唯一の淡水有人島

 忍者寺に行った後は、市内の銭湯に行って、その後ずぅぅぅぅっと南下。滋賀県へ。この夏休みは、殆どの時間を中部地方で過ごしていたのだが、ここからはちょっぴり寄り道って事で、琵琶湖に行きます!

 琵琶湖畔は、近江八幡市の長命寺の辺りで野宿した。
 …へんな話しなんだけど、宿屋に泊まるよりもほっとした(笑)。私たちには、このスタイルの方が合ってるのかしらね?蒸し暑いのが難点だけど。


 朝、暑さに耐えかねて起きる。ノブは興奮のあまり、もっと早くに起きてしまったらしい。
 ん?!何に興奮してるかって?…もちろん私の寝起き姿に、ではありません(笑)。今日は、琵琶湖内に浮かぶ島「沖島」に行くのだ。

 沖島は、湖内にある島で、唯一(国内では)人が住んでいる島である。そして、この島は行こうとしてもなかなか行くことが出来ない。

 夏休み前に、ノブは沖島に2軒ある民宿に予約を入れた。
「ウチは釣り宿なので、釣りをしに来る5人以上の方でないと泊まれません。」「お盆中はお休みにするからダメです」…と、2軒ともあっさり断られた。

 挙げ句の果てに沖島行きの船は、どこから出航されるか、殆ど明かされていない。
 事実、旅行雑誌「る○ぶ」では、長命寺付近から船が出航されるようになっており、ノブはそれを信じて長命寺付近の港で寝泊まりしたわけだが、一向に船が出る気配がない。
 何人かの地元の人々を捕まえて話を聞いたら「それなら多分『堀切』に変わったんだと思うよ」…ってな具合なのである。

 後で分かったことは、長命寺の所からは、1日1便しか出ていない、ということ。
 それに対して、堀切の方は2時間に1本くらいの割合で、1日6便くらい出ている。

 船着き場を探し探した挙げ句、10:30発の沖島行きに何とか間に合った。
 (右写真は、上の沖島の写真の右側のぽこっと突き出した部分のアップです)

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☆ 第5部地図
唯一の淡水有人島 2無という存在感  3総員茫然自失
近江牛!  5法の抜け道  6鮒寿司と臭い仲  
EXIT!