石井清龍の本筮易


易日記

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2011年7月31日

  「災難を防ぐ方法」

 いままで食べたことの無い高級な霜降り牛肉がやっと手に届く値段になりました。
霜降り牛を見ながら、『わぁーーーー美味しそう!!災い転じて福となす!とはよく言ったもんだね!!』牛肉のパック見ながら瞳を輝かせ喜ぶ我が家の娘です。
「今こそ食べなきゃね!!」と東北の北の産地が明記された牛肉をさっそく買いました。
「50歳すぎれば放射能で細胞が破壊されて癌化するよりも、寿命のほうが短いから、何を食べても気にしなくて良いんだよ!」わたしも素直にうなづきました。
「そうだよね、それに問題のある危険な牛肉だったら売るわけ無いし、安全基準値パスしているから売っているんだし、食べれるに決まっているよね」
「でも念のために占ってみるわ。万が一我が家の娘にとって危険だったら大変だから」
で、この度購入してきた牛肉を食べても問題ないかと占ったところ、私の予想を大きく超える危険な卦が出てしまったのです。
我が家の子供が食べると、完全に細胞を破壊してしまいやはり癌になる、という卦です。50過ぎの私ですら、この肉を食せば私の寿命到来以前に癌化してしまう!と言う恐ろしい卦でした。この肉の放射能物質をしっかり調べたらとんでもないかもしれません。怖いことですね。
高級牛肉が安くなっても我が家はで高級な牛肉を食べれない運命だったようです。
7月に与謝野馨大臣が言っていましたね。「この度の事故は科学的にも避けることが出来ないものだ。だから誰の責任とは言えない!」彼はクリスチャンのようですが、以前は、この惨事は神様の仕業だ、とおっしゃっていました。
それで私は易に、神様は与謝野馨大臣をどう思っていらっしゃるかと訊ねてみました。
易に出た卦は、雷地豫 乾為天 山天大畜 天地否 地火明夷などが並びました。
与謝野大臣は、自信過剰で自分を絶対に正しいと信じているようです。
彼の考え方は、自己弁護・自己愛・自己中心・自我欲・油断・怠り・判断力の甘さ・認識の無さ・自分が利益になる事は神様に自分が守られ愛されていた証拠であると不遜な思い込み、実に思い込みの強い、自己愛の強い人物で、国民に対しては実に舐めた意識を持っていると、鋭い評価が下されました。
私の占い、皆が判っていることをあえて書くなんて、そんなの占わなくても判っているって、ご批判を頂きそうですが、神様も皆さんと同じ価値観だったということです。
しかし、ここまで酷い世情では、わたしも易日記にたわいない心の思い等も書けなくなりました。
ずっと私は日記にたわい無いことばかり書いてまいりましたが、今にして思うと気楽なことを書く事ができたのは、ほんとうに幸せな時期だったのですね。
もう危機意識に触れる話題を書く気力がだせませんし、たわいない事も書けなくなりました。
いつになったら安心して放射能の汚染を気にしなくて良くなるのかと占いましたが
6年後から少しずつ土壌の回復が安心できる一歩に入るようです。
長い年月、食べ物に緊張し選んでいくのは、かなりのストレスですから疲れてしまって、よほどの根性が無いと出来るものでは無いと思います。
ある福島県の農家の人が書いたブログを読みましたが、政府も行政も農地の安全を測りに来ないそうです。その農家は危険区域から外れているにもかかわらず、その農家の畑の放射能を調べるとすさまじい放射能濃度だったそうで、それを行政に連絡すると、すべては自己責任で判断して、作付けするかどうかは自分で決めるようにとの指示が出たそうです。
それでその農家の人は畑を止める覚悟をしたとのことです。
今年の新米からは、汚染されたお米を日本中の安全なお米に混入して、汚染濃度を下げた状態にして汚染米を日本中にさばくようにする運勢です。
ですから福岡産のお米も佐賀産地のお米も、100%その産地のものではないのです。
直接農家から買うことが安全ですね。しばらくは新米など期待せず、古いお米を買い占める外国米の輸入をしたほうが安全でしょうね。
どうしたら災難を防ぐことが出来るのだろうか?こんな話題がお弟子さん達から出ました。
有名なお寺や密教の行者さんに護摩祈祷してもらうとか、そんな事で災難を逃れることが可能か、と占いました。
易に出た答えは、災難を軽くするとか防ぐ方法はどんなに力のある修行僧の祈祷でも他力信仰だけでは災難を軽くするのは無理である。
修行した行者には祈りの力はあるが、他力で祈ってもらうだけで災難から逃れる事は難しく、自らも災難を軽くできる生き方をしなければ災難から逃れることは出来ない。
災難が大きくなる原因は油断した意識、柔軟性の無い意識、自己愛の意識が災難を大きくする、そんな答えでした。

余談
どうせ死ぬなら民主党の無政策にふりまわされるより、まだ自民党の方がたとえ無駄死となっても、希望を持って死ねそうです。
そんな事を思わせる時代と政治家が存在する国があるなんて・・情けないですよね。
しばらく易日記を書く気力が湧きませんが、皆さんもどうぞお元気でいてください。
静かに息ができる人生をすごせることを願っています。