石井清龍の本筮易


易日記

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2013年6月9日

  最近のベストセラーを読んだ

 最近のベストセラー、「海賊と呼ばれた男」を読んだ。
著者は百田尚樹さん。
出光石油の創業者、出光佐三氏の伝記小説のようなものだった。
昔は石油が手に入らなかった。
その石油が安価に手に入るようになったのは出光氏のお蔭だった。
出光氏の功績の大きさと勇敢さ気骨の高さは、理想の人間を超える生き神様のように思えた。
ここまで精神性の高い人間が本当にいるのだろうか・・・、本は出光氏を事実よりもかなり美化して書いていているのだろうと私は思った。
百田尚樹さんの「永遠のゼロ」では号泣したので、今回も読む前から期待していたが、本は人物をいくらでも美化して書ける、本当だったら凄いんだけどな・・・と真実かどうかも解らないので感動できないし泣けない、と冷静に読んでいた。
しかし、最後のほうでは話半分と思いながらも感動の涙がでた。
出光佐三氏が亡くなった時、昭和天皇が出光さんの事を短歌にされた。
「出光佐三逝く 三月七日 国のため ひとよつらぬき 尽くしたる きみまた去りぬ さびしと思ふ」
天皇陛下が歌にしたからと言って、立派な人格者とは言いきれないと言う人もいるだろうが、国の為にひとよつらぬき 尽くし と天皇が詠われるほど出光氏の人物が光っていたものと言える。

出光氏の本質と、本で表現された出光氏とどのくらいの違いがあるのだろう。
出光氏の本質を知れば、本の出光氏がどこまで美化されているかが解る。
そんな気分で、出光佐三氏の本質を占った。
出光氏の本質、人間性を易はこう示した。
社会の為、人の為になるのが誠の生き方と信じ実行する人。もしそうすることによって失敗し、悲劇となっても、真実の生き方や在り方を貫けないなら生きる意味が無い。
社会の為なら命をささげる覚悟を持つ。誠心誠意ある生き方を望む。社会のためになり人の為に生きれる事が本望の人。
出光佐三さんの人間性は、海賊と呼ばれた男で百田さんが書かれている以上にもっと崇高な精神を持った生き神様そのものだったと、易を通して私は信じることにした。

出光氏の部下たちは、どんな過酷な事でも喜び率先するように働いたようです。
人にとり、心から尊敬でき信頼でき敬える存在があったら、それだけでも生きる力が生じるのだと思えてきた。
それほどの気持ちにさせてしまう、それほどの誠心誠意あふれ、勇敢で智恵と正義感を持ったリーダーが出光氏だったのです。

心底信頼できる人に従い、その結果死んだとしても、信じた生き方の中で死ねるならば、充実した人生となり本望であり喜びなのだろう、と、この本を読んでそう思えました。
そう思わせるほど出光氏の人間性には、誠意と正義感の崇高さが際立っているのです。
そんな人がこの世の中に一人いるだけで地球は救われるし、国も救われるし、存在を知っただけで、「この地球にこんな人間がいたんだ」と知っただけで、地球で生きる希望を見出せるのです。
安倍総理もこの本を読んだようです。本に感化されて、出光氏の100分の一の正義感と気骨で国を支えてもらいたいと思いましたが、本を読んでも、精神性を真似する事は至難の業だと自分自信の軟弱な心を覗きながらそう思います。

 ☆
百田氏の本が面白く、続いて「モンスター」を読みました。
怪物のような醜い顔をした女性が苦労の中、美容整形で驚くような美女になる話です。
軽いタッチの恋愛ドラマのようですが、器量の悪い女性の心理を、男性の著者が見事に理解し表現しているので感心しました。
いかに、人は顔が醜いと、人から良く思ってもらえないか、顔が良いだけで
心も良いと思われたり、親切にしてもらえるということが、とても解りやすく端的に書かれてあります。
私自身が器量に恵まれずに生きてきた人生を感無量の気持ちで反芻できました。
私の知り合いでものすごい美人でスタイルの良い人がいますが、彼女は昔からバス停でバスを待っているだけで、タクシーが止まり、無料で乗せてあげると言われました。
わたしの場合は、バスの停でドアを開けて待つバスを見つけて、走ってバスの入り口まで着くと、その瞬間にバスはドアを閉めて走り去っていく体験が何度もあるのです。
ドアをドンドンと叩いても、運転手サンは気付かないふりをしてそのまま走り去るのです。
最近は横浜 戸塚駅のバスセンター乗り場で、グリーンランド行きと、藤沢行きのバスで2回も連続こんな目にあってしまいました。
横浜医療センターから戸塚駅に向かうバスも同じように無視してくれました。
ストレスのたまった運転手さんが多いのでしょうか。
この運転手さん達は、ストレス発散しているのかもしれませんが、こんな運転手さんでも、私がとびっきりの美人だったら待ってくれたのでしょうね。
こんな風な体験は、私は若いころからありました。
不細工だと親切にされないどころか嫌がらせを受けることによって、人は親切な人は少なく生きることは甘くないと体験によって学習したと思います。
だから私は頑張って忍耐強く生きて来れたのかもしれません。
美人は、ちやほやされる分、世の中を甘く見て油断してしまいやすいので、人間万事塞翁が馬ということで不細工であったことが救いにもなれるのですから、これで良かったのかもしれません。。。


久しぶりの更新で、本の感想など書いて、つまらないと思われますね。
ご存知の様に一年近く書く気力がわかずにおりましてさぼってきました。
今でも決して書く気力が出ているわけではないのですが、久しぶりの易日記なので、余興程度の気持ちで占ったことを書きますね。

「今年の夏のお天気予想」
しかし、どうしたんでしょう。
最近の天気予報、めちゃくちゃ外れすぎですよね。
わたしの占いも天気予報並みかもしれませんが、その時はどうか寛大にお願いします。
ちなみに、今年の梅雨は例年の平均雨量よりも3−4割雨が少ないそうです。
7月8月は、例年並みの暑苦しさですが電力は間に合うようです。
9月は、雨によって土砂崩れの可能性があります。
ある意味、土砂崩れは例年の事でどこかしらにはあるとおもいますが、民家が土砂をかぶってしまうほどの災害が起きる可能性がありますので、家のそばに山がある方は、雨の時期、特に9月は気を付けていただきたいです。
あくまで占いでの予想です。

 ☆
「ボストンマラソンのテロの犯人」
先日のボストンマラソンでテロの犯人と言われたチェチェンの青年(兄弟)について占いました。
犯人にされた長男の方は銃撃で殺されてしまい、弟さんの方は重傷だそうです。
しかし、この二人の兄弟は爆発物が入っているとは知らないでカバンを置くようにと頼まれたというのが、易の答えでした。
このテロの反抗に加わっている人物は沢山いるそうです。
この二人は、マラソンの祭りの余興の為に使うものを 置いてもらいたいと頼まれたのです。
犯人と思われた兄弟は、預かったカバンを、お祭りの余興に使うものと信じ、喜んで受け入れたとの事。
二人の青年はマラソンの余興を楽しみにしていた気持ちが易で観てから、チェチェンの二人の兄弟が可哀そうでたまりません。
まさか爆弾がはいっている鞄だったとは夢にも思っていなかったのです。
利用されたあげくテロの犯人にされて殺されるとは、なんと嘆かわしい人生なんでしょう!!
信憑性も無い占いですし、ときどき外してしまうドジな私ですが、この答えをわたしは信じます。
   
 ☆
「日本経済を占う」
アベノミクスがアベノリスクと言われていますが、この調子で日本経済どうなるのか、もしかしてギリシャみたいに破綻するんではないか?といろんな説がありますね。
そこまでの破綻はないとの易の答えです。
安倍さん、前回と大違いで意外と頑張っていると思いますが、景気の危機がはっきりとしてくるのは、安倍政権のスタートから数えて一年後くらいではないでしょうか。
株価は最近下がり始めてきましたが、また持ち直したり下がったりの繰り返しの中大暴落は今しばらくは起きないとおもいます。
大きな下げは年末12月に起きる可能性を秘めています。
円は、しばらく円高と円安の上下を繰り返していきますが、来年の春以降からは円が今以上にかなり安くなると思います。

 ☆
「地震予想」
311以降、地震への不安が深まっていますね。
南海トラフという言葉は最近の耳にしますが、被害が起きると 32万人の被害者がでるほどだとか。
ちなみに、占いによると今後5年間は南海トラフの巨大地震は無いようです。
南海トラフは東海大地震の事ではないです。
東海地震は今年は起きないでしょう。
東京直下型も少なくとも2−3年は大丈夫みたいです。
地震の状態は、その年ごとに占って確認していくのが信頼性が上がりますので来年にまた占います。

 ☆  
「コラーゲンの美容効果を占う」
コラーゲンが美容に効果が全くないと言うのが医療の見解だそうです。
でも、美容業界では、コラーゲンは美容に効果があると言っています。
本当のところどうなのかと思ってこれも占ってみましたが医療の見解が正しく、コラーゲンは化粧品として肌への効果はまったくないそうです。
  


 ☆ 
「自然農法の奇跡のリンゴを食べました」
6月8日上映開始の木村秋則さんの奇跡のリンゴの映画を観たいと思っています。
りんごを無農薬 除虫剤無しで育てることは不可能と思われていたそうですが木村秋則さんが、自然栽培でりんごを栽培することを成功させたので奇跡のリンゴと言われるそうです。

このリンゴを食べてみたいと思っていましたが、数が少ないためなかなか手に入らなくてネットオークションで1箱が30万円の値が付いたそうです。
そんな高値で売られた事を木村さんはとても嘆いたそうです。
自然栽培の奇跡のりんごならば、ブランド化して高い値段で商売ができると、声を掛けられているようですが、木村氏は「りんごは誰もが気安い値段で食べることが出来なくてはいけない、どんなに高くても350円です」とおっしゃっり、木村氏は誠実な生き方を優先したい人だと思いました。
5月に、東京の品川戸越銀座に「木村秋則と自然栽培の仲間たち」というお店が第一号店としてオープンしましたので行ってきました。
自然栽培の野菜の品数はとても少なくて、お客さんに売る品物が賄いきれないとのことで宣伝もしなかったのです。
りんごは御一人様ひとつしか売ってくれません。
リンゴジュースも、一人一本だけです。
わたしは無添加の加工食品、黒豆味噌・黒米・アスパラスープ・無農薬の紅茶・北海道の羊羹などを購入しました。
生ものは、リンゴ一つに、いちご一パック、新玉ねぎ・さやえんどう・しゅんぎくを買いました。
りんごは240円でした。
洗ってから、皮も勿体無いので皮をむかずに食べました。
自然栽培の恵みは神様の恵みと感じましたので、自然と気持ちが食べる前に感謝のお祈りをしました。
易のお弟子さんが、いちごとりんごを食べる私を観て、「いきなり顔色がとてもよくなっていますよ」
と言うのです。
わたしは最近体調が悪くて通院しながらすごしていましたが敏感な体質らしく、いちごとリンゴを食べたとたんに身体の重さが消えて、身体がふんわりと軽い感覚に成っていました。
いちごは小粒でしたがとても甘かったのが驚きでした。
りんごは素朴な美味しさでした。食べていて気持ちが和むのは気のせいなのか、身体によいからなのかそれは何とも言い切れませんが紅茶も自然栽培の紅茶は喉にもほんわかする安らぎがありまして身体の自律神経が和みました。
高価な紅茶よりも自然栽培の紅茶の方が飲みながらやすらぎを感じるのです。
自然栽培で育った物は腐らないで枯れるだけだそうです、ちなみにいちごを一粒食べずに置いて観察しましたら、ほんとうに干からびてカラカラになってしまいましたが、かびることも腐ることもありませんでした。
農薬で育った野菜類は、腐ってしまうといいます。
身体に毎日農薬が身体に入って行くのは健康に良いわけがないと思いました。
無農薬の自然栽培のものを食べることが、心も身体にもよい影響を与えるのは当たり前だと思いました。
自然農法の畑をする人がとても少ないので、簡単に自然農法で育てた野菜を買うことが出来ないが残念です。
また自然農法では薬を使いませんンから、沢山の虫が増えてしまうのでその虫達が農薬を使う畑にまで飛んで行きます。
そうなると農薬の畑は、今まで以上に除虫剤が必要になりますから、一般農法にとって自然農法は迷惑なのです。
自然農法の栽培が広がらない原因は一般農法にも迷惑をかけるからです。
地域を制限して、一般農法と自然農法がお互いにうまくやっていけるような国に成ってもらいたいと思いました。
  


余談
一年近く更新していませんでした。
これからも更新が続けられるかわかりません。
わたしは色んなことを体験していました。
スピリチャルに興味を持っていた私でしたがこの肉体世界で生きる以上、現実的にしっかりと地に足を付けて生きるのが必要で、スピリチャルにはまりすぎるのは社会へ適合ができづらくなると言う事もわかってきました。
すべてはバランスで、スピリチャルだけでもダメで、現実だけでも融通がきかなくてもダメですので、なんでも片寄らずに半々と言うのが柔軟性があってイイのでしょうね。
ボストンマラソンのテロの事から、この世の中が不審になった、と嘆くお弟子さんが、世の中には本当の悪人はどのくらいいるのかを占ってみようと提案されました。

本当に悪人はどのくらいと出たと思いますか?
多くの人は、あえて悪人になっているのではなく、所属する集団に順応するためには、悪に成らざるを得ないとのことです。
自己防衛の為に悪に成らざるを得ない事が多いのです。
自分の国の為にそうせざるを得ない、所属する企業の為にはその会社の味方になる、こうやって、あえて悪を好んで選んでするのではなく順応するために避けることが出来ず、調和をとる手段に従った結果が悪と成っていることがほとんどだと言うのが易の答えでした。
暑い夏を皆さんもお元気でご活躍ください。