シリアル番号 | 1082 |
書名 |
複雑系から見た日本経済 |
著者 |
町田洋次 |
出版社 |
PHP研究所 |
ジャンル |
経済学・サイエンス |
発行日 |
1997/9/18第1刷 |
購入日 |
1997/9/24 |
評価 |
良 |
著者は慶応大経済学部卒の日本長期信用銀行マン
文系が書いたため
今となっては全く価値のない通俗書。
ただ「産業革命とはイギリスで起こった衣料生産における機械化のことである」との表現がある。資本は羊毛を輸出していた地主階級がだした。そして技術革新はジョン・ケイの「とびひ」の発明としている。蒸気機関はそのあとに続いた現象にすぎない。
米国では南北戦争後、主力産業が農業から重工業に転換。
英国経済は百年以上前にサービス産業に転換。米国ではこの転換が40-50年前、日本では20-30年前である。
日本企業の特質の一つに、「変化に三年遅れで適応する」
サローの「環境が突然変わったとき、それまで環境にうまく適応してきた種ほど、大きな変化が必要となる」を紹介している。
カオス関連の本はこの他にも、007、053、054、055、056、131、299、442、710、1022、1062、1078、1081
Rev. December 27, 2013