女子大生的なイメージが強く、同時に少なからずジェーン・フォンダにも似た雰囲気を持っています。それもあってか、彼女は自立した女性を演じられる新しいタイプの女優さんの一人であると主張する批評家もいるようですが、個人的な印象では、少なくとも出演映画の中でそのように強く感じたことは今までのところありません。とはいえ、ケニアで動物保護に関する活動を行なうなど、実生活では行動的な人であるようです。ところで上掲画像にある「Die! Die! My Darling!」(1965)は、日本では馴染みのない作品ながら、イギリスはハマープロダクションの映画で、タルラ・バンクヘッドのラストムービー(但し声のみであれば、翌年の「The Daydreamer」(1966)にも出演しています)でもあります。ほとんど妖怪パフォーマンスと呼べるほどのバンクヘッドの鬼気迫る演技が光り、その妖怪バンクヘッドに監禁される哀れな女の子の役をパワーズは好演しています。また「パームスプリングの週末」(1963)は、カリフォルニアバージョンの「ボーイハント」(1960)といったおもむきのある作品ですが(残念ながら「ボーイハント」の持つ輝きはこの作品には見出せません)、この手の青春映画のスペシャリストであったコニー・スティーブンスを向こうに廻して主演のトロイ・ドナヒューのお相手をしていました。
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1962
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追跡
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1966
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駅馬車
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1962
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インターン
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1967
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消えた拳銃
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1962
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電話に御用心
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1970
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ボートニック
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1963
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パームスプリングの週末
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1972
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荒野の七人・真昼の決闘
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1963
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マクリントック
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1974
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続ラブ・バッグ
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1965
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アカプルコの出来事
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1979
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オフサイド7
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1965
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Die! Die! My Darling!
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