男の自宅介護

圧力なべの節ガス効果 金額530円/月とco2削減4.6kg/月 2022/11/1

■ガス使用量 2020~2022年

過去3年間の我が家のガス使用量です。


■ガス給湯器の効果は有意差なし

・ガス給湯器2021/11/13 エコジョーズに切り替え
「エコジョーズ」とは、排気熱を有効に利用して、あらかじめ水を温めます
・高効率80%→95% ・ガス使用量15%カット

22年と20年21年の前半の顕著な差が見られないので、効果がはっきりしません。
シャワー浴のみの使用なので、料理より少ないのかもしれません。


■圧力なべの効果は2㎥の削減

・7月の「圧力なべ再挑戦」のきっかけは消化のいい煮物をつくるためでしたが
節ガスにも効果が出てきました。

圧力なべ 再度挑戦 2022/7/6  7/13記事

8月~11月の4か月間、5㎥が続いて、21年比でざっくり2㎥の削減ができています。
全体に占める削減量は3割ほどです。(7㎥→5㎥)

料理に毎日、圧力ねべを使っている効果です。
圧力なべで、1日2食の煮物のガス量は半分になります。
シャワー浴やお茶沸かしなどは削減できないので3割になります。

*2022年7月6日から圧力なべを使い始めて、検針日は22日ごろなので
8月分は半分削減効果です。
*2021年4月と7月にガスが減っているのは私が入院騒動があったためです。


■圧力なべによるガス削減量の試算でも2m3で合致します---試算詳細参照---

①ガス削減時間=6時間/月…1食強火6分の削減として計算
②コンロのガス使用量=0.328㎥/h…コンロの取説とガス発熱量から計算
③ガス削減量=①x②=2㎥/月


■co2削減量4.6kg/月と節約金額530円/月

---7㎥→5㎥で2㎥の削減として----

・発熱量:46.0[GJ/千m3](46.0[MJ/m3])
・CO2排出係数:0.0498[t-CO2/GJ]
→co2削減 月平均2㎥の削減=4.6kg/月

・単位料金 265.12円/㎥ (10月の料金表)
→ガス料金 月平均2㎥の削減=265.12*2=530円/月

■節ガスの貢献

・地球温暖化
・ロシア産ガスの輸入途絶などのリスク
・物価上昇


消化のいい煮物を作る目的で使った圧力なべでしたが
530円/月はとても大きいと思う。
圧力なべは以前¥3377で買ったので、6か月で元が取れそうです。
もっと早く使っていればよかった。

■6時間削減で2m3削減、530円削減、と書いている最中に事件!
3リットルのお茶を沸かすのに設定を忘れて2時間強火でつけっぱなしになっていました。
3リットルの水はほとんど蒸発!
積み上げた節約が水の泡!反省!  2時間では176円ドブに捨てた。
1時間強火で88円!肝に銘じておこう。
★再発防止策。やかんに注意文を貼り付け。





------------試算詳細------------
■圧力なべによるガス削減量の試算では2㎥になります

①ガス削減時間=6時間/月

従来(15分)の半分以下(6分)のガス使用になりました。
9分の削減ですが、途中で弱火にするので、強火6分の削減とします。
毎日、昼食と夕食の2回毎日使っています。
6分の削減x2回x30日=6時間/月

②コンロのガス使用量=0.328m3/h

ガス料金はガスの体積m3で計算されているのに
コンロの取説には1時間のガスの量㎥は記載されていません。
ガス消費量=4.20kW =3610kcal/hと表示されています。

ガス消費量kcal/h=1時間あたりのガス量(使う量)〔㎥/H〕×ガスの熱量〔kcal/㎥〕
なので
1時間あたりのガス量(使う量)〔㎥/H〕=ガス消費量(kcal/h)/ガスの熱量〔kcal/㎥〕
となります

--金沢市企業局よりガスの発熱量---
都市ガスの種類:13A
単位発熱量:46.0[GJ/千㎥](46.0[MJ/㎥])
-------------------------------
1cal=4.184Jなので
46MJ/m3=46/4.184*1000Kcal/m3=10994kcal/㎥

---コンロの取説よりガス消費量----
4.2kw=3610kcal/h

-----1時間あたりのガス量(使う量)---
1時間あたりのガス量(使う量)=3610/10990=0.328㎥/h

③ガス削減量=2m3/月
コンロのガス使用量0.328m3/h*ガス削減時間6時間/月=2㎥/月




-------EGK 金沢エナジー株式会社------

■温対法・省エネ法でのCO2排出量の算定
温対法(地球温暖化対策の推進に関する法律)による温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度に基づき、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)のエネルギー管理指定工場等は、その定期報告において、エネルギーの使用に伴うCO2の排出量を報告することになっています。
金沢エナジーの都市ガスをご使用になった場合のCO2排出量の算定については、以下をご参照ください。

■排出係数
エネルギーの使用に伴うCO2排出量は、温対法の温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度に基づき報告することになっていますが、省令に示された以外の算定方法・排出係数で算定することができます。
そのため、金沢エナジーの都市ガスをご使用になった場合の排出量の算定には、以下の係数をご利用ください。
発熱量:46.0[GJ/千㎥](46.0[MJ/㎥])
CO2排出係数:0.0498[t-CO2/GJ]

■排出量の算定
都市ガス使用に伴うCO2排出量[t-CO2]は、都市ガス使用量[千m3]をもとに、以下のように算定することができます。
都市ガスの使用によるCO2排出量[t-CO2]=46.0[GJ/千㎥]×都市ガス使用量[千㎥]×0.0498[t-CO2/GJ]
ex 1㎥とすると
CO2排出量[kg-CO2]=46x1/1000x0.0498x1000=2.29kg

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圧力なべ 再度挑戦 2022年07月13日

6月、妻が腸を壊して腹痛、下痢が続きました。

何とか消化に良い食材の工夫をしながら献立をしていましたが、
野菜をもっと柔らかくしようと圧力なべを使うことにしました。

何のきっかけだか忘れましたが、2018年8月に買って、
めんどくさくって1回使って、4年放置してしまった。
2人分の調理には十分な一番小型のもの(2.5L)です。



ほとんど使っていなかったので、パッキンや弁など劣化はありませんでした。

大根やニンジンなど根菜はすごく柔らかくなります。
しかも、従来(15分)の半分(6分)のガス使用で、従来より柔らかくなります。

炒めたり、お茶沸かしやソーメンなど圧力なべでできないことはありますが
ガス代も何割か少なくなりそうです。「節ガス」です。

やっぱり、パッキンなど部品の分解掃除など手間はかかりますが、
7/6から使い始めて一週間、毎日使って、慣れてきたので、
今度は使いこなせそうです。

ただ、今までの水加減では、蒸発しないので味が薄くなります。
なので、かなり水を少なくして適量がわかってきました。(350→200程度)
いままで、水を蒸発させるためにガスを使っていたと反省させられました。


■節ガス
経産省が「節ガス」の制度をつくるという。
聞きなれない言葉ですが、ウクライナ情勢を受けたロシア産ガスの輸入途絶などのリスクに備えるらしいです。

個人にできることは風呂の設定温度を変えたりすることですが
最悪、使用を強制的に制限することも検討されています

今回の圧力なべのきっかけは消化のいい煮物をつくるためでしたが
節ガスにもつながるので、継続していきたいと思います。

なんだか、ロシアと戦っているみたいな気になってきました。




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