22日(金)
MR検査
前もって、ヘヤーピンなど金属類ははずして行ったので、下着になって検査の服に着替えるだけ。
パンストや靴下はそのままで良かった。ピンクの検査着。
ちょっと華やいだ色だが、ブルーよりは気分がいい。
着替え室のドアに鍵をかけて、いよいよ検査室に・・・。

下にマットのようなものを置いたベッドに横たわると、上にもマットを置き、ベルトで固定された。
息を止める時間が20秒近くあるので、息苦しくないようにと、鼻から酸素を供給できるようにしてくださった。
そして、大きな音が出るからということで、耳栓をして、いよいよドームの中へ・・・

人体の巾だけの円筒状の空間。説明の声だけ聞こえてくる。
チッチ、チッチという音がして、少しづつ動いていく。
しばらくすると、ガァ〜〜、という音がしてきた。
何回かそれを繰り返したら、いよいよ息を止めて・・・
はじめは、10秒ぐらいだったが、20秒近く息をとめる時は、さすがに緊張した。
20秒ほど息を止めることが、4〜5回繰り返されて、検査終了。

起き上がって、部屋を出ようとしたら、なんだかまっすぐ歩けない。
ちょっとふらつきぎみだ。
30分ほど、体を動かさないで寝ていたからかなあ・・・
23日(土)
期待?・・・
少し恥ずかしいのだが、昨日の検査中に思っていたことを書いておこうと思う。
「この検査で、『この間の副腎の腫れは、小さくなっていました』ってことにならないかなあ・・・。結果を聞きに行ったら、小さくなっていたので切らなくっていいですって言われたらいいのになあ・・・」などと、考えていた。

その話を足が悪くって車椅子の生活をしている友人に話したら、「私は、階段を駆け上がるやのが夢やった」と話してくださった。そうなんだ。やっぱり期待って皆するんだ!
私は自分でそう思いながら、何を馬鹿なこと考えているのだろう・・・と思っていたけれど、決して馬鹿なことではないんだ。
人は誰でも、いい方向になることを期待し、ダメだったら、またそこから始めればいいのだと思う。

昨日は、こう思いながら、なんだか恥ずかしくて書くことが出来なかったが、「こうなれば、いいなあ・・・」と思うのは、誰も同じなんだと思った会話だった。
リウマチの友人と話をすると、どんなことでも勇気づけられる。
人はみな同じ思いをしながら生きているんだ・・・と感じた会話だった。
27日(水)
耳鼻科診察
久しぶりに良いお天気だが、風が強い。
耳下腺の腫れは、やはりまだ少し痛い。
でも、しばらく様子を見ましょうということで、漢方薬だけになった。
「いつから入院だ?」と聞かれたので、「明日にならないと分からないです」と言ったら、内視鏡手術は1週間だと言ってくださった。
2週間ぐらいかかるのかなあと思っていたので、一安心。
1週間だったら、あっという間に過ぎてしまいそうだ。
なんとなくホッとした感じがする。



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