ア 行 | カ 行 | サ 行 | タ 行 | ナ 行 | ハ 行 | マ 行 | ヤラワ行 |
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語 句 | 読み方 | 意 味 | 参 照 |
青タン | あおたん | 青痣、あるいは内出血しているこぶのこと。 痣は打撲によるものに限定される。 花札の青タンとはなんら関連はない。 ★全国的に散在するらしい。佐々宝砂さん情報。 | |
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あずましい | あずましい | 気持ちの良い、居心地の良い、落ち着く。 「あずましくない」と否定形で使われる場合が多い。 「東しい」か? {例} 「いやあこの部屋なまらあずましくないわ」 | |
あったら | あったら | あんな。 {例} あったらもんはイカでねえ、ゴムだっ。 のように感情をともなった否定形で使用される場合が多い。 | こったら そったら どったら |
あっぱ臭い | あっぱくさい | 簡単だ。楽だ。見下す感覚を込めて、安易であることを示す。 | |
あっぺこっぺ | あっぺこっぺ | 語源はかなりはっきり「あべこべ」だと推定される。 意味は順序がばらばらであること。 標準の意味「前後が逆」「ふたつのものが入れ違う」より多少広義の意で使われる。 でも札幌ではポピュラーではなかった。 | |
余される | あまされる | 仲間外れにされる。嫌われる。 {例} そったらだはんこいたら余されっど、おめぇ。 | |
あめる | あめる | 腐る。腐って異臭を放つ。 酸っぱい腐敗臭を強調する。 {例} ああやっぱり一昨日のご飯、あめてるわ。 | |
あんた | あんた | これは別に「北海道弁」というものではない。 しかし、特に関東地方で多用される二人称「君」は、北海道では極力避けられる呼称である。 その人の「名字」か「あだ名」、あるいは親しい場合は「あんた」が通常使用される言葉だ。 | |
いい振りこく | いいふりこく | 格好をつける。かっこつける。見えを張る。 名詞 いい振りこき | |
いずい | いずい | 肉体的にあるべき場所からずれて気持ちが悪い。 {例} 歯が浮いていずいんだ。 コンタクトがなんかいずいっしょ。 | |
痛ましい | いたましい | 勿体ない。 | |
うるかす | うるかす | 水に浸す。 乾物等を水に浸して戻すこと。ふやけさせること。 汚れた食器を洗う前に水に浸しておくこと。 「潤」+「かす」 | うるける |
うるける | うるける | 水分を吸ってふやけること。乾物等が「戻る」こと。 「潤」+「ける」 | うるかす |
★エッタ | えった | (鬼ごっこなどで)タッチする。触る。 ロシア語の"зто"(エータ : これ)からと推測される。 内地の差別語「エタ/エッタ」とはなんの関係もない。 | |
置かれる | おかれる | 置いていかれる。置いてけぼりにされる。 | |
おがる | おがる | 成長する。主に植物、そして子供に使われる。 | |
お香こ | おこうこ おここ | 漬物、おしんこ。 北海道独特ではないと思われるが、漬物・おしんこよりかなり頻繁に使用されるものなので。 | |
おだつ | おだつ | 調子に乗る。 「お」+「立つ」 {例} おだつな、たくらんけ。 | |
おっかない | おっかない | 恐い。怖い。危険だ。 | こわい |
おっちゃんこ | おっちゃんこ | 座る しゃがむ。きちんと定位置に座る。 主に子供に言い聞かせる際に使われる。 | |
おつゆ | おつゆ | みそ汁。 北海道独特ではないが、この呼称が主流なので。 | |
お晩でした | おばんでした | 「おばんです」ではなく、「でした」となる。 | |
オンコ | おんこ | 檪、いちい、いちいの実。甘くておいしい。 | |
オンタ | おんた | 雄、牡、男、雄性 | メンタ |
ア 行 | カ 行 | サ 行 | タ 行 | ナ 行 | ハ 行 | マ 行 | ヤラワ行 |
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