「おなか健康!不老の秘訣!?」
  とし坊 の読んで得する健康情報
【遺伝子組換え食品 関連情報】


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2001/07/08
    〜消費者が選ぶには表示を確認などの努力が必要《一からわかる》
『遺伝子組み換え食品に表示を義務づける制度が4月から始まった。大豆、トウモロコシなど、国が安全性を確認した作物とその加工食品に適用されが抜け道は多い。消費者が選ぶにはまず表示を確認し、知識を蓄え、メーカーに問い合わせるなどの努力が必要だ。』という記事。
 やはり、消費者自信がきちんとした知識・情報を身につけて、混入していると思われる食品を買わないようにすることしか手はないようだ。

Q.何に表示されるの?
    大豆、トウモロコシが中心。対象外も多い
Q.どう表記されるの?
    「組み換え」「不分別」「非組み換え」の3種類
Q.「非組み換え」は本当?
    大豆とトウモロコシは、5%までの混入がある
Q.食べたくない人は?
    有機や国産の表示を参考に。すべて排除は難しい


2001/06/04
     BizTech医療・介護・バイオ <'01/05/25>
 国立医薬品食品衛生研究所が行った検査で、「オー・ザック<あっさり塩味><炭焼きしょうゆ味>」の2製品に国内で販売未承認の遺伝子組み換えジャガイモが原料に使用されていることが判明したことにより、ハウス食品では、「オー・ザック<チェダーチーズ>」もあわせた3製品の回収を開始した。

▼ハウス食品の本件に関する「お詫びとお知らせ 

▼私のBizTechニュースのスクラップ記事 → ここ!


2001.04.03
  厚生労働省は、遺伝子組換え食品及びアレルギー物質を含む食品に関する表示についての関係省令等の改正について、各都道府県に対して通知を行った。
 「遺伝子組換え食品」については、平成13年4月1日から安全性の審査が義務化され、併せて表示の義務化も実施される。

 「遺伝子組換えの表示の方法」は、遺伝子組換えのものと非遺伝子組換えのものを分別した生産・流通管理が行われていない場合は、「遺伝子組換え不分別」などの表示が義務づけられ、分別して生産・流通管理がなされている場合は、「表示不要」または「遺伝子組換えでない」などの任意表示となる。

 今月4月から「遺伝子組換えの表示」が義務化されたのですね。 でも「分別して生産・流通管理がなされている」場合は、「表示不要」または「遺伝子組換えでない」などの表示となり、消費者の目に触れなくしているのは、関係団体の意向が強く、不安を煽ることの無い様にとの配慮とは思いますが、ちょっと不満が残りますが、皆さんは如何お考えでしょうか?

2001.03.25
  ------asahi.com・「くらし」<2001年3月25日朝日新聞より>
 大豆、トウモロコシ、ジャガイモ……。輸入の遺伝子組み換え作物でつくる食品の包装に、4月から表示が義務付けられる。実際に制度が導入されても、スーパーやコンビニでは「遺伝子組み換え」と断り書きした商品には、なかなかお目にかからない。食品メーカーは口をそろえて「原材料を組み換えでないものに切り替えた」というが、本当に組み換え食品は姿を消してしまったのだろうか?。

■日本の場合、生の野菜は、一応組み換えと関係なさそう
■「表示なし」のみそは非混入

     豆腐は、表示あり。「味噌」は表示あるものと無いものがる。組み換え作物の入っている可能性があれば、表示しなければならないので、表示していないのは使ってないことと解釈。
     「コーンスナック」は、一応表示有り。
■ジャスコは自社製品のみ表示
     フライ類は、かりっと仕上げるため、「コーンスターチ」を主な原料に使うことが多いから、表示の対象になる。
     コロッケに使われる大豆たんぱく、焼きおにぎりのしょうゆ、ガムの甘みに使われるトウモロコシ……について、ジャスコは、「組み換え不分別です」「含まれている可能性があります」と表示することにしたというが、他のスーパーは、表示されていないものが多い。
■「主な原料」以外は表示義務なし
     今回の表示制度では、加工食品の「主な原料」に、組み換え作物が混じっている可能性がある場合は、表示が義務があるが、「主な原料」でなければ表示は義務づけられないということにあり、組み換え作物が含まれているかどうかは、消費者には判らないことになるという。
     ジャスコは、表示義務のない油やしょうゆ、水あめなども、自社製品に限って表示することにしたというが、組み換え作物が含まれている可能性があるのは54品目もあるが、表示が義務づけられているものは6品目しかないという。
     表示制度はあっても抜け道がるので、ごく少量ずつ、様々な食品に混じっているとも言える。
■「遺伝子」の言葉を嫌う食品業者
     消費者の動向を見極めたうえで、食品の製造業者らがこぞって原材料を組み換えでないものに変更した為に、「組み換えでない」「組み換え不使用」など、無関係さを主張するものだらけになったというが・・・。
■先取りで切り替え
■目立たなくなる?
     不使用表示であっても『遺伝子組み換え』という言葉はマイナスイメージがある為に、積極的には使いたくないという心理が働いており、最近では表示そのものを目立たない様にしているという。
■国内の外食産業組み換え表示対応
     遺伝子組み換え食品を使っていないので、各社とも積極的な表示はしていないという。
■遺伝子組み換え食品と表示義務
    表示の責任を負うのは、加工食品の場合、製造業者、加工包装業者または輸入業者であり、スーパーや小売店など販売する側や、外食産業、飲食店には義務がない。
2001.03.23
  ------asahi.com・「くらし」<2001年3月23日朝日新聞より>
 遺伝子組み換え食品のターゲットがコメに向けられている。病気予防や健康増進をうたうが、拒否反応も根強い。 この辺の最新情報についてのレポート。

■同じ味で低たんぱく――腎臓病患者向け

     日本たばこ産業(JT)と欧州企業の合弁会社の「オリノバ」は、腎臓病患者向けの、低たんぱく食としての需要を見込んだ遺伝子組み換え(GM)米の開発に取り組んでいる。
     オリノバのGM米は、米に含まれるたんぱく質の主成分「グルテリン」を75%減らした。普段通りにご飯を食べても、たんぱく質の摂取量を減らすことができるというもの。
■特許料支払いはイヤ――国産へ官民本腰
     日本で安全性が確認されたGM食品は、7種類(29品種)。国内で栽培している作物はなく、食用油や加工食品の材料などに輸入されている。その7種類とは、大豆、トウモロコシ、ナタネ、綿、ジャガイモ、テンサイ、トマト。
     海外で「GM作物を食べさせる動物実験で免疫力が低下した」「アレルギーを引き起こすのでは」といった研究報告などがあったことから、GM作物への不安や拒絶反応が広まった。
     上記安全性が確認されたGM作物は、主に米国やカナダの企業が開発し、その生産技術の特許を取得しており、日本で栽培する場合、日本側は米国企業に特許料などを支払わなければならない。
■鉄分やアミノ酸強化――貧血や高血圧に
     最近、消費者向けに「病気予防」や「栄養強化」などを打ち出したGM作物が注目されている。
     『貧血予防米』、『血清コレステロール値低下米』、『高血圧予防米』、『花粉症予防米』、『糖尿病予防米』、『歯周病予防米』等も 研究中であり、いずれ市場に登場するかもしれない。
■消費者や農家は抵抗感
     「GM米が認められたら日本で作られる可能性が高く、健康に被害を及ぼす可能性があるGM作物がますます暮らしに近付くことになる」と心配する消費者団体が「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」を展開中。

2001.02.26
   → Health Media 

 1月13日東京工科大学で、公開講座--バイオ最前線「人は何歳まで生きられるか?」が開催され、相磯秀夫氏(同大学学長)、軽部征夫氏(東京大学国際・産学共同研究センター・センター長)が講演された、そのレポート記事。

▼”長寿の夢”、その前に食糧の枯渇

    120歳まで生きられる可能性は立証されているが、人口増加、熱帯雨林の消失、耕地の砂漠化等により、新世紀に誕生した子供たちの”長寿の夢”は食糧源の枯渇、飢餓による衰弱死により夢のまた夢になろうとしているという。
▼遺伝子組み換え、アレルギーを引き起こす可能性で一騒動

    飢餓を防ぐためにも遺伝子組み換え技術による食糧の増産が必要とはなるが、その遺伝子組み換え食品については、安全面での十分な検証が行われていないために、その対応が今後は多いに問題になるであろう。
▼迫りくる食糧危機、問われる遺伝子組み換え食品の是非

    食糧危機と遺伝子組み換え食品の問題は、人類につきつけられた課題であり、30年後の人口増加と食糧枯渇の前にいやおうなく選択を迫られることにはなる。しかし、現在の遺伝子組み換え食品のマイナスイメージを払拭するために、大手の遺伝子組み換え食品企業は、消費者サイドに立って、「栄養強化」という面へ方向転換しつつあるというが、飢餓を克服する為にも、今後数十年かけて、人類は自らの体で遺伝子組み換え食品の検証を行うという道を選ばざるを得ないのでは?。
▼活性酸素の発生を抑えると寿命が延びる

    冬眠した動物は長生きする。これは活性酸素の発生を抑えるためである。身体には活性酸素を排除する防衛機能も備わっているが加齢と共にその機能が落ちてくる。活性酸素を除去する作用は食品にもある。抗酸化作用を持つビタミンCやEを多く含む食材である。果物や緑黄色野菜に含まれるカロチノイド(色素)も役に立つが、農薬散布された食材だと、逆に活性酸素を過剰に発生させかねない。
▼カロリーを制限すると老化が遅れる

    Science誌'99年/8月号でも紹介された例として、カロリー摂取量を減らしたネズミは他のネズミと比べ、 50%も長く生きたという。
▼「飽食」か「適食」か、地球レベルの問題に

最も長寿な職業は、解脱してから1,800キロカロリーくらいしか摂らない禅宗の僧侶か。カロリー制限すると、活性酸素が出にくくなり、老化の速度が遅くなるためという。 低カロリー食の効用は寿命を延ばすこと以外に他の疾病の改善にも関与しているといわれる。寿命に「節食」が深く関与しているならば、遺伝子組み換え技術で30年後の食糧危機に備えるか、この「適食」で長寿への夢をつなぐのかの選択が迫られる時期が到来しつつある。

≪関連情報≫

■とし坊のWebのつまみ食い/「長寿の秘訣」 




2000.02.13

   ------厚生労働省トピックス 

2001.01.18
 東京都が遺伝子組換え食品やクローン・ウシなどバイオテクノロジーを応用した食品について、都独自のマーク表示制度を今春より開始することを決めたということですが、これって昨年の12月25日の東京都の「第16次東京都消費生活対策審議会の答申について」の中で提言されていたものでした。

 詳しくは、都の衛生研究所の「東京都食品保健懇話会」にある、第16回東京都食品保健懇話会「あなたにとって、安心して食べられる食品とは?」でご覧下さい。

  • 食品の安全性に関わる不安を感じられる事柄(質問1)
  • 外食と家庭の食事はどちらの方が安心か、また、市販されている弁当と家庭で作った弁当ははどちらの方が安心か(質問2、3)
  • 農・畜・水産物において、国産品と輸入品はどちらが安心か、また、加工食品において、国産品と輸入品はどちらが安心か(質問4、5)
  • 有機農産物と化学肥料や農薬を使った農産物はどちらが安心か(質問6)
  • 食品の安全性に関わる出来事で印象に残っている事柄と知っている食品の危害因子、また、昨年、千葉県で発生したボツリヌス食中毒について知っているか(質問7〜9)
東京構想2000」の基本構想-U各論・今後の取組み-第2章 都民が安心して生活できる東京- 14 都民が適切な行動がとれるよう、的確な情報を提供するにおいて、「食」に関する安全に対しては、次のような 構想が記述されている。

 『「食品」は、都民の生活に欠かすことができないものであることから、将来にわたって身体への影響の有無が確証できないバイオテクノロジー応用食品など、都民の関心が特に高く安全性に強い不安を感じている商品については、表示ガイドラインを作成し事業者に表示を徹底させ、識別ができるようにしていく。』

 外圧でしか動かない政府の姿勢と対照的に、前向きな構想を示しながら着々と実現していっている東京都の姿勢にエールを送りたいですね。



 → 東京都の環境ホルモン情報ページ 



2000.11.07
   ------厚生省報道発表資料 
≪厚生省のコメント≫
 10月25日、国内の消費者団体が、市販トウモロコシ加工品から、わが国で食品としての安全性未審査の遺伝子組換えトウモロコシ品種であるスターリンク由来の原料が含まれているとの検査結果が得られた旨発表した問題についての厚生省のコメント。

(1) 米国政府は、10月26日以降のトウモロコシの輸出について、スターリンクを含む可能性のあるトウモロコシを食用として日本に輸出することを禁止し、輸出前に検査を行う等の必要な措置を講じるよう指示を行っている。従って、これ以降、未検査のトウモロコシの輸出は行われていない。

(2)厚生省は、米国政府に対し、スターリンクが食品としてわが国に輸出されないよう必要な措置を講じるよう強く要 請してきたところであるが、これまでに、米国政府が次のような措置を講じることで、日米間で合意に達した。

   ------厚生省・厚生省生活衛生局 

2000.07.13

   ------厚生省 
 厚生省はこのほど、遺伝子組換え食品及びアレルギー物質を含む食品に関する表示に関して、「遺伝子組換え食品及びアレルギー物質を含む食品に関する表示について」(報告書)を取りまとめた。

 この報告書の中で、遺伝子組換え農産物が存在する種類の農産物である食品及びこれを原材料とする加工食品に対しては、表示の具体的なあり方として、分別生産流通管理が行われた遺伝子組換え食品の場合は、「遺伝子組換え食品」である旨(義務表示)を表示、遺伝子組換え食品及び非遺伝子組換え食品が分別されていない場合は、「遺伝子組換え不分別」である旨(義務表示)を表示することなどが述べられている。


2000.06.12

     ------US HEALTH NEWS 
 『乗り物の高速化により世界は年毎に段々狭くなるというのは使い古された言い回しですが、コンピューターによるインターネットの利用や瞬時のコミュニケーションにより、世界の文化同士の結びつきも簡単にしてしまいました。その結果、文化や科学の相互影響は類を見ないスケールとなっています。』という、書き出しで始まるこの記事は、食べ物の健康への影響、病気の治し方における伝統医療と西洋医療との融合、遺伝子組換え食品の健康や環境への影響、環境ホルモンにまつわる話題、肥満や人口の高齢化の問題についての世界の最新情報の動きを読み取る事が出来ます。

 この様なさまざまな問題を見ていく時に、豊かな生活とは何かを考えると、物質に頼ることなく精神面にまで逆のぼる、広い範囲での捉え方が必要で有ると、思われます。
 現在の人間の経済活動が、環境を破壊し、人間自らの健康まで蝕んでいるとも考えられる今、100年程度時代をさかのぼった自給自足の生活をすることが、地球の環境を守りながら人間という動物が、地球上で生き長らえていく最善の策のような気がしないでもありません・・・・。

▼栄養への配慮/一つの世界/人のための医学/欧州とアメリカのホメオパシー/伝統を理解する/作用の仕方:生命力/アユールベーダ:インド医学の秘密/バランスを取り戻す法則

▼遺伝子操作微生物論議/環境を脅かすもの?/健康問題/デンマークの慎重な態度/有機栽培の必要性/両生類の奇形/殺虫剤試験/偏在する化学物質/肥満の流行/エネルギーのためのTCM/世界の高齢者人口/世界では



2000.04.19
            ------−-------厚生省・報道発表資料 2000.3.31 

 平成11年7月29日、消費者団体が、市販のスナック菓子原料について民間企業に依頼して検査を行った結果、一部のスナック菓子に安全性未確認の遺伝子組換えトウモロコシ品種の原料が含まれているとの検査結果を発表した。そこで、厚生省及び農林水産省は、スナック菓子の検査を行った結果、指摘を受けたスナック菓子に我が国で安全性未確認の遺伝子組換えトウモロコシが含まれている可能性はないと判断された。

 でも良く読んでみると、法律の文言の解釈の様に、指摘を受けた「我が国で食品等への安全性未確認の遺伝子組換えトウモロコシ品種」については、検出されなかったというだけのものであるように感じました。

 「除草剤耐性遺伝子及び雄性不稔遺伝子(barnase遺伝子)が検出された」、又「トウモロコシの皮に付着した粉塵からbarnase遺伝子が検出された」というような事から、食品としては結構怪しげなものが混じっているという事も窺い知る事ができる様に思えます。

 調査したのときは、既に生産を中止した品種のものであった事も、更にわからなくしている要因ではありますが、消費者団体の調査も事実であり、厚生省の調査も事実であったということですが、食品の材料として考えるときに、もう少し消費者の立場に立ったコメント付きでの見解を添えて欲しいとは思うのですが、皆さんはどうお感じになりますか?


2000.02.19
      ------TabisLandの「これからどうなる」 

1999.12.15
   ------−--Mainichi Interactive 生物・バイオ・地球科学 1999.12.15 
≪要旨≫
 厚生省は、来年4月から新しい安全性確認の審査制度を実施する予定で、それまでは新たな遺伝子組み換え食品の審査を凍結。2001年4月以降は安全性確認を受けていない組み換え食品は輸入や販売ができなくなる。

1999.11.30

農水省、組換え食品の義務表示実施規則を公表
   ------−-------BizTech News
『遺伝子組換え食品の義務表示を実施するための具体的な実施規則となる、改正JAS法 (農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)の品質表示基準(案)が11月29日に公表された。焦点となっていた「非組換え」という言葉の定義では、具体的な数値は結局盛り込まれないことになった。』
◆遺伝子組替えに関する表示に係る加工食品品質表示基準第7条及び生鮮食品品質表示基準第7条の規定に基づく農林水産大臣の定める基準の制定について(1999.11.29) →PDFファイル
   ------−-------農水省・「規制の設定・改廃に係る意見・情報の募集


1999.11.15

厚生省食衛調、7種の組換え農作物の食品安全性確認を答申
            ------−-------厚生省・報道発表資料
 食品衛生調査会より、組換えDNA技術を応用して製造された7品種の食品について、「組換えDNA技術応用食品・食品添加物の安全性評価指針」に沿った安全性評価が行われている旨の答申がなされた。

1999.11.22

終わらない遺伝子組み換え食品の安全性論議
            ------田中宇の国際ニュース解説

記事中のコメント・・・
 『東海村の核燃料工場で大事故が起きた後に感じたのは、「市民」が「科学者」や「技術者」に対して不信感を募らせているということだった。・・・専門家が「安全です」と言っても、「市民」は信用しない、という状態になっている。・・・遺伝子組み換え食品をめぐっても、こうした傾向を感じさせる出来事が起き ている。・・・』
▼危険性を論じた実験手法に疑義
▼遺伝子組み換えは益虫も殺してしまう?
▼アメリカで遺伝子組み換え食品への反対が少ない理由
▼専門家会議の裏に企業
1999.11.01

遺伝子組み換え食品をめぐる世界大戦
            ------田中宇の国際ニュース解説
 南米のボリビアの東側、アンデスの山麓には、ジャングルを開拓して畑や牧草地にした平原が広がっている。その中心地であるサンタクルスの郊外に、日本人が作った二つの移住地があり、その一つで、沖縄県からの移民によって作られた「オキナワ村」の現在の主力作物は、大豆である。ここで作られる農作物を通しての遺伝子組換え食品拒否の影響による穀物市場における国際競争の波をレポートする記事・・・・。

 『穀物の輸出国としてアメリカは、かなり大きな産地である。当初、遺伝子組み換え技術は、世界の農業を革命的に改善させる技術だと思われていた。1996年に、初めてその種子が販売されたとき、アメリカの農家は先を争うように種を欲しがった。 今年('99)の春、アメリカの農家が春まきの種を植えた頃では、希望ある状態で2―3年後には、大豆やとうもろこしのほとんどが、組み換え品になると予測されていた。ところが今年の夏から秋にかけて、ヨーロッパや日本、そして韓国などにも、組み換え食品に対する反発が広がり、今やアメリカの農家は追い詰められる状況になっている。』

▼平穏そうな村に激しい国際競争の波
▼数ヶ月で変わった世界の状況
▼意外に大きいアメリカ農業の打撃
≪関連Link情報≫
 ■組換え農作物早わかりQ&A (農林水産省・先端産業技術研究課)
 ■除草剤の影響を受けない農作物とはどのようなものですか(農林水産省・先端産業技術研究課)
 ■海外で開発されている主な組換え農作物の現状(農林水産省・先端産業技術研究課)
 ■遺伝子組換え食品の安全性評価に関するQ&A (改訂第3版)(厚生省)
 ■組換えDNA技術応用食品について(東京都立衛生研究所)
 ■遺伝子組換え食品について(横浜市衛生局 衛生研究所)
 ■作物の遺伝子組み換え技術とは(山形県文化環境部県民生活女性課)


インターネットで反対!!遺伝子組み換え食品
ぜったい笑える日の丸政府発言集
            ------ナチュラルへの道
 遺伝子組み換え食品に反対するには、これだけの理由があったのです。 これら理由を一覧表にして、日常の言葉で纏めていますので、非常に判り易いです。

 更に、現在の遺伝子組み換え食品の表示義務と云っても、全く意味がないと言う理由も、判り易く纏められていますので、手っ取り早く「遺伝子組換え食品」の事を理解するには最適のサイトです。
 「笑える日の丸政府発言集」は、農林水産省はとにかく国内自給率を上げて、厚生省は危ない物は危ないとはっきりと宣言し、企業も自分達が食べたくないようなものは作らず、誇りを持てる食品を作るというような勇気と熱意をもって欲しいという、逆説的応援のページです。


1999.09.16

市民のための環境学ガイド- 時事編1999年版
遺伝子組み替え食品と表示義務
遺伝子組み換え表示その3
遺伝子組み換え表示その4
●(掲示板)★阿修羅♪遺伝子組み替え問題資料室
[1]遺伝子組み換え食品の安全性?
[2]予測
[3]免疫力低下。発表した学者は停職処分。危険性を明らかにすると処分されるほど危険。
遺伝子組み換え食品情報ネット

遺伝子組み換え食品入門編、本の紹介
遺伝子組み換え食品情報ネットかながわ
国会の動き(衆議院「組み換え食品の表示問題等に関する小委員会」他)
行政の動き(農水省組み換え食品表示部会他)
企業などの動き(組み換え作物に対する対応、表示他)
その他の情報(論文(リンク)、海外の表示義務化、農薬監視行動ネットワーク他)
遺伝子組み換え食品
            ------−-------NIGHT WINGS
食品スーパー店長のクレーム日誌の中にある、遺伝子組換え食品情報です。


1999.09.16

遺伝子組み換え食品って本当に安全なの
            ------−-------有機農業・環境問題のホームページ
1997.11.20〜最近迄の 新聞等に掲載された遺伝子組換え問題の記事が時系列に紹介されたページです。
遺伝子組み換え食品 NEWS 1999年9月
遺伝子組み換え食品 NEWS 1999年8月
遺伝子組み換え食品 NEWS 1999年7月
遺伝子組み換え食品 NEWS 1999年2月〜6月
            ------−-------NIGHT WINGS遺伝子組み換え食品
1999.02〜最近迄の 新聞等に掲載された遺伝子組換え問題の記事と解説が時系列に紹介されたページです。

1999.09.12
義務ではないけど…「安心」大切 
 「遺伝子組み換え」表示の動き−−外食チェーン
   ------−--Mainichi Interactive 生物・バイオ・地球科学 1999.09.12

≪要旨≫
 2001年4月から食品会社に遺伝子組み換え表示が義務付けられるのを踏まえ、外食チェーン各社も「不使用」を明示する取り組みを始めた。外食産業に表示義務はないが、消費者の不安を払拭するため、食材の調査などの準備を進めている。
 「すかいらーく」は豆腐について、早ければ11月から遺伝子組み換え大豆の「不使用」をメニューに表示することを決めた。居酒屋の「和民」は10月から、メニューのポテト、コーン、豆腐や納豆について「不使用」を明示する。

1999.09.13

1999.09.08
ジャスコ、9日より組換え食品の店頭表示と情報提供開始、まずは30超のPBから
            ------−-------BizTech News

大手スーパーのジャスコが9月9日より遺伝子組換え食品の店頭表示を全店舗で開始する。

 ◆ジャスコのページ:「遺伝子組み換え」表示をはじめます“

1999.08.10
食品表示問題懇談会遺伝子組換え食品部会報告について
            ------−------- 農林水産省 ミニ・レター180号

食品表示問題懇談会遺伝子組換え食品部会報告「遺伝子組換え食品表示のあり方について」が公表されました。

1999.08.04
遺伝子組み換え、28食品に表示義務
 農水省案、2001年4月から、食用油など見送り
            ------−-------朝日新聞

1999.08.01
遺伝子組み換え: 農水省が食品表示の原案固める 輸入品も適用
            ------−-------毎日新聞


1999.08.09

【遺伝子組換え食品特集】

 '99/8/4朝日新聞の第1面に「遺伝子組み換え、28食品に表示義務」という記事が載っていました。 農水省の遺伝子組み換え(Genetically Modified=GM)食品の表示義務付け案が99/8/3日明らかになり、2001年4月から豆腐、みそ、コーンスナック菓子、ジャガイモなど28品目について、GM品が含まれる可能性がある場合に、その表示を製造業者や輸入業者に義務付けるというものです。

 この農水省案は科学的検査で特定できる最終食品だけを対象にして規制するもので。GM品が多い大豆を例にとると、表示義務の対象から外れる大豆油、しようゆの原料としての使用量は年間380万トンで、大豆全体の流通量の70%強を占めます、法から見れは、表示が義務付けられる豆腐やみそ、納豆などの方が少数派、例外ということです。
 トウモロコシの場合も、最大の用途である飼料は対象外となり、大豆やトウモロコシを全て合わせれは、90%が対象外になるとの見方もあるということです。

 この際もう一度、遺伝子組換え食品についての情報を調べてみましょう。

≪関連サイト≫
●『遺伝子組み換えとは?
 『遺伝子組み換え作物のもつ問題点
   ------グリーンコープ連合

遺伝子組み換えって?/「遺伝子組み換え作物」は安全なの?/どんな遺伝子操作がされているの?/健康への危険性は?/環境・生態系への影響は?/農業に与える影響は?
●『遺伝子組み換え食品』〜子供を持つお母さんへ!!
   ------21世紀に伝えよう-美しい地球を子供たちに
「遺伝子組み換え」って何? /健康に害はあるの? /遺伝子組み換え食品はなぜキケンなの? /環境には問題がないの? /どんな物になって食卓へ?/その他の問題はあるの? /私たちにできること
●『遺伝学電子博物館
   ------国立遺伝学研究所
遺伝学の歴史 /進化と遺伝 /分子遺伝学 /生物種の遺伝学 /クイズ遺伝学
●『遺伝子組換え食品の安全性
   ------横浜市 衛生局 衛生研究所
科学技術庁・農林水産省・厚生省における安全性評価/安全性評価指針について/遺伝子組換え食品の表示について
●『遺伝子組み換え作物・食品はいらない !!』〜遺伝子組み換え食品調査報告
   ------生活クラブ事業連合生活協同組合連合会あらかると
何が問題なのか?/他生協の動き/地方自治体の動き/加工食品に広く使われる遺伝子組み換え作物から作られる原材料/外国からの圧力に抵抗できない日本の行政・食品業界
●『安全か?危険か?遺伝子組み換え作物
   ------斎藤 光人氏の「北野国から
●『遺伝子組換え食品の安全性評価に関するQ&A
   ------厚生省生活衛生局
●『農林水産分野等における組換え体の利用のための指針
    (農林水産事務次官依命通達)
 『組換え農作物早わかりQ&A
   ------農水省先端技術研究のHP
●討論・『あなたは遺伝子操作を認めますか?
   ------NHK・BS1・地球法廷
遺伝子操作を考える4つの論点/遺伝子操作<資料室>
●『遺伝子組換え作物関連リンク
   ------五十嵐透氏のページ
食品問題懇談会遺伝子組換え食品部会議事録 第1回〜13回
●『遺伝子組み換え、28食品に表示義務』(朝日新聞'99/8/4)
   ------とし坊 の「読んどきゃ良かった記事情報


1999.04.14
●『遺伝子組み換え食品、「表示は非常に困難」(農水見解)』 
   -------Health Media
 2月18日、「最新の細菌性食中毒情報と遺伝子組み換え食品の動向」(主催:(財)東京顕微鏡院)と題して平成10年度食品衛生講演会が開催された。

 講演の中で、農水食品流通局 品質課表示対策室の川村和彦課長補佐は「表示問題に2年近く取り組んでいるが、非常に難しい」と述べ、現実的にほとんど不可能であることを明らかにした。

▼遺伝子組み換えの分析はほとんど不可能、いいかげんな表示はできない。
▼米国の農家では有機以外、「遺伝子組み換え大豆」と「従来大豆」を分ける認識はない。
▼年間500トンの大豆が必要。米国から400トン(遺伝子組み換え大豆が)混ざった形で入ってくる 。
▼生協など、コスト高でも遺伝子組み換えフリーの国産大豆や中国産大豆を使用するところも 。
▼世界的な表示基準(コーデックス規格)が決まるのは2年半後。


≪関連サイト≫
●『平成10年度 食品の表示のあり方に関する検討報告書
   -------厚生省 食品衛生調査会
1999.02.28

●『遺伝子組換え食品の安全性評価に関するQ&A(改訂第2版)
   ------厚生省のトッピックス
厚生省のコメント・・・・・
 『専門家よりなる食品衛生調査会の作成した安全性評価のためのガイドラインを策定しました。そして、このガイドラインに沿った安全性評価を開発者が実施しているかどうか、個別に確認しています。
 この「遺伝子組換え食品の安全性評価に関するQ&A」では、遺伝子組換え食品(ガイドラインでの組換 えDNA技術応用食品を意味します。)の安全性評価についてのさまざまな疑問、質問に答えていますので、参考にしてください。 ・・・・・』

1998.12.07

●『遺伝子組換え大豆は安全か、今「納豆」の機能性に脚光
   ------Health Media
Health Mediaのコメント・・・・・
 『日本の大豆の自給率はわずか3%で、そのほとんどを海外からの輸入に頼らざるを得ない。そのため遺伝子組み換え大豆の流入が今後の日本人の体質にどのような影響をおよぼすのか懸念する声が高まっている。こうした中、ここにきて皮肉にも血栓溶解など血液の正常化をもたらすとして大豆の「納豆」にスポットが当たっている。・・・・・』
▼血栓溶解作用など血液の性状改善に卓効
▼納豆1パックで医薬品に匹敵する作用
▼夕食時の納豆で「眼底出血」が改善
 大豆食品が健康に良いことは判るのですが、原料の大豆に問題が有るのかどうかは、これからじっくりと見守らなければなりません。
≪関連Link情報≫
 ■厚生省食衛調、3種の組換え食品・食品添加物の安全性確認を答申
 ■当、サイトの「バックナンバーNo.9」の'98.10.15の遺伝子組換え食品特集記事。


1998.10.15

●『遺伝子組換え食品について
       ------横浜市 衛生局 衛生研究所
 将来的に、更に話題を提供しそうなテーマです。このサイトは先ず入門編と言うことで、必要な知識を仕入れて下さい。
『遺伝子組換え』とは?
遺伝子組換え食品と今までの品種改良との違い
遺伝子組換え食品の安全性
 そして、下記のLink サイトを訪問すれば、あなたはそれだけで、この種の知識が増えることでしょう。
●『組換え農作物早わかりQ&A』 
       ------農水省先端技術研究のHP
 内容は、更にグレードアップするのですが、1ページに大きな画像が複数張りついていますので、とっても重いページですので、覚悟してアクセスしてください。
●『遺伝子組換え食品の安全性評価に関するQ&A
       ------厚生省生活衛生局

●『遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
       ------Natural Foods & Macrobiotics

●『遺伝子組み換え食品調査報告・その2
       ------生活クラブ連合会

★『遺伝子組み換え食品、「表示のあり方」を一般から意見公募(農水省)
      ------Health Media  

1998.10.26

●「遺伝子組み換え食品」は果たして、本当に安全なのか  
  ----遺伝子組み換え食品シンポジウム(97/9/5>---
記事情報」にも掲載済みの、此の種の話題の議論が活発化してきておりますので、紹介致します。

「Health Station」の記事から〜
■ 日本の安全のガイドラインは任意、法的な拘束力はナシ
■ 米国では大豆は家畜の餌、甘い農薬残留基準
■ 遺伝子組み換え原料は混在している為、現実には表示は困難


その他のサイトの関連情報を集めてみました。
BioTech News SPC199709192801 SPC199709192800
公明新聞・'97/4/29 & 質問趣意書
厚生省の安全性評価に関するQ&Aのページ

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