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夕食

 さあ夕食です。3回をどう配分するかなんて考えて来た訳でもなく、毎日適当にその日の気分で、まあ近くでいい店を探そうというその程度でした。その結果は広東料理がなく、北京、客家、火鍋という3回で、どうも今までにないパターンです。特に客家が目新しい。前回までは殆ど広東、時々上海蟹といった組み合わせだったのに。しかし毎食よく食べたものです。

松竹樓  22 16 39.29N,114 10 59.66E

 ガイドブックには、リーズナブルに食べるにはここ、と紹介されている店。今さら北京ダックでもないのだけれど、足がついつい向いてしまいました。標準よりはいいけれどまあ可もなく不可もなくといったところでしょうか。で、食べていたら、日本人団体さんご一行が入ってきました。陸羽茶室の次に日本人集積度の高かったお店です。

何か店内で料理は撮らず、外の記念撮影だけでした。

泉章居(Chuen Cheung Kui) 22 16 42.32N,114 11 00.12E

 二日目も近場でと、気になる所をかみさんとああだこうだと検討し、結局決めたのがこちら泉章居。客家というとちょっとワイルドというか、あまり洗練されていないイメージがありますが、なかなかおもしろいかもしれない。今まで経験していないこともあり、決めちょっと早めにそこに行ってみることにしました。階段を上がると非常に広い店内。まだ6時だとまだあまり人がいません。流行っていないのかなと思っているうちに、人が入って来るは来るは、もうひっきりなしです。そして我々が出る頃には、外に順番待ちの人たちが一杯という状況でした。早く入っていてよかった。

 そして料理は、そうか、こういうのが客家かという結構新鮮な経験でした。下の写真のように鳥の足まで使ったり、豚肉をたっぷりと煮込んだ料理だったり、ちょっと濃厚、結構重厚、やっぱりワイルド、そして素朴。かなり気に入りました。我々の五感に訴えてきた力強い料理だったのです。

 またここが日本人度が一番低かった店でした。だからよかった訳ではないですよ。これで陸羽茶室より安いのだから(4人で食べて飲んで246ドル、陸羽は389ドル)、やっぱりたまりません。

メニューの名前は控えていませんが、鳥足とブロッコリーのオイスター炒めといったところか。確かに足の形がよく分かる。これを称して骨の髄まで楽しんだ料理というとでした。
食べ終わっての店頭での記念撮影。まだまだ人がひっきりなしに来るのです。

徳興火鍋海鮮酒家(Tack Hsin)  22 16 48.30N,114 11 11.33E

 最終日も今までに経験していないものを、といろいろ考え、そうだ鍋にしよう。まあ香港にしては涼しい気候だし。ということにして行ったのが徳興火鍋海鮮酒家。これも香港あちこちにあるチェーン店ですが、すぐ近くにあったもので。まあ店名が暑苦しいのはしょうがない。ここも2階に上がると実に広い。すすでに熱気ムンムンの中、こちらも負けずにいきましょう。メニューは食べ放題コースがあるのでそれにしました。でもこっちの子供が小さいのかどうか。最後にパスポートを示して、下の子は子供割引だって証明をする羽目になりました。まあそれくらいみんなで食べてしまいましたが。

こんな感じの店内。早く料理(素材か)を持ってきてくれ
蝦だって何だってどんどん食べましょう。
そろそろおなかが一杯。そしたら近くのテーブルの子とだんだん遊び始めてしまいました。言葉は分からないけれど、気にしないのが子供同士のいいところです。
メニュー。よく分からないけれど、見ているとおもしろい。特大尿蝦って何だ(シャコだそうです)。徳興肥牛って店の名前がついているけれど・・・うーん日本拉麺や、日本芋絲とか、おまけにカタカナ(醸豆ト)まであるぞ。広東語分からないので、お店の人に身振り手振りいろいろ話しかけると、英語が分かる青年を連れてきてくれたのですが、お互いもっと解らなくなってしまった。解るようで解らない、でも何となく当たっているという不思議な世界なのだ。