1. アイデアをデッサンする
2. 実物大にデッサンを書く(スケール出し)
3.
ボール紙で原寸大の模型を作る
4.
模型を分解し、それを型紙として銅板にケガキ、切り抜き

5. パーツ毎に、ナマシなどの操作を加え、叩いて立体に
6.
パーツごとに、溶接をして仕上げる
7.
各パーツを組み立てる
8.
取り付ける

 

2] 実物大にデッサンを書く(スケール出し) 

青梅の工房に入ると、こんな大きな絵がたくさん張り付けられている。

工房ではたくさんの芸術家の卵達が、氏の作品の制作に協力しながら学んでいる。

多くの作品を手分けして作っていくため、原寸大に描かれたこの絵こそが、その後の全ての作業をする上でのよすがとなる。

 

 

 

たとえばこのズボン。すでに工程の[5]から[6]に移っているところだが、ここでBON氏のクレームがついた。

どこだかわかるだろうか。左上のデッサンとくらべるとズボンの裾がすぼまっていない。かなりの年数、氏の元で修行をし、自分の作品も手掛けているNちゃんでさえ、こういうことがある。

どこに問題があったのか、Nちゃんは明日この修正に取り組まなくてはならない。

 

 

ドンキーさんお口が納まりきれない!

  
こうして中央部をふくらませると立体的に...

さあ次は、いよいよボール紙での原寸大の模型を作り。

平面から立体へ、二次元から三次元への飛躍の段階となる。

BON氏は洋裁でもやったことがあるのかなぁ?

 

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