各椎骨の間でクッションの働きをするもの。図で赤い→の指している平たい部分。
周囲を取り囲む繊維輪と呼ばれる組織と中心部の髄核、上下を挟む軟骨板とから成る。
上下の椎骨の名称を利用して、例えばL5とS1の間の椎間板場合、L5-S1あるいはL5/S1という呼び方をする。


モデル:日本3Bサイエンティフィック(株)
椎間板造影[検査]
(ついかんばんぞうえい[けんさ])
椎間板ヘルニアの検査などのため椎間板に造影剤を注入しエックス線撮影をする方法。副作用があるとも言われている。(→1・2)ディスコグラフィ。
椎間板ヘルニア (ついかんばん−)椎間板中の髄核が脱出、あるいは繊維輪を外向きに押しだした状態。神経根を圧迫して坐骨神経痛などの症状を引き起こす。椎間板の種類により、頸椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板ヘルニアのほか、比較的症例の少ない胸椎椎間板ヘルニアがる。
椎弓 (ついきゅう)
椎骨の後部。弓形になって前部では椎孔を形成する。
椎孔 (ついこう)
椎骨と椎弓と間にできる孔状の部分。積み重なって脊柱管を形成する。

モデル:日本3Bサイエンティフィック(株)
椎骨 (ついこつ)脊椎を構成する個々の骨。上部から、頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨に分かれる。
椎体 (ついたい)椎骨前部の臼状の部分。
ディスコグラフィ (discography)→椎間板造影[検査]
臀部 (でんぶ)尻の部分。
疼痛 (とうつう)ずきずきする痛み
ドクター・ショッピング患者が一人(あるいは、限られた少数の)の医師・治療者の診断・治療を信頼せず、次から次へと治療者・施設を変えること。
特発性 (とくはつせい)病気の原因が分からないこと。
突起 (とっき)
→椎骨の棘突起と横突起
北中同窓会