八尾町おわら資料館のパンフレット(写真)や、町中に貼られているポスター、八尾町のHPなど、おわら風の盆を扱った写真の殆どがぼやけていたりにじんでいたりする。
それというのも、町の人々がおわらを「幻想的なもの」と位置づけているからではないだろうか。
ぎゅう詰めになりながら、せせこましいところで踊るのは、彼らの本意ではないのだろう。そういった意味では、オフィシャルな踊りの時間が終わってからの「流し」が、彼らの本当の姿と言えるのかもしれない。
それから、これは余談になってしまうが、「おわらび」が転じて「おわら」となったことは前にも書いた。
その「おわら」がさらに転じたものが佐渡の「おけさ」や、津軽の「あいや」である。日本全国の3文字の踊りは全て語源が同じだったのだ。
これって、ちょっと面白い現象だと思わない??