囲碁を覚えよう

囲碁の言葉 棋譜 囲碁教室 日本棋院八戸支部

総合案内
ホーム
むかしばなし
創作木工房
木彫りと囲碁
□囲碁
●棋譜再生碁盤
●日本棋院八戸支部
●囲碁を始めよう
●囲碁の歴史
●囲碁トリビア
●囲碁から生まれた言葉

■書付・雑文

囲碁は楽し

Home > 木彫りと囲碁 > 囲碁
画像P1

 何にでも,夢中になるけど長続きしない私が,飽きなかった。  日常接点のない分野も立場も違うたくさんの人と知り合えた。  物事をなす前に,とことん考えてから取り組むようになった。  みんな,囲碁のおかげ,囲碁の魅力のおかげです。    棋譜の書庫      ・・・棋譜をダウンロードできます    碁盤表示       ・・・棋譜鑑賞などができます    日本棋院八戸支部   ・・・八戸支部の活動紹介    囲碁を始めよう    ・・・囲碁のすすめです    囲碁の歴史      ・・・ルーツがおおよそわかります    囲碁トリビア      ・・・面白エピソード    囲碁から生まれた言葉 ・・・意外な言葉が囲碁から来ています

日本棋院八戸支部
Homeトップ > 八戸支部

■ 会員数全国三位

  八戸支部は会員が約200名で,その数は全国三位だそうです。
  
  会員数だけではなく,ほぼ月1回の大会開催,宿泊しての囲碁親睦会や周辺
 地域の支部との交流大会,日本棋院主催の震災復興記念囲碁イベント八戸大会
 を主管して運営に当たるなど様々な活動を行っています。運営に当たっておら
 れる役員の方々には敬意を表し,感謝申し上げます。
 
  大会はデイリー東北新聞社6階の大ホールで行われています。Aクラスから
 Dクラスまであって,ハンデ戦なので級位者も気軽に参加できます。
  会費は,男性2000円,女性1500円,学生1000円 支部会員は500円割引です。

    Aクラス 六段以上     Bクラス 四段,五段
    Cクラス 初段~三段    Dクラス 級位者

 私は年に何度か大会に顔を出す程度でしたが,2016年はほとんどの大会と
 いくつかの行事に参加して楽しませて頂きました。

 *****2016年 八戸支部の大会・行事***************************
 
  1月 川崎汽船杯囲碁大会
  2月 湯けむり親睦囲碁大会(宿泊付きの会員親睦会)
  3月 八戸パークホテル杯囲碁大会
  4月 八戸通運杯囲碁大会
  5月 八戸燃料杯囲碁大会 
  6月 味の海翁堂杯囲碁大会
  7月 リフォーム佐々木杯囲碁大会(級位者の大会)  
  9月 ユニバース杯囲碁大会
  10月 八戸港湾運送杯囲碁大会
     震災復興記念囲碁イベント「東北6県タケフのこころの碁交流大会」
  11月 田名部二本木エナジー杯囲碁大会
     四市交流親善大会(八戸,十和田,三沢,久慈の4支部対抗戦)
     
  ※冠の付いた大会では,後援企業から豪華賞品が出る。
   五位まで入賞だが,その他に4勝賞,3勝賞,全対局を打った人には
   5戦賞という参加賞もある。
 *************************************************************
                         八戸支部ホームページ


■ 普及活動「囲碁未来教室」
 
 八戸支部では,初心者の方と,初・二段を目標にする方のための囲碁講座を
 開催しています。
 **********************************************************
   囲碁未来教室

   ・毎週土曜日の午後1時から3時まで。
   ・デイリー東北新聞社5階 A会議室。
   ・受講料は月1000円。
   ・テキストは日本棋院発行の「囲碁未来」(月刊)。

   ○問い合わせ申し込みは,竹井 勝さんまで

     電話・ファックス 0178(44)3474
     八戸市長者4-6-8


   ※テキストは毎月,日本棋院から郵送されます。
    購読料は八戸支部から補助があり,1年間7500円です。

    囲碁未来購読者は,次の日本棋院囲碁未来会員の特典が得られます。

     1.日本棋院各施設でのプロ棋士の指導碁料金の割引
     2.日本棋院免状の取得が可能
     3.日本棋院各施設の利用料金の割引
     4.囲碁用品購入・貸出・貸室料金の割引
 
   **********************************************************

これから囲碁を趣味に と考えている方に
囲碁を始めよう
Homeトップ > 囲碁を始めよう

■ もしあなたが囲碁を覚えたら

 囲碁は2人が盤上に交互に石を置き,お互いの陣地の広さを競い合うゲームです。
ゲームに勝つためには,全体の形勢を判断し,先を読み,効果的な一手を見いだし
ていかなければなりません。それゆえ多くの能力が,育っていきます。

  ①集中力が高まり,持続できるようになります。
  ②相手の気持ちを理解し,柔軟に対応するコミュニケーション能力が身につき
    ます。
  ③状況判断力や問題解決能力,決断力や創造力が育まれます。
  ④礼儀作法が自然と身につきます。囲碁は「碁道」とも呼ばれる礼節を重んじ
    るゲームです。

 このように囲碁は非常に頭を使うゲームですが,ルールはとても簡単です。
小さな子でもすぐに覚えられ,対局できるようになります。また,ハンデ(置石)
をつけることで,力の差がある相手とも対等に対局することができます。
 このような特性から,年齢,国籍,性別を超えて友人ができます。しかも強く
なればなるほど面白く,一度始めたらやめられなくなる奥の深いゲームです。

■ はじめの一歩は簡単

 基本的なルールや相手をしてくれるコンピュータの対局ソフトについて教えて
 くれる親切なサイトがあります。
 たとえば  碁に夢中! -今日からキミも囲碁入門!-  などです。


囲碁の歴史
Homeトップ > 囲碁の歴史

■ 囲碁の歴史(書籍やネットからの情報に,私見も混ざっています)

1 囲碁の誕生

  中国で占いに使っていた道具を白黒を敵軍,味方軍に見立てて戦術の研究に使い
始め,囲んだ石を取り除き支配地域を表すことになった。というようなことだった
のではないだろうか。NHK「真田丸」で碁石を軍議に使っていたのを見て考えた
私の仮説です。中国以前にインドなどにルーツがあるかもしれません。
 碁盤の大きさも19路になるまでに十五路盤や十七路盤だった時代もあるようです。
 紀元前ころに今のルールの元ができたようです。唐の時代には19路盤が普通にな
ったようです。十九路盤361の交点から、天元(中央の点)を除くと当時の1年
360日になり,四隅は春夏秋冬を表わしていると考えたようです。

2.日本への伝来

 囲碁も他の文化と同様に,中国から朝鮮半島を経て日本に伝わり、貴族や僧達の
間で流行しました。平安時代の『源氏物語』,『枕草子』に囲碁について書かれて
います。紫式部や清少納言も囲碁を楽しみ,しかもかなり打てたのではないかとい
う分析があります。
 鎌倉時代には武士に,室町時代には庶民に広がったようです。囲碁の用語も和語
が定着し,街には碁会所もできました。

3.近世の碁

 戦国時代の武将は,戦略の研究に囲碁がたしなみとされました。真田丸の幸村の
父,真田昌幸や彼が使えた武田信玄の棋譜が残っています。
 織田信長もまた囲碁を好み,「本能寺の変」の夜にも、僧,日海を招き碁会を催
しており,三劫ができて日海が不吉と言ったとか。日海は後の初代本因坊,算砂で
あり,当時の第一人者で,豊臣秀吉、徳川家康にも仕えます。この当時の第一人者
を信長が「名人」と呼んだのが「○○の名人」という呼び方の始まりらしい。
(「本因坊」は日海が住んでいた京都寂光寺の塔頭の名前) 

 家康は囲碁を奨励し,算砂などを城に呼んで御前試合をさせたりして楽しんだ。
本因坊家、安井家、井上家、林家の四つの家元を作り,家康没後は,各家の代表が
毎年一回将軍の前で対局を行う御城碁が始まり幕末まで続きました。
 家元達の競い合いによって,日本の囲碁のレベルは高められ現在に至ります。
 
4.現代の碁

 明治に入り,家元制度はなくなり,プロ棋士が誕生します。
 昭和に入り,本因坊秀哉名人(初代算砂以来,第二十一世)は,世襲制「本因坊」
の名跡を日本棋院に譲渡し,引退しました。これにより本因坊戦という選手権戦が
創設されました。川端康成は秀哉名人と木谷実七段(先の手合い)の引退碁観戦記
を担当し,ときの様子を小説『名人』に描きました。ちなみに,作家井上靖は,こ
のとき毎日新聞学芸部副部長で,本因坊戦の設営に当たりました。

 囲碁・将棋の棋譜掲載が新聞の売り上げを伸ばし,各新聞社が棋戦のスポンサー
となり多くのタイトルが生まれ,その後テレビ局も参入しました。
 現在も,多くのタイトル戦は新聞社やテレビ局がスポンサーとなって続いていま
す。

囲碁トリビア
Homeトップ > 囲碁トリビア

■  囲碁トリビア

(1) 文学と囲碁   

 夏目漱石や川端康成など文人の多くが碁を愛したことは有名で,「吾輩は猫であ
る」でも、迷亭君と独仙君の二人が、囲碁をやっている場面が出てきます。

 以下のリストは囲碁そのものを題材にした作品の一部です。     

・名人        川端 康成
・碁の手直り表    菊池 寛
・囲碁修行      坂口 安吾
・ボヤキの大岡    尾崎 一雄
・イカリの尾崎    大岡 昇平
・新布石青春     川端 康成 
・本因坊秀哉氏    林 芙美子
・囲碁雑考      幸田 露伴
・徳川家康と碁    福田 悌夫
・烏鷺目藻      徳川 無声
・棋家の文章など   三好 達治
・秒針の轟き     中山 典之
・井目の哀歓     江崎 誠致     

(2) イチロー選手も囲碁少年だった 

 小学生の頃、学校の囲碁部に入り、囲碁教室にも通っていたそうです。自宅に
隣接するイチロー記念館には、当時の碁盤と碁石があります。
 今でも,機会があれば碁を打つこともあるようです。 

(3) イチローと言えば政治家の

 小沢一郎議員は6段くらいの実力があって,政界最強の呼び声がある。
 依田紀基九段は小沢氏の碁では師匠だが,小沢氏の人物,政治に私淑している
そうだ。
 
囲碁から生まれた言葉
Homeトップ > 囲碁から生まれた言葉

■  囲碁から生まれた(あるいは日常語と共通な)言葉

(1) 地の大きさを表す「目」から

「駄目」「ダメ押し」
「岡目八目」
「目算」
「一目置く」・・・石を置く=ハンデを貰う意味。石の単位は子(もく)で「目」
         は地の単位だが,一般にわかり易い方になったのだろう。


(2) 対戦を表す「局」から

「大局観」「大局を見る」
「局面を打開する」 
「結局」     ・・・1局の終わり,対局が決着する。

③ 石を打つ「一手」から

「先手をとる」
「先手を打つ」
「後手をひく」
「手抜き」
「押しの一手」
「手がある」 ・・・手段がある。

④ 碁の実力を表す言葉から

「上手」・・・「じょうず」とは七段を指した。(名人上手=八段,名人=九段)
「段違い」
「玄人」・「素人」・・・昔は上手が黒を持っていたので黒を持つのが強い人。
                      (「玄人はだし」は上手が裸足で逃げ出す意)

⑤ その他

「白黒つける」
「布石を敷く」
「定石」
「捨て石」
「序盤」「中盤」「終盤」
「死活問題」
「中押し」・・・野球では「なかおし」というが「ちゅうおし」が正しい。
「八百長」・・・八百屋の長兵衛さんが知り合いの相撲親方と碁を打つとき,一勝
        したら,次は負けてあげてご機嫌を取ったことから。相手に気づ
        かれずに思いやる意味であった。


△ページトップへ