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食事
Eating

 香港での楽しみの大半は当然食事でしょう。食を極める。あらゆる料理がある・・・とあちこちで言われているように本当キリがありません。前回来たときは11人のグループ旅行だったので大テーブルで様々な料理を楽しめましたが、今回は家族でこぢんまりとでした。持っていったガイドブックは、今は亡き隔月刊の旅行誌「トラベルフロンティア」2001年5月号。香港食堂(2泊3日で食を極める)号を持っていき、ずいぶんと参考にさせていただきました。この雑誌は旅行誌の中ではかなりよく出来たもので、地球の歩き方マガジンの時から愛用していたもので何度も投稿を乗せてもらい、ドルを稼いだものです。

 香港の魅力は、ありとあらゆる人がいる、その人たちが作り出すパワーを感じることが出来るだからという気がします。生存競争を一番感じたのはマンハッタンだったけれど、そことは違う競争が繰り広げられている町。でもアジア的優しさが最後にはある。そんなのを食堂に入ると感じてしまいます。家族だけでやっている小さな店。大きな店はとにかく大人数で楽しむ。そんな人いきれの中に溶け込むことが出来れば、それは楽しいものです。でもちょっと気分が乗らないと辟易する事もありますが。すぐに気を取り直し、喧噪と人いきれをしっかりと受け止める。そう、それこそが香港なのです。

食堂ではなく市場を少々。女人街などの商店街はあちこち行きましたが、市場は今まで見あたりませんでしたが、今回おめにかかりました。銅鑼湾から雲来居に歩いていく途中にがちゃがちゃとした一角に魚屋や肉屋がこんな感じで登場。トルコみたいに羊の頭がおいてあるなんてことはなかったけれど、なかなかの通りでした。
トラベルフロンティア2001年5月号。ちょっとマイナーだけれど、地元の人たちにしっかりと愛されている店が一杯載っていました。


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