1.かつ丼亭の事情

作戦行動開始前、かつ丼亭のインターネット利用環境は以下のような状態だった。

回線はISDNになっている。

インターネットにつなげられるMacは2台。1台はデジタル64Kで接続。もう1台はターミナルアダプターのアナログポート経由でモデムを介して28.8Kで接続。

この2回線を同時に使用できるようにするために、同一のプロバイダーからユーザーIDを2個取得していた。(アサヒネットの家族会員)

アサヒネットは50時間/月のコースに加入していたが、ほぼ毎月50時間を大きく越えて使っていた。

ホームページの作成に使っているDeskTop型のMacは28.8Kでの接続しか出来ない。このマックには画像処理ソフトや、ホームページ作成用ソフト等が入っている。

画像やソフトウェアのダウンロード等は速度の早いMacでやってしまうので、その後フロッピー等を使って、データの他のMacに移動するのが面倒であった。

64Kで接続できるパワーブックがリビングルームに置いてあるため、この機械に人気が集中し、いつも紛争が絶えなかった。

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