NUPRIME uDSD1
Nuprime uDSD
USB DDコンバータ

2015年12月
 
ハイレゾファイの再生方法(現状)

 e-onkyoなどのダウンロードサイトで購入したハイレゾファイルは、PCMで入手できるので、私のシステムに導入するのはSACDよりはるかに簡単です。

 しかし、現状は、規格に縛られたCDやSACDとは逆で、規格が自由過ぎてどんどんフォーマットが変わっていて、最近まで192kHzとか言っていたと思ったら、あっというまにDSD5,6MHzだとか、PCMは384kHzだとか、どんどん新しい規格が現れてきます。買うや否や時代遅れになりそう。もうすこし規格が安定してくれないと、大規模(高価格ともいう)の装置を導入するのはためらいます。

 そこで、現時点で最高の数値性能ながら、堅実な価格で売られている、
Nuprime uDSD なる機材を導入いたしました。かつてHDPで私を驚かせたNuforceの上位ブランドだそうなので、期待できるかと思いました。


Nuprime uDSD 下のアルミ台は自作


 HDPよりさらに小さな手のひらサイズで、ヘッドフォン出力とアナログRCA出力も備えます。でも、私が使うのは 
USB→PCM のDD変換機能だけです。まあ、アナログ部分を使わないので、ここは安くても大丈夫かとも思いました。価格は2.8万円。

 電源もUSBから供給して、電源アダプターも無し。こんなんで大丈夫なのか、とも思いましたが、評判も良いようですし、Nuprimeを信じてみました。結果は成功のようです。

 パソコンは手持ちのをしばらく使っておりましたが、持ち運ぶのがめんどくさいので、一台、オーディオ専用のを買ってしまいました。オーディオ機器から考えれば、ケーブルやインシュレータなどのアクセサリーくらいの価格ですからねえ。


MSI 2in1パソコン。足はもちろん自作です。インシュレーションしたら音が良くなると思っているのではなくて、見栄えの問題。PC単独より、オーディオシステムとして馴染むように。下にあるのは、デジタルレコーダーDA3000
 買ったのは、Windows8.1版のタッチパネルとキーボードとを両方備えた2in1と言われるタイプ。MSI製のアマゾン専用モデル S20です。詳細はS20のページをご覧下さい。

  この組み合わせで再生するハイレゾの音はもちろんCD以上です。SACDと同じソースもあるので聞きくらべたところでは、音はSACD(Marantz SA-11S3)による音と微妙に違いますが、優劣なしと思います。

 ちなみに、私はSACDのほうが好きです。音が、でなくて、紙の解説書が手に取れる点でね。両方で買える場合には、SACDを買ってます。それにファイルじゃ、なにかの拍子に消えちゃうかもしれないし・・・。CDしか売っていなくて、ハイレゾが入手できる場合に限り、ハイレゾファイルを選びますが、なんか物足りない気がして・・・

uDSDの利点
 他のDDコンバータの中には、96kHzとドライバで選ぶと、ソースが44.1kHzであろうと、192kHzであろうと、全部96kHzにサンプリング変換して出力する機種が多いです。これは古めのDACを使っている場合には、最新のアルゴリズムでサンプリングレート変換してからDACに入れられるので、ありがたい場合も多いでしょうが、私の場合、送り込む相手は、FGPAで384kHzにアップサンプリングするD-02x。その前に勝手にサンプリングレート変換なんかしてほしくないのです。その点で、uDSDは、まったく何もしないのが、なによりありがたいです。ソースのサンプリングレートをそのまま、送り出してくれます。
高級DACの入力用のDD変換機を考えている方は、uDSDは強い味方です。

追記 Oracleとでは、どちらがよい音?
 みなさんが知りたいのは、CDをOracle CDdrive+DACで再生したのと、CDdriveの代わりに、そのCDのリッピングデータをuDSDでPCMにしてからDACで再生するとの、どちらの音がよいか、かもしれないですね。

 それぞれによる音は、実はかなり近く、優劣つけられません。聞きなれたCDで聞けば、私は聞き分けられますが、その差はきわめて小さい。これも、勝手にアップサンプリングしないおかげだと思います。アップサンプリングすると、そこで音が変わってしまいますから。

 もし、超豪級CDドライブを買うか、超豪級DACを買うかを迷っているなら(そんなひといるかな・・・・)、まずDACを優先してください。効果絶大です。

 ところで、Marantz SA-11S3のデジタル出力と比べたときはどうなの、と聞かれると、ちょっと返答に困ります。なぜかというと、Oracleの場合と違って、uDSDの音とはかなり違うのです。さらに、uDSDをSA-11S3のデジタル入力に入れて、その時のデジタル出力を聞くと、これがまた、SA-11S3のCDのデジタル出力の音によく似てくる。マランツは、デジタル領域でなにか音作りをしていないかな〜、と私が感じている理由がこのあたりです。
 ただし、音がよいか悪いかと聞かれるなら、マランツの音もかなり良いです。一時は、SA-11S3の音が新鮮で、こちらのほうが断然いいな、と思ったこともありました。あくまで、そういう差です。


2015年11月

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