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上環
Sheung Wan

 トラムでゴトゴト乗っていくのが香港島の移動方法でしょう。地下鉄の速さはないけれど、移りゆく町並みは本当に飽きない。気がつくとセントラルまで何となく来てしまう。まあもう少し乗っていようかと車窓の風景を楽しんでいると、着いた所はウエスタンマーケット。大半のトラムはここが終点になります。じゃあここにするかと降りてみる。この建物はちょっと重厚すぎて、私の印象からするとあまり香港らしくないのですが、中のおもちゃ屋に引っかかってずいぶん時間をつぶしてしまった(結局バスの模型を買わされました)。

 ここからキャットストリート、ハリウッドロードまで急坂や階段を上がり、骨董屋を覗き込みながら(今度は小さな蛙を購入)文武廟に到着。ここで異空間に触れてから、エスカレータに沿って降りてきて陸羽茶室で昼食。というのが2日目の午前中の行程でした。こうやって街を気ままに歩くのが香港の最大のお楽しみですし、香港島側は文化遺産が予想以上に残されているのがいいのです。


文武廟前での一枚。後ろも横も超高層の建物に囲まれていますが、ここに一歩入れば本当に別世界。ふっと気がつくと写ってたベンツは6扉なんですね。確認しなかったけれど、どうせナンバーは8のオンパレードなのでしょう。
22 17 02.19N,114 08 59.91E
ウェスタンマーケットにて。1906年完成の元市場のこの建物は、外観はそのままに、商業施設に生まれ変わりました。香港の新陳代謝はすごいけれど、しっかり残すべき所は残しています。
22 17 14.36N,114 09 00.64E
別世界の内部。香港トップで使った渦巻き線香が圧巻ですが、こっちの祭壇もなかなか。人々の信仰の深さを伺うことが出来ます。
さすが香港を代表する骨董街。こういう風景を都会の真ん中でお目にかかるのは日本ではまず無いでしょう。しかし重そうですね。
上環