ユーロミヤマを探せ!
(第3回)ドイツの書籍に見るユーロミヤマ
みみりん@ドイツ支部
coelacanth@独和翻訳
爆発栄螺@ユーロミヤマ馬鹿
 
 ほえ〜っ!こんなエンブレムがある。さすがドイツ。
Wappen von JOHAN WILHELM SCHROTER 1699.Nach SCHIMITUCHEK(1977)
 
今回は先月号で予告した通り、ドイツ支部のみみりん氏より送られてきた書籍よりユーロミヤマの生態を解明してゆこう。爆発栄螺はNHKのドイツ語講座にはまっていた時期がある。男性詞・中性詞・女性詞があり、英語とスペルまったく同じ単語もあり難解な言語だ。でも、シルビア・ヘデニックさんという魅力的な女性に釣られて毎週見ていた。しかし、「ばすいすとだす?」「だすいすとあいねくわがたむし。」レベルではまったく歯が立たない。当然coelacanth氏の登場だー。この不況時代で転職したてのサラーリーマンに「ドイツ語を和訳しろー。」と言って大量にコピーを送りつける馬鹿も常識ないが、全部翻訳する方も相当の馬鹿だ。今回は英語と違いさすがのcoelacanth氏も辞書を引く回数が多かったとか。それで、ついに老眼鏡を購入したそうだ。何はともあれ両氏のお陰でかなりユーロミヤマについての知識を深めることが出来た。どうもありがとう! 
今まで、ヨーロッパを軽く見ていたが流石ドイツ。飛ぶ距離やら食べる餌の量などを調べた人がいた事には驚いた。 全体的にニューサイエンス社が出しているマニアックな厚くなくても濃い系の本の雰囲気が漂います。ではドイツのクワガタ本のヒルシュケーファーを紹介します。
 
 
 ディ ヒルシュケーファー/DM 39.90(約3000円)
 

3.7   異常と雌雄同体 (記載ページ28P30P)

5.4   成虫
5.4.1  養分の摂取 (記載ページ72P74P)
5.4.2  飛行活動と飛行時間 (記載ページ74P76P)
5.4.3  求愛、ライバルとの戦い、そして交尾 (記載ページ76P78P)
5.4.4  寿命(記載ページ79P)
 

8 中央ヨーロッパのLucanidae属の種
8.1 クワガタ、Lucanus cervus(Linnaeus)(記載ペ−ジ84P〜89P)

9 危機と保護(記載ペ−ジ89P〜93P)
 
筆者紹介及び後記(記載ページ 裏表紙)
 
 

予告 
coelacanthさんがユーロミヤマ載ってるノルウェー語の図鑑の翻訳に挑戦するそうな。
coelacanthさん貴方はいったい何者?
乞うご期待!
 


産地データベースの作成を予定しております。お持ちの標本の産地名をメール下さいませ。
また、中東に詳しい方も是非メール下さいませ。
ルカヌスケルブス研究会

10月号目次へ戻る