エッセイ コラム 雑文

エッセイ コラム 雑文 書付 魯迅 安部公房

総合案内
ホーム
むかしばなし
創作木工房
木彫りと囲碁
■囲碁
□書付・雑文
●デンドロカカリア レポート
●魯迅との出会い
●沖縄の旅
●パソコン遍歴
画像P1

書付・雑文

Home > 木彫りと囲碁 > 書付・雑文

   *** 目 次 *** デンドロカカリアに関するレポート 魯迅との出会い 沖縄の旅 パソコン遍歴

  文章を書くのは難しい。
  
  学生時代,新聞部で編集長をやっていたし,教師として論文指導も
 してきたので,文章は結構書けると思っていたが,読んだ人(主に妻)
 に「面白みが足りない,理屈っぽい,硬い」と言われる。

  どうも,完全な理系頭らしく,形容詞や比喩に乏しく,それが新聞
 や理系論文にはぴったりだったので通用したのかもしれない。

  読書も情緒豊かな小説類は少なく,自然科学,応用化学関連ばかり
 であったのも,文章力が育たなかった原因だろう。
 
  理系でも星新一は簡潔,明解な文章で豊かな想像力と風刺を効かし
 た作品を生み出し文筆で一家をなした。
 
 「理屈っぽい」は「明解さ」に高め,「硬い」は「論理的な展開」に
 磨き上げ,そして,「面白み」は文章ではなく,発想そのもので勝負
 できれば,理系頭でも読むに耐える文章が書けるのではないかなどと,
 あきらめ悪く夢想している。
 
  私が理想とするのは,井上ひさしの言葉「難しいことを易しく 易し
 いことを深く 深いことを面白く」表現した文章なのだが,大それた夢
 である。
 
 (・・・と,これくらい言い訳の前置きをしないと,気恥ずかしくて,
  文章を公開できない。それは,表題の「書付・雑文」にも表れてい
  て「エッセイ・コラム」とかは気取っていて照れくさいのだ。)   

 

△ページトップへ