 晴

 ……前日の反省をふまえ、気合いで乗り越しを回避、無事に帰還する。
 ……とはいえ、鉄拳は断念である。

 はぁ。

 あーあ。



2001/08/29(水) 晴

 相変わらずで相も変わらず、鉄拳も出来ずに撤退する。
 こんなんばっかである。

 ……はぁ。

 まぁ、H−IIA・F2も上がったことだし……って、関係ないか。
 しかし、陸自の後継対戦車ヘリもアパッチになったし……ってもっと関係ないな。


 防衛庁は27日、老朽化している陸自の対戦車ヘリ「AH1Sコブラ」(88機保有)の代替機として新たに導入する戦闘ヘリコプターに、日商岩井と富士重工が提案するボーイング社製「AH64Dアパッチ・ロングボウ」を選定したと発表した。
 今年度を初年度とする中期防衛力整備計画(01〜05年度)で10機の導入が決まっており、「アパッチ」と、三井物産と三菱重工が提案する「AH1Zバイパー」(ベル社製)の比較作業が続いていた。防衛庁は、将来的に計60機を導入する方針。
2001年(平成13年)8月28日付毎日新聞より


 しかし、今時アパッチかい、せめてコマンチ……って、アパッチはアパッチでもロングボウ・アパッチかいっ! あの『戦闘国家』で下手な攻撃機より高価だった恐るべき対戦車ヘリコプターである。攻撃力は抜群だが、ステルス性はない、と言う少し中途半端な攻撃ヘリである。コマンチは売ってくれなかったのだろう。
 せっかくOH−1を開発したのだから、戦闘ヘリも……というのは流石に無理だったようである。ちなみにOH−1の愛称はニンジャになったらしい。
 気になったので他の装備の愛称も調べてみることにする。陸自の装備愛称募集には私も参加したのだが、残念ながら選には漏れてしまったらしい。しかし、調べてみると決定した愛称はまともなものもあるが、そのまんまのものや、?なものもあるのだった。

 まずは眺めてみて欲しい。
 
名称
略称
愛称
9mm機関拳銃  M9 エムナイン
89式5.56mm小銃 89R BUDDY
5.56mm機関銃MINIMI MINIMI ミニミ
81mm迫撃砲L16 81M ハンマー
120mm迫撃砲 120M ヘヴィハンマー
155mmりゅう弾砲(FH70) FH−70 サンダーストーン
多連装ロケットシステムMLRS  MLRS マルス
87式対戦車誘導弾及び発射装置 MMAT タンクバスター
81式短距離地対空誘導弾  短SAM ショートアロー
91式携帯地対空誘導弾  携SAM ハンドアロー
93式近距離地対空誘導弾 近SAM クローズアロー
96式多目的誘導弾システム  MPMS 96マルチ
90式戦車  90TK キュウマル
74式戦車 74TK ナナヨン
87式自走高射機関砲 87AW スカイシューター
96式自走120mm迫撃砲 120MSP ゴッドハンマー
99式自走155mmりゅう弾砲  15HSP ロングノーズ
90式戦車回収車  90TKR リカバリー
89式装甲戦闘車 89FV ライトタイガー
96式装輪装甲車 WAPC クーガー
87式偵察警戒車 RCV ブラックアイ
82式指揮通信車  CCV コマンダー
高機動車 HMV 疾風(はやて)
LR−2  LR−2  ハヤブサ
OH−1 OH−1 ニンジャ
UH−1J UH−1J ヒューイ
UH−60JA UH−60JA ブラックホーク
CH−47J(A) CH−47J(A) チヌーク
AH−1S AH−1S コブラ
AS322L AS322L スーパーピューマ
化学防護車  CRV 化防車

 ……キュウマルとナナヨンはないんぢゃないかと思うのだが……ううむ。
 しかし、この愛称、どこまで国民の方々に親しんでもらえることやら……。



2001/08/30(木) 曇のち雨

 今日も鉄拳を断念しての無念の帰宅である。
 最近こんなのばっかりである。
 しかも、もう木曜日だし、夏も終わるし、鉄拳も出来ないし……はぁ。
 あーあ。



2001/08/31(金) そんなわけで夏も終わってしまう。っていうか、今日は完全に午前様で既に実際は9月になっている。むぅ。
 終電にも完全に間に合わなかったので、途中まで歩いて深夜バスに乗っての帰宅である。
 この深夜バス、降車するバス停は最寄りの地下鉄の駅になるので多少は使えるのだが、会社から乗車するバス停までがえらく遠い上に、昼間の倍額取るというぼったくり料金(それでもタクシーの初乗り料金よりは安い)、その上、深夜と言っておきながら最終が1時という気合いの籠もっていない運行と、あまり使う機会はないのだった。
(24時間営業とは言わないが、せめて午前2時過ぎまで動いていれば使う機会はかなりあるのだが……1時までの営業ではものの役には立たない)

 それでも運良くこれに乗ることが出来れば行程の半分は歩かなくて済むので、ありがたいことはありがたい。まぁ、歩くよりはマシと考える人は意外に多いらしく、この深夜バス、いつも乗車率は異様に高いのだった。本数増やしても儲かるんじゃないかと思うくらいである。

 だいたいもっと遅くまで営業していれば……と思うのはバスに限ったことではない。この徒歩での帰り道にはパルコに東急ハンズと、営業してさえいれば使える店は山のようにあるのだ。
 営業さえしていれば、私は間違いなく日本の景気、少なくともボードゲーム界の繁栄に寄与しているのだが……。せめて午前2時までやっていれば……いや、昼は開いてなくてもいいから。(ぉぃ)
 意外と日本の不景気というのはこんなところに元凶があるような気もしないではない。大丈夫か、ニッポン。



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