▲TOPBACK用語集TOP  

    
カイロプラクター (chiropractor)
カイロ[プラクティック]の技術を持った人。日本では法的根拠・資格はない。米国ではDoctor of Chiropractic (D.C.)である。
カイロ[プラクティック] (chiropractic)
動きの悪い関節を正しく動くように入力してやることで医学的に理解できない身体の不調を改善する治療法。アメリカでは医療行為として公的に認められている。
下肢(かし)
脚部。「上肢」は、腕や手。
下肢伸展挙上テスト
 (かししんてんきょじょう−)
ラセーグ氏徴候を利用し、腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛であることを調べる検査方法。SLR試験/SLRTStraight Leg Raising Test)。ラセーグテスト。
カテーテル(catheter)
膀胱などの体腔や血管などに挿入する医療用のチューブ。
間欠性跛行(かんけつせいはこう)
脊椎管狭窄症などにより長く歩くと足のしびれなどで歩けなくなるが、休むと歩けるようになる状態。跛行とは、「びっこ」の意味。
関節運動学的アプローチ
 (かんせつうんどうがくてき−)
関節痛、神経痛、しびれの原因の多くが関節の機能障害であるという点から見る診断法、治療法。
 腰痛に関しては仙腸関節などの機能障害を原因としている。略称のAKA(エー・ケー・エー)で呼ばれていることが多い。
詳しい説明
検索
AKAの窓




    
ぎっくり腰(−ごし)
急性の、激しい腰痛のこと。原因はいくつかあるようだが、はっきりとは分からない。「ぎっくり腰=ヘルニア」というのは誤解。ドイツ語で「魔女の一撃」にあたるものと思われる。
(きゅう)
漢方療法の一つ。藻草(もぐさ)に火を付け、皮膚の一部に熱を加えて病気を治す治療法。
弓間靱帯/弓間靭帯(きゅうかんじんたい)
黄色靱帯/黄色靭帯
棘突起(きょくとっき)
椎骨後部の一部をなす平たく、真後ろに突き出た部分。背骨を触ったときにごつごつした部分。
椎骨各部の名称
モデル:日本3Bサイエンティフィック(株)
胸椎 (きょうつい)
脊柱を構成する椎骨群の内、胸部にある12個の椎骨。Th1〜Th12。




    
(くるぶし)
足首にある、左右に出っ張った部分。
クリティカルパス (critical path)
個々の患者について、入院してから退院するまでの治療方法などの予定を表にまとめたもの。治療の欠落・遅延などを防ぐことで、治療内容の向上と入院期間を最低限にすることを目指す。
→例(外部サイト)




    
頸椎頚椎 (けいつい)
脊柱を構成する椎骨群の内、頸部にある7個の椎骨(C1〜C7)。
頸椎椎間板ヘルニア
(けいついついかんばん−)
頸椎椎間板椎間板ヘルニア。腕や手の痛み・しびれなどが症状として現れると言われる。
経皮的髄核摘出術
(けいひてきずいかくてきしゅつじゅつ)
切開して飛び出た髄核を摘出するラブ法に対して、細い管を使って髄核の一部を吸い出し、負圧によりヘルニアを減少させる方法。適応は限られる。PN法。
経皮的椎間板減圧術
パパイヤ療法
経皮的椎間板減圧術
(けいひてきついかんばんげんあつじゅつ)
細い管を椎間板に刺し、ヘルニアを起こしている髄核にレーザー光を照射してその一部を蒸散させることで椎間板の内圧を下げ、神経根への圧迫を和らげる方法。適応は限られる。PLDDレーザー治療
パパイヤ療法
経皮的髄核摘出術
牽引 (けんいん)
整形外科で行われる椎間板ヘルニアなどの治療法の一つ。頸椎牽引・骨盤牽引など。また、時間・方法によって、持続性牽引(重りを使用。長時間)と、間欠牽引(機械を使用。断続的で短時間)とがある。
顕微鏡下手術 (けんびきょうかしゅじゅつ)
マイクロサージェリー



    
後縦靱帯後縦靭帯 (こうじゅうじんたい)
椎骨椎間板とが相互に連なり脊柱を形成するが、それらを前部・後部で繋いでいる靱帯の内、後部にあるもの。
前縦靱帯/前縦靭帯
硬膜 (こうまく)
脊髄を取り囲んでいる3層の膜(合わせて髄膜と呼ばれる)の内、一番外側の膜。
硬膜外腔 (こうまくがいくう)
硬膜管の外側の中空の部分。
硬膜外[腔]ブロック[注射]
(こうまくがい[くう]−[ちゅうしゃ])
硬膜外腔に行う神経ブロック注射。腰椎の棘突起の間から注射する腰部硬膜外ブロックと、仙骨裂孔から注射する仙骨硬膜外ブロックとがある。エピドラ
持続性硬膜外ブロック
神経根ブロック
コーダルブロック(caudal block)
仙骨[硬膜外]ブロック
骨棘 (こっきょく)
加齢や体質などによって出来る、椎体の角の出っ張り。弾力性を失った椎間板椎体の骨膜を刺激することで出来る。
骨シンチ[グラフィ]
 (こつ−[−]/bone scintigraphy)
ガンの骨転移や骨折、関節炎などがどこにどの程度あるかを全身(または一部)に渡り調べる検査。放射性医薬品を静脈注射し、一定時間をおいてから撮影をする。
骨粗鬆症 (こつそしょうしょう)
骨がもろくなった状態。老人や閉経後の女性などに多い。
骨盤牽引 (こつばんけんいん)
整形外科牽引の内、腰椎椎間板ヘルニアの治療などのために行われるもの。重りを使った持続牽引と、機械を使って強弱をつけながら行う間欠牽引とがある。
骨盤輪不安定症 (こつばんりんふあんていしょう)
産後や骨盤部を打った後など、骨盤の緩みが続いて痛くなる症状。ただし、整形外科での病名としての定着度は低い。
固定術、固定法 (こていじゅつ、こていほう)
整形外科の手術の内、異常に曲がったり不安定な脊柱、ずれた脊椎などを固定する方法。金属製のプレート・棒・ビス・ワイヤー、人工骨を使ったり、自分自身の骨の移植をする場合などがある。
脊椎固定法、脊椎固定術
コルセット (corset)
患部を固定し安静を保つと同時に、圧力により腰椎への負担を減らすために用いる装具。腰や背中の筋力を低下させるので、使い方に気をつけなくてはいけない。
コンドロイチン[硫酸] (chondroitin/−[りゅうさん])
軟骨に含まれる酸性のムコ多類物質。鮫の軟骨に多く含まれる。細胞や組織に保湿性や弾力性を与えると言われ、薬あるいは食品の添加物として市販されている。