11.にせVAIO事件顛末
Let’s NoteをSONYのVAIOだと偽ってかつ丼亭に持ち込んでしまったかどで、亭主は思わぬ苦境に陥っていた。いわく、選択できる道は家庭内リストラを受け入れるか、さもなくばかつ丼亭においてWindows機の利用を認めるかである。しかも、Windows機の利用を認める場合には、みんなのために1台、Windows機を調達しなければならないという条件付きだ。いくらなんでも分が悪すぎる。しかも、もとはといえば、かつ丼亭内のLANを構築するためにやったことではないか。いうなれば、最近よく聞く話だが、会社のためによかれと思って粉飾決算をし、責任を問われて逮捕される経理部長のようなものだ。と、いうことは、やっぱり間違いなく悪いことをしたということだ。
信賞必罰。因果応報。それはそれ、これはこれ。明日は我が身。亭主だからといって安穏とはしていられないのである。
と、いうことで、ついにかつ丼亭にWindows機が持ち込まれることになりました。これも時代の流れだと言って片づけるか、単なる悪い冗談と考えるか。これからは、『窓辺の林檎』でいきたいと思います。