8:30 両津港着。
もたもたしていたら、私たちが最後の下船客になってしまったようだ。ボーイが部屋まですっ飛んできて「もう着きましたよ(苦笑)」と、言われる始末。
…分かってはいるんですけどね、ノブのヤツがトイレから戻ってこないんですよ(トホホ)。
苦笑いの交錯する空間。やれやれ的に引き上げていくボーイ。
入れ替えにノブが帰ってきた。
降りて、ここからはレンタカーで動く。
今日は天気が良く(東京は1日中雨が降っていたんだって?)、佐渡(3/10)の日キャンペーンなるものが実施されていて、観光に来ている人がものすごく多いのだとか。
…お陰でMT車を借りることが出来なかった。ちぇ。
私の佐渡での楽しみは、
1.MT車の運転をする
2.「よし寿司」でのごはん
3.温泉に入る
…なので、AT車のVitsなんて貸されてもあまり面白くない。むむむ。
ノブドライブで、第1釣りポイント(両津市内)へ向かう。
それから3時間、放置プレイ(私は一緒に釣りをしないので)。
その間、私は葉書を書いたり、旅日記を書いたり、寝たりしている。
金山やゴールドパーク、マルダイ味噌、造り酒屋など、ひとしきり見てしまったので、もうこれと言ってすることもないのだ。
…とはいえ、読んで下さっている方の大半が佐渡など行ったことのない方だと思うので、ここで少し紹介を。
旅に美味しいものを求めるなら、やはりマルダイ味噌と、真野の酒蔵でしょう。
マルダイ味噌は、佐渡きっての大企業である。場所は小木町の羽茂川河口にある。いわゆる味噌蔵。
味噌が出来るまでの行程を見せてくれ、インスタントのお味噌汁を試食させてくれる。うふふ。おいしい。
しかし、ここでの一番の楽しみは、何といっても「みそ煎餅」である。
甘じょっぱい味噌ダレをつけて焼かれたそれは、手焼きらしく、1枚1枚形が違う。香ばしく、何とも言えなく美味しい。懐かしいような、後をひく味である。
ここに行くと必ず3袋くらい購入してしまう(笑)。
さて、造り酒屋。
真野町には、昔ながらの造り酒屋が多く、町全体で「アルコール共和国」なるものを形成しているくらいである(スタンプラリー実施中。全部回りきるといいことがあるというから、真に受けて全部回ったらかなり酔っぱらった。徳利とお猪口のセットをもらった。今はどこにやっちゃったか分からないけど…)。
とにかくあちこちで試飲させてくれるので、楽しくて仕方ない(うわっはっはぁ〜)。
純米大吟醸やら、作りたての生酒、酒饅頭、柿ワイン(「おけさ柿」というのも佐渡の特産なのだ)など、何でも試飲させてくれるし、次から次に勧められる。
肝臓に自身のある人か、断る意志の強さを持った人じゃないと大変ですよ。
私にとっては天国のような所だけど(笑)。
とにかく色んな種類を飲んで、好きなものを選べるのが嬉しいです。んふふ。
それでもお腹に余裕のある方には、ぜひ国道350号線沿いの(金井町の「東大通」1q手前)「丸中商店」というおそば屋さんにも行って頂きたい。
写真のような巨大な看板が目印である。
ここのおそば屋さんは閉店時間が異様に早い(そばを売り切ったら終わり)。
食べ物は、そばとぜんざい、沢根だんごぐらいしかない。シンプルである。
そばは海藻をつなぎとして使っており、しっかりとコシがある。つゆも出汁が利いている。甘味があまりない、素朴な味わい。
食後に出されるそば湯がまたウマイ。
ぜんざいにはキビ餅が入っている。優しい甘さ。
これだけでもとても美味しいのだが、箸休めに香の物もついていて、その心遣いがまた嬉しい。
そば屋には土産物屋が併設されているので、そちらもぜひ…。
その他見所や、季節ごとの行事についてはここでは割愛。
また私たちが佐渡に来るときに、ちびちびご紹介していければ、と思います。
それから前出の「よし寿司」については、また後々…。
その4では「本日の私たち」に戻りマス。
ではでは。
1.佐渡へ行く 2.ON→OFFへ 3.隠れた名店 4.佐渡の旨いもの
4.懸賞の極意 5.釣りすぎた(反省)
EXIT!