男の自宅介護

小型の宅配ボックス作成 2022/12/19

趣味に限らず介護用品の購入は通販が安くて便利です。
(手袋やおしりふきなど物によってはホームセンタの方が安い場合があります)

妻の介護生活では病が増えて、口腔ケア用品やとろみ剤が必要になりました

ヤマト便なら営業所止めにした方が早くて、空いてる時間に取りに行けますが
アマゾン便の置き配では、黙って玄関前に置いていきます。

「置き配」で「配達中」になっていると、
買い物などちょっとした外出にも気になります。

宅配ボックスがいいのですが、大きなものになると何万円もするし
置き場所もない、小さなものでも数千円。
自作で検索すると、屋外収納ボックスでも数千円。
月1回有るか無いかの稼働にもったいない。
家にあるもので作れないか考えました。


■小型の宅配ボックスを考案

過去の宅配の段ボールサイズは、おむつや尿取りパッドなど140サイズを除けば
大きいもので幅36cm 奥46cm です。

XM41  25x 33 x 17
XL11  32x 40 x 18
10S16A 46x 36x 16


家財整理の中で、学習デスクのサイドワゴンがあります
机は引越しの時に処分しましたが、ワゴンとしてベッドサイドに使っていましたが
大きくて重たいので処分しようと思っていました。




これを宅配ボックスにリメイクすることにしましたが、
引き出しのままでは、幅36cmが入りません。
引き出しを外せば幅38cmで入ります。


内寸 D53ⅹw37.8xH41cm

課題は「おむつや尿取りパッドなど140サイズ」ですが、
ヤマト便なら営業所止めにできます。

140サイズの通販頻度は少ないけど、月1回支給品の配達があります。
ボックスのサイズも大きくなって、材料費も必要で置くところがない。
頻度が多くなれば考えよう。



■作成

引き出しを分解 (蓋と底板を再利用します)


中のレールも外して


蓋を底板でつなぎ合わせて、蝶番で開閉式にしました


そのままでは自然に開くので「ローラーキャッチ」を取り付け
すべて金具は他の廃棄物から残しておいたものです。


ボックスごとの盗難除けにセキュリティロックの板を取り付け
 



外した取手の一つを縦に取り付け。セリアで購入した 南京錠¥110


宅配ボックスの表示を天板に貼付け(透明テープで防水)


外した取手のもう一つを後ろに取付け、持ち運びしやすいようにしました。
キャスター付きで少し重いですが移動しやすくなります、
木製なので常時外には置かず、不要時には玄関の中に入れておきます。


■完成 設置
南京錠¥110だけ、家にあるものだけで作成できました。




アマゾン便の「置き配」の時だけ、玄関前に設置します
玄関先は屋根があって、小雨なら濡れることはありません


セキュリティワイヤーはガレージの柱に通しました。
ワイヤーも南京錠も盗む意思があれば簡単に破壊できますが
出来心には抑止力になると思います。


■お試し

「置き配」でお試しの機会が来ました。
脳梗塞で退院時にドラッグストアで¥939で買った「とろみ剤」が
残り 半分になったので発注しました。
アマゾンで¥777-43(クーポン)=¥734
案の定、配達業者はアマゾンで置き配です

朝から「配達中」になっていましたが、
午前中には来ずお買い物。
お昼の外出時に届いていました。

メールとwebの配達状況には写真が届いていました。



-------よく似たサイズの市販品-----------
〇サイズ相当 w38xd48xh34 
〇南京錠
〇セキュリティワイヤ
×折り畳み収納
×骨がないので真ん中が凹んでぺしゃんこになる(コメント)
 →段ボールで補強(コメント)
×ナイロン生地で耐久性? 
×¥3180 60L w38xd48xh34
 ¥3380 83L w45xd53xh35


-------収納ボックスで自作する場合------------
商品サイズ(約):W62×D44.3×H44.5cm
内寸(約):W50×D34.5×H41cm
¥1,782



<< 前のページに戻る