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 アリストV300VEに乗るNO.1776のくろありかずくんさんが、発進時や高速走行時のシフトチェンジのモタツキ感や滑りを解消するべくATFクーラーを装着されましたので紹介して下さいました。


VOL.426 ATFクーラー装着記
<作成:'04年8月22日>
ワタルさん、クラブアリストの皆さん、こん○○わ。黒VVE乗り@S会員のくろありかずくんです。この度、発進時やフル加速時に滑りを感じていたATの負荷減少及びオイル保護のためのATFクーラー装着と、不安定なアイドリング、特にエンジン始動直後の異常なアイドリングを解消するために、スロットルボディを交換しましたので、レポートいたします。まずATFクーラーの装着についての紹介です。

この夏前から高速走行時にオートマのクラッチ部の滑りが気になり、ネッツ中部さんやアイメックさんに相談しましたところ、大パワーを受け止める必要のあるアリストにはATFクーラーを装着したほうがいいとのご指摘を受けました。 確かに、エンジン回転数が上の領域よりは特に発進時でのシフトチェンジのシフトアップのモタツキが気にはなっておりました。アイメックさん曰く、「アリストの場合、オイルクーラーよりもATFクーラー装着がトップ・プライオリティーです」とアドバイスいただきました。ATの場合は特に発進時にストレスがかかるようです。 加速感に不満を抱いていたこともあり、ネッツ中部さんにお願いして、TRUST GReddy ATF Cooler Kit を選択し装着することにしました。

TRUSTを選択した理由は、ズバリ価格です(爆)。また「EARL'S製オートフレックスホース・フィッティング」というのにも惹かれました。何せ現在もKAWASAKI GPZ900R A7 Ninjaを駆るバイク好きとしては、”EARL'S”と聞いただけでただならぬ安心感があるものですから・・・・(汗)。まぁ、理由はともかく確かな効能を発揮してもらえばいいわけで。商品到着後に物をみてビックリ!このATFクーラー、意外とちゃっちいなぁ、というのが第一印象でした。こんなもので本当にクーリングできるのか?と思いましたが、相談をしたメンバーの701KAZさん曰く「コアはそんなもんですが、十分ですよ!できればシュラウドを付けて全体に風が当たるようにするのがベスト」とアドバイスいただき、ほっと一安心し早速ネッツ中部さんで取り付けをお願いしました。

下の写真左上がATFクーラー取り付け前のバンパーを外した状態です。ご覧いただいた通り、前置きインタークーラーとオイルクーラーで、既にラジエーターをかなり邪魔しているのがよくわかります。 この状態でオイルクーラー横に取り付けるのはかなり勇気がいります。私のインタークーラーはHKS製のものであり、BLITZのようにVスペインタークーラー装着を想定したATFクーラーではないので、ポン付けで純正インタークーラー位置には装着できませんでした。即ちインタークーラーのパイピングが邪魔をしており素直に装着とはいかなかったのです(下の写真左下)。 しかし、ネッツ中部さんで試行錯誤の結果、なんとか純正インタークーラーの位置に装着できるようになりました。写真の違いがわかるでしょうか?わずかですがパイピングとのクリアランスが確保できました(下の写真右下)。 ただひとつの難点は、純正インタークーラー位置に取り付けたため、ホースが長くなってしまい、効果が薄れるのでは?という不安感です。
ATFクーラー装着前のバンパーを外した状態 ATFクーラー装着後の全景
インタークーラーのパイピングが邪魔をしている状態 純正インタークーラーの位置に装着できた状態

上の写真右上が装着後の全景です。なんとかラジエーターを邪魔せずに取り付けることが出来ました。(ネッツ中部の○島さん、ありがとうございました。いつも無理ばっかり言ってゴメンナサイ)

装着後のインプレですが、高速走行時の不快なシフトアップが解消されました。非常にスムースに変速します。また特に発進時のシフトアップのモタツキ感がなくなったのは気のせいではありません。ATFクーラー装着によるATフルードの冷却効果は体感できるほどのものでした。因みに今回、ATFそのものも換えてみました。MOTUL ATF-1Aです。結構高い物ですが、かなり滑らかになったようです。あまりショックを感じなくなりました。

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