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 アリストV300VEに乗るNO.1776のくろありかずくんさんが、インタークーラー等の装着によって燃料供給が追い付かなくなりノッキング等の発生もみとめられるようになったことからベストコンディションとパワーアップの両立のためにトムスTECIIの現車セッティングを実施されました。また大発熱のアリストのエンジンコンディションとオイル管理等のためにアブフラッグ カーブ カーボン3連メーターホルダー等を装着されたので紹介して下さいました。


VOL.434 トムスTECII現車セッティング&アブフラッグカーブ3連メーター装着等
<作成:'04年11月27日>
ワタルさん、CAの皆さん、こん○○わ。くろありかずくん@S会員です。 この度、これまでレポートしましたアリストカスタマイズ(メンテVOL.384 カスタマイズ(足回り,パワーUP,セキュリティ)Vol.404 ブレーキ強化・ジャダー解決レポートVol.409 オイルクーラー装着記Vol.426 ATFクーラー装着記)からさらに色々手を入れてみましたので、アリストカスタマイズ/ドレスアップ総括としてエクステリア関係・現車セッティング関係をご紹介する今回は2回目の現車セッティングとパワーアップに伴うメーター類の装着についてレポートさせていただきます。

いろいろその3:トムスTECII現車セッティング

前号のメンテVOL.433 アリストカスタマイズ アブフラッグサイドスプリッター装着等にてレポートしましたようにあれやこれやとカスタマイズが進み、パワーアップと共に燃料系が心配になってきてノッキングらしきものまで発生してきたため、トムスのECU TECIIの現車セッティングに踏み切りました。ショップは数々のオリジナルパーツも手がけていられるアイメックさんにネッツ中部さん経由でお願いしました。アイメックさんはオリジナルでハイパーコンピューターを開発されていますが、TECIIの現車セッティングもしていただけます。以前は別のチューナーにお願いしてセッティングしておりましたが、その後インタークーラーやブーストコントローラーのEVCを装着してから全くECUセッティングをしていませんでした。

下の写真左はその当時(03年9月くらい)シャシダイにて計測したパワーチェック表です。当時で360PS、51kgmです。今回現車セッティングをしてもらう際に聞いたところではやはりインタークーラーを装着すると吸入空気量が圧倒的に増加するようで「全域で燃料が足りていませんでしたよ」との事でした。即ち今回の現車セッティングでは今までよりも濃い目のセッティングを施したわけです。現車セッティングをしたのは今年の夏8月終わりです。トムスTECIIの現車セッティングをした結果は写真にあるように外気温34℃、ブースト108kpaで392PSまでパワーアップしました。インタークーラー+EVC+TECII現車セッティングで30PS以上パワーアップしたことになります。現在はかなり気温も下がっておりますので、ひょっとすると400PSくらいは発生しているかもしれません。
現車セッティング前:360PS インタークーラー+EVC+現車セッティング後:392PS

トムスTECII現車セッティング後のインプレは、「おぉ〜っ、速いぞ〜」の一言に尽きると思います。チューニングが進むと低速域を犠牲にせざるを得ませんので、事前に中間域重視のセッティングでとお願いしておりましたが、なかなかトルクフルで且つ、超高速域でもストレスなく回ります。さすがにふうわkm/hから上の速度域ではもたつきますが、全域でパワーが増したように思います。現車セッティングをしてのたった一つの難点は、一番ベストな状態に合わせてそれまでよりも濃い目のセッティングとなったため朝一でエンジンを始動した際のマフラーからの排気臭が凄いことです。かなり濃いのがよくわかります。でも薄くすることでノッキングやエンジンブローを考えれば致し方ありません。気になる燃費ですが、街乗りでは平均4〜5km/Lで、高速では平均7〜8km/Lです。いや〜参りました。でもこの手の車で燃費を気にしていたら乗ってはいけませんよね。

トムスTECII現車セッティングをしたのを機にOTSIRA製260km/hメーターを装着しました。これはもはや語るに必要ない定番ですね。いやぁさすがです。文句ありません。ついつい右足に力が入り、危険域まで行ってしまいます。OTSIRAさん、なみさん、その節は色々ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳けありませんでした。この場をお借りしてお詫びします。

いろいろその4:各種メーター/Abflug Curve カーボン3連メーターホルダー装着

やはり大パワー・大発熱のアリストですのでエンジンコンディションのチェック要素である温度管理はしっかりやろうと以前から思っており、追加メーターを装着することにしました。元々ブースト計にHKS DBメータークロノを購入していましたので、同じ物の水温計・油温計・油圧計を装着しました。メーターホルダーは、今回のエアロでカーボンパーツの魅力にはまったのとピラーホルダーがクエストパワーさんのカーボンホルダーでしたので、アブフラッグさんのCurveカーボン3連メーターホルダーに迷わず決めました。感想は「やっぱカーボンはかっこいいなぁ」というのが第一印象(かっこ良さで機能性は二の次でした)です。装着してみての感想としては大事なことですがやっぱり温度に注意を払うということが日常のクセになってきました。最近はめっきり寒くなっていることも手伝って水温は80℃前後で、飛ばしても攻めても90℃を超えることはまずありません。実際のところはメーターによる温度管理よりも見た目、ファッション性が気に入っております(笑)。それにしても、アブフラッグ カーブさんのカーボンパーツの仕上がりのよさには頭が下がります。

総括:今後に向けて

これまで結構な時間と費用を掛けてアリストのカスタマイズを進めて参りましたが、ノーマルタービンではそこそこ速く、バランスの取れたクルマに仕上がっていると思います。タービン交換に食指は動きつつも、アリストを売る時のことを考えるとやっぱり踏み切ることができません。
そこでこれからどうするか?  ノーマルタービンで出来うる限りのチューンアップを目指します。タービンアウトレットやピックアップパイプ、キャタライザー、ハイカム等を候補に挙げています。一方で、制動系にもまだまだ改善の余地はあるように思います。先日もCAメンバーのやすくんさんとシルバーヒデさんにそそのかされ(?)、思わず前後ブレーキキャリパーにブレンボ(しかもフロント8ポッド)を発注しそうになりました(爆)。フロント:JZA80スープラ用キャリパー+リア:UCF30セルシオ用キャリパーの現在でも高速域での制動力に最近は不満を感じるようになりなんとかブレーキシステムの変更をしたいと思っております。また、外装は前後のエアロ(フロントはアブフラッグさんのCurveフロントバンパースポイラー、リアはクエストパワーさんのMATRIX)を換装したいなぁと思う今日この頃・・・。まぁ何れにしても、まさにアリ地獄で大勢の諭吉さんが必要なのは間違いなく、アリストカスタマイズの果てしない旅がまだまだ続きそうです。

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