1999/06/01(火)[21世紀まであと580日] 晴

 6月である。衣替えの季節である。組織犯罪対策3法案衆院通過である。もうすぐ貴方の電話も電子メールも警察の盗聴OKである。……礼状だとか立会人がどうとか書いてあるが、あてにならないことは確かである。せっかく第四級アマチュア無線技師の免許を持っているんだから活用するのがせめてもの自己防衛なのかしらん。無線は全く盗聴に無防備ではあるが、てぐすねひいて待たれている電話よりは有効である。(期間制限なんて、あてになるとは思えない) 別に聞かれて困るような話をしているわけではないが、最近その手の映画とか小説とかを読むと……やはり怖いものは怖い。はぁ。

 まぁ、高度に政治的な話題はこのぐらいにしておいて(最近こういう話題多いよなあ、世相か?)例のブツである。

 そう。『グッドラック 戦闘妖精・雪風』(神林長平著、早川書房)である。夜10時迄営業の本屋が駄目だったので、比較的ハードカバーの多い9時迄営業の本屋さんでなんとかゲットする。今日はこのためだけにさっさと帰ってきたのだ、はっはっはっ。(笑) カバーに描かれた漆黒の雪風はF−22によく似ている。機首の「雪風」の字が渋い。再販版なのが少し残念ではある。初版は5月15日らしい……私の情報網も地に墜ちたものである。
 さて、明日は初版を探してみようかな……。(ぉぃぉぃぉぃ) 


1999/06/02(水)[21世紀まであと579日] 曇

 ……で、今度は国民総背番号制らしい。何となく背後に意図的な「世の中はこんなに暗黒社会になっているんだぞ」的な心理操作を感じないではないが、事実そうなのだろう。賛成論も今一つ説得力がない。……はぁ。

 仕方がないので『Xenogears』に燃える。遂に神聖ソラリス帝國に潜入である。半ば実は貧乏な帝國という奴を期待していたのだが、やっぱり典型的な悪の帝國みたいである。悪の帝國と見せて実は人類の未来を憂いる正義の国家……というオチでもなさそうである。むぅ。
 しかし、観艦式で巨大戦艦が何隻も艦隊を組んで飛行する映像を期待していたのは私だけだろうか。中型の飛行戦艦が6隻程度で花火を打ち上げてくれたぐらいで帝國の威容を誇ろうというのは、ちょっと皇帝陛下も甘いのではあるまいか? まぁ、空中都市シェバトには空中艦隊はないみたいだし、共和制に移行した新アヴェ王国もユグドラシルIII世くらいしかまともな艦隊戦力はないわけだから、これでも充分なのかも知れないが……うーむ。

 もしかして、帝國ってやっぱり貧乏か?(爆) 


1999/06/03(木)[21世紀まであと578日] 曇

 暑い。流石に初夏ともなるとちょっと厳しいみたいである。そんなわけで、今日は世間で不穏な動きもないようなので『Xenogears』に燃えることにする。

(以下ネタばらしあり、注意!)

 やっと元神聖ソラリス帝國軍士官学校『ユーゲント』の士官だったシタン先生と、帝室特設外務省『ゲブラー』少尉たるエリィと合流する……って、よく考えてみると、こいつらどっちも元帝國軍側の人間ぢゃん。全く困ったものである。しかも、どちらも帝國内のセキュリティシステムを平然と通過しやがるし。
「ソラリス帝國の管理も意外とズサンですねあっはっはっ」
 って、あっはっはっぢゃねーよ。むぅ。
 これは露骨に怪しい。うーむ。

 とりあえず、疑惑を胸に今日は寝ることにしよう。(爆) 


1999/06/04(金)[21世紀まであと577日] 曇

 『グッドラック 戦闘妖精・雪風』を読み終える。今回は終わり方が『ガメラ3』である。(謎) 前作があれほど刹那的で救い様のない終わり方だった割には、今回の終わり方は映画的である。うむ。

 そんなわけで満足したので今日は早めに寝ることにする。……と言いつつ、『Xenogears』に燃えている私である。仲間達も相当強くなり嬉しい限りである。特に超必殺技は強力である。「超」の名が付くだけあってその破壊力は伊達ではない。なにせ対物理攻撃防御モードに入ったセキュリティポッドを一撃で倒してしまうのだから凄い。並みの必殺技ではダメージは入っても普通せいぜい3点程度なのに、超必殺技だと一撃で230点以上のダメージを与えてしまうのだ。エーテル攻撃(理力を用いる攻撃手段、他のゲームで言うところのいわゆる魔法攻撃)ならば300点くらいのダメージは簡単に叩き込めるのだが、当然の如くこの攻撃は精神力を消耗する。ちなみに超必殺技にも精霊属性があり神聖ソラリス帝國内のセキュリティポッドには水か火の属性の超必殺技が有効なようである。(地や風の属性では一撃で倒せない)……もっともシタン先生くらいになると地の属性の超必殺技「地精−崩−」でも一撃でしとめたりすることもあるが。
 しかも、このゲームでのエーテル攻撃は対物理攻撃属性を持つ敵以外にはあまり有効ではないので、ますます超必殺技が有効だったりする。(超必殺技は出し放題で、エーテル攻撃のような「弾切れ」がない) 通常の対物理攻撃能力を持たない敵にエーテル攻撃を放ってもせいぜいダメージは160程度だが、同じ敵に超必殺技を放つと1000点近いダメージが入るのである。
 ……まぁ、超必殺技に限らず、必殺技に頼ると特定のコマンド攻撃しか使わなくなるので新たな必殺技を覚えにくくなると言う弊害はあるのだが、最後のコマンド以外は必殺技経験値が入るらしいのでこれもさしたる障害ではない。

 しかし、こんな状態でもゲームバランスがとれているのだから、何というかこのゲームは凄い。うーむ。(爆) 


1999/06/05(土)[21世紀まであと576日] 晴

 土曜日なので休日である。何となく幸せである。そんなわけで『第34回 日春展』を見に行く。日展の日本画部の春季展である。日展と言えば、やはり目玉は「ここはどーこだ?」クイズ&「これが芸術だ!な絵」である。しかし、今回は日本画部なこともあってか(謎)場所あてクイズな絵がない。ロサンゼルスな絵とかばっかりである。むぅ。

 しかし、お約束な絵は今回も健在であった。池田道夫先生の『空』。日展の芸術ここにあり、である。やっぱり日展はこれがなくては面白くない。……冗談はここまでにしておいて。

 個人的には明るい風景画が好きなので濱田昇児先生の『邪馬渓』なんかが好みなのだが、写真サイズで見るときはともかく実物だといまいちインパクトが弱い。逆に村居正之先生の『歴』なんかは写真ではインパクトは伝わらないが実物を見るとすさまじいまでのインパクトがある。こういう絵を見るとやはり見に来た価値があると思うものである。
 笑いを取る方面でも実際に見に来る価値はある……例えば坂本幸重先生の『比目魚』なんかは魚の書き込みなんかも凄いのだが、背景の新聞に本当に文字がびっしり書き込まれているのだ。それもローマ字で「愛してる」とか「坂本先生お元気ですか」なんて書いてあったりする芸の細かさである。ところどころに漢字かな交じりの日本語も混じっているのが笑える。

 そんなわけで、特に芸術に興味がない人も一度見に行ってみることを勧める。意外と楽しめるのである、これが、ははは……はっ。 


1999/06/06(日)[21世紀まであと575日] 晴

 『ソルジャー』を観に行く。……なんか、B級SFXアクション映画ばっかり観ているような気はするが、きっと気のせいである。うむ。

 で、内容は予想通りの展開で、こういうものを期待して観に行くのであれば満足できる出来である。大型装甲車のデザインは今一つであったが実物大の車両を製作しただけあって迫力があったし、銃撃戦のシーンもなかなかである。敵の新型ソルジャー部隊も結構かっこよくていい感じである。この手の映画を観ると必ず『シンジケート』をやりたくなるのは私だけだろうか。やっぱり携帯兵器はミニガン、火炎放射器、ロケットランチャーで決まりである。(笑)

 それ故、たかだか今後数十年で人類がこんなに星間宇宙に進出しているはずがねーだろ、とか、いくら突発的な砂嵐が発生するとはいえ、なんで大気が呼吸可能で充分生存可能な惑星を資源廃棄惑星にしちゃうんだ、とか、わざわざ大気圏内まで降下しなくても軌道上で捨てればいいだろ、とか、そういう突っ込みを入れてはならないのである。
 ははははは……はっ。 


1999/06/07(月)[21世紀まであと574日] 雨のち曇

 『Xenogears』である。いよいよ終盤である。……というか、なんか、CD−ROM1枚目が終わったとたん、展開が異様に早くなって、あっと言う間に終盤戦な雰囲気になってしまったのである。

(以下ネタばらしあり、注意!)

 主人公のとんでもない秘密が明らかになると同時に、その巻き添えを喰らって神聖ソラリス帝國の空中都市エテメンアンキが崩壊(!)、CD−ROM1枚目が終わった……のはいいのだが、その後はどんどんあっと言う間に進んでいくのである。というか、あっと言う間すらない。2枚目に入って以降、2つばかり難易度こそ高いがストーリー的にはあんまり重要ではないダンジョンはあるのだが、それ以外のほとんどのストーリーはモノローグで展開していくのである。いわゆるあらすじという奴である。例えば、こんな感じだ。

 平和な村を突然襲った悪夢。記憶をなくしたままラハン村で暮らすフェイは神聖ソラリス帝國特設外務省ゲブラーのギア部隊による突然の襲撃に、墜落して放棄されたキスレブの新型ギアに乗り込んで戦うことを決意する。ギアになど乗ったことのないはずのフェイだったが、なぜかフェイは手足のようにギアを駆りゲブラーのギアを破壊していく……。しかし、戦いの最中、親友を喪ったフェイは激情に飲み込まれ意識を失う。気が付いたとき、敵のギア部隊ごと村は壊滅していた。やむなく戦ったフェイだったが、そんなフェイに村人は冷たく、フェイは村を追われる。そして、彼は黒月の森でゲブラーの少尉、エリィと運命的な出会いをするのだった……。

 ……こんな感じである。オープニングから始まる数時間にわたる冒険は簡単に言うとこんな感じであるが、CD−ROMの2枚目は本当に文字通り「そのまんまこんな感じ」で進んでいくのだ。あまりだらだらしてはゲームがだれるから、という考えあってのことかも知れないが、それにしたってちょっとあんまりである。あらすじだけ読んでいくと(本当に「あらすじだけ読んでいく」のだから仕方がない)シナリオやダンジョンのネタになりそうな部分は結構あるのに(というか、いかにもこの部分はダンジョンがあって……というそのまんまのストーリー!)、それが、どんどんモノローグで進んでいくというのは演出と言うよりむしろ手抜きではあるまいか。容量の問題はあるのかも知れないがCD−ROM1枚目のボリュームを考えると言い訳にはならない気がする。むぅ。
 だいたいオープニングストーリーを書いてみて思ったが、本来エリィに遭う迄なんてダンジョン的要素なんてまるでないのに実際のゲーム展開は完全にずっと屋外ダンジョンなのである。この落差って一体……。

 しかも、浮上した神の母艦たるELDRIDGEこと『マハノン』のダンジョンまでこんな風に省略してしまうのは、ちょっといくらなんでもあんまりじゃないか? うーむ。で、最終ボスと思われる『デウス』との決戦である。……いいのか、これで。うーむ。

 なんだかなー。 


1999/06/08(火)[21世紀まであと573日] 雨のち曇

 熱い。いや、暑い、ではない。確かに夏もちーかづくはーちじゅうはちや、で暑いのは確かだが、熱いのは『Xenogears』の話である。某Gガンもかくやという熱さである。なんか、終盤近くの展開はほとんどオートで紙芝居なのだが、ストーリーそのものは熱すぎる。しかも、敵兵器もやたらかっこいい。こんな私も、金色の乗機『ワイバーン』を喪ったライバルキャラのラムサスが最後の決闘で搭乗する大型ギア『アンフェスバエナ』を見たときは、その悪趣味さにがっかりしていたのだ。(なんで最後の機体が金色じゃないんだ?) しかし、その後のイド駆るヴェルトール完全体やグラーフ駆る『オリジナル・ヴェルトール』はやはりかっこいい。狙ってるとしか思えない、いや、実際狙っているのだろうが、このツボを押さえた展開はよすぎる。当時世間で話題になったCD−ROM1枚目の終わりでいきなりグシャッっで目が点になる某作品とはえらい違いである。もっとも、今回も最後の最後で裏切られる可能性もあるが……。(汗)

(以下ネタばらしあり、注意!)

 ストーリーと言えば、今回もお約束の二重人格である。ここのメーカーって二重人格が好きである。しかも、ヒロインが終盤で戦闘に参加しなくなるのも定番らしい。(笑) プレイヤーの心理としてヒロインに過剰に経験値をつぎ込むのを計算した上でのシナリオ展開であろうか。うーむ。困ったものである。パワーマジックX2&エーテルダブル装備の無敵のエアッド攻撃でなみいる敵を撃沈してきたのは私だけではあるまい。(お前だけだ!) やっぱゼノギアスにもサイコミュ兵器が欲しかったよなあ……。(さいこみゅって言うなぁ! エーテル兵器だ、エーテル兵器!) 


1999/06/09(水)[21世紀まであと572日] 晴

 帰ってきたら今日の残りが久しぶりに1時間しかなかった。まぁ、今日が1時間も残っているのが珍しかった頃に比べれば格段の進歩である。はっはっはっ……はっ。

 そんなわけで通称盗聴法案もいよいよ成立に向けて大詰めである。なんというか、嫌な世の中になったものである。ニュースでは触れられていないが、これって電子メールではない普通の封書もやっぱり開けられてしまうのだろうか。もしそうでないのなら郵政省メール見直しのきっかけになるかも……って、そんなわけはないわな、むぅ。

 しかし、電話調査では通称盗聴法案に賛成の人が半数近くもいるらしいから世の中分からない。お前は大規模テロの被害者になったことがないから被害者の気持ちが分からないのだ、という意見は一件説得力があるようだが、それって問題のすり替えじゃないかという気がしてならない。今までよほどのことがない限り高度に政治的な問題には触れないできたのだが……ほんとに、大丈夫かニッポン。 


1999/06/10(木)[21世紀まであと571日] 晴

 ……午前様である。はっはっはっはっはっ……はっ。

 寝よう。(爆) 


1999/06/11(金)[21世紀まであと570日] 晴

 …… 会社からお休みを頂く。せっかくのお休みなのに爆睡してしまい、目が覚めたら夕方になっている。こんなんばっかである、うぅ。

 仕方がないので、『Xenogears』である。遂に最終決戦である。

(以下ネタばらしあり、注意!)

 「母」エリィことミァン、そして、「アニマの器」、第二次接触者「グラーフ(ラカン)」を得ることで、遂に覚醒した恒星間戦略統合兵器システム『デウス』。地に溢れるデウスの機動端末兵器『アイオーン<天使>』によって世界は危機に瀕していた。主人公達の決死の攻撃で天の車『メルカバー』を破壊されたデウスであったが、デウスはナノマシンによりメルカバーを変体させ惑星そのものを飲み込みつつ、テラフォーミングによって星そのものを兵器として変容させようとしていた……残された時間は少ない。主人公一行は、デウス本体を破壊すべくメルカバー内部へと侵入する!

 と、いやがおうでも盛り上がる中、主人公一行は変容した世界各地を巡り、経験値稼ぎとアイテム集めに燃えるのだった……。(爆) なにせ、CD−ROM2枚目に移ってからワールドマップを歩けるようになるのはこれが初めてなのである。前にワールドマップを歩いたのは神聖ソラリス帝國に侵入する直前であるから、相当昔の話である。この間、主人公達はきっとアニマの器のダンジョンを探すために冒険したり、マスドライバーを探し回ったり、冒険しているに違いないのだが……開発期間の制約というモノは哀しいモノである、むぅ。だいたい、いつシェバトが墜落したのかも謎だしなぁ……。イドの覚醒の時点ではシェバトは浮いてたみたいだけど、イドがシェバトを撃沈したのかしらん。にしては、ダンもミドリも生きてるしなぁ……アイオーン軍団に撃墜されたのか? 無敵のハズの障壁はどーした?

 ……まぁいいや。で、墜落したシェバト跡(!)こと雪原アジトでタムズの船長に聞いたサンドマンズ島(タムズも沈んだらしい……どうやって生き残ったんだ船長?)を探し回ったり、1枚目の頃から謎だった「灯台」の地下に広がる街(ビル街の中で戦うギアというのは今まで見たことがなかっただけに新鮮である)を探索したりと、世界の危機をほったらかしにして経験値稼ぎに燃える主人公一行である。なにせ、サンドマンズ島ではドラゴ(誤字ではない)相手に苦戦し、ゼボイム文明の遺跡ではグリフォン相手に何度も全滅する(一撃で4000以上のダメージってどういうこと?)という情けない状態なのだ。こんな状態でデウス要塞に突撃しても勝ち目がないのは目に見えている。本当に情けない。でも、CGデモではデウスに侵された土地が惑星規模で増殖していった割には、ワールドマップはまだまだ大地は緑に覆われているし、変異した土地もデウス本体周辺に限られているから大丈夫だろう。(ぉぃぉぃぉぃ)

 さて、次は僅かに残ったヒトの拠点の一つ、キスレブ帝都でバトリングに燃えることにするかな……(世界の危機はどうするんだよ、おい!) 


1999/06/12(土)[21世紀まであと569日] 晴

 『Xenogears』に燃える。……あんまり世界の危機をほっておくと罰が当たりそうなので、そろそろ神殺しに出かけることにする。(神殺しが天罰を喰らうってそのまんまやんけ)

 まず、灯台の地下にあるビッグジョーのショップで主人公フェイの専用機「Xenogears」にギア用最強エンジン「OMEGA100」を買う。65,000G もぼったくられたが出力100は伊達ではない。これなら「デウス」も怖くはない。そして、デウスに突入……。永きに渡る経験値稼ぎの旅のおかげでデウス内部のアイオーン達も、もはや我々の敵ではない。逆にアイオーン達が落としていく「エーテル装甲+3」や「対天使システム」のおかげでギアが更に強化される……くっくっくっ、デウスなんぼのもんぢゃい! 内部は似たような構造物ばかりでともすれば道に迷いそうであるが、内部構造と現在位置を示す電子マップを何故か主人公が持っているおかげでなんとか奥へと進む……。きっと本当はメルカバー突入戦の際に入手したアイテムなんだろうなぁ。
 で、省略された冒険に思いを馳せつつ、見覚えのある場所にたどり着く……そう、やっぱりこういう演出では「プレイヤーが見覚えがある場所」じゃないとダメであろう。製作コスト低減のためとか穿った見方をしてはいけない。こういう演出は私は大好きである。そんなわけでニサンの街のデータとオルゴールの音楽を再利用した『XenogearsII』 発売を切に希望する私である……それはともかく。遂に恒星間戦略兵器統合システム『デウス』と対面する。どうやら4つの補助デバイスが「デウス」をサポートしているようだが、補助デバイスなんぞ無視して直接本体に突撃する私である。うぉぉぉぉぉぉっ!

 『天よりふりそそぐもの』! くっ、まだまだぁっ! 『デウスのいかづち/天使攻撃』! フッ、我が対天使システムの前にはそのようなものは効かぬわ! ゆけっXenogears、超必殺ッ! 機神黒掌ッ

 やったか? ……どごっ! ぐはっ、くっ油断した……ええい、フレームHPで耐久力回復を……くっ燃料不足か、ならばチャァーーーージッ! ……へっ、燃料最大値1000!?

 解説しよう。『Xenogears』の人型戦闘兵器ギアでの戦闘では、耐久力の他に燃料という要素があるのである。燃料は通常攻撃の際10〜30消費される他に、必殺技で100前後、特殊装備では1000以上も消費されることがある。フレームHPも特殊装備の一つで、ギア戦闘中にギアの耐久力を回復させるほぼ唯一の手段である。フレームHPにはいくつか種類があるが、もっとも一般的なフレームHP50では燃料消費は3370に達する。ちなみに一般的なショップで手に入る最終装備のエンジンはX70・8000[出力70/燃料最大値8000]である。ほとんどの場合出力値の大きなエンジンほど燃料最大値が犠牲になっている。

 Xenogears程のギアになると、致命的なダメージを負うことは滅多にない上、特殊装備など雑魚相手に使う必要もなく通常攻撃でカタがついてしまう。その上、燃料リカバーZで戦闘中に500も燃料が回復できるので、たとい燃料最大値が1000でもなんら問題はないのである。……普通は。
 は……はかったな、ビッグジョーっ! だ、だが、殺られる前に殺れば……もってくれXenogears、もう一発、超必殺ッ! 機神黒掌ッ
 今度こそやったか? ……な……なんでまだ生きてる? しかも、なんだこのCGデモ有の超必殺反撃わ……嫌な予感。
Q極Z対破壊』ダメージ全員10000点どごっ!

 全滅。

  は……はかったな、ビッグジョーっ!

 で。仕方ないのでXenogearsのエンジンをX70・8000に換装して再挑戦する。く、悔しい。ええい、このこのこのこのっ!

 エメラダ/クレスケンス『ダークウェイブ』ッ! シタン/E・フェンリル『炎剣』ッ! とどめッ! 俺のこの手が輝って唸るッ! お前を倒せと轟き叫ぶッ! ひっさぁぁつッ しぁいにんぐぅ……じゃない、フェイ/ゼノギアス機神黒掌 

 決まった……。全身から火を噴き光の中に消えていくデウス、そしてエンディングへと……えっ、こっこの展開ってまさか……もう一戦あるんかいっ!

 しかし、作者もそこまで極道でなかったのか、最後の天使はさほどの強敵ではなく超必殺技、機神黒掌の前に沈み、やっと感動のエンディングである……お約束の展開が嬉しい。やはり、王道というものはよい。うむ。そんなわけで、永きにわたる戦いも遂に終わりである。うーん、2枚目の悲劇がなければFFシリーズに並び立つ傑作になり得たような気がするんだけどなぁ……エンディングの最後にでてくる EPISODE V の文字といい、500年前の事件といい、続編(というより、過去のストーリーのゲーム化)を意識しているとしか思えない話なんだけど、もう絶望的だよなぁ……ぐっすし。しかし、伏線知ってると、序盤がより楽しめるような気もするし、もう一回最初からやってみようかしらん。(笑) 今度こそは、必ずや「じゃんけんバッジ」を手に入れて見せよう!
訳注:「じゃんけんバッジ」/ゲーム最初のラハン村で老人にじゃんけん5連勝すると手に入るレアアイテム。「かくれんぼバッジ」、「おにごっこバッジ」と並ぶ3大「王」アイテムの一つである。残りの2つのバッジは神聖ソラリス帝國侵入直前でも入手できるが、この「じゃんけんバッジ」のみはゲーム開始直後、シタン先生宅にたどり着く前に手に入れないと二度と手に入らない貴重なバッジ。ちなみに、3つのバッジを集めても交換で手に入るのは「ガードリカバーA」と「スピードリングS」のみなので交換しない方が得かも) 


1999/06/13(日)[21世紀まであと568日] 曇

 ……影清氏に脅迫されて携帯を買い換え(って言うか新規購入)しにいくことにする。新規契約はタダ同然なのに、電話機だけ変更して番号をそのままにすると、なんと7,875円(税込み)もふんだくられるらしい。なんでだ? しかも、一年未満で機械を買い換える(解約ではない)と更に追加で1,000円取られるらしい。なんでだ? 世の中には不可解なものがたくさんあるが、携帯電話の料金ほど謎なものは数少ないのではあるまいか。まぁ、私の場合は一年経過している(というか、経過するまで待った)ので追加料金は払っていないのだが(正確には後で通信料に含まれて請求されるらしい)……謎である。むぅ。

 で、前回の我が愛しのDP−134の後継機を何にするか悩む。前回のDP−134は、漢字の連換ができないとか、電話料金が一月毎ではなくて起動時からの通算で計算されるとか、スカイメールに電話帳に登録した番号が使えないとか、色々不満はあったものの、デザインは秀逸だったし、操作性もなんだかんだいってそれなりだったので、今回も当初はKENWOODを狙っていたのである。折りもおり、マクラーレンモデルなる漆黒の機体があるらしいので、それ狙いだったのだ。ミーハーとわらわば笑え、である。が……どこに行ってもこれがないのである。というか、KENWOODそのものがないのだ。機体の乗り換えはJ−PhoneShopに限られる(通常の販売店では不可)ため、自ずと店も限られるのである。むぅ。

 で、しかたないので他に適当なのを探してみる。結果、こんなのになる。J−PE01。Pioneerの新型である。ちなみにこいつの方も行った店には在庫がなくて(展示のみ)、電話かけまくって探してもらったのだが……なんというか、アレである。いくら前回のDP−134が携帯電話帳として大活躍したと言っても……である。

 いいのか、俺。(爆) 


1999/06/14(月)[21世紀まであと567日] 晴

 今日は今日が壱時間残っている。まずまずである。(笑) はっはっはっはっはっ……はっ。

 うぅ、寝よう。 


1999/06/15(火)[21世紀まであと566日] 曇り時々雨

 午前様である。はっはっはっはっはっ……はっ。
 い、いや、それでも、こうして帰ってくる時間だけで日記のネタになるからそれはそれでいいかも……いや、午前様とはいえ30分くらいの敗北ではまだまだか?

 ……いや、そうじゃなくて。えっと。

 J−PE01である。(ぉぃ) なんだかんだ言っても所詮は電話機、主な機能は電話機、電話帳、電子メール、SkyWeb、ゲーム、占い機能付きスケジューラ、手書きメモ、音声メモ、くらいしかない。……いや、充分すぎるか。(爆) まぁそれでも、マニュアルを読めばなんとか使いこなせる程度のレベルではある。(ほんとか?) しかし、五目並べとテトリスもどきはともかくとしても、植木を育てるゲームっていうのは何か勘違いしているような……うーむ。

 でたブル機能がない(あれはKENWOODだけの機能という説もある)のと、月毎の電話代集計機能がない(累積を毎月リセットしないといけない)のがちょっとなんだが、噂のSkyMelodyにも対応してるし、簡易携帯電子手帳としては充分であろう。当分はこれで遊べるかも知れない。(ぉぃぉぃぉぃ) 


1999/06/16(水)[21世紀まであと565日] 曇

 暑い。あづい。あーづーいっ! うー。何で午前様で夜中に帰ってきてるのに暑いのだ、うぅ。(どういう理屈だ)

 そんなわけで、今日も午前様である。仕方がないので携帯電話で植木を育てつつ、今日の運勢を調べてみる。今日は金運が7ポイントらしい。おし。宝くじのチェックでもしてみよう。そう、昨日はドリームジャンボの抽選日だったのだ。

 えっと……。

 30秒経過。

 当選金600円也。(勿論投資額は6,000円である)
 はっはっはっはっはっ……はぁ。

 寝よう。 


1999/06/17(木)[21世紀まであと564日] 曇のち雨

 午前様30分前で帰宅する。おかげで、ざぁざぁぶりの雨に降られる。おかげで、どろんどろんのぐしゃんぐしゃんのけちょんけちょんになって帰ってくる。おまけに家にたどり着いた頃にぴたりと雨は止むのであった。

 むぅ。

 やはり、30分前では甘かったか……。(何がだ)

 むぅ。なんだかなあ。 


1999/06/18(金)[21世紀まであと563日] 雨

 久しぶりに早く帰ってきたので(と言っても本屋さんは閉まっていたが)『WARGASM』に燃えることにする。少し前に買い込んできた3Dアクションゲームである。このゲーム、パッケージには「自分で兵器を操り敵と交戦すると共に、味方のユニットを的確に配置し指示を与えなくては、迫り来る敵に勝つことはできない」と、あるが、実際のプレイは戦車、歩兵、装甲車(歩兵戦闘車)等を操って敵を撃滅していくことで展開していくみたいである。味方の部隊に指示を与えて敵と交戦させることもできるが、コンピュータは馬鹿なので自分で操ってやらなくては勝ち目はない。少なくとも、指示を与えて自分は高見の見物……なんてことをしていると、あっと言う間に全滅すること請け合いである。歩兵になって戦場を眺めていると、如何に味方が馬鹿な行動をしているか良く分かるのが哀しい。もっとも、敵のコンピュータも馬鹿なので、いい勝負なのだが。(爆)

 もっともこのゲーム、アクションゲームとしては秀逸な出来である。グラフィックは無茶苦茶凝っていて美しい。たまに空中に戦車のキャタピラの跡が残ったりするのはご愛敬である。キャタピラの跡は一定時間で消えてしまうが、敵味方の破壊された残骸はきちんと残るのが嬉しい。(例外として歩兵の死体は残念なことに消えてしまう) しかし、妙なところにこだわっているのも事実である。戦車でプレイしているときに、歩兵を曳くと、画面にべっとりと血がつき、その後も血の水滴が画面に残るのである。いくら洗っても血が落ちないんだ……の世界である。これはかなりアレである。

 で、その歩兵の方はというと、これも結構楽しいのだ。歩兵はレーダーに写らないので、敵の機甲師団の目をかいくぐって敵地奥深く潜入することができる。爆弾を設置して待避、起爆スイッチで敵の本拠地を爆破する……ほとんどコマンドーの世界である。ただし、遠隔起爆装置付き設置型爆弾以外の武器はマシンガン(機関砲座を長距離射撃で破壊するとき以外はほとんど豆鉄砲同然)と、グレネードランチャー(当たれば強いが、動いている戦車に当てるのは神業に近い)しかないので、装甲車両に銃撃されたら逃げ回るしかないのが辛い。せめてATMランチャーがあれば、戦場でも現金を引き出せたのだが……っていやそうじゃないな。(爆)

 たいていこの手のいろんなものを詰め込んだお子さまランチ的ゲームは、一つ一つを取ってみるとつまらないゲームになってしまうことが多いのだが、このゲームは戦車も歩兵もかなり楽しめる。難易度が高いのが唯一の欠点かも知れない。うーむ、戦闘ヘリが使えるようになるのはいつの日か……。 


1999/06/19(土)[21世紀まであと562日] 雨

 で、お休みだったので某影清氏邸にて『WARGASM』をデモる。とりあえずトレーニングモードである。ヘリは墜ちるし、戦車は撃破されるので、歩兵のトレーニングモードを選ぶ。
まずはAPCに搭乗せよ
『……なんかこの教官、やる気のない声だね』
「うむ」
 で、目標地点に到達、首尾良く崖の上の戦車2台に爆弾を設置して撃破する。
次に、戦車のいた崖の上から見える2両の戦車を狙撃せよ
 おし、狙撃モードで拡大。照準合わせ……あれ? 照準がこれ以上下に行かないぞ、えっと、しゃがむコマンドは……これだ。あれ? しゃがんでも照準が合わないぢゃん!? 仕方ない、もう少し前進して……。
 ひゅーーーーーーーーーーーーーーーべちゃ。
『あ、墜ちた』
「……」

 しかたないので、影清氏に『エイリアン VS プレデター』なるゲームを見せてもらうことにする。……題名がアレな感じだが、ゲーム自体はまともな3Dアクションゲームである。で、やってみる。まずは、海兵隊員からである。……おお、動体センサーに反応! むッ! しゅぱっ!

 GAME OVER

 あら。しかたないので、プレデターでやってみる。透明化だの生体センサーだの、映画そのまんまのいい感じである。しかし、人間を圧倒する力を持つとはいえ、プレデターも不死身ではない。最初は遮蔽モードで忍び寄り、ブレード一閃で海兵隊員を葬っていたプレデターも、やがて遮蔽装置のエナジーも弾も尽き、流石に多勢に無勢、力つきて倒れる……無念である。

 で、最後にエイリアンである。エイリアンは壁にも天井にも張り付いて移動できるのが特徴である。……マップもそうやって移動しないと進めないようになっている……。
 数分後。道に迷う。というか、自分がどこにいるのか分からなくなる。果たして天井にいるのか床にいるのか、どっちが上なのか……普通に考えると分かりそうなものだが、エイリアンのマップは何かの遺跡のようなマップなので上下感覚が希薄なのである。むぅ。

 で、海兵隊員に出会う前に気力が尽きる。どうも、エイリアンには優れた方向感覚が必須らしい。むぅ。

 なんだかなぁ。 


1999/06/20(日)[21世紀まであと561日] 曇のち晴

 『RONIN』を観にいく。ロバート・デ・ニーロ主演が売りだが、個人的には共演のジャン・レノのファンな私である。(あの『レオン』を演じた方) で、内容であるが、雪降りしきる中、吉良邸に討ち入る四十七士の姿が……ってそういう映画ではもちろんない。(爆) しかし、劇中で語られる赤穂浪士の討ち入りの話は、大筋は合っているのだが、趣味で造られた(という設定の)ジオラマがなんかとんでもない感じで笑えるのであった。あちらではセップクよりハラキリの方がメジャーなのか? ……いや、それはともかく。観る前はパリ市内での派手な銃撃戦を期待していたのだが、実際には銃撃戦よりもパリ市内でのすさまじいまでのカーアクションに圧倒された私なのであった。ぉぃぉぃぉぃ、そこまでやるか?(スタッフスクロールでFIRST AIDってあったのを私は見逃さなかったぞ!) パンフレットには『TAXI』同様SFXは一切使わない撮影をした、とあるが、確かに『TAXI』を軽く上回る派手さである。もう、そのまんま『RUNABOUT』か、『超速'99』か? の、世界なのであった。うーむ、映画を観てから『シンジケート』やりたくなったことは多々あるが、久しぶりに『超速'99』をやりたくなる映画であった。カーアクションファンには絶対お薦めである。

 ……で、気分が盛り上がったので、ついでに今度はSFXバリバリの『ハムナプトラ 〜失われた砂漠の都〜』を観る。映画を一日二本観るのも久しぶり……というか、生まれてこの方そんなことしたのは2回しかないのだが、それはともかく。なんというか、エグい。この前観た『ヴァイラス』もこの手の映画だったのだが、今回の舌を噛みそうな映画の方は蟲が出てくる分だけエグさ倍増なのである。(まぁ、CGな蟲なんだけど) ミイラ駄目な人にはあんまり勧められない映画かも知れない。で、中身はなんというか素直に『インディジョーンズ』な映画であった。最近の流行なのか、CGCGしてる映画ではなく、さりげなくCGなところは好感が持てる……が、あのエグさ爆発の『スターシップ・トゥルパーズ』よりはマシとはいえ、なんというかうーむな感じではあった。スープに目玉が入ってる『インディジョーンズ』を意識したとは思わないが、これってゾンビ映画じゃないだろーっ! え? なに、こいつの原題は『THE MUMMY』だって? そのまんまやないけーっ! うぅ。 


1999/06/21(月)[21世紀まであと560日] 晴

 なんとか午前様を回避して帰ってきたので『The AIRS』に燃える。(笑) 映画館に付属の本屋さんで新品特価1000円で売っていたのだが、そこそこ面白そうなのでつい衝動買いしてしまったのである。……じゃなくて計画的購入である。大須では3000円だったから、損な買い物ではあるまい。このゲーム、コミカル系のキャラなのだがストーリーは比較的シリアスだし、空中に浮揚する無数の大陸が舞台という世界観も私好みな感じである。同系列のゲームに『ベルデゼルバ戦記』があり(もちろんゲームシステムは全然違う)こちらは完全にシリアスなのだが、いかんせん2D画面のキャラがシリアスしていないので気分が出ないのだ。まぁ、これも安いのでいつか手を出してみたいとは思っているのだが……。

 で、『The AIRS』である。溢れる情報に潰れそうになる。このゲーム、メモ機能も装備しているのだが完全ではないので紙のメモに頼るハメになるのが辛い。必勝本必須な感じである。リアルタイムな進行でありながら戦闘はノンアクションでポーズも効くところは非常に好感が持てるのだが……うーん。

 明日こそは本屋で必勝本をゲットして来よう……。 


1999/06/22(火)[21世紀まであと559日] 晴

  必勝本のためにダッシュで帰宅しようと思ったのだが、案の定帰る頃には本屋の閉店時間をとうの昔に過ぎている。仕方ないので『The AIRS』に燃える。(泣)

 無事にゴミ集めを達成、天空魚も手に入り、なんとか第一チェックポイントに到着した主人公一行である。……何の話かって? もちろん、『The AIRS』である。このゲームの主人公は13歳にしていきなり10年に一度というビッグイベント『天空キャノンボール』に参加することになるのだが(幼なじみの陰謀という説有り)、この『天空キャノンボール』のルールがかなり妙なのだ。基本的にはスタート地点からチェックポイントまで制限時間内にたどりつけばOKなのだが、チェックポイントに入る際にこの世界「フローティア」名物である天空魚なるモノを持参しなければならないのである。つまり、一直線にゴールを目指せばOKというわけではなく、天空魚を求めてうろうろしなければならないのである。第一チェックポイントでは、ごみ集めに協力してくれれば天空魚を譲ってくれるというおじいさんのために空でごみ捨てする人たちを捕まえてはゴミを集めるというヒーローとしてはかなり情けない事態になるのであった。どこがシリアスなのかって? ……えっと。

 で、第2チェックポイントでは、当日仕事で流星雨を観れない天文ファンな楽器屋のために写真を撮ることになりそうな気配なのだが、拾ったカメラ(どうしてカメラが落ちているかは謎)にフィルムが入ってないのでフィルムを探してうろうろするハメになっているのであった。変なレースである。うーむ。なんだかなぁ。 


1999/06/23(水)[21世紀まであと558日] 雨

 深夜零時まで営業の本屋さんに帰ってからダッシュで行ってみようかとも思ったのだが、あいにくとザザ降りの雨に沈む。むぅ。まぁ、それでも帰ってきたときにまだ1時間くらい今日が残っていたので気合いさえあれば行けないこともなかったのだが……。

 むぅ。明日に賭けることにしよう。(爆)  


1999/06/24(木)[21世紀まであと557日] 雨

 土砂降りの雨である。困ったものである。うぅ。仕方がないので『The AIRS』に燃えてみる。制限時間内にチェックポイントに入った(ゲーム中ではチェックインという)後は、次のチェックアウトまで暇なので、空で雑魚を蹴散らしつつ天空魚を探すことにする……そう、このレースでは、次のチェックポイントに向かう際のスタート時間が決まっていて、それまでは暇なのである。つまり、トップも最下位もチェックポイント毎のスタートラインは同じなのである。パリ・ダカールラリーのルールに少し似ている。(かなり違うか?)

 で、第2チェックポイントへのレース開始前に天空魚をゲットすべく、フィルムを何とか入手、速攻で流星雨の写真を撮り、例の天文ファンの楽器屋にダッシュしたのだが……これで天空魚が手にはいるほど世の中甘くはなかったのであった。今度は天文写真家に話を聞きに行かねばならないらしい。うー。なかなか、世の中うまいこと出来ている。(なにがだ?)

 先は長そうである、ううむ。 


1999/06/25(金)[21世紀まであと556日] 雨

  相変わらずの雨である。困ったものである。うぅ。それでも、昨日のように私が帰る時を狙ったかのように土砂降りの雨になり、家に着いた頃にぱたっとやむという神様それはないだろう攻撃ではなかったので、まぁよしとしよう。これも、会社の飲み会の帰りにもう一仕事してきたおかげである……ってあら?

 そんなわけでTVの『The ROCK』を最後の方しか観れなかった私である。ここ数年で私の観た映画の中で5本の指に入る傑作アクション映画である。帰ってくる頃には名シーンの一つであるフェラーリが吹き飛ぶカーアクションシーンが終わっていたのが無念であったが、まぁそれはよしとしよう。(というより、既に終わりかけであった) 一度映画館で観てはいるのだが、いいモノは何度観てもいいのだ。今度DVD買ってこよう……って、まだ買ってきた『ライトスタッフ』も『CUBE』も観ていない私なのであった。ダメぢゃん。うぅ。


1999/06/26(土)[21世紀まであと555日] 曇のち雨

 久しぶりに晴れ間がのぞいたかと思いきや、だんだん雲行きが怪しくなってくる。困ったものである。仕方がないので速攻で仕事を片づけて珍しく明るいうちに会社を出る。感動である。おかげで念願の『The AIRS 〜公式ガイドブック〜』をゲットすることに成功する。駅の本屋さんでしっかり売ってたのには驚きである。おまけに前から探していた『ジャネレイターガウル オリジナルサウンドトラック』までもをゲットする。テーマの『I WANT OUT』が欲しくてかなり前から探していたのだが、大須のCD屋にすら売っていなかったのである。まさか駅のCD屋にしっかり置いてあるとは思わなかった……灯台もと暗しとはよく言ったものである。もっとも、最近はこの店が開店している時間に帰れたことがなかったのであんまりこの表現は適切ではないかも知れない。しかし、定時(正確には18時過ぎくらいか?)に帰ると駅前も全然雰囲気が違う。ううむ。毎日定時に帰っていたら私破産である。(爆)

 あんまり嬉しいので、ついでに先行オールナイトの『STAR WARS』でも観ようかと思ったのだが、流石に予想通り満席だったので諦める。無念である。まぁ、今にも雨が降りそうな天気だったこともあったのだが……むぅ。

 ……仕方がないので『The AIRS』に燃える。必勝本は買ってきたものの、先のストーリーを読んでしまうと面白さ半減なので、とりあえず封印して先に進むことにする。写真家の件は結構あっさりクリアできたので、トップで第2チェックポイントをクリアする。今度のチェックポイントの浮遊大陸は情報屋である。文字どおり情報が貨幣として通用する大陸なのだが、肝心の天空魚に関する情報がない。むぅ。困ったモノである。
 しかし、情報をたどっていくうちにひょんなことから天空魚をゲットしてしまう。……ま、まだ次のレースのスタートまで5日もあるのに……むぅ。

 ま、いっか。(笑) 


1999/06/27(日)[21世紀まであと554日] 曇時々雨

 相変わらずうっとおしい天気である。まぁ、梅雨らしくていいのかも知れないが、困ったものである。うぅ。

 仕方がないので携帯電話用のストラップとアンテナを買いに出かけることにする。前回のKENWOOD仕様である。あの時アンテナもポッキリ逝ってしまったのだ……うぅ。もっとも、限定品の光るスーパーアンテナは本当に限定品だったのか、既になかったので少し小さめの光るスーパーアンテナにする。お値段前回の半分である。いいのか悪いのか良く分からない。うぅ。だいたい、DP134はともかく、J−PE01に光るスーパーアンテナは思いっきり似合わないと言う説もないではないが……ははは。まぁEDENの売り子のお姉さんが意外に親切で添付品の交換用工具ではアンテナが外せないので、別の金具を付けてくれた上に実際の動作試験までしてくれたのでよしとしよう。(あれで「やっぱりいりません」という客もいるのかも知れないが)

 で、ついでにCD−RとACアダプタのアタッチメントコードを買ってくる。CD−Rの方は太陽誘電のノンレーベル10毎組1648円也である。10円単位で店によって違いはあったが今の相場はこんなモノらしい。少なくとも関西ギガスよりは安い。TDKも似たようなものである。何だかんだ言ってもCD−Rは100円では買えないらしい。(少なくともメーカー品は……バルクの50枚を買えば単価100円くらいまでいくかもしれないが)

 ACアダプタのアタッチメントコードの方はというと、ACアダプタ使うときにコンセント2つ分の場所を無駄に使わず済ませるアイテムである。要は延長コードの超短いバージョンである。……確かに今までありそうでなかったアイテムではある。しかし、3つで960円也という価格はちょっと暴利な気はしないでもない。1個320円っていうのはボリ過ぎでないかい。まぁ、会社なんかでお金を払って大量投棄しているAC電源ケーブルなんかも店頭で買うと結構な値段がするものなので、世の中ってこんなモノかも知れないが……うーむ。

 なんだかなぁ。 


1999/06/28(月)[21世紀まであと553日] 曇

 久しぶりに雨がやんだのでさっさと帰ってくる……会社を出たところで、前方を妙なモノが紐でつながれて歩いているのを発見する。細長いダックスフンドみたいな生命体であるが、どう見てもイヌの眷属ではない。巨大な細長いハムスターみたいな感じである。

 で、思わず繋いで歩いている人に聞いてみる。

……これ、なんですか?」「イタチです」

 あとから考えてみれば、かなり失礼な聞き方ではある。例えば「この子何者ですか」とかもっと聞き様が……いや、そっちの方が怪しいかも。しかし、珍しいモノを見たものである。つぶらな瞳が何とも。うーむ。デジカメ持って会社行けばよかった、うぅ。(ぉぃぉぃ) 


1999/06/29(火)[21世紀まであと552日] 雨

 昨日のイタチ君と再会できないかなぁと、淡い期待を抱いていたのだが……相変わらず雨である。ザザぶりである。うぅ。気が滅入ることこのうえない。おまけに眠いし。(爆) むぅ。春眠は暁を覚えずである。(いつまで春だ、こら)

 うぅ。暑いし眠いし……寝よう。(爆) 


1999/06/30(水)[21世紀まであと551日] 曇のち晴

 なんというか6月も終わりである。そんなわけで久しぶりの快晴であることだしさっさと帰ってくることに……しようと思ったのだが、帰り着いてみると今日が1時間も残っていない。世の中ってこんなものである。むぅ。イタチ君とも再会できないし。がっくし。 



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