石井清龍の本筮易


易日記

〜2003年はこちら
2004年1月〜4月はこちら
2004年5月〜6月はこちら
2004年7月〜8月はこちら
2004年9月〜12月はこちら
2005年1月〜 3月はこち
2005年4月〜 6月はこちら
2005年7月〜 2006年1月はこちら
2006年2月〜 2006年7月はこちら
2006年8月〜 2006年12月はこちら
2007年1月〜 2007年6月はこちら
2007年7月〜 2007年12月はこちら

2008年1月〜 2008年6月はこちら
2008年7月〜 2008年12月はこちら
2009年1月〜 2009年6月はこちら
2009年7月〜 2009年12月はこちら








2010年11月7日

  「どうなるんでしょう〜日本の未来と日中関係」

 過去の日々を振り返ると、私も楽観して生きて来たものだと思う今日この頃です。
平和な時代で世界情勢に特別な恐怖心を持たずに安穏と生きて来られる日本だと思っていましたが、最近は 国の危機感を憂いて日常生活で語るような時代が来てしまいましたね。
世界大不況を脅える以上の緊張を日中関係に感じるのは、私だけではないでしょうね。
尖閣諸島や今後の中国と日本の関係が心配になり占ってみました。
尖閣諸島を中国側が奪い取る意欲がすさまじくて、中国の物に成るまで野獣のように噛み付いて来る。
また尖閣諸島を日本のものとするならば、それは日本に対して莫大なお金を奪える手段として、中国は尖閣問題を利用する、というのが答えでした。
つまり、ずっとずっと長い将来まで尖閣諸島を日本のものだとは認めない中国政府だと言うのが、私の易の答えです。
日本は中国にものすごい莫大なお金を戦後の賠償金として支払ってきたと、私は聞いておりましたが、中国では日本は賠償金を払っていない事になっていると、ある聡明な中国人から言われたことがあります。さらに、「賠償金を日本は中国に出したと思っているのは真実ではなく、日本政府に日本人は騙されている」と言うのです。
そう指摘したその中国人は、日頃非常に常識的で円満な人格を持つ聡明で親日家です。
その円満な中国人が日本の靖国神社参拝と戦後の保障がないという話題になったとたんに日本に対する激しい怒りを爆発させるのですから、中国本土での反日感情は日本政府がやってきた行為を明確に表現していない結果からも生まれていると思えます。
日本政府は、日本のやってきたことをもっと明確に自国の国民にも諸外国にもはっきりとアピールしていかなければ、反日感情は天井知らずに上がって行くだけですから、戦後の賠償金問題も含め、明確に表現していく必要を感じます。
中国漁船のビデオが流れましたので、その事についてはもう書く必要がなくなりましたが日本でビデオ映像が見ることが出来なかった時、わたしは易で中国漁船と海上保安庁の船がどういう状態であるかを占っていました。
ビデオが公開する前にそれを易のお弟子さんに伝えておりまして、その内容をお弟子さんが自分の管理する本筮易のHPに出していました。
世界経済も日本の国内産業も今後激変するでしょうし、お隣の国の中国ともかなりの緊張状態で、中国漁船が海上保安庁の船にぶつかってきたこの問題はずっと円満解決することはないでしょう。
私の易の会で、もしかすると日本の海上保安庁の船が中国漁船に攻撃心を起こさせたのではないか?と
いう疑問がでました。
何もしない相手に対して突如攻め込むような異常な行動など、普通の世間常識があれば出来ない筈。
で、日本の海上保安庁の船は、中国漁船がぶつかる前にどういう行為をしたか?と易に聞くことにしたのです。
その卦を参考程度ですが書きます。
天文 水風井 人文 風水渙 地文 沢風大過
本卦 艮為山 主爻 坎為水
不変
日本人らしさがでている卦だと思いました。
ここには保身で攻めることのできない日本人の意識がでています。
慎重にしないといけない、こちらから行動を起こしてはいけない、
おどおどしながら受身となってやられる状態を静かに黙認していく様子がでているのです。
日本側の船は自ら中国漁船に対して近づいていませんし、
脅したり追い込んだり船を近づけて威嚇することも一切していませんでした。
ここには卦を書いていませんが、別の視点の読み方をしますと、
この卦の中には勢い良くこちらに向かってくる中国漁船に対して節度を持った呼びかけをした卦も隠されています。
わたしはこの卦から、日本の船があえて中国漁船を怒らせることをしていなかったことを知って安堵しました。
たしかに日本の公務員が中国の船に喧嘩をしかける事をしたら、
日本ではそれは大ニュースとなり即刻首になり仕事を失いますから、
家族を養う公務員にとって、そんな危険な事など出来ないのでしょう。
尖閣諸島に対する中国の意識を易の卦は『天雷旡妄』と 『山水蒙』で示しました。
この卦は、野獣のように荒々しく愚鈍であることを表します。
中国側の信念は、「うまく生きる智恵として野獣になって暴れて見せる」それが上手く生きる術、と信じています。
易によるとこの尖閣諸島の沖での中国漁船と日本の船の衝突の問題は、将来まで円満解決にはなりません。
日中関係は日本側が折り合ってバランスを保っていくようにはなっていきます。
今後約5−6年以内に沢山の中国人や中国企業が日本に入って来ます。
高い能力を持った日本人が中国企業に就職する時代が来ると私の易は断言します。
大きく飛躍発展する中国企業がわざわざ日本に会社を置く価値があるのか、不思議だと思ったのですが、中国にとっての日本の価値は、高いクオリティーを持つ技術力です。
その日本の技術力と智恵が彼らのものになれば、中国は最強の経済力と軍事力も備えた世界一の強国になります。
将来の計画をしっかりと持つ中国ですが、日本は子供のように無防備すぎるのが欠点です。
せめて日本は国産の製品と技術を特許をとる事です。
日本人の作るクオリティーの高さはどこの国にも 真似が出来ないほど、
圧倒的に高品質のものを作る技術があるのです。
この最高の技術を出せる日本人の能力は自国を守れる力となります。
安易に諸外国に自国の技術を流すべきではないと私は考えます。
ちなみに20年後の中国は軍事力もアメリカを凌ぐほど強力になります。
独裁権力を持ちたい中国です。
今の状態の流れを維持することが出来ると、20年後には脅威を振う中国は世界中の国を翻弄しています。
日本にとってレアアースの問題がどうなるのか、中国はいつからレアアースを売ってくれるのか、この事も易に問いました。
まず中国はレアアースを外交の切り札に使います。
中国にとってよい条件を出してくる国に対してのみレアアースを秘密裏で取引します。
自分の持つもち札を上手に使うのは、国を繁栄させる為に当然の対応と言えますから、このやり方に文句は言えません。
日本は今後レアアースが手に入らない事が日本にとって危機と言える程、大変な問題になって行きます。
レアアース開拓の為に莫大な資金を日本はアメリカからも求められるようです。
日本とアメリカの今後の関係はとにかくお金をむしり取られていく緊迫関係を通りながら将来的には日米関係は平常化している未来です。
中国以外にレアアースがある国を易でさがしてみましたが、どこの国からも充分なレアアースはありません。
採掘に多額の費用を掛けても、歳出できる量は微量のようです。
しかし、レアアースは深海にあると易は言います。
日本の領土内にあれば最高なのですが、残念ながら日本海域にはほとんど無いようです。
どこの海底にあるのか、地球上の海を探すのは大変な事ですが、一生懸命占って探せば見つけることは絶対に出来ると私は信じます。
今年になって重量鉄骨の建物を建てる話が起きまして、土地の地盤調査をしたのです。
調査会社が地盤の深さを調べるのに3メートルづつボーリングし地層の状態を調べたのです。
易で前もって地層の状態を占ったのですが、北西の一部だけが地層が25メートル地下でも地盤が固くない為に、一般的な杭では建築が不可能だと、易が答えたのです。
地盤調査が2−3日で終わらないほどで、何度も地盤調査の為に足を運ばれると、日当に掛かる費用も大変になりますから、私は業者さんに、こう依頼しました。
「3メートルごとに地層を調べるのではなく、いきなり北西の部分だけ25メートル調べて下さい。
北西のこの場所だけは25メートル地下でも地盤に硬い支持層はないと思います。
何度も来て調べるのは費用も掛かるので出来るだけ短い日数でやってもらいたい」と頼みました。
私の依頼に対して業者さんはニコニコと笑いながら、「ここは商業地区ですし近隣に沢山建物があるし地下鉄も走る場所ですし、他の地層が6メートルで支持層がありますから、北西のその部分だけが25メートル地下で支持層が無いという事は無いと思います。
ですから、最初から順番どおりに3メートルごとに調べます。
そのほうが費用も無駄にならずに済みます、いきなり25メートルなんて杭を打たなくても、すぐに支持層がありますから」と言われました。
で、専門家に従うことになったのですが、結果はやはり私の指摘したとおりに北西のその場所だけが25メートル地下でも固い支持層に当たることが出来無かったのです。
当然ながら私は業者さんに占いの話はしませんので、
その業者さんからは『いやはや、女の勘はすごいですね』と笑ってもらえました。
つまりわたしが言いたいことは、易は地下の様子まで判断できるという事なのです。
つまり、どこの海にレアアースがあるか、易ならば判るのです。
日本の政治家でレアアースがどこにあるか本気で知ろうと思う人がいれば、易で協力したいと思っています。
しかし世界中の海を占って探すのですから、かかる歳月は長期戦ですので本気で採掘をする気でない限り占うことは出来ません。
鑑定料金は成功報酬ということで♪(笑

余談  
沖縄にすごい霊能力のユタさんに会いに行ったお客様がいらっしゃいました。
そのユタさんの予約を取ることは難しく、さらに予約できても3−4ヶ月は待たないといけないようです。
そのユタさんは、唄を歌って神仏と交信するそうです。
ユタさんはそのお客様のお亡くなりになった父親が成仏できていない事を告げました。
そして、自分のお墓をもっと良い物にして供養をすること、さらに父親の友達の供養もして欲しい。
こんなメッセージを日本一のユタさんが亡き父親から受け取ったというのです。
お墓をさらに建てるのは大変ですが、どうしたら良いのかと、私に相談に見えたのです。
で、私はこのユタさんが言ったメッセージがほんとうに、その女性の父親からのものかと占ったのです。
易は・・このユタさんが受けたメッセージは、この女性の父親からのメッセージではないと示したのです。
易は、このお客様の亡きお父様は、かなりマイペースで気楽なタイプなので悩むような人ではない、自分は運の良い人だと思っているし、今あの世でも自分は運が良いと考えている。
病気で苦しむ事も無く、老衰に近い形で死ぬことができたこともこの父親は運が良いと思っている 。
だから、この父親は成仏しているといえる。
お墓を建て直して欲しいとも考えていないし友達を供養して欲しいとも思っていない 。
だけど、このユタさんにメッセージを父親のふりをして伝えてきたのは韓国人の浮かばれていない霊である、と易が韓国人という単語を何度も出して来たのです。
その韓国人の霊は、その相談者の父親の友達だったようです。
胸を患って肺癌なのか咳き込んで苦しみながら死んだ人で、その人が自分が供養をされていないのを嘆き、そのお客様に自分を供養させるように父親のふりをして伝えてきている、と易が言うのです。
そうわたしが答えると、そのお客様は、父親の友達に韓国の人で肺癌になってなくなった人がいるとおっしゃいました。
そして確かにご自分の父親はとてもマイペースな気楽な性格で自分は運が良いと思っていた、そうです。
つまり、その肺癌になった父親の友人はまだ浮かばれていなくて、ユタさんを通して、自分の希望をその相談者に伝えたようです。
日本で一番人気のユタさんすらも自分に伝えられたメッセージの配信先を把握できないでいる事実を知り、わたしは驚きましたが、ユタさんご自身はうそを語っているつもりは無く、あくまでキャッチした言葉を伝えていらっしゃるようです。
嘆きの深い苦しい意識を持ったままうごめくあの世の魂達は莫大な量だそうです。
自分の苦しみを伝えたくてこのユタさんにものすごく沢山の悩める意識が殺到している様子が易に出ました。
ユタさんは彼らの苦悩をスピーカー役として受け止めているようですが、伝わってくるメッセージの出所をはっきりと確認することは難しいようです。
つまり届くジャンクメールと同じように、この世もあの世も配信元は疑わしいと言うことです。








2010年9月3日

  「温暖化で、未来の夏はどうなる?」

 「ひぇーーーーーーーーーーーっ!!!!」9月になっても猛暑が続くなんて、拷問です。
山や森に恵まれた地域なら過ごしやすいに違いないと、昨日は、家から車で2時間かけて箱根の森に逃げてみたのですが、午前6時前からギンギンに照りつける太陽が容赦ない眩しさでした。
酷暑の箱根に心底愕然となりました。
しかも、9月2日の早朝6時の箱根ですら、気持ちよく外を歩けないほどの炎天下なのです。
この異常気象が今年だけで済むならば良いのですが、今後の日本の環境はどうなるのか、ものすごく心配になってしまいました。
CO2の対策を大分前から政府は考えて来ているはずですが、一向にCO2は減ってませんし、まだCO2は増え続けているんじゃないでしょうかね?
異常気象が今後どうなっていくのか10年後の関東地方の夏の温度を占ってみたのですが、恐ろしい事に、温度は40度を超える事が当たり前になっているようで、関東・近畿・中国・九州地区の10年後はコンクリートの歩道を触れば火傷しそうなほど、今以上に耐えがたい暑さで、都市を北東に移す案などが出そうなほどです。
熱を吸収するアスファルトの代わりになるものを開発するとか、CO2の削減を徹底しなくては大変なことになります。
10年後の日本の夏は今年どころではない焼け付くような日本になるという私の占いをゼッタイに外していただきたいです!!!
ほんとに安心して暮らせる日本になって欲しいです。

「子宮頸がんワクチン」についても占いました。
子宮頸癌が急増しているようです。
その為、日本政府は特別予算から150億円もの予算を割きました。
インターネットで「子宮頸癌ワクチン」を検索すると、多くの医師がHPやブログでワクチンの安全性が書かれています。
「臨床試験で大きな副作用の報告はなく、世界的に安全性の確立されたワクチンと言える」と断言するお医者様達のブログを読むと、安心できるよいワクチンの気がしてきます。
しかし、このワクチンに対して否定的なブログやYou tubuの映像もあります。
子宮頸癌のワクチンは、犬や猫を去勢するために使う成分『アジュバンド』と言う薬剤が入っているようです。
動物を不妊にする成分を人間が接種して、ほんとうに大丈夫なのか心配です。
さらにワクチンを接種しても全ての子宮頸癌を予防できるのではないから、子宮頸癌の検査は定期的に受けるほうがよいと、言われています。(これは国も医師も同意見です)
そんなワクチンに経済危機に直面している国が150億円もの予算をだそうとしています。
日本のように、高齢化社会・少子化問題を案ずる国が、子供ができなくなる可能性のあるワクチンを安易な気持で受け入れるとは思えないのですが、右にならえで諸外国の真似をするしかないのかもしれませんよね・・・・。
医学に疎いわたしが悩んでも堂々巡りで何も判らないままですから、易に子宮頸癌のワクチンの信頼度を訊ねてみました。
易の答えは、中心に「天雷旡妄」と「雷山小過」がでました。
この卦は、易の卦64個ある中で、悪の頂点を極める程の位置にあるほどおそろしい卦なのです。
以前、世界貿易センタービルの911の事を占った時も、この二つの卦が出ました。
易の本には、「天雷旡妄」を妄(みだ)りなき事とありますが、人間の世にまったく妄りないものなど無いのです。そのために、この卦が運勢にでると危険を示すのです。
「雷山小過」の意味は、悪事・悪心・やりすぎによる禍です。
つまり、不妊や流産になりやすいと言える卦なのです。
さらに、このワクチンを接種しても子宮頸癌を防ぐことは100%ではなく、よくても2割防げればよい方だ、と易は言います。
癌で死ぬよりも不妊症の方が良いでしょうが、今回の質問に対して、これほど怖い答えが出たことを私はどこまでここに書くべきか、安易なことを書くべきではないと言う恐れと、もしほんとうに易の言うとおりだったら、わたしがそれを黙っていることも、罪の意識で気持が落ち着かないと悩みました。
そんなジレンマから、再度違う視点で、このワクチンを接種しても問題なく妊娠できるかと占ったのです。
不思議なことに、2度目の質問へ答えも最初と同じ「天雷旡妄」と「雷山小過」という最も危険な卦が二つ並んで出たのです。
48本の占いの棒(筮竹)を全て数えることを18回繰り返すのですが、この作業を2回やって、同じ易の答えがでる確率は大変小さいことは想像がつくと思います。将来は、日本だけでなく諸外国もこのワクチンを危険視するようになりワクチンを接種しなくなると易にでました。
数年後の子供出生数がいきなり減少する現実に直面することや、年数と共に臨床結果も出て、今出回っている子宮頸癌の予防ワクチン接種をやめるのではないかと想像します。
占いの答えには、新型インフルエンザのワクチンにも精子を減少させ、卵子を弱くさせる成分があると出ております。
過去、国が安全であると認めたワクチンが後から、危険だったと判り、損害賠償の裁判の結果慰謝料を払った判例もありますから、自分を守れるのは自分しかいませんから、用心が大切です。

★ついでのついでですから
民主党党首の出馬選挙の行方が、小沢一郎氏になるのか菅直人氏のまま続行するか予想がつかないと言われていますので、これも占っておきました。
答えは、小沢さんが次期総理になる可能性が強いと出てしまいました。
たとえば突然の病気でたおれ、あと30分放置したら命が危ない状態だったときを考えてみましょう。
直ぐに手術をできる医者が、「品行方正だが手術をしたことが全くない医者」と「金の面で黒いうわさがあるが経験豊かな医者」のふたりしかいなかったら、どちらの医者に手術をたのむでしょうか。
小沢さんの方が菅さんよりも日本の命を救ってくれるならば、そのほうが良いのかもしれないと思った私でしたが、、、、
不況が長引いてしまうという夢のない答えしか出ませんでした。 日本は本当にひどい状況にいるのです。こんな状態にしてしまったのは誰なのでしょうか。
円はまだまだ上がります。
こんな夢の無い占いの結果ばかりでゴメンナサイ。
全てのこの占いが外れて明るく暮らしやすい安心できる日本にはやくなってもらいたいです。





2010年8月2日

  「アンビリバーボーに関する易の見解」

 今週の木曜日、8月5日午後7時57分頃から、フジテレビでアンビリーバボーが放送されます。
輪廻転生に関する番組です。
この手の話に私は興味が強いのですが、テレビ報道はインパクトのある表現を使った番組名で人に関心を寄せてきますが実際の番組はほと んどが中途半端で観た後にガッカリさせられることが多いです。
しかも、輪廻とかあの世の話題などは、視聴者側も半信半疑以下で観るわけですから、あまり期待して観る人もいないのでしょう。
私は毎回、この手の番組を見終わった後、「やっぱり何もわからないんだ・・・」と心でつぶやくのですが、テレビの報道番組って不消化 なまま期待はずれを味わわせてきますよね。
それで、今度の8月5日のアンビリーバボーの番組を易の神様はどう評価してくださるかと占ってみました。

地文 火山旅
人文 水雷屯
天文 山火賁
本卦 離為火  主爻  離為火
不変

出てくる卦の並びが、質問に応じた答えを出してくる不思議さは毎度の事ですが、今回の輪廻の番組に対する易の答えが、「魂」「死」「生」「遊魂」「魂が付く離れる」と、出された答えの全てが、魂に関するものだけが出ました。
易は質問に対する答えが、かならずと言えるほど、こちらの質問に対してふさわしい言葉が出るので、そのたびに、この宇宙に存在する神霊の力を考えざるを得ないのです。
今回は、出た易の卦の意味を説明しながら、5日放送のアンビリーバーボーに関する易の見解を書いてみます。
輪廻転生、遊魂の意味が、「離為火(りいか)」の卦にあります。
一番最初に出た易の卦である地文の「火山旅(かざんりょ)」は旅を意味しているのです。
この場合の意味は、生きることは「永遠の旅」である、と読めます。
しかも、この旅は、孤独な寂しい旅、不安な旅の意味なのです。
易は、古代中国のものです。
4−5千年前の、国土の広い中国の旅の期間はかなり長く、何ヶ月間も何年も続くのです。
いつ噴火するかわからない危険な山を超えて行かなければならない旅なのです。
のんびりと休んでいたら火山が噴火してしまう、そんな恐怖を持ちながら必死でコツコツと努力していく旅が、昔の中国の旅の意味としてこの「火山旅(かざんりょ)」の意味だったのです。
ただひたすら歩み続けないといけないのですから、この旅の意味は、努力を怠ると命すら危い意味があるのです。
つまり、生きるという事は、孤独で不安で、努力を怠らずに続けていくことだ、と易は言っています。
その次にでた卦の「水雷屯(すいらいじゅん)」は、生まれる意味と生み出す悩みの意味です。
魂の輪廻転生を、死に逝く卦と生まれる卦を並べて示されたのですが「火山旅(かざんりょ)」の死の意味の卦と「水雷屯(すいらいじゅん)」の生まれる卦を並べて示されたのですが、輪廻とは終わりの無 い不安の繰り返しのなかで、努力し続けることだと言うのが易の見解なのです。
そして、次に出た卦の「山火賁(さんかひ)」は、焚き火の意味です。焚き火は薪をくべ続けないと消えてしまいます。
つまり、人生は、焚き火の火と同じように、薪をくべ続ける努力を怠ると焚き火の火は消えてしまう、と言っています。
人生がより良くなるためには、自分の焚き火に薪を休みなく、くべ続けないといけないのです。
そして、中心の答えの本卦の意味は、この番組が魂の真実を見せてくれる、と言っています。
今回のアンビリバーボーの番組を、易の神様は「本当の事だよ」とおっしゃってくださったので是非私は楽しみにしたいと思います。
     
もうひとつの映画「降りてゆく生き方」武田鉄矢主演も占ってみました。
一般の映画館では放映されないそうで、DVDもないそうです。
ご紹介してくださった方が、とても感動する映画で泣きながら観たそうです。
わたしも感動する映画ならば見たいものだと思いまして、易にその映画の評価を求めました。

地文 水山蹇
人文 火地晋
天文 天山遯
本卦 風沢中孚 主爻 沢地萃
之卦 水天需  主爻 山水蒙

この映画の表現している内容が、この卦にでているのですが、最初に出た卦の「水山蹇(すいざんけん)」これはキリキリとどうにもならいほど悩んでいるのですが、お金の無い状態や生活が成り立っていかない状態や、人間が行き詰ってしまっているのを案じているところから、この映画の視点が起きたようです。
どういう生き方が、人間にとって心地よく気持ち良いことなのだろうか?・・・それを真摯な気持で捉えていくそれがこの映画のテーマのようです。
この映画で表現している心地よい生き方とは、「天山遯てんざんとん」の生き方と言えるようです。
映画の題名は「降りていく生き方」ですが、「天山遯てんざんとん」の易は戻っていく意味と判断できます。
繁栄を求めつづけて人は生きてきたのでしょう。繁栄や栄華を望むこと、それは人にとっても社会にとっても昇っていく価値として望ましいものであり、その繁栄を求めてきた人間の価値が、利益追求を求めすぎた結果であり、それは今の世界状況の姿であることを気づかせてくれる映画だといいます。
その結果、多くの企業の倒産やリストラによる失業者や自殺者、鬱病や精神病も増え、さらに犯罪も増えているのです。
我々は大きな幸福感や安らぎを実感できていないのが、繁栄を求めてきた現在の結果だと言うのでしょう。
降りていく生き方は、現代の繁栄の反対の生き方に調和と人との繋がりがありそこに愛と安らぎと安定があることを、言っています。
多くの人間が良いと思ってやってきたことから、長い歴史を見つめてみると心が気持ちよく充実する生き方は、戻っていく生き方、降りていく生き方にあるようです。
心温まる映画であり、人間が愚かだったことも気づかされる、今までの価値を見直せるきっかけになる映画のようです。
私も8月21日には観てきます。
参考の為に、ここのHPを貼りますね。
映画情報 http://www.nippon-p.org/

ついでにもうひとつ占いました。
東大病院で、画期的と言える癌の治療法を開発したようです。
まだ研究中の段階で完成されたものではないようですが、それは、ヘルペスウイルスをがん細胞に注入することで、がん細胞が破壊されて無くなると言うのですが、信憑性を占ってみました。
癌にヘルペスウイルスがどのくらい効果があるか?

地文 雷山小過
人文 山地剥
天文 火天大有
本卦 兌為沢  主爻 火地晋
之卦 雷天大壮 主爻 山雷頤

ヘルペスの菌が、細胞に穴を開けて細胞を剥ぎ取っていく状態を、地文から天文の卦が示してますので確かにヘルペスウイルスは癌細胞を 破壊する効果があります。
東大病院では、このヘルぺスウイルスで脳腫瘍の治療に効果があると期待しているようですが皮膚癌とか肺癌のほうがより効果があるよう に思えます。
しかし、この治療法は、最初の初期の段階ほ効果を発揮しますが、治療が長期間になればなるほど癌細胞がヘルペスウイルスに対する免疫 力がついていくので治療効果が弱くなってしまうようです。
つまり、ヘルペスウイルスによる効果は短期決戦で攻めるほうが効果があるのです。
癌の治療も日進月歩で開発が進んでいるようですが、癌で苦しんでいる人の話を聞きますとまだまだ厳しいようです。

 余談    
先日、我が家の食いしんぼうの夫が心筋梗塞で手術をしてしまいました。
心臓の血管が詰まってしまったので、血液が流れずに心臓の筋肉が壊死していまい、今は無事に退院できましたが、かなり体力が落ちてしまいました。
倒れる1ヶ月くらい前に夫の健康状態を占っていたのですが、血液が脂肪でどろどろしていて、血管に血液が流れる空間があと6分の1しか 残っていないので心臓が駄目になるのも近日に迫っていると易に出ていたのです。
本人にいくら忠告しても、まったく馬耳東風で聞き入れず、油物などの高カロリー食ばかりを満腹になるまで食べて、今回の結果となってしまいました。
これで気をつけることができると良いのですが、夫は自分でも自己の気質を知っているらしくて、気をつけることができるのも最初だけだろうね、などと言いながらも、最近は野菜中心の生活をするようになってきました。
こんな体験をしたため、わたしは食生活の身体に与える影響に敏感になってきまして駅ビルやデパ地下の食料品を見ると、人間の身体を悪くする為の物ばかりが市場に氾濫していると感じるようになったのです。
鬱病になるのも、もちろん社会的な原因はありますが、戦争中は精神病者が少なかったのです。
わたしの知り合いで、鬱に成った人も感情を抑えることが出来なかった人も食事を緑黄色野菜や繊維質野菜や大豆製品を摂り、糖分と油分を控えたとたんに嘘のように、心身が健康になった人が多くいます。
わたしの脳がぼんやりしているのも、夫と似たようなものを長年摂って来たことが原因だと思いますので、今後の私は夫の食生活が変化し たことで私の脳も冴えてくるかもしれないと、かなり期待しています、わたしの脳が冴えたらもっとまともで社会性のある人になれるかもしれないです(笑)
わたしが子供の頃は、ケーキは特別な日しか食べれないものでした。 今、不景気と言っても、安易にケーキを食べることが出来る時代ですが売っている物を安易に買っては危険だと言うことを感じる今日この頃です。











2010年6月13日

  「最近占ったこと羅列しますね」

前回のHP更新からはやくも2ヶ月が過ぎてしまいました。
そろそろ更新しなくちゃいけない、と自分を追い立てる気持と、もう一方では更新することなど気にする必要はないと言い聞かせながら、野暮用をこなしております。
しかし日記を更新しようと思って最初の3行くらいを書いてみるのですが、このわずか3行ですら何を書いても気持の悪い文章しか書けません・・・
易のお弟子さん達に、更新できないこんな理由を話しましたら、「石井さんの文章で最初の3行が良い文章なんて今までだってひとつも無いですよ!
石井さんの文章は完成された文章ではないのだから、文才がないのだから上手く書こうと思ってもそれは無理なんですよ。音楽と同じです、正統派の歌い方じゃなくても、その人の味をだせれば良いのですから、石井さんの文章は起承転結もルールもない、感情のままいきなり話題変化する予測できない寝言のような文章は他にはない石井さんの個性ですから、石井さんのまま書けばいいんです」とこんなアドバイスをお弟子さんに貰いました。
駄目な文章こそわたしの個性でそれで良い・・・そうと知ったら書くのは簡単になりました。
寝言のように書けばいいのですから、眠りたい気持のまま枕に頭を置きながらそのままただ指はキーボードの上です。
安心して、最近占ったことなどを思いついた順に書きますね☆
ひざの上にパソコンを置いて書いていますので、睡魔が襲い始めてきました。
まどろみながらキーボードを打っています。
自意識も警戒心もすっかりいなくなりました。
雀のヒナが親を呼ぶ声が庭先から聞えてきます。庭の草が伸びてきましたが、心地よいそよ風にゆれる草木と柔らかな日差しが心地よくて、このまま眠ってしまいそうです
1)
トヨタ自動車の欠陥車騒動が大規模にアメリカで起きましたね。
車に問題がない一般の事故でもトヨタ車の欠陥として責任をトヨタ車になすりつけた報道がアメリカで頻繁にありました。
後からトヨタ車の欠陥ではなくて一般的事故だったと判明しても、それに対して報道せず謝罪すらないアメリカ人の正義感のなさが残念でした。
そんなことから、アメリカのトヨタ自動車の欠陥車続出事件は、ホントにトヨタ自動車側の起こしたミスだったのかと疑いが湧き占ったのです。
易の答え
完全にトヨタを駄目にしようと目論む侵入者がアメリカのトヨタの企業に潜んでいる。
なるほどですね。
トヨタは犯人を割り出すことは難しいようです。
あきらめることなくなんとかして犯人を見つけてトヨタの信頼を勝ち取って欲しいです。
2)
沖縄に在留米軍がいることで、北朝鮮からの軍事的抑止力に役立っているか、また沖縄は米軍の存在によって経済が成り立っているとも言われているので、米軍が沖縄から完全に撤退すると沖縄県民の人たちは生活が出来なくなるのか?在留米軍が沖縄にいることがどのくらい軍事的にも抑止力となっているのかを占いました。
易の答え
米軍のお陰で沖縄県民の生活が成り立つと言うよりも、米軍の方が沖縄に基地を置く事で莫大な支援を日本国から得ている為、得になっているのは米軍側だが、米軍が完全撤退する方が沖縄には本土からも人がもっと集まるし経済面が活動する地域に変わっていくので米軍がいないほうが沖縄は経済も生活も潤うようです。
さらに、米軍が沖縄にいても軍事的な抑止力に成るような効果は何もない、というのが易の答えでした。
今後のアメリカ経済の落ち込み方はすさまじいのですが、どんなに貧しくなっても戦争の力はダントツ世界一であるために、どんなに貧しくなってもアメリカの権力は今後も維持しつづけるようです。
しかし、今までのアメリカと違って、国家の経済基盤がものすごく危ない状況なのです。
つまり日本が強気の条件をだせばそれを受け入れないと、日本からの莫大なお金が流れなくなるとアメリカはやっていけなくなるのですから、今までのようにアメリカにものが言えない日本である時期ではなくなっています。
言えない日本はこれから言える日本になるべきです。
3)
管直人氏が首相になりました。
かなり思い切った決断と政策を最初はだしてきます、最初の勢いはかなり気迫と根性を見せますが、月日がたっていきますと、当然ですが人気も下がっていき、首相ご自身も迷いがでてきて最初の勢いは長くは続かないでしょうね。消費税の値上げを考えている様子ですが、2%くらいの消費税アップになる可能性を感じます。
4)
ユーロがかなり下がりましたが、まだ底値ではないようです。
一時的に若干の持ち直しはあるでしょうが、年末までにまだ安値を更新すると思えます。
5)
就職活動をしている大学生の相談。
就職難でなかなか内定が決まらない時代ですが、
この大学生は6社から内定を貰い、どこの会社にはいるのが良いのかと占ったのです。
内定を貰った中で一番の大手がガス会社でした。
ガスのようの生活に必要なエネルギーは景気に影響をされないのでガスの会社に行くことを希望している学生でした。
ところが、未来はガスの顧客が減り会社の運営が厳しくなるので、企業として未来は縮小して行くガスの運命と易に出たのです。
今は大企業として安定していると思えますが、長い先の未来を考えると安定企業ではなくなるので就職することを薦めませんでした。
エネルギーはガスの時代から電気の時代に変わりますが、もっと先にはフリーエネルギーの時代が来るでしょうね。
水から水素を取って常温で核融合できるシステムを家庭に取り付けることで、電気をフリーで摂ることが可能になる時代が来ます。
世の中の変化に適応できる人間の叡智はすばらしいですね。
人間が創造できるものは無限にありそうです。
6)
霊にやられているお客さんの相談
霊からかなり執拗に狙われている様子で、お客様のお話を聞くと、もしかしてお客様が幻覚とか幻聴で
精神を病んでいるのかもしれないと思えるほどです。
しかし易はお客様の霊のトラブルは幻覚ではなくて、事実だと断言しました。
かなり長い年月、霊から攻撃されて苦しんでいらっしゃったのですが、最近になって急に霊の攻撃がなくなったのです。
このままもう収束したか、というご質問でした。
易の答え
今は霊の攻撃がかなり落ち着いているが、今後の霊の狙うやりかたは変革するそうです。
霊は今までのやり方では通用しないことを学習した為に、狙い方を改めるようです。
どう変革してくるのか、その事をお客様に伝えてあらかじめ防御するやりかたを説明しました。
このお客様の霊障のすさまじさは尋常ではありませんでしたので、わたしも人事はおもえず心配しておりました。
先日、横浜に行ったとき、あるタロット占いコーナーで長い時間鑑定をしてもらっている人がいたので
試しに私も占ってもらう事にしたのです。
お客さんの霊のトラブルに関してタロットではどう答えるのかをやってもらったのです。
タロットの答えも、今は霊の攻撃は落ち着いて収束していると出たのです。
タロットの答えと易の答えが同じだと思いました。
もう霊はこの人を狙いませんか?そう質問すると、霊よりもこのお客様の方が強いですから大丈夫です。とタロット占い師さんは答えました。これも易の答えと同じでした。
では、なぜ霊の攻撃が収まったのかその理由を聞きました。
占い師さんが、では、その理由を占いますね、と言いながらカードをテーブルの下に潜ませてから一枚だけ出しました。
そのカードを持ったまま、占い師さんは無言でした。
カードの絵をわたしに見せずに、占い師さんの膝の上にカードを乗せたまま、占い師さんはカードを真剣に見つめていました。
無言の時間は、カードから感じるインスピレーションを待っているのでしょう。
約4分ぐらい経ったでしょうか、やっとこ占い師さんが手にしたカードをテーブルに置きました。
それは「恋人達」という愛を意味するカードでした。
占い師さんは、カードをずっと見つめながらまだ無言です。
恋人達のカードから、どういう答えを導き出す占い師さんなのか、私はじっと待ちました。
占い師さんは、ようやくこう答えたのです。
「霊は他に対象を見つけたんですね。この人にはもう霊は来ないです」
恋人達のカードからこう判断したのは、この占い師さんの直感だったのですが、この判断は私の易とは違いました。
実は、わたしが易で占った時、タロットの恋人達と同じ意味の易の卦が出ていたのです。
出された意味からどう判断するかが読み手の力に掛かって来るのですが、答えを出す側は易もタロットも同じ意味の言葉を出ていることを知りました。
タロットよりもわたしにとっては専門としてきた易のほうが出る答えが多いので判断が判りやすかったのですが、恋人達だけのカード一枚では深く内情を読むことは厳しいと思います。
わたしに出た易は、親しんで自分がその人に良くしたいと思っている相手に霊がとりついてその人の傍にやってくる、という卦でした。
7)
難病の相談
一日22回 下痢する 17年前から難病指定された男性のお客様がいらっしゃいました。
西洋医学では治らないと言われたそうです。
睡眠も2時間で覚める 。死ぬしかないと思っているとか、 仕事はされていないとのことです。
で、その相談者は、中国人で財閥の娘さんが日本で 漢方医になっていて、そこは癌もなおせるほどの評判で、そこで漢方薬を処方されてもらっていました。
処方された漢方薬は10年に一度しか取れない薬草で、多くの人たちが望んでいるので
なかなか手に入らない希少なものなのだが、難病のその人の為に特別手配してくれたそうで、半年も飲めば治るから、もし途中で病気が治って薬が余ったら、いくらでも欲しがられている薬なので 残ったら引き取ります、って言われて、半年分購入したとのこと。 そのお客さんは、その漢方医を信じて疑っていない様子でしたが、わたしは、漢方医の本質を知りたいと思って占ったのです。。
易の答えは一般的なとっても安い薬を、100倍の値段をつけて売っていたとのことです。
半年分で70万円 くらいだったようです。
しかも効果が何もないどころか、この薬によってさらに下痢が悪化していると易に出たのです。
そう答えると、確かにこの薬を飲んでから下痢がますます酷くなってしまった・・って。
騙されちゃって、身体まで悪くしてしまうなんて気の毒すぎです 。
だがそのお客さんは漢方医を信じたい様子なのです。お金を使わせたくないと親身な態度を示してくださる優しい先生と言う印象があるようです。
きっとご本人もそんな薬だって知らずにいて、本人が騙されて高い値段で買わされているんではないでしょうか?そういうお客様でした。
易の答えは、漢方医が完全にわかった上で騙しているし騙すことに罪の意識は全くない、漢方医として本を出しているが、易の神様はその漢方医の実力をまったく認めませんでした。
たまたま患者によっては処方する薬が効くことはあるようですが、なんで評判が高いのか自己宣伝と嘘が巧みだからなんでしょうね。
だけど病気で苦しむ人にとって、10年に一度しか取れない薬草で難病でも絶対に治ると、言われたらわたしも騙されてしまいます。
苦労している人を騙して生きていけば、その生き方が大きなカルマを作っているのですから自分で自分の墓穴をほってしまっています。
そこまでして騙さないと生きていけない社会なのでしょうか?
騙されている人たちが世の中には多いですね。
ちなみに、その患者さんには、良い治療の先生を易で見つけました。
後日治療の感想メールを頂きましたが希望を感じる喜びに溢れるメールでした。

余談    
花の美しい季節で嬉しいです。
花屋さんの店先に並ぶ花束を見るだけでも心も目も癒されますね。
先日は、千葉県のドイツ村に行ってみましたが、バラの庭園が素晴らしかったです。
写真に撮ってきたのですが、カメラが悪いらしく鮮やかさがカメラに収まりませんでした。
おととい渋谷から井の頭線に乗り下北沢まで行って来ました。
猫カフェと言うのがありました。
猫カフェって何だろう?と覗いてみました。
猫を預ける動物ホテルか猫が食事するレストランかと思ったら
人間が猫とあそべる喫茶店でした。
一時間1200円だそうです。
ドリンクフリーです。
猫が放し飼いさているカフェなんです。
猫好きにとってはたまらないそうですが、猫と一緒にお茶を飲むって驚きました。
そういえば、わたしが占いをしている街に、植物を生い茂らせた風情を感じさせるこじゃれた喫茶店があります。
テーブルも椅子も無垢の木製で、手作りの食器が売られているのです。
店内はいつも空いているのですが「野菜カレーが人気」と外の黒板に書いてありましたので、一人でランチ時に入ってみました。
ゴールデンレトリバーが店内に入ったわたしに尻尾を振って近づいてきてくれました。
犬が店内にいる喫茶風レストランって変わっていますが、お上品なワンちゃんでした。
前菜として小皿に5品ほどの野菜の付き出しが、カレーの前にでてきました。
お店の関係者らしい先客がお店の人と仲良くおしゃべりをしていました。
連れの赤ちゃんがおむつに臭いのをしてしまったらしくて、ママさんは赤ちゃんのお尻の匂いをかいでいましたが、そこから話題が家族達の「うん○」と「おな○」がおどろくほど強烈に臭いという話題に成って大きな声で盛り上がっていました。
カレーを食べながら傍にいる私にまで聞かせてくれているような実に自然で和やかなお店の人たちです。
その話は今はしないでください、って言いたい・・と悩みながら、神妙な気持でカレーを食べる私でしたが、何も言わずにお店を出る事にしたのです。
帰り際、赤ちゃんのママも帰る私に挨拶してくれて感じの良い人たちでした。
何も言わずに出て、これでよかったと思ったのですがもう行く気にはなれないですね。
今日はこの日記を書き終わって、庭の草刈を3時間ほどしてきました。
藪がらしの数を数えながら抜きましたが、抜いた本数207本です。
相変わらず私は元気です。
あまりの元気さに昨日会ったお弟子さんが目を見張ってくれました。
どうしたんですか?先生すごく元気で黄色いオーラが光って出てますよ、なんて言って貰いました。
キラキラと生きれるように自分を鼓舞したいです☆








2010年4月12日

  「最近考えていることを度胸出して書きました」

「すべては宇宙の采配」という本があります。
この著者の笑顔は自然と溶け込んだ無心さにあふれていて写真をみるだけで心がぽかぽかしてきます。
この著者木村秋則氏は、無農薬のりんご栽培を成功させました。
りんごは害虫にやられてしまうので、農薬を使わないと絶対に育たないとされていたそうです。
木村秋則氏は、りんごの無農薬栽培に全力投球したために家族に貧しい生活をさせてしまい、家族に対する責任を感じて山に入って自殺しようとしたようです。
山奥まで行き、枝振りの良い木に首をつるためのロープを投げかけると、そのロープが山の斜面から落ちてしまい、ロープをとりに斜面を下ったんです。
そこで、木村氏は赤い実を沢山つけた野生のりんごの木を3本見つけたのです。
(ほんとうはりんごの木ではなくてどんぐりの木だったそうですが、その時の著者にはどんぐりの実がりんごに見えたようです)
驚く著者は、りんごに見えたその木の回りの土を調べたのです。
土はやわらかく虫がいっぱいいて、雑草が生い茂って、微生物が沢山いるのです。
自然界の山の中には人間には特定できないくらいの数のバクテリアが生きているのですが化学肥料をまくと、土の中のバクテリアが死んでしまい、作物の成長が悪くなる為にさらに化学肥料をいれないといけないので、土のバランスがどんどんおかしくなるようです。
化学肥料で土のバクテリアを死滅させないことで、その回りには蝶やバッタやコガネムシなどの昆虫が集まり、おおきなミミズも発生してミミズの糞は土をよくする菌や微生物を沢山含んでいるので土がやわらかくなるんです。
昆虫を食べる野鼠や野ウサギがでて、りんごの害虫となる蛾を食べる蛙が大発生するようで、食物連鎖が行われるそうです。著者はその山と同じ土の環境をつくることで、りんごの自然栽培を可能としたのです。
農薬を作って栽培されたお米と無農薬で栽培されたお米の腐り方の写真を見ましたが、農薬で栽培されたお米の腐り方と無農薬のものとの差ははげしく、腸の中で農薬で育った食べ物が腐った状態であることを知って恐怖に感じました。
この本はとっても読みやすい本でした。
木村氏の自然体で柔和な人柄がにじみ出た本で、りんご栽培の事だけでなく、著者が宇宙人にあった話、龍に会った話までありました。
鑑定にいらっしゃったお客様がこの本を読んで、その内容を易に質問したのです。
その質問は、木村氏が宇宙人に連れて行かれて、円盤の中で地球のカレンダーを見せてもらったことです。
地球のカレンダーには、地球の終わる日が記されていたそうです。
そして、その地球の終わる日は、マヤ暦が終わる頃よりも早くはないが、意外と早いと書いてあるのです。
そして地球の寿命に関しては誰にも言ってはいけないと宇宙人に忠告されたので、著者もそれに関しては言えないというので、易で、そのことの信憑性について占って欲しいとのことでした。
そしてその地球の寿命がいつなのかも易で知りたいとのことでした。
易の答えは、
木村氏を円盤につれていった「宇宙人」は、霊的存在だったそうです。
その霊は、あの世の宗教団体の霊で、地球が核爆弾や環境破壊で壊れていくことを案じているのです。
そのために地球にいる我々に警告を発している、というのが易の答えでした。
そして、その霊的存在が見せてくれた地球のカレンダーが地球の寿命がもうすぐ終わると言うのは、本当ではないという答えが易にでました。
どちらの答えが本当かは、私も判りませんが、警告することによって改善できることが理想だと思います。
霊の存在について私は自分のHPに書けないと思っていましたが最近、霊障で苦しむ相談がとっても増えてきました。
霊障のご相談を受けますと、わたしもどうにも成らないほど体を壊してしまいますので 霊のトラブルをかかえたご相談は申し訳ないのですがお受けしないようにしております。
霊が何体も自分に取り憑いているとか、家にも会社にも霊が沢山いる、家族がおかしくなってしまった、どうしたらよいのだろうか?
こんな相談がひっきりなしに届くのです。
霊障の相談をできるだけ避けているにもかかわらず一般のご相談者も不思議なくらいに、霊のトラブルをご相談されるのです。
今の時代は、霊が生きている世界にかなり入り込んでいるようです。
亡くなった後でも、人間も動物も魂は生き続けているという事を、わたしは信じざるをえなくなりました。
この世が苦で、早く死んで楽になりたいと思う人は多いですが、死んでも魂は永遠に不滅なんですね。
死ぬのではなくて、ただあちらに行くだけなんです。
この世で苦しかった人が、あの世でも苦しんでいるなんて、辛いことですが、死んだ人にとって、あの世でも存在を継続している自分を知ったとき、この世以上に宗教に頼りたくなる人が多いようです。
確かに信頼できるものに所属すると気持ちが安心できます。
オ○ムも、未だに信者がいます。
人を殺すことも、その人のためになるとか、多くの人のためになるから正しいと信じた団体だったわけですが昔から宗教戦争でも他の宗教を邪教とみなして、殺すことが聖なる事とされたのですから、真実の宗教は神の国以外、ないかもしれません。
この世にもひどい教組がいるように、あの世でもとうぜん、歪んだ価値を信仰としている教組がいるようです。
今まで生きていた地球が魅力なのでしょう、執着心のつよい霊は憑依したり影響をあえて与えてきます。
鬱病や統合失調症の症状を持つ人は、結構霊による憑依現象が多いのも事実のようです。
死後、霊になった自分の執着心で、生きている相手が体調をくずしてしまうことがあること、それが判ったら、死後の意識をどうするか、考えておく必要を感じます。
少なくとも今この地で生きる我々は、あの世で生きる先輩達の真似をせず、人間としてできるかぎりあかぬけた意識を持って魂の向上をめざしていけたら幸せの道に進んでいけると感じています。
崇高な精神が、自分の宗教こそ絶対的な真理だと信じ、自己の信念を他者に強要するのを神様が納得する真理だとはわたしには思えないです。
霊によって苦しむ相談者を沢山知ってから、私は今この世で生きている間に、我々が死後どういう価値を持って生きるべきかに気づくこがとっても大切なことだと、心から思うようになりました。
人にとって、「幸せになれない元」となるものは何かと占ったことがあります。
それは、愚かであること・執着心・こだわり・頑固・融通のなさ・かたくなさ・動かないこと・取り越し苦労による思い込みで身動きできないこと、だそうです。

人は、こだわりやすい生き物のようです。
こだわっているほうが、自分の存在を感じていられるのですが、こだわる意識は止まっている状態です。
身体も水も空気も、止まってしまったらそこで腐敗が生じるんですね。
循環こそ気持ちよく流れてあるべき魂がいきいきと生きることができる道ですね。(もちろんよいこだわりもあります)
死んだ人が、この世に未練を持ってこの地に残る人が多いようです。
死んだ後、生きている人に執着したり、生きている人に思いを残すと、不思議なくらいに生きている人はその霊によって身体が悪くなります。
悪い影響を生きている人に与えてしまうことは、良い行為ではない証拠です。
多くの先輩達が、死後この世に留まって生きている人に執着した霊となっているようですが、死後もこの世への未練をすてきれず、人に憑依したり、まとわりついたり、この世の家に住んで生きている霊がいます。
死後あちらにいくこともそのままこの地に留まることも、自分の意志で決められるのですが他者に迷惑をかけてしまう憑依して生きようとおもう生き方は自分自身にとっても業が深くなるだけですから損になる行為なんです。

心と言うものは、肉体を無くせばますます意識の方向に進んでいきます。
無限に続く魂だからこそ、垢抜(あかぬ)けた意識をめざしていくこと、これが魂がしあわせをつかめる道だと易はいいます。
そして、あの世であっても悪徳宗教が沢山ありますから、死んだ後にそういう宗教に入らないように潔い宗教観を持った教祖かどうかを見極めなくてはいけないとおもうのです。
この世でも駄目な人間が宗教の教組になっていることがあります。宗教もよいのですが、頼りすぎると自力が生じるのが弱まります。
神様の息吹をわたしは日々感じてはいますが、神様に感謝しつつ自力で生きる気合があるかないかで、運勢の強弱はかなり違ってくるのを感じるのです。
もちろん、自力と言っても、人は神様によって生かされいますし多くの存在によって生かされています。
わたしは初めてこの易に出会った頃、易で納得のいく宗教を探そうと思ったのです。
しかし易の答えは、わたしが質問してきた多くの宗教を、思い込みに振り回されたもので真理ではないと言う卦ばかりがでるばかりで、ただ神様を思うだけに成りました。

人は神様と直線で繋がっていると感じます。
宗教に入らなくとも、信じることによって神様は力をくださる存在です。
宗教に入っていない人間を守って下さらないとおっしゃる宗教があったら小さな根性すぎて神様らしくないですよね。
間違った教えで信者を洗脳させてしまうことで教祖は大きな罪を作っているようです。
信者にとって優しい事を語るからよい教祖だとは言い切れないです。
ゆがんだ信念にふりまわされた教組は多いです。
自分の国や信者達の喜びに成るならば、他者を痛めても良いと思う宗教が神様の価値と同じであるわけが無いのです。

宗教の真実性を見極めることが出来ない人がいるから、おかしな宗教も教祖も存続できるのでしょうがそういうものを見極める視点をもてるようになることも大切なことだとおもいます。
すくなくとも我々も死後、この世に執着してこの世の人に頼ってしまったら、それは自分の心があかぬけない小さな根性で自己愛と執着の塊の自分だといえますから、そんな根性では、死後望ましいところに上っていけなくなるのです。
想いは重いという読みにもなります。
わたしは以前幽体離脱したことがありました。
体から自分のもうひとつの体が離れる時、天井に登っていく自分の体が煙のように軽くて、煙ですから上に上がるしかなかったのです。
怖くて怖くて下に下がろうと必死になりましたが、上がるだけだったのです。
つまり肉体を離れた時、意識が重いと、未練や怒りや悲しみがあると、上に上がることができない事を実感したのです。
生きていても死んでいても、何かに執着して留まる意識、束縛したい意識、執着したい意識、そういう心から開放することを目指せるならば、その魂は幸せをつかめるのです。
そして、死後、自分が執着することによって、この世で生きる人達が霊による被害を受けることを知っておくべきだとおもいます。
あまりにも霊による障害で苦しむ人が多い時代になりましたので、本意ではなかったのですが、ここに書きました。

余談     
ずっと更新していなくて、ご心配をしてくださった方もいてくださって感謝しております。
体調を気にしてくださってありがとうございます。
わたしはおかげさまでかなり元気に生きております。
鑑定に初めて来てくださるお客様から「こんなに元気な人だったんですか!!!」と瞳をまんまるにして驚いてくださるほどです。
「HPの印象では、とっても落ち着いた風貌の人格者だとおもったんですが・・・・」
「もっとお年よりで風格のある落ち着いた人だと思ったんですが・・・」
「もっと弱弱しいやっとこ占えるほど体力の無い人だと思ったんですが・・・」
「ものすっごく元気な人で驚きました・・・」
「全然神秘的じゃないですね」
「娘ですね・・・」
と言うのが最近の皆さんの感じる印象のようで、イメージって正しく伝わらないものですね。
鑑定依頼にも、お疲れになるので体調が心配ですが、占っていただけますか?と
ご丁寧なご心配を頂いておりますが、とっても元気満々なので心配されないで下さいね^^v
わたしは、落ち着きのない、さらに人間臭い、鈍臭い、品格もなく、強そうな、アクのつよい気合を出しておりましてわれながら自己嫌悪です。

先日、桜と富士山を観に山梨県まで行ってきました。どこに行っても中国人観光客が多かったです。
面白い感性だなっておもったのは、それは中国人の皆さんが駐車場に止まっているハーレダビッドソンの大きなバイクに触れて記念写真を大喜びで撮っていている様子でした。
野菜が高騰していますが、散歩していたら畑でおじいさんが新キャベツを150円で売っていました。こうやって買いに行けばいいことも知って、楽しいこともいっぱいあります。
最近更新する気力が薄れてしまって、更新したと思ったら、かなりやばそうな内容ですが皆さんに私の本質のほんの少しですが出してしまいました。
もっと出したら、完全に引かれてしまいますので、この辺でくわばらです。
皆さんも元気で頑張って下さい

 








2010年1月3日

  「運勢について」

あけましておめでとうございます。
2010年、ついに新しい年がきましたね。
私にとって去年はあっという間でした。
一年がひと月だったとおもえるほど短い一年でした。
年をとればとるほど、年月が早く過ぎると言われますが、私の周りにいる若い人達まで異口同音に「一年があっという間でした。去年の新年会が一週間前のようです」と言っていました。
こんな台詞を聞いて、若くても月日は早く過ぎているのを知ったのですが、昔よりも今の時代の方が時間のスピードが速まっているように思えます。
元旦には、日の出前に起きて近所の丘の上の公園まで行き、犬と一緒に初日の出を拝みました。すでに丘の上には沢山の人たちが立ち並んで日の出を待って、昇る太陽に手を合わせる人がいました。
新しい年が幸せでありたい、おみくじを引いたり、一年の運勢を占ってもらったり、よい一年を毎年毎年期待します。
今年の運勢どうでしょう?と期待と不安で迎えますよね。
今年は厄年だから、、、
占いで悪い運勢がでたから、、、
自分は運が悪いから、、、
と言って、やる気を失ってあきらめてしまったり、がっかりして、人生に挑戦をしないで、保守的な過ごし方をしてしまう人は、多いかもしれません。
運勢というのは得体の知れないものでもあります。
運勢は、あがらえない大きな力から影響されるものであると思えることもあり、もっとハッキリした原因から生じると言えるもので、自分の性質、自分の現在の能力から派生して起こりうる未来に対する潜在能力が、運勢を生み出している場合もあると思えます。
「運勢は自分で変えるもんだ」とは世に既によく言われていることではありますが、悪い運勢がでる時、それは自分の現在のものの考え方や能力による未来を予言している部分も大きいのでしょう。
運勢と言うのは複雑なもので、カンタンなルールがあるものではないですが。大雑把な言い方ですが、家族の運勢は家の主の運勢に影響され、家族の主や社員の運勢は、会社の運勢に影響され、会社の運勢は国の運勢に影響され、国の運勢は世界の運勢に影響されやすい、といえる場合もありますよね。
そうなると日本の今年の運勢はどうなんでしょう。アメリカの国運に左右される日本は、アメリカが良くならない限り、日本が自力で景気を回復することは無理だと言うように言われます。
わたしの易の判断では、今年のアメリカの国運は去年と比べるとかなり安定の方向に向かうようです、そんなアメリカの今年の運勢を見てほっとしたのですが、今年の日本は、アメリカの景気回復に連動できるような運勢ではないのです。
今年の日本は、さらに多くの企業が倒産するし、企業の合併やリストラによって、失業者がさらに増えてしまうと、わたしの占いに出てしまいました。
社会情勢の波が厳しければ、小さな個人という存在は当然大きな波に巻き込まれてしまいます。
人生に求める生甲斐をさがして仕事に充実感を求めたいものですが、どう生きるかではなくて、ただ生きるという目的の為に必死になって仕事を探し、辛い仕事を耐えていかなくてはいけないのですから、人の存在価値とは一体なんだろうか?
なんの為に人は生きているのだろう?と、そんな事を思うようになります。
デフレでどんどんと価格破壊になって飲食店や個人商店は大変です。
老いた身体で昼はランチ、夜は居酒屋をやり、それでもお客が来なくなったので、60歳をすぎた奥さんが家の仕事が終わってからスーパーマーケットの仕事に行くとか、土日はパートをするとかで、今後どうしたらよいのかなどというご相談が最近は増えておりまして、ご相談内容を読みながら、良い運勢を出せる社会環境が整ってほしいと思うのですが、今の厳しい社会情勢の中では、私には良い運勢を導き出せる自信がもてなくてとても怖くて占えないというのが正直な気持です。
生きるということは油断のならないことばかりで、人はなぜこんな苦労をしなければならないのでしょう?

人間の本質とは一体なんだろう?と、易に問いてみました。
天文 坤為地
人文 風沢中孚
地文 雷火豊
本卦 地水師  主爻 地雷復
之卦 風水渙  主爻 風雷益
最初の卦が「雷火豊」です。
易をすこしでもご存知ならば、すぐに判りますが、易などの視点じゃなくてもこれは当たり前の事だって思う人は多いのでしょうね。
古代のギリシャ哲学者アリストテレスが、人間にとって「快楽」とは思考することだと言っていたようですから、人間の本質は思考する事にあるのですね。
これが智恵を示す易の卦である「雷火豊」で示されたことが、成る程とおもいます。
思考と言う幅も無限にありますが、たとえ苦しいことでも思うことや考えることが人間にとってエネルギーの発散になっていて、それが人間の原動力になっているものなんですね。
どう思考するか、どういうことに気付けるかで、無限に人は進歩.進化を続ける存在だ、と易は言います。人間だけではなく全ての生き物は進化の道を進んでいますから、進化することが人間の本質なんですね。
いつでも前向きに工夫する、それは戦のように厳しいものでもある場合もありますが、摩擦がなければ物が進まないのと同じように、人間の進化も摩擦が大きいほど、摩擦を乗り越えればかならず進歩の道に進んでいるのです。
摩擦にむかって打ち勝つには、智恵と前向きな柔軟性と情動が大切なようです。衝撃を乗り越えることで力は付くし進歩する、思考と進歩が人間の本質なんだと易は言います。
しかし、人は失敗しやすい存在ですから、衝撃的な摩擦に打ち勝つ勇気を奮い起こすことができず、負けてしまって悲観したりしがちです。
目の前の苦労を自分を鼓舞する原動力に変える力にすることが人間のあるべき本質なんだと、易は言います。
この地球にはあらゆる人間がいます。人間の領域を超えていると思えるような才能を持った人も沢山います。
一人でもそういう人間がいることは、人間の本質に無限な可能性があることを教えていると思います。
そしてもちろん既に優れた人間であっても、神様のような奇跡ができる人間であっても、それでもまだ無限の進化の途中にいるのですから、人間はどこまで出来る存在なのか、それを知ることは輪廻転生という長期スパンではあっても、自分の進化を楽しみながら生きていける存在であるのだろうと、易の卦を通してシミジミと思えました。
苦しい時にポジティブな意識を持つこと、心次第とはいえ、心こそが一番難しい課題です。大きな被害を出した大地震によってすぐれた地震対策の柱が生まれたように、人生に起きる沢山の摩擦から逃げ腰にならず、打ち勝つ意識を持って生きたいものです。

余談
去年の暮れにリフォームを頼みました。とっても気持の良いお仕事をしてくれるリフォーム屋さんで、他のリフォーム店が見積もりを観てこんな金額でできるんですか?って驚いてくれました。
わたしもこの金額で大丈夫なのかしらって、心配してもっと高くしても大丈夫なんじゃないですか?って言うと、そのリフォーム屋さんは、「自分にはそういう計算は出来ないですし、食べていけるのでいいのです」 とおっしゃいました。他のお客様もご紹介しましたが、誰にでも誠実で安くやってくださって、こういう方がおられることはありがたいことでした。お礼のメールを出したら、HPに出してくださったのでここにも貼りますね。同じ名前なので親戚と思われる方がおられるかもしれませんが残念ながら違うのです。
  http://www.naisou-greenart.co.jp/category/1318124.html

皆さんもどうか平和な一年になりますように