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天からの啓示?

2014.07.14. 掲載
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目次
1.はじめに
2.不思議な現象
3.不思議な現象が発生したメカニズム
4.不思議な現象が私の生き方に及ぼした影響
5.まとめ

 付録:「あるがままに生きる」に関係するフレーズ


1.はじめに

私は、これまで生きてきた78年間で、一度だけ、不思議な現象に遭遇したことがある。そのことについて、このサイトのどこかに書いた覚えがあり、調べてみると、「心に生きることば」の第一章にあった。「人にどう思われても良い、あるがままに見せよう」というフレーズの説明で簡単に触れている。

しかし、これは私の人生で最も鮮明に映像として記憶に残っている現象である。これに匹敵する体験の記憶はない。そこで、この現象を詳しく記録し、その現象の発生メカニズムを考え、この現象から私はどのような影響を受けたかをまとめることにした。


2.不思議な現象

それは1958年、私が22歳で医学部専門課程の2年だったと思う。中之島の医学部から、田蓑橋を渡って堂島川を越え、四つ橋筋に出て、大阪中央郵便局前で右折して大阪駅前を通り、阪急梅田駅まで歩き、阪急電車に乗り、六甲駅で下車して自宅へ帰るといういつもの通学をしていた。

当時、大阪駅は3階建ての建物で、駅前道路や大阪駅と阪急百貨店との間の道路にはレールが敷かれ、市電が走っていた。


図1.大阪中央郵便局 1939年に完成した旧局舎(2012年末に取壊し完了)



図2.大阪駅 1943年に完成した三代目駅舎(現在の駅舎は2011年完成の五代目)



図3.阪急百貨店 1929年に開業、阪急電車の梅田駅もこの中にあった(現在の建物は2012年に完成)


それは初夏のころだったと思う。大学からの帰り道、大阪駅と阪急百貨店の間の道路を渡りながら、ふと振り返ると、うしろに見える大阪中央郵便局の建物の上空が黄金色に染まって見えた。その瞬間、「あるがままに生きる」ということばがひらめき、これまで経験したことのない幸福感で充たされた。そのとき、右肩によれよれのレインコートを掛けていたのをなぜか覚えている。


図4.左の建物は第一生命ビル、右は大阪駅、中央の大阪中央郵便局の上空が光り輝いていた


この「あるがままに生きる」と覚った時から、私は生気を得て、存分に生きることができるようになった気がする。その頃から人には「あるがままに生きる」、運命には「なるがままに生きる」という生き方を意識的にするようになった。


3.不思議な現象が発生したメカニズム

大阪駅前から阪急百貨店に向かう途中で、なぜか振り返ったら、大阪中央郵便局の上空が黄金色に輝き、それを見た瞬間「あるがままに生きる」というメッセージを受けたと直感した。これは天からの啓示かもしれないと思った。そして、宗教を興した人の中には、このような現象に遭遇した結果、出現した人もいるのではないかと考えた。

しかし、天からの啓示、お告げなどと思わず、その現象をもたらしたメカニズムを調べ、考えることの方が私の性に合っている。そこで仮説を立て、検証することにした。

仮説1
日ごろ振り向くという動作を、それまでほとんどしてこなかったので、振り向くと西の空に太陽があり、光り輝いているのを見て驚いたのではないか?

この仮説1は充分あり得ると考えられる。

仮説2
このときまでに、既に「あるがままに生きる」という考えができていて、振り返った時に思いがけず空が明るかったことに驚き、そのアイデアが頭に浮かんだのではないか

これに関する私の過去の記録はないかと調べてみると、二つの歌が見つかった。その一つは、1955年19歳のころラジオで聴いて好きになり、メロディーも歌詞も覚えている人生応援歌 くよくよするな であり、もう一つは、1956年20歳のときに流行したポップス ケ・セラ・セラである。

人生応援歌 くよくよするなの中の関係する部分を再掲する。

1955年ころにラジオで聞いて、自分の生き方で影響を受けたと思っている歌がある。歌の正しい名前は知らないが、歌詞とメロディーは良く覚えていて、鼻歌でよく歌ってきた。この歌はダークダックスが歌ったのだとこれまで思い込んで来たが、違っているようだ。

私がよく鼻歌でこの歌を歌うので妻は知っているが、恐らくほかの方は誰もご存じないだろう。作詞作曲者不明、演奏者不明であるが、私にとって生き方を学んだ大切な歌として、この歌を記録に残しておく。

私の頭に残っているこの歌を、五線譜、MIDI、で書いてみた。曲名はとりあえず「くよくよするな」としたので、ライオンキングの「ハクナ・マタータ」(Hakuna Matata)と同じことになる。



くよくよするな

くよくよするな、気にするな、くよくよしたっ〜て、始まらない。

果報は、寝て待て、待てば海路の日和もあるものを、

のんびり暮らそう、くよくよせずに、ほがらかに





くよくよするな 五線譜





|くよくよするなー|きにするなー、|くよくよしたーって|はじまらない。 か|

|ほうはー ね|てまてー、 ま|てばかいろのひよ|りもあるものを、 の|

|んびりー く|らそおー |くよくよせずーに|ほがらかにー|



くよくよするな MIDI

青色太字をクリックすると、MIDIでメロディーを聴くことができる


もう一つの歌 ケ・セラ・セラ は、歌と思い出の1956年のところに書いているので、そのあらましを再掲する。

これはヒチコック監督の映画「知りすぎた男」の主題歌で、「私が少女だった頃...」とドリス・デイが歌った。3拍子の軽快なメロディで、私もよく鼻歌で歌う。「ケ・セラ・セラ」とは、モロッコの方言で、なるようになるという意味らしい。私は人生に対処する方法をこの曲から学んだように思う。あるいは、自分の生き方と同じだと共感したのかもしれない。

この二つの歌に関する記録から、私は19歳ころには「なるようになる、くよくよするな」という生き方に共感していたことが分かる。この不思議な現象に遭遇した21歳のころは、何のために生きるのか、生きる価値の基準は何か、について思い悩んだ末、それを見つけたときでもあった。詳しくは、心に生きることば 第9章:価値 01<価値の基準> に書いている。

普段見ることがなかった西の空の太陽の輝きに驚き、そのころまでに考えていた「あるがままに生きる」という自分の生き方で良いのだと天から啓示を受けたと思ったのだろう。そのようなおめでたい性格であることは重々自覚している。しかし、そうかな? ちょっと可笑しいのではないか? と思うのも私の性格である。

以上、結論として、仮説1と仮説2は充分に成立すると判断した。不思議な現象を天啓だと思ったのは錯覚で、充分合理的に説明できる現象だったのだ。人間の心はまこと面白い。


4.不思議な現象が私の生き方に及ぼした影響

「あるがままに生きる」と悟ったことは、「なるようになる、くよくよせずに、あるがままに生きよう」とする私の生き方の基になっている気がする。

詳しく言えば、仕方がないことと仕方があることを見極め、仕方がないことはあきらめる。仕方があることは成就できるように努める。他人の評価を気にせず、あるがまま、自分の望むように生きる。そして死ぬときに悔い少ない気持ちで人生を終わりたいという生き方である。

私の人生哲学「心に生きることば」を 2002年にまとめ、2012年に少し追加して、このサイトに477篇のフレーズを載せている。その中で「なるようになる、くよくよせずに、あるがままに生きよう」とする生き方が関係していると思うフレーズを数え上げてみた。

世間一般の常識と違う見方、考え方、行動などを「あるがままに生きる」と捉えたので、その数は267篇となり、全体の56%を占めている。私の生き方のエッセンスと言ってよいのかもしれない。


その267篇のフレーズを付録として巻末に載せている。ここをクリックすると付録にジャンプする。
ご興味がおありの方がいらっしゃれば、ご利用ください。


5.まとめ

今から18年前にホームページを開設して以来、書き残しておきたい記録をここに掲載してきた。その記事数は627件あり、その内の削除した記事を除いて、現在433件の記事を載せている。

私は人生で一度だけ不思議な現象を経験したことがある。それについては、「心に生きることば第一章」の中で「人にどう思われても良い、あるがままに見せよう」と言うフレーズで記録に残している。

この「あるがままに生きる」という生き方を始めたのはいつ頃からかと過去を振り返ると、この不思議な現象を体験してからであることを瞬時に思い出し、この体験の記録をもっと詳細に書き残そうと考え、「天からの啓示?」のタイトルでまとめた。

その結果、この不思議な現象の経験は、私の生き方を方向づけた時期を示す、私にとって貴重な体験であることを知った。天啓と思ったのは錯覚だったが、結果的にはそれに近いかもしれない。



<2014.7.14.>


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付録 「あるがままに生きる」に関係するフレーズ

「心に生きることば」の中の「あるがままに生きる」に関係するフレーズ267篇を付録として掲載する。

以下に掲載した青色太字のフレーズをクリックすると「心に生きることば」の原文にジャンプし、ブラウザの[戻る]ボタンをクリックすると、この文に戻る。

1章:人間

02.結婚
 人生で良かったことは一に結婚、二に開業、三、四が無くて、五に子供
 結婚はお互いの受容
03.夫婦
 二人がいて、黙っていても良いのは夫婦だけ
 好き、惚れてる、恋女房
 可愛いは、かけがえのない長所
04.子供
 子育てで大切なことは絶対的受容
06.両極端タイプ
 楽天的と悲観的
 隣の花は赤い、うちの花は赤い
 世間を気にする、気にしない
07.嫌いなタイプ
 文句垂れ
 くれない人間
 けなしの専門家
08.素因と環境
 泣く子、笑う子、怒りんぼ
09.人間関係
 八方美人はありえない
 世間の半分に認められたら上出来、万人に敬われる神はいない
 思っているだけでは感謝にならない
12.自然体
 人にどう思われても良い、あるがままに見せよう
 八方破れの構え
13.ストレス
 プラス思考もストレス対策
小計:19篇

2章:欲求

01.義務と欲求
 したいことをして、悔い少なく死にたい
02.基本的欲求
 酒と女と歌を好かない者は一生涯の馬鹿者だ
03.酒
 酒飲みではない、食いしん坊
 酒が肴
04.歌
 歌は鼻歌
 気持ち良く唄える場所は浴室と車
 テノール馬鹿
 歌は自己陶酔
06.食
 夕食時は至福の時
 グルメではなく食いしん坊
 腹十二分目
07.本
 本屋めぐりは第5の楽しみ
08.受動的欲求
 鑑賞は老後の楽しみ
09.能動的欲求
 能動的欲求とは創る楽しみ
10.私の美意識
 スマートさ、かっこよさこそ私の好み
 快感をとめどなく求めるは醜悪
 言い訳はしない
 アングルのバイオリン
 終わりの美
11.個人主義
 私は個人主義者
12.デザイン
 カー・デザインは2ドアホワイト
13.神戸
 神戸、ハイカラで個人主義の街
14.健康志向
 健康に良いと言うことをしていない
 腹十二分目でも健康
 健康は手段であって目的ではない
小計:25篇

3章:教育

01.潜在能力
 潜在能力は平等ではない
02.気質
 賢愚は気質による
03.学校教育
 できる者はする、できない者が教える
05.自己教育
 教えてもらうのは嫌い、教えるのは好き、自分でするのはずっと好き
08.褒める
 見て見て
 やっぱり兄ちゃんね
 ほめられると何でもする人
小計:7篇

4章:行動

01.行動原理
 したいことをする
 しなければならないことをする
 他人の犠牲にはならない
 目明き千人、目の見えない人千人
03.能動的行動
 「される」より「する」方が好き
 してもらうより、してあげる方が好き、自分でするのはずっと好き
04.工作人
 発見より発明
06.行動の主義
 80点主義
 集中主義
 重点主義
 絶対評価主義
 美味いもの先食い主義
 思考の節約主義
07.時間の把握
 時間がない
 明日できることを今日はしない
08.タイム・リミット
 タイム・リミットを守る
 節目節目を大切に
09.問題の発見
 何が問題か?
10.解決の着手
 あかんでもともと
 思い立ったが吉日
 戦闘開始!
 エイ!ヤー!
11.解決の手段
 弘法も筆を選ぶ
 鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん
 よく整理された10の知識は未整理の100の知識に勝る
12.解決の方法
 群化
 核を作る
 各個撃破
 すべては模倣から始まる
 先達はあらまほしきものなり
 悪循環を断つ
 廃用性萎縮を防ぐ
 下手の考え休むに似たり
 兵は拙速を尊ぶ
 急がば回れ
 山に登る道は一つではない
 小さく固まらない方が良い、回り道も必要
 継続は力なり
 目的分析、条件分析 敵を知り己を知れば百戦あやうからず
 正攻法で行く
 積極策で行く
 小さな多数よりも大きな少数
13.データの評価
 ABC分析を活用する
 トリアスを活用する
 優先順位がある
14.成功
 天才とは99%の発汗であり残り1%が霊感である
 良いものは変えない
 成功経験をマニュアルにする
15.失敗
 転んでもただでは起きぬ
 禍い転じて福となす
 酸っぱいブドウ
16.過ち
 過ちを改めるのにやぶさかではない
 君子豹変す
17.反省
 人の振りみて我が振り直せ
 半面教師とする
18.後悔
 反省するが後悔はしない
 我が事において後悔せず
19.逆境不運
 げん直しをする
 仏神を尊べど、これを頼まず
 物はとりよう、考えよう
20.無駄の効用
 緊張と弛緩はどちらも必要
 無駄や遊びに効用がある
 無用の用
小計:63篇

5章:情報

01.情報の種類
 大切なのは自分の情報
02.情報の収集
 キーワードをいつも頭に
 過ぎたるは及ばざるがごとし
 玉石混交
 自分の手持ち資料は貴重な情報源
03.情報の評価
 新聞を信じるのか!
 ちょっと待て! おかしいぞ!
 言わない嘘
 数字の魔術、統計の魔術
04.情報の整理
 よく整理された10の知識は未整理の100の知識に勝る
 業務用と趣味的データでは整理法が違う
 整理とは捨てること
 要らないページは2度見ない
 KISS
 分類するな、群化せよ
 時系列とグループ分けが整理の基本
 自分に関係した情報を大切に
 コンピュータをこき使う
 ずぼら整理法
05.情報の保存
 元データも大切に
 自分の関係したデータが一番大切
 デジタル・データ保存は汎用形式で
06.情報の保全
 金で買えない大事なデータ
 データのバックアップ
 システムのバックアップはダブル・パソコンで
09.情報の発信
 パピルス、グーテンベルグ、インターネット
 情報は発信することによって高められる
 電子出版を個人が簡単に行える時代
 フリーウエアは希望のシンボル
小計:29篇

6章:思考

01<知覚>
 直感の重視
03.ことば
 そば1、そば2、そばN
 コトバは物でない、地図は現地ではない
 正常値のひとり歩き
 95%の真実
 ことばの不完全さを知った上でことばを使う
 ことばで考える人
04.程度問題
 質にも重みを付ける
 50歩と100歩は違う
 加重平均
 1は0と比べて無限大である
 読書も過ぎれば悪になる
 味噌も糞も一緒
05.理屈
 風が吹けば桶屋が儲かる
06.疑う
 ちょっと待てよ、本当かな
 常識を疑ってみる
 既成概念、既成観念を疑う
 問題自体、前提を疑う
 盡く書を信ずれば、則ち書なきに如かず
 どんなことでも先生と違った見方をすることが出来る
 科学とは一番新しい仮説である
 科学は、常に反証できるものである
07.専門家
 餅は餅屋に、とは限らない
 専門バカはお呼びではなくなる?
09.人間の可能性
 人間の知能は数千年では進化しない
11.未知
 ホレーショ君、この世の中には君の哲学では分らないことがあるんだよ
小計:26篇

7章:創造

01.創造
 創り出す喜び
02.独創
 独創は疑うことから始まる
 独創は可能性を信じることから始まる
 独創とは異質なものの新しい組合せ
 プライマリーな独創とセカンダリーな独創
 創意工夫、活用も独創と言える
03.ひらめき
 ひらめきの前に考え抜く段階がある
 ひらめきは論理よりも情感に負っている
 失敗からひらめきを得る
04.創造的な人
 創造力のある人は反骨精神に富んでいる
 創造力のある人はマンネリを嫌う
 創造力のある人は going my way である
 創造力のある人は自分の頭で考え、自分の目と耳で見聞きし、自分の舌で味わう
 創造力のある人は、ことばと図解が強い
小計:14篇

8章:運命

01.無常
 観無常心 無常ならざるもの
 諸行無常
 万物は流転する
 生物は、生まれてから死ぬまでの間を、充実して生きるべきだ
 変化があるから良い、終りがあるから良い
02.運命
 良い星の下に生まれてきた者もいれば、悪い星の下に生まれてきた者もいる
 神は人間を、賢愚において不平等に生み、善悪において不公平に殺す
 運、鈍、根
 遭うと遭わざるは時なり
 縁は異なもの
03.受容
 なるようになる、なるようにしかならない
 ケ・セラ・セラ(Que Sera Sera)
 しゃーないことはしゃーない
 災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
 諦めるべきか、諦めるべきでないか、その見極めが肝腎
04.神
 私の神は宇宙自然の根源
 神は死んだ
 一神教よりは多神教
 五千余の蓮華へ神はどう詫びる
 仏神を尊べど、これを頼まず
05.宗教
 回心向大 正しい宗教
 聖戦を掲げる宗教は恐ろしい
 天国や地獄を説く宗教は合わない
 因果応報を説く宗教は嫌い
 選別意識、選民意識のある宗教は合わない
 生命の充実を説く宗教は好ましい
 既存宗教の中で私に一番近いのは禅宗かもしれない
 来世信仰のある人は強い
06.老年
 完全なる一生は青年、壮年時代と同様に老年時代も含んでいる
 老いを生きることは、死を前に見て生きること
 老年期は、しなければならないことが減り、したいことをする時間が増える時期
 老兵は死なず、消え去るのみ
 長命は望ましいか?
07.死
 あらゆる生あるものの目ざすところは死である
 弾の軌道が目標で終るように、人生は死で終る
 死は個体の終わり、無常の中の1点である
 死後の世界を無、来世がある、転生があると考えるのは個人の自由
 臨死体験は生命の最後に見る場合もある脳内現象
 人が死ぬ際に苦しむことは少ない
 メメント・モリ memento mori
 脳死は心臓死ではない
 死は生の終わり
08.臓器移植
 脳死ドナーから行なう心臓移植は、ドナーを殺すことで成立する
 自分が生きるため我が子が生きるため、人の死を願うこころのあさましさ
09.人類の運命
 人類が滅びるのは、それほど遠い先のことではないかもしれない
 目をつぶらない
 発想を転換する
 足るを知る
小計:48篇

9章:価値

01.価値の基準
 生命の発揮
 生命曲線
 無価大宝(むげたいほう)ひとの価値
 人の生命は地球より重いか?
02.大切なもの
 生きる自由
 したいことをする自由
 3番目に大切なのは誇り
03.人生の短さ
 人皆生を楽しまざるは、死を恐れざるゆえなり
 明日ありと思う心のあだ桜、夜半に嵐の吹かぬものかは
 人生は短い。この書物を読めばあの書物は読めないのである
 短い人生は時間の浪費によっていっそう短くなる
 残された時間は僅か、今が大事
 セプテンバー・ソングは人生秋の歌
04.生きがい
 隋処作主(ずいしょさしゅ)どう生きるか
 安身立命(あんじんりょうみょう)人生に定年はない
 いかに長く生きたかではなく、いかによく生きたかが問題である
 悔いなき人生
05.生き方の規範
 他人に与えた喜びが、他人に与えた悲しみを、少しでも上回るように生きる
 自分で目標を作り、タイム・リミットを設け、それを守る
 しゃーないことはしゃーない、仕様があることは、仕様がある
 80点で満足する
 一筋の道
06.満足
 少欲知足 足ることを知る心
 満足は天来の富みである
 満足は幸福につながる
07.幸福
 与うるは受くるよりも幸いなり
 愛されることは幸福ではなく、愛することこそ幸福だ
 国家が、あなたに何をなし得るかを問うな、あなたが、国家に何をなし得るかを問え
 人は幸福である義務を持つ
 素直に喜べる心、素直に感謝できる気持は相手を幸せにする
 愛されていることを喜ぶことは、愛してくれている人を幸せにする
 しみじみとした幸福感は夕食どきに得られる
 湧き上がるような幸福感は達成感に通じる
 したいことをした結果が、他人にも役立てばより幸せ
08.オマケの人生
 死亡想定年齢を決めて生きる
 オマケの人生は、あるがまま、なるがまま、思うがまま
小計:36篇
総計:267篇

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