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- 背筋 (はいきん)
- 背中の筋肉の総称。
- バイオプレート (−)
- 歯の不適正な咬合に原因がある腰痛が多いという考え方に基づき不正咬合を治すためのマウスピース状のもの。
- 排尿障害 (はいにょうしょうがい)
- 何らかの原因で尿が出にくくなる、あるいは出ないこと。腰椎椎間板ヘルニアが原因となることがある。放置しておくと腎臓に悪影響を及ぼしたりするので、通常手術をする。
- パパイヤ療法 (−りょうほう)
- キモパパイン注入療法とも呼ばれる。キモパパイン酵素(パパイヤの樹液から取れる蛋白質分解酵素)を使って、髄核の一部を溶かすという椎間板ヘルニアの治療法。アレルギーの死亡例もあり、日本では認められていない。
- 馬尾[神経]
(ばび[しんけい])- 脊髄の最下部は、第1腰椎あたりでばらばらに枝分かれてさらに下方に延びる。その部分の神経。排尿・排便にも関わる。
- 鍼/針 (はり)
- 先のとがった細長い医療器具。あるいはそれを用いた治療法(→鍼術(しんじゅつ))。
- バルーンカテーテル
(balloon[-tipped] catheter) - 手術時などに自分の意志で排尿できない場合に、尿管に挿入して膀胱から尿を排出するためのカテーテル(管)。2本の管から成り、挿入後に一方の管から入れた空気で先端部がバルーン(風船)状になって、抜けないようになる。尿管カテーテル。
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- 尾骨
(びこつ)- 脊椎の最下部の尾椎が結合して作る骨。
- 尾てい骨
(びていこつ)- →尾骨
- 尾椎
(びつい)- 脊椎の最下部の3〜5個の椎骨群。実際には1つに結合して尾骨となっている。
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- 腹筋
(ふっきん/ふくきん)- 腹部の筋肉の総称。
- 不定愁訴
(ふていしゅうそ)- 診察や検査では異常がないが、患者が痛みや食欲不振等を訴え、原因がはっきりと分からない状態。
- 太股/太腿
(ふともも)- 脚部の内、根本の太い部分。
- [神経]ブロック[注射]
([しんけい]−[ちゅうしゃ])- 椎間板ヘルニアなどによって炎症を起こしている神経付近に麻酔剤やステロイド剤などを注射して、痛みの伝達を止め(=ブロック)痛みを感じさせなくさせたり、炎症を抑えたりする。血流をよくする、障害を受けている箇所を特定するなどの他の目的・効果もある。
- 分離症
(ぶんりしょう)- →脊椎分離症
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- 変形性脊椎症
(へんけいせいせきついしょう) - 加齢に伴い、椎体の角に骨棘 (こっきょく)が出来た状態。神経を刺激して痛みなどを伴う場合と、痛みのない場合とがある。
- ペインクリニック
(pain clinic)- 神経ブロックなどの方法を用いて、各種の痛みを取ることを主とした西洋医学の一部門。必ずしも痛みを取ることだけでなく、例えば「痛み→筋肉の緊張・血行不良→痛みの増加・治癒の遅れ→精神的苦痛の付加・・・」といった悪循環を断つことにより、治癒を促進するという考え方でもある。
- ヘルニア (hernia)
- 器官が本来あるべき位置から飛び出た状態。あるいは飛び出た部分。臍(へそ)ヘルニアや、腸が陰嚢(いんのう)に下降する鼠径(そけい)ヘルニアの他、本サイトで問題になるのは腰椎椎間板中の髄核が脱出したりする腰椎椎間板ヘルニア。
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- 膨隆[型][ヘルニア] (ぼうりゅう[がた][−])
- 椎間板ヘルニアのタイプの内、髄核が線維輪から飛び出さず、膨らんだ状態の型。一部、線維輪から飛び出ても椎間板から分離していない型もある。
- 歩行器
(ほこうき)- 手術後など、自力のみによって歩けないときに、腰部や脚部への負担を減らしすための支え。腰痛関連の手術では極度に足腰が弱らないので、キャスター付のものが使われる。ウオーカー。
- 保存[的]療法
(ほぞん[てき]りょうほう)- 手術を行わないで、安静や投薬・牽引・ブロックなどで治癒をさせる方法。
- ホットパック
- 理学療法のうちの温熱療法の1つ。シリカゲルなどを布袋に収めて、湯で暖めタオルなどで包んで患部を暖める湿熱ホットパック、そしてビニールなどで包んでいる乾熱ホットパックがある。
- ほねつぎ
(−)- 整骨、接骨、柔道整復。
- ボルタレン
(Voltaren)- 消炎鎮痛薬。成分名はジクロフェナクナトリウム。錠剤・座薬・塗り薬がある。錠剤のみならず、座薬でも胃痛や発疹などの強い副作用の出ることがあり、使用に当たっての注意が必要。