鮒寿司と臭い仲
近江八幡市は、市内にロープウェイが走っている。
高いところ好きの私と電車好きのノブは、ぜひそれに乗ってみたかったのだが、チェックインの時間が迫っていたので断念した。…うぅぅむ、残念。
へとへとになったところで、お世話になったのが本日の宿「双葉荘」。ここは、とにかく夕日の綺麗な宿だった。
ここのごはんも、メニューが出てきた。
お風呂は、女湯がかなり覗かれそうで怖い感じだったことを除けばまぁまぁじゃないでしょうか。
出発の朝、この日もごはんをしっかり食べた。…何はなくともごはんごはん!
食べ終わってから、琵琶湖畔のお土産屋さんに飛び込む。
鮒寿司(鮒を1年くらい塩漬けにしたものとごはんを交互に挟み、更に1年くらい乳酸発酵させたもの。究極の放置プレイとでも言うべきか?!)と鮎の飴炊き(佃煮)ともろこ(と、いう名の魚)の焼いたものを買った。
…で、ノブ、そこお店のおばちゃんにエラく気に入られて「これもあげるわよぉぉっ!サービス!」っていって小エビの飴炊きまでもらってきた。
多分ノブ自身が好かれたんじゃなくって、関東の人間なのに鮒寿司を欲して、わざわざ買いにいったからだと思う。
先の説明の通り、鮒寿司は本当に好きな人じゃないと食べられない。まず、強烈な腐敗臭(…だからぁ、車の中で食べないでよぉぉ…)。味は、かなり酸っぱいです。そしてしょっぱい。
一切れで1合くらい、日本酒が飲める感じ。酒飲みにはたまらないかも。
沖縄の豆腐ヨウ(…ごめんなさい。漢字忘れちゃった。これは豆腐を泡盛漬けにし、やはり発酵させたもの)に似た味わい。あれからお酒っぽさを取り除いたものというか…。
しかしまぁ、例えたものもマイナーなものなので、味のイメージがしにくいでしょうか?…乱暴に言えば、塩を入れたヨーグルトを日なたに何日か放置していやぁぁな臭いを発してきたときのような感じをイメージしていただければ。…食べる気なくす(笑)??
そんなこんなを買い込んで、ノブ上機嫌。途中、釣りをしながら、郡上八幡を目指します。
ここで琵琶湖編は終わりです。近畿地方には、また必ず来るからねっ!琵琶湖で泳ぐの好きだしさっ。待っててね、えふとよさん!
☆ 第5部地図
1唯一の淡水有人島 2無という存在感 3総員茫然自失
4近江牛! 5法の抜け道
6鮒寿司と臭い仲 EXIT!