一行間違ってますよ

■ペンネーム「joker」さんからの投稿です。(→ jokerさんのウェブサイト「VIRTUALTOWN」

 少し前の、始業まもなく受けた電話です。
 日本Yニコムさんから、弊社社長宛の電話です。
 基本的に(皆さん同じでしょうけど)この手の電話は、「社長は(居ても)不在」で押し通していますが、これでは一向に電話が減らないので、質問で応酬する作戦に切り替えたばかりです。
 
「営業のお電話は、おつなぎいたしかねます。御社からは良くお電話をいただきますが、これからはご遠慮いただけますか? 今日のこのお電話は本人に申し伝え、本人が必要であれば本人からご連絡いたしますので、お電話番号とお電話を下さった方のお名前を教えてくださいませんか?」
 
 このように申しまして、教えてくださらない方もおられれば、今回の電話の方のように教えてくださる(会社名と氏名は名乗ってくださる会社です)方もいらっしゃいます。
 この時点でがちゃ切りされない方は、私の受け答えに対し、「わかりました」と(口先だけかもしれませんが)おっしゃってくださいます。
 そして、今回の方もそうでした。
 私は、比較的気分良く電話を終え、仕事を再開しようとしたそのときです。珍事は発生しました。
 
 再び鳴り出す電話。
 
私   「はい、○○(弊社の名前)です」
先方「あっ・・・・・ごめんなさい。間違えました」
 
 聞き覚えのある声です。
 今さっき出た、日本Yニコムさんです。
 
私   「あら、まぁ、ほほほほ(ちょっと上品ぶってみました)」
先方「はははは」
私   「定規をお使いになったほうが、宜しいのでは?」
先方「はぁ、はい。申し訳ないです。朝なので、どうも頭がぼ〜っとして」
私   「ふふふふ、では、コーヒーなどお飲みになって、一息いれてからなさったら?」
先方「ありがとうございます。そうします。本当に申し訳ありませんでした。」
私   「ほほほほ。では、がんばってくださいねぇ」
先方「ありがとうございます。」
 
 この電話の前日の夕方にも、別の勧誘電話ですが「1行間違えた」と言って慌てて切った方が居ました。
 みなさん、お疲れなのね、おほほほほほ。

■jokerさんから、2回目の投稿です。いつもありがとうございます。
 
■行間に余裕なさそうだもんな・・・名簿。
 一行おきに網掛け、なんて親切設計は期待できなさそうだし、フォントの大きさも小さいような気がする。(←勝手なイメージ)
 目に厳しい仕事でもあったのね・・・。
 
 ああ、もしかしたら、momoさんの投稿にあった「ありえないフリガナ」も、一行間違いの産物かもしれません。
 う〜ん、ドラマチック。

(2005.5.23)