5 大フィーバー

 資料館を見た後、開演は19:00〜ということなので、まずは腹ごしらえ
 そこここでわらわらと食べていたお客さん達が、19:00になった瞬間に民族大移動。人影が一気に少なくなる。
 私たちも急いで、日本の道100選にも選ばれた、一番雰囲気のある諏訪大通り(写真。ちびっ子な私は、ノブに肩車をしてもらって撮影した。恥ずかしかった…)の方に行ってみる。

 先程とはうって変わった大混雑。
 とても落ち着いて踊りを見られる状況にない。観客みんなが殺気立っている。

 …それもそのはず。
 普段5,700人しかいない人口が、この3日間で25万人(データは概算で平成11年のもの)にもなるのだ。
 そりゃぁもぉ、押し合いへし合いにもなろうというもの。


 ラッシュ時の満員電車にもまれている状態で、何とか激写したのが左の写真。
 これは、子ども達がおわらを踊っているところである。前に立っている大人はお手本。

 道路中央にロープを張って、その中でせせこましく踊っている。
 これじゃ、おわらが一番大事にしたい雰囲気なんて、醸し出せやしない。

 私たちは、前日に「流し」を見ていたので、この日はこの子ども達の踊りを見たあとに退散してしまった。


 …ホントはね、「これで今年のおわらは、おしまいっ!」っていう時に、踊り手も唄い手も、それから奏者もみんな地べたに座り込み、全員でおわら節を合唱するという一大イベントがあるらしい。
 これは根性を入れてないと見られないし、次の日に仕事があったので、泣く泣くあきらめて帰路に就いた。


 今回は、ちょこっとプレゼントを買ってきました。
 おわら踊りを模した、ふるさと切手です。…これは切手マニア(私のこと?!)な方ならご存じかもしれませんが、ご当地でしか買えない代物です。

 抽選で5名様に2枚1セット(160円分)をプレゼントいたします。
 ご応募はkazuyo_nov@hotmail.comまで、メール下さい。当選した方には、メールでご連絡し、宛名・送付先をお聞きいたします。

※ 2000年9月に〆切ました。応募ありがとうございました。


 ではでは、毎度ご愛読感謝でした!!

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