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香港 銅鑼湾

Hong Kong Causeway Bay

 文武廟にて

 香港も考えてみると久しぶりです。最初に来たときはかみさんと二人でゆったりと・・たぶん天安門事件で旅行客が一気に減ったためホテル代が安くなったというので足を運び、次に来た時は5家族合同ツアーを企画し、食事の時はいつも大テーブルを占領して数多くの料理を楽しみ、その時はそういえばうちは3人だった。
 そして今回は、下の息子を加え、4人で香港の忙しさに合わせるような、結構濃厚な旅行をしてしまいました。ここは本当にマイレージの消化にいい所だし、4人で8万マイルというのは手頃なものですし、何回来てもあちこちに楽しみは待っています。
 日程は3泊4日。別にツアーではないので、この日程にこだわる必要はなかったのですが、休みの関係で結局スタンダードな3泊になってしまいました。という訳で、たまには行程を整理してみましょう。

朝食
午前
昼食
午後
夕食
ホテル
初日
10時発のJal便で出発 機内 空港からエアポートバスでコーズウェイベイへ。チェックイン後、近くのジャーディンズクレセントを歩く パイン&バンブー(松竹楼)で北京ダックとフカヒレを堪能 エクセルシオール
2日目
近所の食堂で麺とお粥 トラムでゴトゴト上環へ。ウェスタンマーケットや文武廟、骨董市へ 陸雨茶室で飲茶 セントラルの中藝で食器を入手。銅鑼湾に戻り、ホテルで一服。その後GODでお買い物 泉章居にお客到来ピークの直前に入る。
客家料理を正に骨の髄まで
同上
3日目
近所の食堂で麺とお粥 再びトラムで香港公園、茶具文具館へ 尖沙咀に渡りオーシャンパレス(海洋宮大酒楼)で飲茶 ワンチャイにフェリーで戻りスーパーなど冷やかし。途中許留山でジュースなどで一休みしてホテルへ 徳興火鍋海鮮酒家で火鍋の食べ放題を本当によく食べた 同上
4日目
近所の食堂で麺とお粥 先ずはヌーンディガン見学。ビクトリア公園で遊んだ後、タイムズスクエアで買い物(お茶をいろいろと) 今回の香港締めくくりは雲来居で削麺。 空港へエアポートバスで移動。15:10発成田行きに乗り8時前に成田着

 しかし、どこに行かなくては、というのが今回はないから気楽なものです。今さらピークトラムに乗るのも何だし、アバディーンも一度行けばいいし、島まで行く時間はない。だから町をぶらぶらするだけで十分ではないか。そんな4日間でした。また、初めて香港島側(銅鑼湾)に泊まったのですが、これが正解でした。尖沙咀に比べればこちら側はやはり庶民的だし、何よりもその密度の濃さがいいのです。香港で密度の濃さというのも何ですが、そこそこ香港は広いのです。それが殆ど徒歩で用が足りてしまうのがここ銅鑼湾。結局食事もお昼を中環、尖沙咀で取っただけで後はすべてホテルから徒歩圏で済ませてしまった。買い物も十分堪能出来る。
 ということで、一度も地下鉄は使うことなく、移動はトラムでトコトコと、スターフェリーも一往復のみという、銅羅湾に入り浸りの日々だったのでした。

 

 久しぶりに来ると、空港も変わっています。その昔は啓徳空港。着陸前の旋回しながらの降下はちょっとしたジェットコースターより迫力があり、気流が悪い時に本当に怖かった思い出がありますし、私の知人は乗っていた中国本土帰りの飛行機がオーバーランして海に突っ込んだ事故機に乗り合わせ、けがはしなかったけれど、大々的にニュースに取り上げられたこともありました。それが今はランタオ島脇を埋め立て、綺麗な国際空港が香港の玄関になっています。
 この写真は空港から市内までのバスから撮ったもので、ランタオ島にかかる斜張橋。前に来た時は、これを飛行機から眺めていたのを思い出します。ここからもう一つ島を通り「本土」に入る。そして海底トンネルで香港島に渡る、というプロセスは、何かとても中国本土というものを意識させられました。一度中国本土、そう、ユーラシア大陸に入るのですね。こうやって地上(?)から大陸に入るというのが、変に地球の広さを印象させられた橋だったのです。
 そしてこのバス。空港から市内までは電車とバスが一般的ですが、電車(エアポートエクスプレス)だと100ドル、このバス(エアバスといっているようです)だと40ドルだから、やはりこっちにしてしまいます。エアバスは銅鑼湾まで乗り換えなし。当然地上に停まるし。電車だと、終点の香港駅からまたバスに乗り換えなければならないということで、エアバスの方が圧倒的にお奨めです。因みにこの写真は2階建ての一番前から撮っています。