かつ丼亭には、少し古いMacや、ちょいと古いMacや結構古いMacが何台かある。要するに新しいMacやWindows機は無いのである。
かつ丼亭では日常的にWindowsを使いたいのであれば、それは出家することを意味している。この間もお嬢1号がWindowsマシンが欲しいといって駄々をこねたとき、亭主は冷たく言い放ったもんだ。『おまえは暖かい家庭とWindowsマシンのどちらを選ぶんだ』と。
それで、お嬢1号は泣く泣く家庭を捨てて出ていった。というのはうそ。
こんな訳のわからない家訓を守っているかつ丼亭では、最近パソコンを巡っていくつかの問題が起きていた。
原因はインターネットへの接続方法と接続しているMacの台数に関すること。
夜11時頃になると、女将とお嬢1号の熾烈なMac争奪戦が繰り広げられるのだ。この状況を改善すべく、ついに亭主が立ち上がった。
毎度おなじみ登場人物の紹介
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今回の作戦の最高司令官。なにか新しいことがやりたい。それを口実になにか新しい物を買いたい。買いたい買いたい病発病中。以前からLAN化を画策していた。女将のお嬢1号の地域紛争を口実に作戦開始した。 |
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天敵のお嬢1号と闘わずに済むインターネット利用環境が欲しい。そのためには魂を売ってもかまわないと思っている。でも魂を売ったことが原因で、自慢のテレパシーが使えなくなってしまい、今では意思の疎通はもっぱらインターネットメールに頼っている。 |
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こころゆくまでインターネットを使いたい。電話代やプロバイダーの接続料のことで女将から小言を言われない世界の実現を夢見て今回の作戦行動に志願した若き闘士。 |
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今回の作戦には偵察部隊として参加。他人のインターネット利用状況の調査がその任務であるが、調査報告では、○○さんちのインターネットはおっきいとか、××さんちのインターネットは5色だったとか訳のわからない報告をしている。 |
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「ペットあげます」のホームページがお気に入り。でも自分ではインターネットにつなげることができない。最近やっとMacの起動方法を覚えたが切り方は知らない。 |
11.にせVAIO事件顛末(最終回)
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