初級、丹沢早戸川支流本間沢F10のワナ

情報を闇雲に信用しないこと、判断力をつけようの巻


98年の12月17日にSubjectが“それは私です”というメイルを受け取った。宛名はM・N氏。私の知り合いからではなさそうだ。

誰だろうと、開けてビックリ。当サイトにアップしてある“早戸川本間沢に怖い思い顛末記の後日談(F10直下で、血だらけのタオルを発見)”に登場されている方(勝手に書いたのだが)ご本人からのメイルだったのだ。私は別ページの“ど素人三人組、本間沢・・・”に書いたように、F10にだまされて青くなる目にあったのだが、翌年に再度訪れた、そのF10の直下で、血だらけのタオルや地下足袋を見たのだった。

よく売れているガイドブックには、
 本間沢:初級、人気度・★★★、滝のグレード・2級、装備・基本装備のみ
 「F10はホールドが細かく少々難しいので、右から巻いても良いだろう」
 小滝連続、直登可能、ヤブコギなし」
と記載されている。
(右の写真はF10、10mの上部。2/9/97撮影:これを見ると、メイルの本文で私が勘違いして、事故の翌日に遡行していると書いているが、どうやら翌翌日のようだ)
このF10、下から見れば、確かに難しくはなさそうだが、実際、登ってみると、最後の落ち口のところが・・・。
M・N氏によれば、救助隊の人や消防団の方から聞くには、F10はしょちゅう落ちて事故が起こっている場所だとのこと。以前に自分もこのF10でハマッた訳を合点。
そしてその場所で、M・N氏のタオルや地下足袋を事故の翌日遡行した私が見たわけである。

そこで考えるのは、自分はたまたま落ちなかっただけで、一歩間違えばN・M氏と同じ状況に、いや、もっと悪い結果になったであろうということだ。
やはり、マスコミの情報を鵜呑みにすること危険さがよく解る出来事である。危ない遊びは、自己の判断と自己責任の中で行いたいものだ。それでも、事故は起こってしまう。事故のパターンというものがあるなら、それをいち早く感じ回避できるか、より軽く通過出来るようになんらかのご参考になればと思ったこと、そしてM・N氏ご本人が快く転記アップロードをご承諾下さったので、同じ沢登り初心者仲間のご参考になればと載せさせていただくことに相成った。(尚、名前や住所などは変更、またメイルの内容で個人的なことに関する部分は適宜カットさせていただいてある)

いや、M・N氏もご無事で何より。また、メイルを頂いたこと、アップロードのご承諾をご快諾頂いたこと、誠にありがとうございます。M・N氏に感謝。m(_ _)m

P.S. `97年8月31日〜9月1日の事故から1年以上経て、M・N氏の骨折、右足靭帯の損傷は大分良くなり日帰り登山やゲレンデスキー、クロカンなど、右足に負担のないよう遊んでおられるとのこと。時折、メイルで近況をお伝えいただいている。あの高さから落ちてご無事でおられることは、臆病者の私にとってなにより有り難いことだ。必要以上に恐れず、かつなめずに沢に行くことを肝に銘じて(自分への戒めとして)。

以下のメイルは、私からM・N氏への返事で、引用符 > の付いた紫の色の文章がM・N氏のもの。日付は私がM・N氏へ返事を送った日である。全部で4通のメイルのリプライの中から必要部分と思われる箇所を転記させて頂いた。


98年12月19日付

To: M・N
From:
Subject: Re: それは私です
Cc:
Bcc:
X-Attachments:

>それは私です:M・N

おやあ、誰からのメイルだろう?
何かのクイズに応募したっけなあ・・・

>97年8月31日、午前11時すぎ、本間沢F10で確かに落ちました。 基本装備のみで直登しようとしました。

ドキッ!!!
ゲゲ、、、レスポンス来ちゃったよお (^-^;;; 本間沢の後日談になにかヤバイ失礼なことを書いちゃったっけなあ?

シャーン(Webのデータが入っているMACを立ち上げる)・・ 何々・・・「ガイドブックに騙されて、F10直登10mを基本装備で 行っちゃった奴がいるのですね。」だと、、、まずいなあ、コリャ。 大体、“奴”というのは失礼だよなあ。“方”にしとけば良かった。(^^;;

“騙されて”というのもまずかったかなあ、、、Webにやたらなことを書かない方が良いかも知れ無いなあ。

ということで、、、

M・N 様
初めまして、Tと申します。大変失礼いたしました。m(_ _)m ちょっと、Webでの書き方に配慮が足りなかったと反省しております。お許し下さい。

また、メイルを頂きましたこと御礼申し上げます。(リプライが遅くなりまして済みません)

先ずは命に別状の無かったということで安心いたしました。お教えいただいて良かったです。

>取り立てて弁解するつもりはありません。
>結果は頭骨、腰椎突起の骨折と、右足靭帯の損傷。

やっぱり大変な事故になっちゃったのですね。

>1カ月の入院、1カ月実家での謹慎で、社会復帰まで2カ月。 足の方は現在でも走行不能(歩行はOK)。 6時間程度のコースなら尾根歩きも大丈夫。

ということは、山には行っていらっしゃるということですね。 来年には沢に復帰出来そうなのでしょうか?

>(中略)
>午後6時半頃レスキューが到着。
>尾根まで運んだ所で12時をまわる(2時近かった?)。

怪我をしてそんな長時間、救助を待たれるのは大変だったですね。 夜は寒いでしょうし、、、それで尾根に焚き火の痕があったわけを納得しました。

>時間を考慮し、夜明けを待ってヘリで搬送することになったようです。

怪我が重い方を背負ってあの道を降りるのでは、負傷者の方に負担が掛かるでしょうから、やはりヘリになるのでしょう。 救助費の負担が大変だったのでは。

>F10では96年にも滑落事故が起きており、そのときは尾根伝いに降ろしたそうです。
>そのときも加わっていた津久井消防署のレスキュー隊員の判断で、陸路で降ろして車で搬送するよりも、
>夜明けを待ってヘリを飛ばしたほうがよかろう、とのことだったようです。

納得です。
しかし、本間沢F10はやばいですね。あのガイドブックは改訂して貰った方がいいかも。

>(そういえば、レスキューが到着したとき、 「ここ、去年も俺来たよ」といっていた隊員さんがいた。 消防に挨拶に行ったら「あそこはよく落ちる」といってました。) ということで、翌9月1日に病院送りとあいなりました。

私が登った日です。
土日は混むので、一人で行くときは平日に沢に行っているもので、 9/1の月曜に本間沢に行きました。でも、事故った時は誰も居ないからなあ、、気をつけないと。。(でも、今年は後厄なので、独りでの遡行は控えました)

しかし、1年以上も後にINET上でご挨拶させて頂けるとは (^-^) (でも、なんで本間沢のページがバレちゃったんだろう??? Info-Seekで本間沢とかで検索しました? やはり世間は狭いのでしょうか)

>多くの人に面倒をかけ、神奈川県や津久井郡の皆様の税金を使わせていただき、

それから文面から推測すると、救助費用は請求されなかったのでしょうか? だとすると、良かったですね。 結構、高いらしいですよね。

>入院中はうら若き看護婦さんにお尻を拭かせてしまいました。 浅はかで軽率な行動を深く反省いたしております。

いえいえ、そんな・・・
でも、私の場合は恐がりの癖にお調子者なので、特に気をつけないと、と自重しております。今年は山岳クライミング保険にも入ってしまいました。
ご存知かも知れませんし、お入りになられているかも知れないので、余計なお世話なのですが、西八王子で7aというクライミングジムをやっている小日向さんという人が扱っている保険に良いものがあります。
パッケージのものと、オーダメイドのものの中から、非常に多数 の組み合わせが可能でした。
私の場合、救助費100万円や入院通院費が数千円で、死亡時は数 百万円と安く設定してあるのですが、このオーダメイドで2万円 強/年間だったと思います。パッケージの安いものは数千円から あります。確か?パッケージもオーダメイドの両方共だと思いま すが、仕事中は除き、遊び(空中のものは除く)や日常生活の中での事故にも適用されるものだったはず。
この7aの紹介は、現在発行されている山渓の“Rock & Snow2”にもされています。また、インターネットの検索エンジンでクライミングジムのキーワードで検索されると出てくるのではないかと思います。
ご興味がある方には良いもののように思いますので念のために書かせていただきました。

>ところで、眼鏡は落ちてませんでしたか?
>プラスチックレンズなので砕けていることはないと思うのですが…入院中、代わりの眼鏡が届くまで難儀しました。

それは大変だったですね。でも、残念ながら気がつきませんでした。 現場では、どんな具合だったのかなあ、と結構見回したのですが、 眼鏡は見た覚えがないです。水流の中だったのでしょうか・・・

わたしも眼鏡使用者ですが、眼鏡を掛けていると、シャワーの時や 寒い雨の日の遡行は曇ってしまうことが多いのでやっかいですね。 壊すと高いし、溺れると流すし・・・ この間、滝壷で溺れて、遡行用の眼鏡を流してしまいました。その時に限って眼鏡バンドをしていなかったのです。(;_;)

どこかの沢でお会いできると嬉しいですが、自分の場合はあまりヤバイことはせずにボチボチとやって行くつもりなので、お会いできるような同じところに行くかどうか・・・

それから、厚かましいお願いなのですが、M・N様から頂いたメイルを私のサイトに載せさせて頂くのはご許可頂けないでしょうか。 M・N様にとってはあまり良い思い出ではないないと存じますが、貴重なご体験を見ている方々に分けて頂ければと考えたのですが、如何でしょう。浅はかな考えでご気分を悪くされたら申し訳ありません。

では、M・N様のリハビリの進行と、ご健康をお祈りして、ここいらで失礼させていただきます。

ありがとうございました。ご免下さい。



98年12月21日付

>私にとっては消すことのできない出来事の一つですし、 忘れてはならない「教訓」です。
>第三者が話のネタにするのはいっこうに気にしません。 それは当然の事です。

いえいえ、ネタにするなんてとんでもない。 ただ、自分も事故りそうになって思うのは、公開された情報に対する受け取り方と、行動の仕方をもっと学習しなくてはということです。

M・N様が得られた教訓や体験を、当サイトを観る方々に分けて頂ければと思いお願いしました。

私としては、8mの高さから落ちて、翌日まで救助が掛かっても社 会復帰されて元気でいらっしゃるという事実が嬉しいですし、また、当サイトを観ていただいてメイルを下さり、詳しいお話をお教えいただいた、その内容を観ている方々にも分けて差し上げられればという願いからです。

当然、危険な遊びとしてネガティブに捉える方もいればポジティブに事故回避のための教訓としていただける方も居ると思います。

わたしも、事故る直前まで行くことがありますが、幸いなんとか無事で過ごしています

事故りそうになる前の心理的状況の傾向や行動パターンや、何かしら予兆の信号などをピックアップ出来るかと思い自分を観察しています。

ですから、M・N様の体験はひと事に思えず、今回のメイルも手に汗を握るような感じで拝見させていただきました。 ありがとうございます。

---中略---

>インターネットの世界は、本人の知らないところで いろいろな話が広がってしまうことが
>おもしろさであり、恐さです。

ホント!
ニフティの会議室だと特にそのようなことが・・・

>次は私だと「丹沢|本間沢」でシークしたら なんと、タオルと地下足袋が話題に…。

そうなんですよ。
どちらかというと、沢の中でも暗い雰囲気の、それも天気の良くな い日に登って、暗いF10に真っ赤な血だらけのタオルがあったものですから・・・
頭がグワーンと重くなりました。

でも、その記憶もM・N様からメイルを頂いて雲散霧消と相成りまし た。

---中略---

>(1)事故前後の詳報=中略部分
>そもそも私は沢はまったくのど素人。初心者です。 丹沢の主要な尾根は蛭から北の主脈と、三峰を除いてあらかた歩いています。
>何日か休みをとって出かけるというのも面倒なので、 思い立ったときに出かけられる丹沢に頻繁に行ってました。 丹沢も最近は車で入りにくくなり、
>蛭が遠くなってしまい残念に思っていました。 (ユウシンや塩水など)

本当に不便になりました。ゴミをまき散らしていくキャンパーも 増え、人口過剰気味ですから。ユウシンの奥は綺麗で良かったのに(通れるころはバイクで行っていましたが、、、)。 また、林道が綺麗になりすぎましたね。我々にとって便利になる のは、自然にとって脅威です。

>F9も難なくクリアし、いよいよ最後のF10。

F9も難なくでしたか・・・

>確かに高いが、下からみると行けそうだ。
>同行者のガイドを見ると「ホールド細かい」となっているが… 彼が先に登りほぼクリア、というところで

後輩の彼は登ってしまったのですか?
あそこをどうやって登ったのだろう???

>私が取り付いてしまった!
>彼が「巻け」と私に伝えるために巻いて降りてきたときには 私は半分以上登った後…。
>8メートルぐらいの所で立ち往生し、その後…。

なんとも・・・・・・

>(2)費用などについて
>ご承知とは思いますが、
>山岳事故でのヘリ費用や救助費用が高い、
>というのは一面正しく、ある面誤解があります。

ありがとうございます。
お陰様でよく解りました。
内容を咀嚼の上、口頭で山中間に教えて上げます。

>「絶対大丈夫」ということは有り得ないのですから 万が一のための山岳保険は検討する必要があります。

前回の7aでの保険は、山岳保険及びクライミング保険です。 0426-69-5330午後から営業です。
ロック&スノウNo.2の頁76に載っています。 山岳保険て幾つかありますが、ピッタリしたのがなかったので ここのオリジナルのものを使っています。

>(3)余談
>実家での静養・謹慎(苦痛でした)を経て東京へ戻るにあたり、 お世話になった津久井の消防・警察に挨拶回り。 消防では救命士の方にもお礼を言うことができました。 あの9月の下旬には蛭ヶ岳でベテランの登山家が滑落死したそうです。 御殿場だか沼津だかの山岳会で長く活動してきた方だそうです。 急とはいえ、普通の登山道から踏み外したようで、 「なぜこんなところで」といった感じだったとのことです。 切り立った崖で、レスキューの方が死ぬかと思った、といっていました。

事故ってそういう感じで起こるものも多いですね。 考えさせられます。

いろいろお教えいただきまして、ありがとうございました。 ご免下さい。


12月28日付

>「後輩」に連れて行かれたのは不運だったのかも知れません。 彼は常人ではないことをその当時忘れていました。 180センチ、75キロという恵まれた体格と、柔らかくて強い筋肉。
>冷静なくせに無茶かどうかの線引きがどこか普通と違う。

そういう人って居るんですよね。とんでもないことやっても怪我しないとか、人間の可能性を見せてくれる人が・・・ でも、自分の持てるものを他人に教えるのには、居る世界のレベ ルが違いすぎて、、、かな。

まあ、確かに不運だったかも知れませんが、命に別状が無くて何よりでした。M・Nさんも人並み以上の体と神経をもっているということでしょうね。

で、此の文面から察すると、F10はフリーで登っちゃったんですね。すげえなあ!!!

  

>見よう見まねのテレマークで富士山に行き、 転倒、滑落しても無傷でケロリとしていたり、(いわく、止まらないものですね。)

ヒエー!信じられない。
山岳救助のボランティアをやっている人が言っていましたが、富士山での滑落は大変危険だそうです。

よく冬山の訓練の為に富士山に行って練習するそうですが、富士山は他の山よりも危険なものを持っているので勧められないと言っていました。

凍ってアイスバーンになると、ブルーアイスと言って凄く硬くなりピッケルが数ミリしか入らないし、滑落距離が長いのでダメージが大きいそうです。

200mくらい滑落して岩にあたり、人間が十数メートル空に跳ね上がったのを見たと言っていました。

あの斜面は上から見おろすと結構急ですよね。スキーには面白そうですがエッジが効かないでしょうね。

>初めて沢に入ったときも、一人で出かけて、 行った先で、先行するグループの後をついて行って強引に教えを乞うた経験の持ち主でした。
>(いわく、教わらなければわからん。
>というが、そもそも、いきなり一人で沢に入るか?) 調査と称して、2カ月も山中でテント暮ししたり…。 (いわく、そばに宿がないのだから当然仕方がない。) 当時の私はそんな彼のペースにはまってしまったのでしょう。 でも、気持ちのいい、素直な子です。

タフな人ですね。
羨ましく思います。



98年12月30日付(12月下旬に早戸川大滝沢から丹沢山山頂西側鞍部まで登山し、本間の頭回りで降りてきたM・N氏からのメイルにリプライして)

>本間の頭から観光センターに下りました。
>確かに急で、ここを降ろすのは大変なことになると実感しました。

よくそんなところを降りてこられましたね。 フェルトシューズだと滑ってけっこう大変です。爪先は痛くなる し、膝にも結構負担が掛かります。

>ヘリでつり上げられたポイントはわかりませんでした。 藤野町で消防団に参加している社の先輩は
>「毎年1、2件落ちている。全部あそこらしい。」といっていました。

そんなに事が起きているのですか・・・ 自分も危ないところで した。M・Nさんのお話を含めて他人事のような気がしません。


以上。

M・N氏のご健康と、皆様方のご幸運を願って。

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