home香港>公園


子供たちのお楽しみ 公園
Park


香港公園      22 16 39.65N,114 09 41.78E
ヴィクトリアパーク 22 16 57.55N,114 11 14.91E

 香港での子供たちのお楽しみはどうしようと、一応行く前には考えていました。例えばオーシャンパークにいって一日遊んでもいいのですが、何か香港まで来てそういう遊び方も性に合わない。何か時間がもったいないような気がして。パリに行ってもユーロディズニーに行かないようなものだといったところでしょうか。街を歩き、トラムに乗り、そして買い物の中で子供たちのものを見ていれば彼らはそれで楽しいものです。子供たちもだんだんと子供向けの所から卒業しつつあるし。で、結局足を運んだのは香港公園と、ヴィクトリアパークということに相成りました。どっちもガイドブックには載っているけれど、大人だけでわざわざ行く所でもない。そういう点では家族連れに適した場所といったところでしょう。まああまり観光客はいません。こっちの家族づれ、シッターさんに連れられて来ている子供、太極拳やっているグループ。ジョギングの一団。都会の中の公園ならではの風景がここにはありました。忙しい香港にあって、ここの時間はすこしゆっくりな気がします。いやせいぜい普通というべきかな。

 この二つの公園、東京でいうと飛鳥山公園と日比谷公園といった感じがします。そりゃ違うだろとも言われそうですが、直感はそんなところ。斜面を利用し、緑をたっぷりと見せる。中に博物館もある。いろんな施設がある。一方は平坦で広場が大きく、周辺の人たちに利用されている。都心と下町の違いはありますが、結構当たっていませんか。

 高密な香港なのですが、こうしてみてみると結構公園は充実しています。セントラルでは上がっていけばボタニカルガーデンがあるし、銅鑼湾ではなんといってもハッピーバレーが効いている。こうしたオープンスペースがあるから、あれだけ住宅が詰め込まれれても何とかなっているのでしょう。

香港公園からみた中国銀行。ここは斜面を活かし様々な施設が出来ていますが、これは滝。斜面ではない相当のアップダウンを取り込んでいます。
香港公園内には鳥を放し飼いにしている大きな熱帯雨林のケージがあります。それを飼育館と読んでいるようです。日本にも大温室のある公園ははあるけれど鳥が飛び交っているのはあまり記憶がありません。あちこちの茂みに隠れ熱帯の鳥がいる。植物も熱帯しているし。結構楽しめました。
22 16 35.46N,114 09 37.27E
香港公園内 茶藝博物館にて。ここの時間は本当にゆっくりでした。香港に無い静寂、上品さを裏に秘めた街のすばらしさを伺い知ることの出来る博物館です。
こちらはヴィクトリアパーク。香港公園と違い、平坦な場に人々が一杯遊んでいます。太極拳グループ、もう少しアップテンポの体操グループ、ウォーキンググループ、そして子連れグループ。まあ遊具はどこもそんなに変わりませんでした。日本にも外国の遊具がずいぶん入っているし。子供たちはここが香港かどうか関係なく遊んでいました。
子供たちのお楽しみ