男の自宅介護

「ミステリと言う勿れ」の名言  2022/1/25

 
新しい年になって、テレビは新ドラマが続出です。
テレビドラマの中で、「ミステリと言う勿れ」が特に名言が多く、惹かれます。

気になった名言

・僕は祖母の意思だと思う。強くて優しい人だったから、死ぬときに見られたくなかったし、見せたくなかった。それは祖母の、猫のプライドと思いやりです」
・「先生や親に『アイツにいじめられたよ』『アイツ病んでるかもしれないから、カウンセリング受けさせてやってよ』って、みんなが簡単に言えるようになればいいと思う」
・真実は一つじゃないですよ。人の数だけある。でも「事実」は1つです。
・なぜ人を殺しちゃいけないのか・・・・戦争ではOKとなる二枚舌で語られるほど適当な話
・人は自然の生き物なので、人がすることが全て自然の範疇だと思います。

■特に気になったセリフ

・単に一人で死んだからって、楽しくて充実した人生だったかもしれないのに失礼ですよ

・メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを、父親の権利だと思い、
日本側の解説者たちは、義務だと思ってる
そこには、天と地ほどの差があるんですよ

・そういう能力って仕事には必要ないんですか?



子育ての名言は介護に似ている。 私に置き換えました。

■妻の介護はやりたくてやっている権利です

私は介護したくてやっているんです。一緒にいたいんです。
私は妻が大好きです。

私は妻のやりたいことを手伝えることを夫の権利だと思い
多くの介護者たちは義務だと思っている
そこには、天と地ほどの差があるんですよ

「かわいそう」「大変ね~」「現状と課題」
他の介護者や研究者とマスコミはやりたくてやっていることが理解できない
なぜなら、自分はそう思ったことがないから、
ムリヤリやらされていると考える
大切な自分の時間を取られたと・・・。

だから「不安」「悩み」「苦しみ」「虐待」「殺人」なんて言葉が出るんじゃないですか
当たり前です。
多くの介護者は自分の不自由を主張していますが、
一番不自由を感じているのは妻です。
問題なのは志を持たないことです。

介護は強制されることではないので、
好きにしたらいいと思います
したことも、しなかったことも、いずれ自分に還ってくるだけなので



-------子育てについてのセリフ-------------
メジャーリーガーや監督は、時々、試合を休むんですよ
アメリカ人のお父さんは、
彼らは立ち合いたいんです
一生に一度の子供の成長の記念日に
行かずにいられるかって感じで
行きたくて行くんです

日本人のお父さんの場合は? 

「…ああ。奥さんがこわいんでしょうねえ…」
彼ら(日本人アナウンサーと解説者)には、
メジャーリーガーが行きたくて行ってることが理解できない
なぜなら、自分はそう思ったことがないから
ムリヤリ行かされてると考える
大切な仕事を休んでまで

メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを、父親の権利だと思い、
日本側の解説者たちは、義務だと思ってる
そこには、天と地ほどの差があるんですよ

だから”参加する”とか”手伝う”なんて言葉が出るんじゃないですか
子供を産んだら女性は変わると言いましたね
当たり前です
ちょっと目を離したら死んでしまう生きものを育てるんです
問題なのは、あなたが一緒に変っていないことです

…でも、それは強制されることではないので、
池本さんの好きにしたらいいと思います
したことも、しなかったことも、いずれ自分に還ってくるだけなので
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■仕事のスキルは介護に役立つ
介護者の研究論文ではネガティブキャンペーンをする。
「男性介護者は仕事のように介護し、データ管理に熱心で変化に柔軟な対応ができない」
「男性介護者は抱え込んで孤立し助けをもとめない。」
「男性介護者は介護生活が破綻しやすいハイリスク集団」

→それって仕事ではできていないんですか?
仕事では問題が起これば、自責で解決策を創造して柔軟に対応する
仕事では根回し(各部署の協力を得て)で、目標を達成する
仕事によりストレス耐力は強い。(よっぽど仕事の方が困難度は高い)
仕事ではお客様や上司に無理難題を言われても暴力(虐待や殺人)はしない。


--------仕事のスキルについてのセリフ--------
察してくれと言われても無理だ。
男っていうのははっきり言われないと対処できない。人の気持ちなどわかってたまるか
→そういう能力って仕事には必要ないんですか?
顧客のニーズを拾い、上司の機嫌を取り、そうやって出世してきた。
→スキルはあるじゃないですか。
何十年も人の気持ちを察して仕事してきたんですよね。
どうして部下や身内に発揮しないんですか。
あなたならほんとは出来る。
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「きっと風呂光さんのことが大好きだったんですね。あなたに死ぬところを見せたくなかったんです。猫の習性ってだけじゃなくて」
「そういうのって猫に限った話じゃないですけどね。うちの母方の祖母も、入院中そばに誰かいつもいたのに一瞬、人がいなくなったのを見計らったように亡くなりました。母は嘆いていたけれど、
僕は祖母の意思だと思う。強くて優しい人だったから、死ぬときに見られたくなかったし、見せたくなかった。それは祖母の、猫のプライドと思いやりです」
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 「どうしていじめられているほうが逃げなきゃならないんでしょう。欧米の一部ではいじめてるほうを『病んでる』と判断するそうです。いじめなきゃいられないほど病んでる。だから隔離してカウンセリングを受けさせて癒やすべきだと考える」
 「でも日本は逆です。いじめられている子に逃げ場を作って何とかしようとする。でも逃げると学校にもいけなくなって損ばかりすることになる。DVもそうだけど、どうして被害者側に逃げさせるんだろう。病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは加害者のほうなのに」
 「先生や親に『アイツにいじめられたよ』『アイツ病んでるかもしれないから、カウンセリング受けさせてやってよ』って、みんなが簡単に言えるようになればいいと思う」
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なぜ人を殺しちゃいけないのか
いけなくはないんだけど、ただ秩序ある平和で安定した社会をつくるために便宜上そうなっているだけです。
人殺しなんて、ひとたび戦争下になれば、いきなりOKってことになるんですよ。
それどころか、たくさん殺した方が褒められるっていう状態になる。
そんな二枚舌で語られるほど適当な話なんですよ。
あなたが今、殺されずに済んでいるのは、ここにいるのが秩序を重んじる側の人たちだからです。
自分たちが殺す側でいたいとか思うなら、また別の話です。
それは単に「人より優位に立ちたい」とか「人を支配したい」とか、つまり「劣等感の裏返し」でしかないからです。
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「人は自然の生き物なので、人がすることが全て自然の範疇だと思います。
人に1から蜂蜜を作れといっても、多分無理でしょう。
植物のように光合成をしろと言われても無理。
そんな神の領域みたいなことを、彼らは自然にやっている。
だとしたら、人間がする発明や革新的技術を生み出すこともまた、自然の中と言えるのでは。だからあなたも、できることでしたい事はしたらいいと思う。
ただ苦しいことを薄めるために、より悪いことを望むのはまずいです。それがどうなっていくのか僕は知っているので。」
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「毎日コツコツ馬鹿みたいに同じことしてストレスが溜まるのよ!
同じ会社で働いていた元彼が、ある日突然”こんな小さな世界でお前らみたいにコツコツ馬鹿みたいにやってらんねー!”と言って大陸に行った。元カレはヒッチハイクして楽しそうな写真まで送り付けてきた」
整「元カレはいかだでも作って大陸に行ったんですか?」
リラ「そんなわけないでしょ!飛行機に決まってるじゃない!」
整「じゃぁその飛行機は誰が動かしていると思ってるんだろう?毎日コツコツ時間を守って働く人がいるから、飛行機が動くんですよ?大陸に行ってからも、そういうことをしてくれる人がいるから生活できたんです。あなたもその1人で、それの何が悲しいですか?
元カレが、山奥で完全自給自足している人でもない限り、話を聞く必要は全くないです。」
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「ここで発生するすべての問題はあなたのせいで起こるんです。あなただけが悪いんです。責任転嫁しないでくださいね」
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----2/1追記 3話----
大丈夫ですかと聞いちゃだめなんですって
相手は大抵、大丈夫ですと答えるから
こういう時は、どうかしましたかと聞くといいそうです
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テレビドラマで「どうして曇っていると天気が悪いっていうんですかね」
雨の日もですけど、ハッとして、なほどな-って





---2/8追記 4話---

---ここ出るらしいよ---
幽霊ですか。僕は見ないので・・・。
-----あの世とか信じないか---
僕は死んだら何もなくなるんだと思っています
眠るのと同じ感じで、ただ夢も見ないし、二度と起きない
何もかもなくなる。辛いのも苦しいのも恨みもなくなる
ちょっと悔しいけどそうだったらいいなと思うし、そうあってほしいです。


■私も死んだら何もなくなるんだ思います。合理的、科学的にそうです。
その方が死に対する恐れはないように思います。
むしろ、「幽霊」「天国」「地獄」「輪廻転生」「あの世」の方が、
そうあってほしいと人間(宗教)が考え出した世界であり
死に対する恐れを生み出しているのはないでしょうか。



---長い闘病生活の末、病気にも負ける--
僕、疑問に思ってました。どうして闘病って言うんだろう
闘うというから勝ち負けがつく・
たとえば、有名人がなくなったときに報道ではこう言います
「病には勝てず、病気には負けて闘病の末力尽きて・・・」

どうして亡くなった人を鞭打つ言葉を無神経に使うのだろう
負けたから死ぬんですか?
勝とうとしたら勝てたのに努力が足りず負けたから死ぬんですか?
そんなことない。僕ならそう言われたくない。

勝ち負けがあるとしたらお医者さんとか医療ですよ
その時点の医療が負けるんです。
患者本人は、あなたが負けるんじゃない
---負けるのは医療か---
戦いじゃない治療なんですから
---病と闘うという気持ちも大事なんだよ。その気持ちも必要な時もある-----
それでも、人は病に負けたから死ぬんじゃないです。
僕はそう思う


■破綻しやすい「ハイリスク集団」
僕、疑問に思ってました
どうして、男性介護者は破綻しやすい「ハイリスク集団」って言うんだろう

たとえば、「男性介護者の現状と課題」と題して報道ではこう言います
男性介護者は家事に不慣れであったり弱音を吐かずに問題を1人で抱え込んだりと孤立する。
続発している介護殺人や虐待の加害者の多くが息子や夫という男性である。

どうして懸命に介護する男性を鞭打つ言葉を無神経に使うのだろう
男性だから介護できなくなる(破綻する)んですか?
男性だから虐待や殺人をするんですか?
そんなことはない。僕ならそう言われたくない。

男だからできる介護、男らしい介護があります
男だから破綻するんじゃないです。




---2/14追記 5話---
スッキリしたほうがよくないですか
ずっとやましい気持ちが残ってるのって
苦しくないですか





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